夏樹歩

名前 夏樹歩
家族構成 父さん(誠二)と母さん(陽子)が。つまり父さんは婿養子みたいなんだ
身長・体重 164。体重は軽いんじゃないかな
年齢 初登場時では15だけど、後に16で固定されちゃったね
生年月日 9月8日
出身校 清風高校
職業 高校生だね
所属・役職 担任は・・・倉科先生(苦笑)
実は社会福祉委員をやっています
おつむの具合 それなり
趣味 夏目のことをいろいろ考えるのが(笑)
特技 特技?う〜ん・・・
好きなもの 和食
メロン
宝物 一つは・・・秋本さんや倉科がくれた想い出。もう一つは、夏目と過ごした日々・・・。
嫌いなもの ゴキブリ・・・
あと、家事一般
大事な人 これは口に出すことは出来ないんだ・・・
 −二人のうち、どっちが大切なの?
ごめん・・・それは・・・(耳打ち)
 −そうなんだ
性格・その他 夏目:元から明るいけど、恋愛が絡むと性格が凶暴になるね
倉科:あぁ。だが、繊細で泣き虫で、優しいところもあるな
容姿 色素の薄い髪の毛と、くりっとした瞳は悩殺的。身体つきは華奢(夏目談)
性癖 ゲイではないが、黒木ほどホモフォビアではない
上下 ネコよりのリバ。
特殊能力 夏目にかかわる人間を片っ端から消してきたらしい

時は経ち(ここで歩の年齢に微妙な矛盾がある)、歩は生まれ変わり、後の恋人となる夏目との出会いを果たす。普通だったら信じられないはずの歩の経歴を夏目はそのまま受け入れ、歩にとって欠くことのできない存在となっていく。その証拠に・・・キスはおろか、少しのエッチまでしまうハメに・・・。それほど夏目が大切だったのだ。ここで歩が攻め気味なのは、当初は攻め受けを逆転させたカップルを作りたい作者の意向があったためである。しかし、歩はそれを拒み、夏目の手に抱かれることを望む・・・。
倉科のことは覚えているくせに、どうしてか見つけることは出来ない。それは作者の都合か、はたまた過去の人間の領域に立ち入るのを神が拒んだのか。歩は高校一年で倉科のことを諦め、切ない夢となってでてくる夏目に恋人になってもらうことを望む。
そして高校一年、運命の時は訪れた。想いつづけた倉科が目の前に現れたのである・・・。もちろん喜んで二人は付き合うことになるが・・・その一方で夏目の時間を奪い去ってしまったことなどに不安を抱き、彼を自由にしようとする。それが大波乱を起こすとは知らずに・・・。
夏目のことを問いただされた歩は、自分の発言が夏目の心をめちゃくちゃにしたことを知り、彼を自分の元に戻そうとし、永い間想いつづけた倉科を振る・・・。ただの罪悪感とは言っているが、夏目のことで精一杯で本当の想いに気付くことができなかった・・・。
しかし、これまた歩の失言で夏目との関係が崩壊。ぼろぼろになった歩は頼ってはいけないと知りながらごく自然に倉科のアパートに足を動かす・・・。倉科はそんな歩を叱咤する。そして・・・倉科は一つの望みを抱き、歩にキスをする。倉科とのキスは嫌ではなかった。しかし・・・押し倒された先にある行為はどうしても受け入れられなかった。もし続ければ夏目を永久に失うことになるから・・・。
今度こそ夏目に本当の想いを告げ、二人は晴れて恋人同士(厳密には親友の延長線だが)となるが、それを察知した倉科に冷やかされることになる。鈍い歩は気付くことはなかった。倉科が無理矢理諦めてしまうことを・・・。
歩は倉科のことを「永遠の親友」と思っている。どんなときにも自分を理解し、寂しいときには側にいてくれ、そして・・・ずっと自分のことを想い続けてくれる人・・・。しかし、それが自分勝手だと思い知らされたのは、夏目と恋人同士になった数日後、倉科からただの教師と生徒の関係になろう(ここで倉科に「最後」のキスをされる)と言われる。しかし、とっさに歩は引き止めた。どうしてそうしたかは、後になって知る・・・。
歩は健気じゃなく、馬鹿なのである。夏目のためなら何でもしてしまうのだ。例え誰が傷ついても・・・。一つできないと言ったら・・・自ら命を絶つこと・・・。夏目のためでなく、倉科のために・・・もうあんな顔をさせたくないから・・・。それでも倉科を傷つける自分を悔やんでいる・・・。

なお、夏樹歩と黒木歩の魂は同一であるが、同人格であるわけではないようだ。黒木歩をうらやんでいる辺り、そう単純ではない。倉科と歩の関係は一体どうなるのだろう。それは神にもわからない・・・。