後藤巌

名前 後藤巌
家族構成 一族が結構いるが、現在は遠い親戚の真琴を引き取っているぞい
身長・体重 172cm。屈強な老人と言われておるな。これでも筋肉はあるが故に、枯れ木ではないぞ
年齢 70代。定年を無視しているとよく言われるよ(苦笑)
生年月日 7/26(しし座)
職業 会社員ぢゃな
所属・役職 (株)後藤商事の会長をやっておる
「二水会」という、後藤グループの社長会があるのじゃが、その世話役をやっておる
趣味 囲碁をほかのジジイとやるのが楽しいのじゃが、暇がないのぉ
特技 居合い。斬られたいか?
わしの瞳はメデューサすら射殺す視線をだせるぞ
好物 とびきり硬い煎餅。バリバリという音がたまらんな
越谷のエプロン姿。なかなかいいぞい
好きな煎餅 醤油味で、海苔がついているやつじゃ。お茶があるといいのぉ
嫌いなもの 定職についていないもの。フリーターが悪いとは言わんがな
大事な人 死んだばーさん・・・(涙)
真琴
性格・その他 格下の企業に買収されそうになったが、彼の手腕でその危機を乗り越える。後藤商事の売上高は14兆くらいで、後藤グループの中核企業。
恐そうに見えて実は温厚で、時代の変化への対応が上手く、本質を見極める能力に優れている・・・とな

名門(ランク的には三大財閥よりははるかに低い)が前身である(政治とは結びつかなかったので辛うじて解体を免れた)、後藤グループの中核企業、後藤商事の会長。会長ではあるが、国内外を精力的に飛び回る、名実共にNO.1 一時期業務悪化のために格下の専門商社にに敵対買収を仕掛けられそうになったときに社長に就任。ポイズン・ピルなどの手法は使わず、選択と集中をして業績を急回復させ、株価を跳ね上げて買収を断念させた。なお、その専門商社にはパックマン・ディフェンスを仕掛けたという、後藤グループのブレイン。

真琴のことは引き取る前から孫のように可愛がっていて、彼の両親が事故死したときには即引き取ることに決めた。もともとそれなりに仲がよかったのだが、祖父と孫の関係を超えるのは無理であることに気づいていて、お友達にふさわしい人を社内から探すことにし、リストアップした結果、越谷と出会うことになる。大事な孫みたいな存在を託すのだから、彼に相当な信頼を抱いていることがわかる・・・。
生粋のビジネスマンであるせいか、年に似合わず柔らかい思考の持ち主で、二人が恋仲になったことを知ったときも、男同士だからという理由で反対はしなかった。
厳ついじいさんみたいな一方で悪戯好きな節もあり、謎の深い老人。

(参考)
後藤商事
売上高(連結):14兆2400億円

後藤グループ
江戸時代の武家が明治時代に炭鉱業に乗り出したことから始まる名門。当時は規模も小さく、政商というのではなかったため、財閥解体は免れ、戦後はエネルギーを中心とする総合商社である後藤商事を中心とする企業グループを結成。製造業に強みを持つ。

(専門的なお話)
三大財閥・・・三井・三菱・住友。それに金融の安田を加えると、四大財閥になる。
財閥解体・・・GHQによって目をつけられた財閥は、侵略戦争を手助けしたなどとして、本社(持ち株会社)を解体し、経営者一族を排除し、株式は市場に放出することとなった。皮肉にも結果的にそれが株式の持合を生み出すことになるが、ここは小説のページである上、長くなるので割愛。知りたいと思う方がいらっしゃれば、連絡ください。
ポイズン・ピル・・・M&A防止策の一つ。買収コストを高くし、買収者に買収を断念させる手法。
パックマン・ディフェンス・・・買収を仕掛けた相手に買収を仕掛けてしまうこと。現在は相手の資産を担保に借金も出来るため、こういうことが可能なのである。