倉科息吹
名前 | 倉科息吹だ |
家族構成 | 父・母・ついでに弟の流菜がいる。一応男だ |
身長・体重 | 182はあるとのことだ。体重?平均。 |
年齢 | 30代。「鎮魂歌」では14という設定だ |
生年月日 | 5月23日 |
出身校 | 清風高校 |
職業 | 教師 |
所属・役職 | 1〜2年を担当している。一応天文部の幽霊顧問をやっているよ(苦笑) |
趣味 | 休みに読書をすることだな あとは、料理(菓子作り) |
特技 | 特技?生徒を操ること 実は簡単なプログラミングならできる |
好きなもの | 美少年 歩:僕のことはどうでもいいの? 晶:俺のことは遊びだったんだな 何、冗談だ。あとは、甘いもの |
嫌いなもの | 蚊。痒いし、耳元で騒がれるのが嫌だ |
宝物 | 黒木歩の遺品であるパジャマ |
大事な人 | 晶だ。素直じゃないけどな 晶:そうは言いながらも、こいつは夏樹も歩さんも大事に思っているよ。俺よりはるかに大切な存在だ。あー・・・実は俺、焼餅焼き?(苦笑) |
性格・その他 | 包み込んでくれるような暖かさを持つ人。自分より他人のことを優先させるためか、いつも笑っていて、哀しくてもその素振りを見せることは少ない 優しいというよりも、臆病なのかもしれない |
容姿 | スタイル抜群。少年時は優しく、爽やかな男だったが、それに大人の色気が追加される。何よりも特徴的なのは瞳で、歩も晶もそれに囚われた。 |
性癖 | バイ |
上下 | 清風では珍しい純粋なタチ |
特殊 | 脱ぐとすごいんです。彼に押し倒されると大変なのです |
二十数年片想いの彼は、歩の前世のときからの親友で、歩の最大の理解者。歩も倉科の事は大事に思っていたようである。それだけ親しいため、倉科は歩に恋心を抱く。しかし、どうしても言えなかった・・・。歩は大の男嫌いだったから・・・。日常茶飯事痴漢にあっていたため、秘めた想いを知れば、歩は自分から離れていくかもしれない・・・それを恐れていた。そのため、告白して失うくらいなら、親友として一生側にいようと誓ったのである・・・。彼はそれで満足だった・・・歩がその話をするまでは。
歩が秋本さんと付き合っている話をしたとき、彼の心は崩れそうだった。自分の立場がなかったのである。だから、反対しようとした。だけど、どうしても出来なかった・・・もし自分が反対すれば、歩が傷つくことくらい分かっていたから。こうやっていつも彼は歩のために想いを殺し続けていた・・・
唯一無二の親友を失ったことは、彼の人生に大きく影響する・・・一時期抜け殻のようになってしまうほどに・・・。それでも何とか復活し、三回忌前日に歩の魂に会う。霊感のない彼に見えたのは、波長が一致したからだろう。それとも・・・執念か。
そこで彼は歩の死の真相を知り、涙をこぼすが、歩に気遣われないよう、すぐに笑う。しかし、歩も倉科の親友。いつも鈍いわけでない。その表情の真意を聞かれた倉科は・・・とうとう胸にため続けた想いを告白する。
意外なことに歩は拒まなかった。倉科だからいいのか、それとも、ずっと好きでいさせたことによる罪悪感からか・・・。しかし、例え生前告白しても、付き合うことは出来なかっただろう。なぜなら、彼は幸せを逃しやすい人という設定があるから。仮に告白したところで、歩は悩むだろう。受け入れるか、親友としてずっと・・・か。その結果、「倉科のため」に、付き合うことになるかもしれない。ただ、倉科はそれに苦痛を覚える。自分を好きで付き合うわけではないから・・・その結果・・・。ってこともありえるし、絶大な信頼をおいていた親友がそういう想いを持っていることに裏切られたと思い、歩は手ひどい言葉で倉科をずたずたにする。まぁ、本音を言うと、倉科と歩には結びついてほしいと言うのがあるが・・・。
まぁ、そんなこんなでもし出会うことができれば付き合うことになる。再び会うまでの間、彼はずっと歩の事を思い続ける。もちろん彼と付き合いたい人は腐るほどいた。しかし、彼は歩以外と付き合う気はなかった・・・。
そして、奇跡的にも歩と再会し、付き合うことになる。だが・・・歩は夏目を選んでしまい、振られることになる。そのため、二人の関係をお終いにしようとしたが、歩は必死に倉科を引き止めたため、本来昇華すべき想いはいまだ彼の心に残っている。
外山晶とは片想い仲間。歩に徹底的に拒まれ、失意のどん底にあったときに、佐野葵から紹介される。最初は興味本位だったが、知っていくたびに惹かれ、付き合うことになる。しかし、彼らが結びついてめでたしというわけにはいかないだろう・・・。それだけ運命の糸は複雑に絡みついているのだから・・・。
結局、例え振られようとも、自分の体の一部となってしまった想いは、もはや消すことは出来ない・・・。それなら・・・