夏目士郎
名前 | 夏目士郎。 |
家族構成 | 父さんと母さんは海外で、他に夫がいます |
身長・体重 | 170代 |
年齢 | 歩と一緒♪ |
生年月日 | 6月3日 |
出身校 | 清風高校 |
職業 | 高校生 |
所属・役職 | 担任は・・・倉科先生(苦笑) 生活委員なんです |
おつむの具合 | 倉科:歩に教えていただけあって、かなりいい |
趣味 | 歩と遊ぶこと 外山をいじめること バスケ |
特技 | スポーツ一般 |
好きなもの | 星空 |
宝物 | ひ・み・つ |
嫌いなもの | 酸っぱいもの |
大事な人 | 歩以外に誰がいるんですか? |
倉科との関係 | え・・・?え?ただの教師と生徒だって。あはは・・・ 倉科:そうだとも。どうして俺とこいつがそういう関係にならなければならない!? -誰もそういう関係を聞いたわけではないんですが |
性格・その他 | 表向きは無害だが、無意識のうちに誘惑する、困った人 |
容姿 | 王子様をちょっと幼くした感じ |
性癖 | 自分をゲイだと思ったことはないな |
上下 | リバ。実は誘い受け大好きだが、歩以外に入れられようとは思わない |
特殊能力 | 王子様モードになると逆らえなくなるとか・・・ |
夏目と歩の出会いは小学校までさかのぼる。隣に引っ越してきたのだ。そんなこともあって、歩の世話をしているうちに、友情以上のものを感じるようになってくる。
それが恋だと感じたのは彼が中学生になってから。別にきっかけはなく、ただ漠然とそれが恋であることを受け入れていた。それを後ろめたいものだとは思っていなかったが、流石に告白はしなかった。ゆっくりと育んでいくつもりだった。
そんな彼に最初の転機が訪れた。歩が、生まれ変わりの存在であること、そして、生まれ変わってまでも会いたいという存在のことを・・・。歩を好きである夏目にとっては胸が引きちぎられるほど辛いものであった。しかし、歩の秘密を知ってしまったため、どうしても幸せになって欲しいという気持ちがそれを上回り、親友として生きていくことを選ぶ。それでも失恋という事実は重く、泣いてしまったが、何とか立ち直ることが出来たのだった。
歩と一緒に行かされる事になった高校の受験を前に、とんでもないことが起こった。父の栄転と共に引越しすることになったのだ。歩の胸で泣き続けた結果、行くことを決めたのだが、歩のわがままによって結局残ることに・・・。
その努力は無駄にはならず、無事高校に合格し、卒業式を迎える。そんな特別な日に二人はちょっとしたエッチをする。キスは夏目がして、体の愛撫は歩のお仕事である。それはいつの間にか始まったものだが、夏目は歩によって全身性感帯人間となってしまう。しかし、歩に対して複雑な想いを抱く夏目は、最後の一線は越えることが出来なかった・・・。
それでも思い詰めた歩によって、倉科が見つからなかったら恋人にしてくれと頼まれる。歩の真摯な想いを受け取った夏目は、希望を胸に抱く。しかし、運命は残酷でしかなかった。歩の想い人、倉科が教師として目の前に現れた。
純粋に応援することを決めた夏目だったが、外山が現れるようになる。彼は夏目に片想いで、夏目が一人になった隙を狙って纏わりつくようになってきた。歩の欠けた寂しさを外山で埋めようとする夏目は、ほんの少し罪悪感を抱くようになる。
そんな日常が続いていたが、夏目にとって、こないことを望んでいた日が来てしまう。歩が自立しようとしたのだ。それは夏目にとって、自分を必要されなくなったのと同じ意味だった。それは夏目の心も体も衰弱させるには十分すぎた・・・。さらに、謝りに来た歩を傷つけてしまい、自分も傷つくことになる。
心がぼろぼろになった夏目は外山に縋る。外山は自分だけを愛してくれる。だからその手をとろうとしたが、どんなに苦しくても好きなのは歩だということを思い知り、手をとるのをやめる。そんな夏目を外山は許してくれたおかげもあってか、歩との想いを確かめ合い、二人は晴れて恋人同士となる・・・。
そもそも夏目は、攻受逆転した存在として作られたはずだった。そして、確かに最初は受けとして活躍していた。しかし、次第に歩に対して攻めになってしまい、何故か倉科に対して受の立場になるようになってきた。ま、そういうものかもしれない。
もともと夏目は歩の理解者として恋愛感情を持たない、またはうやむやにしておくはずだった。しかし、いつの間にか夏目は恋愛感情を持つようになり、歩も夏目に惹かれてしまった。これでは倉科の立場がないのだが、やはりずっと側にいたからお互いが結ばれたのだろう。倉科には申し訳ないが。
一度諦めた手を再び握り締めた時、再び離さないと誓う・・・。