本文へスキップ

Nonsense

つれづれ

気が向いたときに、テキトーなことを書きます。

2015/06/07
ARROWS NX F-04Gに発売日にF-06Eから機種変更しました。一週間少々使ってみて感じていること等を書きます。


■遭遇した事象(不具合?)

・再起動するとYouTubeのアプリケーションが初期化される。
必ず再現するようなので、これは不具合ですね。私はYouTube使ってないので特に困っていません。

・日産ナビCARWINGSでデータ通信できない。
日産ナビ側の動作確認はF-02Gまで行われており、F-06Eでは問題なく使えていました。F-04GもDUN対応ですが、私の環境ではうまくいきません。利用頻度低いのですが、使えないのは困るので、docomoに相談しておきました。Androidが5.0になったことが影響してそうですが、今後のソフト更新で使えるようになるかは不明です。

・気配り着信の設定が通知音に反映されない場合がある
docomoのアプリケーションの通知音では気配り着信が機能しているようです。気配り着信設定画面の通知音量再生確認をタップしても通知音が再生されません。少し動作が怪しいですが、困ることでもありません。

利用していない機能も多数あることを考慮すると、ソフトバグはいろいろありそうです。

docomoのアプリケーションに関しては、十分にデバッグが行われている印象を受けています。また、端末独自仕様で、Android 4.4で問題なく動作していた機能に関しては、5.0でのデバッグが少々不足しているのではないか、という印象を受けています。

ただ、基本的な機能を使う分には、ソフトウェア更新が出るのをゆっくり待てる程度の状態だとは思います。


■虹彩認証に関して

虹彩認証なかなか便利ですが、認証をはやくするにはコツがいるようです。富士通のサイトでも、認証をはやくするための方法が書かれていますが、それを参考に、私が実際に行ったことです。ちなみに、私は、乱視+近視で、かなり度の強い眼鏡を使っています。

虹彩は、「虹彩認証の精度を向上」を行って、直近3つが保存されるようなので、晴れた日の屋外、直射日光の当たらない場所で、裸眼と眼鏡をかけた状態の2パターンを登録、屋内の蛍光灯下で眼鏡をかけた状態を登録しました。

登録時に注意したこととして、画面上に目を合わせる枠が表示されるので、ついそちらを見てしまうのですが、画面は見ないで、右上の虹彩認証用のカメラを直視するようにします。

ロックを解除するときも、画面ではなくカメラを直視するようにします。これで、認証がずいぶんはやくできるようになりました。

虹彩と指紋、どちらが便利かということですが、指紋は、手が濡れていると使えませんでしたが、画面を見なくてもロック解除できたとか、虹彩は、赤外線を使っているので、直射日光下は苦手とか、ひょっとしたら冬のストーブの側も苦手かもしれないとか、何より、端末を見ずにロック解除は不可能とか、そんな感じでしょうか。

ですので、その人の使い方によるところが大きいですが、虹彩認証のコツをつかんで、はやくできるようになれば、基本的には指紋より便利だと思います。


■発熱とバッテリーライフに関して

採用されているSoC(Snapdragon 810)が4Gモデム内蔵ということで、4Gになりモデムの機能が増えたこと、CPUがARMのIPそのままのコアであること等、SoCの消費電力が高くなりそうな要素が複数あります。

モデムが外付けか内蔵かということに関しては、内蔵のほうが端末全体の消費電力にメリットがあります。

SoCが多機能・高機能になったぶん、消費電力も増えており、発熱するということになりますが、機能を維持して消費電力を抑えるのは、今のSoCの発熱を抑えたバージョンがあるとかいうことではなく、次のSoCでどうなるかという感じだと思います。

docomoサイト掲載の実使用時間を見てもわかるとおり、端末全体の消費電力が増えているので発熱量も多くなっていますが、放熱も工夫されているようですので、発熱で動作制限がかかるかは、カバーの使用状況や、充電しながら使うかということになってきそうです。

夏モデルで、これまで3.9Gだったのが正式に4G対応ということだと思いますし、big.LITTLEのオクタコアとか、64bit対応とか、変化が大きく、単純に過去モデルと比較できません。

また、この変化が大きいのは他の端末も同様ですので、SoCだけを見た場合、他のメーカーの端末も、夏モデルは同様の課題を抱えていることになります。液晶等、その他周辺機器の消費電力を抑え、端末全体の消費電力を抑えるというのは、各メーカーの特色ということだと思います。

F-06Eからの機種変更の場合ですが、docomoサイト掲載の実使用時間は、条件が少し変わっているようですが、F-06Eと近い値が記載されており、実際に使った感じでも、F-06Eと同等という印象です。

ただ、同じことをしても、F-04Gのほうが短時間で済む場合が多いので、F-04Gのほうが若干バッテリーライフが良いと感じています。使い方によるところが大きいので誰もがというわけにはいきませんが、F-06Eに満足している方で、F-06Eと同等のバッテリーライフで良いという方ならば、F-04Gのバッテリーライフに特に不満を持つこともないと思います。


■Transfer Jet使ってみました

せっかく新機能として搭載されているので、Transfer Jetを使ってみました。

カメラで撮影し写真をPCに移すのに、キャップレス防水のUSBコネクタでないので、頻繁に開閉していると、USBやSD、SIMの部分のキャップが劣化しないかという不安があります。

WiFi経由という方法もあるのですが、Transfer Jetのほうが簡単かなと思い、PC用のUSBアダプタを購入して使ってみました。

実際に使ってみた感想ですが、なかなか便利と感じてます。数枚の写真なら数秒でPCにコピーできますし、キャップを開けてUSB接続してとか、WiFi繋いでバックアップ用のアプリケーション使ってというより、ギャラリーで写真を選択して転送するだけなので、簡単に使えて良いと感じています。

残念なのは、やはりAndroidからPCへのアップロードということになるので、写真ファイルのタイムスタンプが変わってしまうことですが、F6Exif等のツールでタイムスタンプを復元してあげれば問題ありません。


■全体的に

夏モデルまだ出そろっていないので発売されないとわかりませんが、全体として4G対応や64bit対応等、大きく変わっているので、ある程度のバグはメーカーにかかわらずあると思います。

とりわけ、F-04Gは、新しい機能を多く増やしている端末になりますので、夏モデル内で比較すると、バグの多い端末になるかもしれません。それでも、F-06E程度には安定していると感じていますので、その程度でよしとするかどうかということになってくるかと思います。

今の夏モデルのタイミングで機種変更したいけど、冬モデルよりバッテリーライフが短くなっていることや、発熱・不具合の評判が気になるということでしたら、既発売の冬モデルを積極的に候補にするのが良いと思われます。

機種変更のタイミングは特に決まっていないということであれば、夏モデル全部出そろって、ソフト更新も出始めるのを待つというのもありますし、次の冬モデルを待つという選択もあります。

ただ、次の冬モデルで、今の夏モデルの課題が解決されるかはわかりません。クアルコムの新しいSoCということになると、来年の夏モデルにならないと、今の夏モデルの課題が、大きく改善されることはないのではと思います。

私みたいに、少々の不具合があっても、新しい機能をいち早く使ってみたいという人には、F-04Gはとても面白い端末ですよ。F-10Dの時みたいに、使い物にならないと思うこともありませし…。




ナビゲーション

Nonsense