ARROWS NX F-04Gのソフトウェア更新が6/10にリリースされました。
内容は、
・使用状況により電池の減りが早くなる場合がある。
・端末を再起動するとYouTubeアプリが初期バージョンになる場合がある。
ということのようです。
docomoサイト掲載内容は、相変わらずの微妙な表現で、その他にも修正項目があるようにも読める内容になっていますが、今回の更新は、その他はそれほど含まれていないのではないかと思います。
電池の減りが早くなる場合があるというのは、私の端末でも、機種変更初日あたりは特に、メディアサーバープロセスが暴走している感じがありましたので、そのあたりの修正だと思います。
メディアサーバーに関しては、影響範囲が広いと思われますので、これを改善するだけで、他の事象も改善される可能性があります。
ネットでは、HCE関連のプロセスの動作が怪しいというのも見かけるのですが、おそらくHCE関連の修正は今回の更新には入っていないのではないかと思います。
私は、F-10Dを使っているときにHCE関連のプロセスのリソース消費量がけっこう大きいということがわかったので、その後使用した、F-06Eでも、そして今のF-04Gでも、HCE関連で負荷の大きそうな機能はOFFにするようにしています。
「あわせるローテーション」はリソース消費が激しいようですので、特に必要なければOFFにしておいたほうが良いようです。
YouTubeアプリが初期化される不具合は、私はYouTubeを使っていないので特に困らないかと思いつつも、端末再起動するたびに、更新が必要なアプリに入ってくるのは少々困りものなので、改善されて一安心という感じです。
これも、何が原因だったのかよくわかりませんが、影響範囲が広そうな気がします。
その他、発売後実際に使ってみて、様々な事象があると思われますが、今回のソフトウェア更新は、リリースのタイミングから考えて、発売前から開発していたものと思われます。
ですので、発売後にdocomoに寄せられた事象で、今回明示されている不具合以外は今後の対応になるかと思われます。
明らかにされた不具合内容に関して、すべての個体が対象になっていないような表現になっているのは、ソフトウェア更新リリースまでに発売された端末において、ソフトウェアバージョンの表記が同じでも、不具合修正の入ったソフトウェアが書き込まれている端末もあったのではないかと思ってしまいます。
もしくは、docomoのアプリの利用状況によっては、YouTubeアプリの初期化は発生しなかったのでしょうか…。
いずれにしても、不具合に関して詳細情報を公開してくれないので、よくわからないです。
私は、F-04Gを予約して購入したのですが、予約時から、発売と同時にソフトウェア更新が出るのではないかと思っていました。
結局、発売と同時にソフトウェア更新ということはなかったのですが、今回のソフトウェア更新は、ほぼそれにあたるものではないかと思います。
ですので、実際にある程度のユーザーが使ってみて、出てきたバグへの対応というのはもうしばらく先になるかと思われます。
私の遭遇した事象も、YouTube以外は、改善されていませんので、まぁ、気長に待とうと思います。もちろん、待っても改善されない可能性も十分にあります。