先日ノートン製品の更新版がリリースされ、ノートンインターネットセキュリティもバージョン22.5.4になりました。
これは、通常のライブアップデート実行で適用される更新で、Windows 10関係の不具合修正がメインのようです。
Windows 10環境にしてから、Windows 8.1の時よりもNISが重いと感じることが増えていましたが、今回の更新でInternet Explorerでの一部のサイト表示が著しく遅くなってしまいました。
Windows 10でInternet Explorerを利用しているPCが複数台あるのですが、全てで著しく遅くなったわけではなく、メインで使っているノートPCが遅くなってしまいました。
メインで使っているPCで遅いのは困るので、PCメーカーのサポートに問い合わせてみたのですが、Internet ExplorerでNorton Toolbarを無効にすると、一部のサイト表示が著しく遅くなる現象を回避できることがわかりました。
他には、インターネットセキュリティの再インストールやPCのリカバリも試してみたのですが、結果変わらずでした。
Norton Toolbarを無効にするとIDセーフも使えないので、いろいろなサイトでのログインが面倒だったりします。
ただ、Norton Toolbarを無効にしておかないと遅いので、Internet Explorerの自動入力機能で入力してくれるサイトはそちらを使うようにしています。
表示に著しく時間がかかってしまうサイトに共通しているのはバナー広告が多いということなのですが、バナー広告経由の攻撃が増えていることもあり、その対策を強化した結果、動作が遅くなってしまっているのかもしれません。
また、Windows 10対応がなかなか難しいという部分があるのかもしれません。
以前からNISが重いという話はありましたが、今回の更新でまた一段と重くなった感じがしています。
ただ、他のセキュリティソフトへの乗り換えを考えるかというと、やはりノートン製品が気に入っていますので、今後の更新で軽くなることを期待している状態です。