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Nonsense

つれづれ

気が向いたときに、テキトーなことを書いています。

2016/01/21
2015年10月の頭にリリースされたノートンインターネットセキュリティの22.5.4では、私の所有しているPCの一つ(NECの2013年夏モデルノートPCでWindows 10にアップグレードしたもの)で、ノートンツールバー有効時Internet Explorerで一部サイトの表示が著しく遅くなってしまうという事象が出てしまっていました。

この事象は、22.5.5にバージョンが上がっても改善されませんでした。

ノートンツールバーを無効にすることで、サイト表示が著しく遅くなってしまう症状は、ほぼ回避できていたのですが、年末あたりからノートンツールバーを無効にしていても遅いと感じるサイトが出てきてしまいました。

そのようなわけで、さすがに耐えかねて、シマンテックのチャットサポートに問い合わせをしてみました。

リモートで入ってもらって、症状を確認してもらい、シマンテック製品の完全削除、ノートンインターネットセキュリティの再インストールを試すも改善せず、PCの設定も少し見てもらいました。

その結果、電源プランの設定をECO設定にしているためCPUの動作速度が制限されており、そのためにノートン製品の動作速度が遅くなっていると言われました。

実際、電源プランの設定内のCPUの動作速度を制限している設定を変更することで、ノートン製品とブラウザの動作速度が改善されました。

具体的には、「電源オプション」→「プラン設定の編集」→「詳細な電源設定の変更」で出てくるダイアログボックスで、「プロセッサの電源管理」→「最小のプロセッサの状態」の項目が5%に設定されていたのを100%に変更しました。

また、「プロセッサの電源管理」→「システムの冷却ポリシー」をパッシブからアクティブに変更しました。

事象が出ていたPCはノートPCでしたので、「バッテリ駆動」と「電源に接続」がありましたが、「バッテリ駆動」のほうは5%・パッシブのままに、「電源に接続」のほうを100%・アクティブに変更しました。

電源オプションの詳細設定の中には、他にもブラウザの動作速度に関わりそうな項目があるのですが、それらはすでに最大の設定にしてありましたので、変更しませんでした。

この設定変更で、電源に接続時は十分許容できるレベルまで動作速度が改善されましたので、とりあえずよしとしておきました。

しかし、所有している他のハードウェアスペックの低いPCでは、このような設定変更をしなくてもノートン製品やブラウザの動作が異常に遅くなるというようなことは起きていませんし、設定変更した状態でも他のハードウェアスペックの低いPCよりまだ遅いと感じており、何か納得できない部分もあります。

ただ、事象が出たPCで採用されているCPUの仕様、Windows 10の仕様、メーカー製ソフト等の関係で、特別省エネ機能が働く組み合わせになっているPCなのかとも思っています。

また、驚異が多様化している中、セキュリティソフトが重くなっていくのも仕方ない部分もあるかとも思っています。

CPUをフルに使うように設定を変更しましたので、以前に比べ冷却ファンが頻繁に動作するようになりうるさいということもあるのですが、サイト表示が著しく遅くなってしまうよりはましですので、仕方ないかと思っています。







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