先日、認知症で介護認定を受けている祖母の寝室にエアコンを設置しました。
エアコンを使うにあたり、その寝室の温湿度を別の部屋にいながらモニターしたいと思い、なにか良い温湿度計はないかと探してみました。
そこで見つけたのが、シチズンの「コードレス温湿度計(簡易熱中症指標表示付き) THD501」です。
実際の使用ですが、親機・子機ともに田舎らしい木造家屋の1階で、親機はリビングに、子機は祖母の寝室に置いています。
親機と子機の間の距離は12m程度で、間に一部屋あるために電波は建具を2枚超える感じになっていますが、全く問題なく電波は届いているようです。
カタログでは、見通しで約30mということになっており、家は無線LANの電波も飛びにくい建物ですので、遮蔽物があるとどうかと不安だったのですが、思っていたよりしっかりと電波は飛ぶようです。
10日ほど使用していて、特に動作がおかしいということはありませんし、電波もしっかりと飛ぶようで、この製品を購入する際、若干高いかと思ったのですが、そのぶんしっかりとしたつくりの製品になっていると感じています。
今まで、祖母の寝室には安全やその他いろいろ考えた結果、暖房器具は設置せず、電気毛布のみの使用でなんとかやり過ごしてきたのですが、寒いと訴える頻度が増えてきたために部屋自体を暖める必要があると思い、エアコンの設置に踏み切りました。
ただ、エアコンで暖房を行うと室内が乾燥するということもあり、風邪予防のために温度だけでなく湿度も管理する必要があると考え、昼間過ごすリビングと寝室の環境を比較できるようなものが良いと思いました。
実際にエアコンで暖房を使ってみて、やはり少し加湿する必要があるのかと考えたりしているところです。
この温湿度計ですが、簡易熱中症指標表示が付いており、夏場は温湿度管理の目安がよりわかりやすくなっていますので、夏場も活躍してくれそうです。
温湿度計の子機は、屋外に設置しても良いつくりになっていますが、今のところ屋外での使用は考えていません。
ただ、実際に使ってみて想像以上に便利と感じましたので、今後屋外の温湿度モニター用にも導入しようかと検討しています。