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Nonsense

つれづれ

気が向いたときに、テキトーなことを書きます。

2016/07/31
先日、7月25日にARROWS NX F-04GをAndroid 6.0にバージョンアップするソフトウェア更新がリリースされました。

その日のうちに更新を行いましたので、数日使ってみての感想です。


まず、多くの方が期待しているのではないかと思われるバッテリーライフに関してです。

Android 6.0では、バッテリーライフを改善させる機能が搭載されているということで、OSのバージョンアップでバッテリーライフが改善されるのではないかという話がありました。

実際に使ってみた印象では、使い方によっては大差ないという印象です。

これは、そもそも、スマートフォンのバッテリーライフは使い方次第で大きく異なる、ということではなく、バージョンアップ前とバージョンアップ後で、同じことを行っていても、バッテリーライフが改善していると感じるものと、変わらないと感じるものがあるということです。

ただ、一部にしろバッテリーライフが改善していると感じられるものがあるといことは、全体としてはバッテリーライフが改善しているということだと思います。

個人的な印象としては、もともとバッテリー消費が激しいゲームアプリ等をプレイできる時間が延びるというよりも、画面消灯中もバックグラウンドで動作してバッテリーを消費しているようなアプリのバッテリー消費が減っているというような印象です。

Android 6.0で搭載されてバッテリーライフを改善させる機能が、スリープ時のバッテリー消費を抑えるという機能ですので、その効果が出ているということかと思います。


OSのバージョンアップということで、機能追加や仕様変更ということがいろいろあるのだろうとは思うのですが、それほどスマートフォンを活用しているわけではありませんので、どれだけの変更があったというのは、なかなかわかりません。

虹彩認証にかかる時間や、カメラの起動にかかる時間等、全体的に様々な動作が軽快になっていると感じており好印象ではあります。

ただ、バージョンアップ前より遅くなってしまっていると感じる部分もあり、そのあたりは、1年以上使用した状態からの更新でクリーンな状態ではなかったことが原因なのか、そういうものなのかということはよくわかりません。


今回の更新で個人的にとても嬉しかったのは、日産ナビCARWINGSでデータ通信できるようになったということです。

F-04Gの前に使用していたF-06Eでは、MOPナビのソフト更新を経て、安定してデータ通信ができるようになっていました。

F-04GはBluetoothのDUNプロファイル対応ということで、たぶん大丈夫だろうと機種変更したのですが、結果は使えないということになってしまい、ソフト更新で改善されるのを待っていました。

Bluetooth DUNのアプリを別に入れることで、データ通信ができるようになったというような情報もネット上で見かけてはいたのですが、情報が出ていたアプリが有料であったことや、他社のナビにおいてアプリのバージョンアップで繋がらなくなったというようなコメントも出ていたこと、CARWINGSの機能をそれほど使わないこと等あって、DUNのアプリを使ってみるということはしていませんでした。

今回の更新で、F-04G内臓のBluetoothのDUNプロファイルを使って、ナビのデータ通信ができるようになりましたので、1年と2か月ぶりくらいにCARWINGSの機能を使ってみています。

安定して動作しているというわけではなさそうなのですが、何とか使える程度には動いているようです。


今回の更新で個人的に残念だったのは、標準ブラウザで正常に動作しないサイトが出てきてしまったことです。

可能な限りアプリは入れずにブラウザで済ますというような使い方をしており、ゲームもアプリゲームはせずにブラウザで動くゲームしかやっておらず、スマートフォンで一番使っているアプリはブラウザという状況です。

標準ブラウザのクイックコントロールがお気に入りで、Googleが標準ブラウザの開発を終了したもののF-04Gでは標準ブラウザが入っていたので、それを使い続けてきました。

しかし今回の更新で、標準ブラウザでは正常に動作しないサイトが複数出てきてしまったために、使用するブラウザをChromeに変更しました。

以前から、Chromeのほうが動作が速いというはなしは知っていたのですが、標準ブラウザのクイックコントロールが使いやすいと思っており、Chromeを使うことは基本的にありませんでした。

今回、Chromeを主として使うようになり、ブラウザアプリの実装を考えれば当然のことなのですが、確かに標準ブラウザより動作が速いということを感じており、ブラウザを変えたメリットではあります。


その他にも、今回の更新には、多くの細々としたバグの修正も入っているようで、以前、おかしいと感じていた動作が改善されていたりします。

一方、OSのバージョンアップということもあり、変更点が多いので仕方ないことと思いますが、以前はなかったようなおかしな動作をするという場合もあります。

ただ、今のところ、良い方向に変わったと感じることのほうが多く、今回のAndroid 6.0にバージョンアップするソフトウェア更新は、よく作られているのではないかと感じています。




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