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2003年 9月8日〜9月14日

8日
 今日のトレーニングでは、鶴見川の土手経由で横浜国際総合競技場までジョギングしました。ここは、去年の6月サッカーのワールドカップ決勝が行われた舞台ですが、そのサブ・トラックにはこれまでも来た事がありました。

 しかし、今日は本競技場の方がオープンになっていました。個人利用が可能な日は、そんなに多くないので、ちょっとラッキーでした。中に足を踏み入れたバレーボール選手達は、「おーーーーー!」と声を上げていました。「やっぱり競技場はでかーーい!」



 こんなでかい競技場をいっぱいできるスポーツがあるって素晴らしいことですよね。我々も、バレーボール人気の復活を目指して頑張りたいと思いました!

9日
 アメリカに留学されているある知人から、久しぶりのメールをいただきました。僕の写真をどこかで見られたらしく、「ピースをして写った○○な岩崎さんを見て・・・」とそのメールには書いてありました。

 アメリカに留学されている方々からのメールは、現在の向こうの状況や、最新情報が伝わってきていつも楽しみにしています。今回も、しばらくぶりの方からの連絡だったのでとても嬉しかったのですが、そのピースをして写った写真に心当たりがありませんでした。

 で、今日、その出どころが分ってびっくりしてしまいました。なんとアメリカから届いたばかりのNATAニュースと言う雑誌の中にあったのです。

 この雑誌は、NATAというアメリカのトレーナー協会が毎月発行していて、会員になると送られてくるものです。今回の特集は、6月にセントルイスで行われた年次総会で、たくさんのスナップ写真が紹介されていました。今年の大会では、僕がすごくお世話になっていたボブ・ビートン氏や、日本でもなじみの深いボブ・ムーア博士が殿堂入りの表彰を受け、その時の写真も掲載されていました。

 で、あまり記事は読まずにそれらの写真を見るべくペラペラとページをめくっていてビックリ!半袖半パンで胸にゼッケン255をつけ、5kmのマラソンを走り終わった直後、カメラを向けられたことに気付いたオヤジが苦しい笑顔でピースをしているではありませんか!学会期間中に行われたイベントの一つ、5kmの「ファンラン」からのスナップ写真です。

 尊敬する諸先輩方と同じ雑誌に載ったのは嬉しいのですが、ちょっと複雑な心境のオヤジでした。

10日
 このところ、右のお尻が痛くて苦しんでいます。たぶん小机競技場で調子に乗って走り幅跳びをして以来だと思うのですが、だとすると2週間もずっと痛いことになります。

 そんなことってあるかな〜と考えながら、同年代の人が四十肩とかいって原因不明の肩の痛みを長く引きずっている姿をみると、やっぱり治り難い年齢に突入したのかとも思ってしまいます。

 選手とは違って痛がりの根性なしのオヤジは、この痛みが他に原因があるのかと不安にもなっています。なんかいやな病気だったらどうしよう・・・なんて。

 そう言えば、1985年に帰国した頃、「被害妄想者のための応急処置法」なんて本を翻訳しようと企画したことがありました。その本の中では、些細なことをとっても大袈裟に解釈し、やれ「ガンだ!」「ウイルスだ!」「エイズだ!」と大騒ぎし、いつも最悪ばかりを考えて、予防、対策、救急処置法を考えておこうと言うものでした。当時の僕は、傑作な本だと思い、これなら売れると確信して出版社に持ち込んだのですが、瞬時に却下でした。

 SARSや院内感染、医療ミスなどが毎日のように取り沙汰される今のご時世なら、この企画、通るかなと痛むお尻を撫ぜながら思うオヤジでした。

11日
12日
13日
 サマーリーグの決勝大会が秦野で行われました。今日の赤ロケは、デンソーさんと戦い2−3で敗れ、午後には日立佐和さんと戦って3−0で勝ちました。

 いやいや本当に勝つって大変なことだと思いました。もちろん気持ちは、「全勝だ!」って高めて臨んでいる大会ですが、技術や体力、そして戦術だけでは勝負に勝つことができないことを若手の選手達は改めて痛感したのではないでしょうか?

 同時に、「勝ち負け」は、何かの裏と表のように正反対のように見えて、実は、紙一重だと言うことも再認識できたのではないでしょうか?実際、今回の大会には、仁木選手、大友選手、松崎選手などVリーグで活躍した選手達も出ていたのですが、彼女らは彼女らで何かを感じたと思います。

 明日は、現在、2連勝中のシーガルズさんとの対戦ですが、勝負以前に「自分との戦いに克って欲しい」と思います。頑張れ!若ロケ!

14日
 シーガルズさんとは、毎セット、流れやチャンスがあったのにも拘らず、それをつかみ切れず、結局0−3で負けてしまいました。さすがにショックでしたが、逆に考えると、ものすごく勉強になりました。

 横浜に戻ってからのミーティングでも、それぞれの選手が反省点を理解しているようでしたし、前向きな姿勢が見えていたので、Vリーグ連覇に向けてのスタートが切れるのではないかと、何か伝わってくるものがありました。僕はとっても普通のオヤジなので普通に落ち込んでいましたが、もっと辛い思いをした選手たちが、必死で気持ちを切り替えようとしている姿に「プチ感動」をしてしまいました。

 やっぱ、このチームのトレーナーで良かったな・・・なんて思ったオヤジでした。

 さて帰宅したら、家族は近所のお宅でバーベキュー中でした。妻もママさんバレーで大汗をかいてきたらしいのですが、ここではチャキチャキ動いていました。オヤジは、何だかバタンキューしたい気分で帰ってきたのですが、その場の雰囲気でまた元気になってしまいました。

 とっても美味しい椎茸やお肉をいただきながら、美しいものや美味しいものは、やっぱり人を元気にしてくれるんだなあ・・・としみじみ思うオヤジでした。(しかし、地べたに座っていたら、立とうとした時に足が攣りかけてしまいました:涙)


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