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2004年 2月2日〜2月8日

2日
 やっぱりドキドキしますよね。終わってしまったことは、どんだけ悔やんでもどうしようもないわけですから、前向きに考えたいわけです。しかし、今季初の2連敗を喫してショックな所に、5位で追い上げてきているシーガルズさんが、2連勝をして1勝差まで詰めて来ている状況!しかも、今週末が直接対決になり、勝てば2勝差になるものの、負ければ同率になると言う現実。もう一つ付け加えるなら、今季のシーガルズさんとの第一戦は、負けていると言う事実!やっぱり、普通のオヤジにはいっぱいいっぱいの現実に、心臓がいつもより少し強く打っているような感覚があって・・・ドキドキしますよね。まさに「落ち込んでいる暇なんかない」って感じ!

 この状況の中で選手は、そして監督は、コーチは、何を考え何を学ぶんだろうと考えてしまうわけです。もちろんトレーナーは学びました。一言で言えば「泰然自若」の精神。分りやすく言えば、どんな状況下でも落ち着いて自分の役割をすること。具体的には、選手を信じ自分の仕事を全うすること!でも、その感じは、こうして書いてみても何かが違うんですよ。だからもう一つ思うのは、「世の中には筆舌に尽くし難い感覚がたくさんあること」かも(笑)。

 未来に何が起きるか「信じる」ことは、できません。でも人を信じること、特に自分を信じることは出来るわけです。だから確信を持って「自分を信じる」ことができるように「仲間を信じる」ことができたら、とりあえず与えられた命題に向けて前向きに進んでいるような気がします。今の状況の中で、何かに懸命になっていることこそが大事なのではないかと・・・思うわけです。勝ち負け以上に大事なことではないかと・・・。

 ちょっと誰か哲学の本、持ってきて!・・・限界を感じるオヤジでした。

3日
 実は、僕は大学で講義をしていました。実質的には去年の秋からの講座でコンディショニング論を担当しました。学生さんに伺うと選択教科である上に、誰も将来、資格取得などを前提としているわけではないとのお話でした。ならば、別に教科書通りに講義を進める必要はないわけ?ですよね。一応、基礎の基礎は教えながらも、「面白い話」や「役に立つ話」をいっぱい入れて「ためになる講義」を目指しました!

 今日は、その講義を受講してくれた学生さんたちの評価を大学に提出して来ました。大学は丁度受験日で、びっくりするくらいたくさんの若者達が大学の周りにいました。いや〜青春だなあ〜。なんて不謹慎ですね。僕の掲示板にもたくさんの受験生の皆さんが来られていますが、皆、本当に頑張っているんだなあ〜って感じでした。

 さて話は戻って、僕の講義では試験と言うよりもエッセイのような小論文を提出してもらいました。その中で、講義の感想を書いて下さった方々が数名いらっしゃいました。その中の更に数名の方が、「寝ないで聴けた」とおっしゃっていました。これって喜んでいいのやら、悲しむ現実なのか・・・。最高学府と言われた大学の学生さんが、講義中に「寝る」のが普通になっていたらちょっと「やばい」かも!なんて偉そうな事を考えていたら、自分の学生時代のことを思い出してしまいました。

 早朝練習があった日は、やっぱり居眠りしてたかも・・・。エッサッサの訓練があったときも、やっぱり居眠りしていたかも!学生さんは大変なんだー!頑張れ!日本の大学生。そして講師は、眠たくならない講義をいたしましょう!(来期からは辞退する予定のオヤジ先生でした)

4日
5日
 いよいよ移動です。今回の岡山シリーズでは、順位争いが激烈になっているシーガルズさん、そして昨シーズンの決勝戦で戦った武富士さんとの対戦です。ウルトラドッキドッキの状況で強豪チームと戦うわけですから、考えるだけで気合が入ってくるような感じです。

 思えば10数年前、レギュラーラウンドで3勝11敗となり、入れ替え戦に出たことがあります。福島県の二本松での2連戦の対戦相手はなんと系列会社であるNEC関西さんでした。その入れ替え戦に向う道中も偉くドキドキしていた記憶があります。レギュラーラウンドが悪かったのは、複数の怪我人が出たこともあったのですが、入れ替え戦にはレギュラーメンバーが全員揃い、準備万端の状態になっていたのです。しかし、それでもドキドキ、ドキドキ・・・。あの時の緊張感は、忘れません。

 他のことに意識が入っている時は、別に平気なのですが、週末の試合のことを考えると、何だかドキドキ!選手を信じ、チームを信じているのに、ドキドキ、ドキドキ、「考えないようにしよっと」と思い、別のことを考えるのですが、はっと気付くとまた試合のことを考えていて、ドキドキ、ドキドキ。ひょっとしてこのドキドキ感が好きなのか〜!と自分を疑うオヤジでした。

6日
倉敷の街並み?



 偶然見つけた「パワーストーン」を売っているお店でみてもらったら、僕の石はアメシストだと教えていただきました。紫水晶とも言うらしいのですが、ついつい買ってしまいました。こういう物を買うのは、「オヤジ化」ではありませんよね(笑)。

7日
 シーガルズさんとの直接対決がここまで大きな意味を持つことになるとは、開幕前には思いもよらないことでした。月曜日の日記にも書きましたが、やっぱり試合のことを考えるとドキドキするような状況で遂に当日を迎えました。

 総社市のきびじアリーナは、フロアがとっても広い体育館でしたが、席が並べられただけの設営で物凄くたくさんのファンの方々に包み込まれたような状況になってしまいました。

 試合内容の詳細や、データは公式ページにお任せしますが、僕としては1月11日関市の武富士戦で怪我をした仁木選手がこの試合に復帰、大活躍してくれたことが最高に嬉しかったです。もちろん、全員がヒロインです!



 今回は、いつもと違うメンバーの勝利写真を!

8日
 武富士さんとの一戦も4強入りをかけた戦いとなり、赤ロケにとってとっても重要な試合になりました。新聞では、既にパイオニアさん、東レさん、久光さんの4強入りが決定したことが書いてありましたが、今日勝てば赤ロケも確定するという状況で、昨年の決勝戦と同じ対戦となってしまいました!

 ロシアの大エース・アルタモノア選手が元気だった1セット目はもつれにもつれてデュースの末、落としてしまいましたが、2セット目以降は、NECらしさが戻り、3−1で勝つことができました。本当に良かった!っす!



 この写真は、画像日記のものとは違い、○コさんのカメラで撮った物!皆、勝手なポーズを取っているかも!

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