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2004年5月17日〜5月23日

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 女子の五輪最終予選(OQT)が終わったので、日本バレーボール協会(JVA)に有田沙織選手の経過報告に行きました。有田選手の怪我については、我々、現場の人間としては守秘義務があるので詳細を述べないでいたのですが、テレビでは怪我をした瞬間の映像と共に報道されてしまいました。他の日の日記にも書きましたが、リハビリ中の有田選手からのメールが励みになったとコメントした選手もいたりして、有田選手の怪我も「有名」になってしまいました。

 JVAでは、回復が順調であることを豊田専務理事をはじめ関係者の皆様にご報告申し上げ、帰ろうとしたら、そこに柳本さんが来られました。ふいの出来事にオヤジは、ついつい普通に「おはようございます」と言ってしまいました。

 別にそれは悪いことではないと思うのですが、それが聞き取れたのかどうか、柳本さんは「ありがとうございます」とはっきりおっしゃいました。僕は、「おはようございます」と言ったのですが、たぶんその朝、協会にいた僕以外の全ての人が「おめでとうございます」と言ってたのでしょう!いや、もっと言うなら、協会に来る前に立ち寄ってきたテレビ局でもそうだったに違いありません。

 最初のご挨拶がかみ合わなかったことについつい笑いながら、「有田は元気です」と監督にも報告したオヤジでした!

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 先週は、中距離をゆっくりのペースでも走れなかったことにショックを受けて日記に書きましたが、ここ4週間、ウエイトトレーニングをちゃんとしていないことも気になっていました。そして久しぶりにバーベルを持ってきて「愕然・・・」本当に愕然ってこういう感じなんだろうなって思っちゃいました。

 トレーニングの原則の中で一番大事なのが「継続性」だと言い続けてきました。その張本人が継続しなかったらどうなるかを身を持って体験してしまいました。これからは、もっと熱く継続性の大切さを語れそうな気がします。「トレーニングは、やってなかったら落ちるなんてもんじゃあないほど落ちるぞーっ」て!

 Xリーグの期間中などは、できないと言っても週一のペースでは負荷をかけているし、遠征先などで補強運動もしています。腕立て伏せをしておくだけでも、ある程度の筋力を維持することができることを体験しています。92年のバルセロナオリンピックの時には、どんなに仕事が遅くなっても寝る前に補強をしていました!

 最近は、ジョギングだけは何とか継続しながらも、ウエイトを全くしていなかった自分が悪いのですが、サボっていたらとんでもないことになってしまいました。どの程度、落ちてしまったかはネットでは公表したくありませんが、しばらくの間、オヤジは筋力回復のためのプチ・チャレンジをすることにしたのでした!

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 アメリカでは良く見かける車に乗ったままで入れる洗車機にチャレンジしました。このタイプの洗車機は、昔は良く田舎の方に行くと見かけていたのでオヤジにとっては珍しくなかったのですが、たまたま同乗していた選手が、「怖そう!」って言ったので、勝手にリクエストされたと拡大解釈して大サービスをしたのでした。

 「箸が転がっても受ける」年代の選手でしたので、洗車機のトンネルに入っただけでも「キャー、キャー」と馬鹿受け状態。物凄い量の泡が降って来た時には、さすがのオヤジもちょっとビックリしましたが、その後、「大雨攻撃」「大風攻撃」と様々な現象を車内で体験し、大喜びだったことは言うまでもありません。

 これだけ大騒ぎできて感動して、その上、車も綺麗になって意外に洗車機も安いもんだと思ったオヤジでした。綺麗になったのが、自分の車でなかったことだけがちょっと失敗だったのですが・・・(涙)。

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 ほんの2、3年前までは、デジカメプリントをしてくれる写真屋さんを探すのは大変だったのですが、今ではどこのお店でもやってくれるようです。

 僕が初めて買ったデジカメは、遠征先の静岡でゲットしたカシオのQV10というモデルでした。パソコンに入れてしまえばかろうじて多少の使い道もありましたが、10万画素のスペックではプリントには耐えられませんでした。

 その後、1度は買い換えたのですが、それも30万画素で今思えば2度目の失敗でした。しかし、90年代後半だったでしょうか、小林あいこ選手が買ったカメディアは良かった!自分で買えばよいのに、あいこにはすっかり甘えてしまって毎日借りて色々なものを撮影してはパソコンに取り込むようになりました。

 初代のIXYデジタルをゲットしたのは、吉川監督の影響でした。コンパクトな200万画素にはすっかり満足し、3000枚以上の写真を撮りました。その後、買い換えたIXYをダイエーの体育館に置き忘れると言う大失敗をし、落ち込んでいたのですが、NTT西日本から移籍してきた濱選手のコネクションでオリンパスのX−2をゲット!500万画素のこのカメラではここ2年間の間に5000枚近い写真を撮ってしまいました。

 その間にデジカメプリントが常識の時代に突入、いつでもどこでもちょっと待っていれば美しい写真がゲットできるようになりました。いやいや本当にデジカメの時代が来たなあと思っていたら、オヤジの手からすり抜けた愛機X−2は、地球と激突!本体がパカッと開いてしまいました。慌ててはめ込むと若干の隙間はあるもののとりあえず写せるようです。

 「ふーっ!」もう少しでオヤジのX−2の時代が終わるところでした。

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 有田選手が怪我をして入院したり、リハビリをしている間にも色々な方々がお見舞いに来て下さいました。ご両親や、チーム関係者はもちろんですが、会社関係の皆様にも本当に助けていただきました。感謝してもし切れないほどです。

 人の縁って不思議なものですよね・・・と言ってしまう位に色々な人達との出会いもありました。普段、体育館と寮との往復だけでは知り合うことができなかった人達との接触は、有田選手だけでなく僕にとっても劇的なものがありました。

 理学療法室で会った白血病から生還されリハビリをしている元バスケット選手の闘病のお話を聞いたら胸が詰まるようでした。これからも元気に頑張って欲しいと思います。病院の近くのレストランで会ったおじさんは、片足がありませんでした。そのおじさんから励まされるなんて何だか逆のような気がしました。

 皆、懸命に生きている。今もそしてこれからも・・・。そんな出会いがたくさんあります。社会的動物である人間に生まれたことに感謝しながら祈ります。明日も素敵な出会いがありますように・・・。今日はちょっと変なオヤジでした。

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 知人・・・と言うよりもとても偉い方・・・がお住まいになっているマンションのワンフロアーが全部停電になってしまったそうです。仕方がないので現在は、ホテル住まいだそうです。復旧にはまだまだ時間がかかるとのことです!

 何とまあ、そんなことがあって良いのでしょうか?自分もマンション住まいのせいか、自分の家が、もしもそうなったらと考えてしまいました。

 冷蔵庫のものは、全て駄目になってしまうし、着替えを取りに帰っても真っ暗だったらウルトラ不便だし、洗濯機も電子レンジも、パソコンもテレビも電話機さえも、更に僕の家などコンロやお風呂さえ電気が必要なんです。電気がなかったら、一体どうなってしまうのでしょうか?間違いなくうちの家族もホテル住まいだ・・・(涙)。

 身近な人のお話から、改めて自分は目一杯現代人で電気がなければ生活できないことを痛感したのでした。そう言えば、最近、グランドファーザーと言うインディアンの本を読んで感動したのですが、残念ながらオヤジは自然には帰れない・・・としみじみ思うのでした。

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 不便は発明の母と言います。しかし、いつも思うのですが、大きな飛行機の窓側や中央部分など通路側でないところに座ると不便なんでしょう?おトイレに行く度に、通路側の人を起こして立ってもらい、戻って来てもまた同じこと。何か解決策はないものでしょうか?もしも何か解決策を考え出したら、億万長者になれるのかしら・・・。

 国際線の飛行機には、ファーストクラスとビジネスクラスがあって席も大きいし、座席間も広いので隣に人が座っていても比較的簡単に通過できるようです。しかし、エコノミーは、日本の国内線と同じ状況でメチャメチャ狭い!隣にでっかい人が乗ってきたら万事休すって感じです。

 一度は、機内でパソコンをしていたら前の人が急に座席を倒し、僕のパソコンの画面の付け根のところがベキッて音を立てて壊れてしまいました。誰かに文句を言いたいのは山々だったのですが、誰に言ってもしょうがないことですし・・・結局、そのパソコンは2週間入院しました。

 快適な機内空間と出入りに便利な座席の配置を考えるよりも、早めに予約して通路側をリザーブしてしまう・・・結局、何も考えられないオヤジでした。

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