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2004年6月21日〜6月27日

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 岩崎さんが帰って来たら台風が来た・・・なんて、そんな言い方はないだろうと思いながら・・・本当に6月にしては珍しい大型台風6号が来てしまったようです。しかし、台風はたくさんの被害をもたらし、今回はそのために命を落とした方もいらっしゃるようなので「冗談」では済まされません。

 今日は、夕方から来訪予定のチームもあったのですが、その時間帯に一番、風も雨も強かったものですから、キャンセルになってしまいました。安全のためには仕方のないことですよね。その、数時間後には、嘘のように天気は回復していたわけですが・・・。

 それにしても、昨日、夕方6時頃に帰国してきたわけですから、今日のその同じ便に乗っていたら帰れなかったのでしょうか?結局、確認はしていませんが、台風が空の便に大きな影響をもたらすのは言うまでもありません。しかも、今回の学会では、航空機事故を生き残った方の講演もあったので、何だか不必要にドキドキしてしまうわけです。人は、自然のパワーにあまりに無力ですね。

 今日、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

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 何だか首の周りが赤くなっていて「どうしたのかなあ」と思っていたら選手からも指摘を受けてしまいました。「岩崎さん、汗疹ですか〜?」と言ってくれたのは大貫選手でした。確かにアメリカでは、どこに行っても強力なエアコンで寒い思いをしていて自宅では暑くてもエアコンをあまりつけないので、その温度差でやられたのかも知れません。特に痒くはないのですが・・・。

 それで妻に「テンカフンある?」って聞いたら、「テンカフンなんて誰も言わないよ。はいこれ!」と言う感じで、ちゃんと渡してくれました。「あるじゃん!」みたいな感じで首周りにつけながら「俺って古いのかなあ??」と考えてしまいました。

 そして体育館で、「テンカフンって言わないかなあ?」と飯村トレーナーや選手達に尋ねたら、「どういう字書くんですか?」って「・・・?」考えたこともないので、即答はできませんでしたが、パソコンでも一発変換だし、辞書にも出てるぞー!「天花粉」

 で、今の若い人は、ベビーパウダーと言うんだそうです。「それって商標じゃあないの?」なんて調べてみたら「シッカロール」の方は、登録商標ですが、ベビーパウダーは一般名詞扱いのようで・・・。

 「こんなにオヤジが使うのに、ベビーパウダーはないだろう」と思いながら、天花粉と呼ぶとオヤジくさいらしく、汗疹よりも呼び方が大きな問題になっていることに苦笑するオヤジでした。

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 携帯電話の着信音は、最初の設定のままになっていました。このままだと非常に分かり難く聞こえ難いので、「着メロ」の設定をしようとしたのですが、プリインストールされている曲の中にピンと来るものがありません。


 どうしてよいのか良く分からないので松崎選手に相談したら、ドコモに関しては栗田選手が専門だという事で彼女に任せることにしました。携帯を預けてものの五分もしないうちに、僕の着メロは、アニメの主題歌に変わっていました。その名は、「キューティー・ハニー」・・・決して悪くはないのですが、オヤジらしさが伝わらないような気がして・・・。結局、その曲はメールの着信音にしてもらいました。

 さらに悩むこと数分。アニメ路線が捨てがたいのでオヤジでもフルコーラスが歌える曲という事で、「宇宙戦艦ヤマト」にしてしまいました。オヤジ的にも完璧ジャン!なんちゃって!

 最近、時差の影響がまだ残っていて夕飯を食べるとすぐにくたばっています。リビングにそのまま大の字になって転寝(うたたね)状態の日々が続いています。と、そこに突然、僕の携帯が「宇宙戦艦ヤマト」のイントロを大音量で奏で始めました。

 大の字で寝ていたオヤジがむくっと起き上がり、低い声で「はい、もしもし。」と艦長気取りで電話に出たら、妻が一言「何を考えているの???」つまんないことで大顰蹙をかってしまったオヤジでした(涙)。

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 皆さんもご存知の怪我人がいたり、全日本に4人もの選手が居たりして現在の赤ロケの練習は、とても少ない人数で頑張っています。練習試合などがあると、ギリギリの人数なので結構大変です。セット数が多くなると、どんなにヘトヘトになっても交替するメンバーが居ないわけですから・・・。

 そんな中で、冗談交じりに出てくる話が、「トライアウト」や「入団試験」のことです。「赤ロケでトライアウトをしたら、集まる人っているかなあ??」なんて言うと、「そりゃあ、いっぱい来てくれるでしょう!」と言う意見と、「尻込みして来ないんじゃないかなあ??」と言う真反対の意見に分かれてしまいます。

 冷やかしで参加したいと言う人もいるかも・・・と言う話もあって、何らかの条件をつけないとバレーの技術や体力はともかくとして、「○○選手と一緒にバレーをしたい」とか、もっと極端なことを言えば、「赤ロケの体育館でテストだけでも受けてみたい」なんて人も応募して来るかも・・・なんて!!

 今の会社やチームの事情を考えると実現の可能性は低いのですが、かつての男子バレーにはトライアウト出身の金メダリストがいることを考えると、きっとどこかに「心からバレーを愛し、本心で赤ロケで頑張りたい」と思ってくれるダイヤの原石がいるのではないかと・・・思ってしまうのですよね!

 この日記を読んだ人のご意見は、掲示板で(笑)。

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 ある喫茶店で待ち合わせをしました。昔は、よく利用していて常連でしたが、最近はちょっとご無沙汰していました。しかし、お店の人は覚えていて下さって、お客さんが途切れたときにちょっと雑談などで付き合って下さいました。

 そう言えば、川崎に住み、横浜で働いていますが、オヤジが自信を持って「俺は常連客だ!」と言えるお店が少ないように思います。昔、女子バレー部の寮が、青葉台にあった頃には、もう少し有ったような気がします。最近では、昨年ご紹介したラーメン屋さんくらいで喫茶店に至ってはほとんどありません。強いて言えば、何人かのスタッフに顔を覚えていただいているスタバが、一軒ありますが・・・。

 が、しかし、日本に住んでいながらアメリカにはそんなお店があったりして・・・。行きつけのお店と言うか・・・顔を覚えていただいているお店・・・。毎年、行けるわけでもありませんが、あそこは常連だから・・・と言えちゃうお寿司屋さんが有ったりして・・・。

 そう考えると寂しいよね!川崎や横浜に「隠れ家」のような喫茶店がないのは・・・。そういうお店でたまには原稿を書いたり、本を読んだり、時には家族を連れて行ったり・・・。そんな行きつけのお店が欲しいなあと、しみじみ思ったオヤジでした。

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 5年もアメリカに留学していた後輩が、訪ねて来てくれました。彼は大学在学中には、早朝勉強会の常連さんで、ものすごく勉強家です。それは今も変わらないようで、今、一時帰国しているのですが、今度はオーストラリアに別の分野の博士号を取るために留学するそうです。すごいなあ・・・。

 その彼が、久しぶりに帰国してカルチャーショックになってしまったそうです。それは、携帯メールのことです。アメリカでも携帯電話はすごく普及していて、夜間や休日の通話料金は、無料が当たり前になってるんだそうです。携帯電話そのものや、それで画像が撮れることは別に驚かなかったそうです。

 しか〜し、ビックリこいたのは、携帯メールなんだそうです。電車に乗った途端に、おもむろに携帯を取り出す乗客の多いこと・・・。彼は、一瞬「携帯電話使用禁止」の張り紙を見直したそうです。そこには確かに携帯メールを禁止する文字はない・・・。どの車両に、どんな時間帯に乗っても必ずと言って良いほど携帯メールをしている人がいるんだそうです。

 なるほど!そう言えば、車社会のアメリカでは、ハンズフリーの携帯通話はしたとしても、携帯メールを打つことは非常に困難です。しかし、電車をはじめとする公共の交通機関が発達している大都市では、乗った瞬間、暇になるんですよね。読書や新聞の変わりに携帯メールに勤しむ人が居ても不思議はない・・・。と言うわけで、同じ文明の利器もライフスタイルが利用方法の違いを生んだんだなあと、一緒に感動したオヤジでした。

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