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2004年10月4日〜10月10日


 今日からいよいよ長崎県の壱岐で合宿です。ジェットホイルと呼ばれる高速船で博多から1時間かけて到着しました。港では花束を持った小学生や横断幕が我々を待っていました。実は、ちょっと波があって船酔い気味の選手もいたのですが、思わぬ大歓迎に一気に元気になっちゃいました(笑)。



 今回の合宿には、『Victory Camp 2004 in 壱岐』と言う名前まで付けれられていたようで更にビックリ!なんと島中にポスターも貼ってあったようです。単独チームの合宿でここまでしていただくのは初めてでオヤジは感激してしまいました。

 午後からの公開練習にも、たくさんの島民の皆様に見に来ていただいて本当に感謝です。選手達は、どう思ったか分りませんが、オヤジは身の引き締まる思いがしてしまいました(笑)。本当にありがとうございます!


 何と徳島経由でここまで移動してきたわけですが、実はオヤジは携帯電話を忘れて来ていました。自分自身のボケボケぶりに嫌になっちゃいましたが、結局、妻の手をわずらわし宅配便で送ってもらうことにしました。

 しかし、手元にないとないで生活できるものだなあと、ここ3日間思っていたのですが、僕に用事がある人の側からすると困っちゃいますよね。公衆電話からの遠隔操作で留守電を聞くとやっぱりいくつかのメッセージが入っていました。が、しかし、いつも着歴やメモリーに入れた番号を頼りにコールバックしていたので、留守電を聞いてもかけ直せない状態!改めてずいぶんあの小さな携帯に頼り切った生活をしていたんだなあと再認識させられてしまいました。

 まあ、せっかく日常から遠く離れた壱岐にまで来ているのだから、携帯なんか気にしないでのんびりしなさいと神様が与えてくれた時間なのかな〜なんて!思いたかったのですが、実際は超ウルトラ不便な思いをしてしまい、これからは携帯電話を「様」を付けて呼ぼうかと考えたオヤジでした。

 そう言えば、先週、秋田県能代の宿舎ではFOMAが使えないと騒いでいましたが、ここ壱岐では、ばっちり使えるようです。出先で使っている@フリードも使えるのですが、赤いランプがついていて普段よりちょっと速度が遅いような気がします。日記などの更新は合宿明けになりそうです(涙)。


 今日は、午前中のみの練習で午後は移動しました。壱岐に入る時にはジェットホイルと呼ばれる高速船でしたが、帰りはフェリーに乗り込みました。今年最強と呼ばれる台風が近づいて来ている事が、変更の理由かと思ったら、なんとジェットホイルが1隻故障したためだったそうです(驚)。

 モーターボートのようにかっとんで行くジェットホイルよりも、たくさんの車両を積み込んで航行するフェリーの方がずっと安定していて船酔いの確率も下がるかなってちょっと安心しました。実際にフェリーでお弁当をいただきましたが、誰も気分悪くなったりはしませんでした(喜)。

 そのフェリー上では、信じられない体験をさせていただきました。実は、船長さんをはじめ乗組員の皆さんのご好意で、なんと操舵室に入れていただいたのです。選手も大感動していましたが、元々乗り物好きのオヤジは、感激のあまり涙が出そうになってしまいました。

 船長の指示に従って機敏に動く乗組員の皆さん・・・その連係プレーを見ていチーム・スポーツにつながるものがあるなあと感心してしまいました。しかも、ここでは絶対にミスが許されないわけで、その点では緊張感を越えた緊迫感さえも漂っている感じでした。

 握手していただいた船長さん、お名前もお伺いしませんでしたが、本当にありがとうございました。港からバスが出発した時に、操舵室から手を振りながら汽笛を鳴らしていただいた時には、しぶい海の男の粋な計らいにまた涙してしまったオヤジでした。

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