2004年12月27日〜2005年1月2日

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 毎年、シーズンに入ってからクリスマスもあるしお正月もあるので色々と不具合があるのですが、その中でも頭を抱えてしまうものの一つに年賀状があります。実際、今年もずいぶん前から買ってあったのに、どうしても「その気」になれなくて今日まで何もしていませんでした!と言うか、できませんでした!

 思えばリーグ前は、それ以前に終わらせたいと思っていた原稿に追い掛け回されていました。実は、今も少し残っているので、いつも頭の片隅には「締め切り」の四文字がチラチラと暗闇の猫の目のようにオヤジを見張っています。

 しかし、先週末の山口遠征まで何も準備していなかったのが年賀状!11月の上旬には手元にあったのに今まで何もしなかった自分の責任なのですが・・・それでも事実は事実!ちょっと連敗をして気持ちが乗らないなんて言っている場合ではないでしょう!

 先週のスパゲッティの教訓も「学習せい!」と妻に怒られましたが、この年賀状の件も怒られちゃいそうな雰囲気!今まで何もしなかった自分が悪いのでございます。

 結局、二つの妥協をして今日することにしました。第一の妥協は、現在、自分の住所録に入っている人の中で喪中でない人に厳選すること・・・。つまり今年、初めてお会いした方々には間に合わない(涙)ってこと。そして第二の妥協、それはコメントは諦めること・・・。実は、昨年までは印刷した後に必ず直筆のコメントをちょっとだけでも書き加えていたのです。しかし、第一の妥協を許しても350枚の年賀状。今日から準備して全部にコメントをしていたら年が明けてしまいそう!

 と、自分のこれまでの怠惰を棚に上げておいて、大いなる妥協を自分自身で容認して今日一日で準備することに決めました。結局、帰宅した夜8時から1時までの間に、350枚の表と裏を印刷して輪ゴムで留めました。明日の朝には投函です。年賀状を送れない皆さん、届いてもコメントがない皆様方に対する非礼を詫びながら・・・オヤジの年賀状は一日にして終了!残念〜!

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 とっても寒い朝でした。空は曇っていて今日予定されている行事はどうなるんだろうと思いながら車を走らせていたら、丘の上の交差点でおばさんが写真を撮っています。「何だろう?」とその視線の先を見ると・・・。なんと雲の切れ間から太陽光のカーテンが素敵な輝きを放ちながら横浜の街に降り注いでいるではありませんか?もちろん、その中には選手達が住んでいる池辺町も含まれています。

 このような光のカーテンは、「天使の階段」とも呼ばれますが、オヤジ的には、それは夕陽のイメージがあります。こんなに早朝の力強い光が帯となって街を照らし出していると、むしろ天空からのスポットライトのようでもあります。

 年賀状にもたまに書かれている「瑞光」という言葉がオヤジの頭をよぎりました。瑞光とは、「めでたいことの兆しを表す光」と広辞苑には書いてあります。その瑞光が横浜の街を照らし出しているって感じ!イメージを膨らませすぎかなあ・・・なんて思いながら、例のおばさんの撮影スポットに引き返そうと次の信号まで行って曲がろうとしたら・・・消えていました!天空からのスポットライト!!デジカメ持ってたのに〜〜〜!

残念〜!

 その一時間後には、関東地方としては初雪となる奥ゆかしい小米雪が降り、さらにその一時間後には我々が屋外で餅つきをしようとしていたのを知っていたかのように青空が広がり暖かくなりました。おてんとうさま、ありがとうございます!

 もしも自然を味方につけたら心強いですね。でも、今年は多くの自然災害に人々が苦しめられました。今もこの瞬間に、インド洋では多くの被災者の方々が大変な思いをされていると思います。亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、一日も早い復興をお祈りいたします。

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 早朝勉強会が中止になって少し遅めに起きました。ちょっとプチ幸せだったかも・・・。だって今日の横浜は驚くほど寒かったのですもの(笑)。昨日は、本当に小粒の雪が少しだけ降ったのですが、今日はかなり降りましたよ。大粒の雪がドンドン!って感じで降ったので、日陰や車の上にはちょっと積もっていました。



 この写真は、晴れ上がった30日の朝に撮ったものです。夕方にはすっかりやんでいたのに寒かったから溶けなかったようです。アメリカでは南部の方でも雪が降り、交通が完全に麻痺した地域もあるようですが、今の所、日本は平年よりほんのちょっと早いか遅いか位の感じらしいですね。変な事故などが起きませんように!

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 毎年のように仕事納めが終わり、年末になると僕が住んでいる川崎やNECの体育館がある横浜も空気がきれいになります。だってこの時期になるとビックリするくらいはっきり富士山が見えるんですもの・・・。



 もちろん、道路もビックリですよ。だった普段は35分かかる道のりが20分で行けちゃうんですから・・・。去年の今頃の日記にも全く同じようなことを書いているなあと思いながらも、今年も同じことを強く感じたのでやっぱり書くことにしちゃいました。普段からこのくらい交通量が少なかったら、通勤も楽になるし空気も綺麗になるのになあ〜!一年中、お正月だったら、環境問題はびっくりするくらい解決するでしょうね(爆)。

 ところで今日は驚くことがありました。実は、今日、7月20日の日記でご紹介した「たべものや」さんにちょっと立ち寄ったのです。今日は移動中に立ち寄ったのでお食事はできなかったのですが、ちょっと買いたい物があってお店に入りました。

 「何名さまですか?」と元気な声。レストランだから普通なのですが、僕は買いたいものがあったので「すみません。食事ではなく作務衣が欲しいのですが・・・」と言うと「あー!岩崎さん!」って。

 実は、7月20日に初めて入って「すっごいお店だな〜!」と思いながら中々行くことができず、今日が2度目の来店だったのです。だから名前を覚えていただいているなんて・・・。2回目で常連になった気分・・・と言うか、とにかく感動してしまいました。そう、涙もろいオヤジは涙が出るくらい感動してしまいました。マニュアル通りの「血の通っていない笑顔」のチェーン店には感じない「人の温かさ」を感じて・・・。

PS.来年の4月27日には閉店してしまうそうです。素敵な出会いがあったのに残念です。それまでに行けそうな人は是非訪ねてみて下さいね。

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 大晦日です。でも大晦日だとは思えない・・・のは、普通に練習があるからでしょうか?もっとも毎年、「特別な日だって感じがしないよな!」なんて話しています。今年もその例外でなく、葛和総監督とも「我々にとっては普通の日ですよね。」なんて喋っていました!

 が、しか〜し、今日はただの大晦日ではありませんでした。何と一昨日なんて比較にならないくらいドカドカ雪が降ってきたのです。あっという間に駐車場の車は真っ白、一面も真っ白、交通量が少なかったので道路も真っ白・・・。いやいや体育館に篭っている生活をしていても、記憶に残る大晦日になったような気がします(笑)。

 しかし、問題は帰り・・・。夕方には冷たい雨に変わりましたが、中途半端に雪が積もっていて、チェーンを巻いている車もいればそうでない車もある。葛和総監督は、電車で帰ってしまったし・・・オヤジはどうしよう・・・。なんてちょっと悩みましたが、オヤジの愛車はヘビー級のRVで前輪駆動であることを考えるとチャレンジするしかない・・・と、言うことで車で帰宅。

 今朝は、昨日以上に交通量が少なかったために僅か15分で来た同じ道のりを45分かけて、ゆ〜っくり、そろそろと運転しました。そう言えば、留学していたニューヨーク州も豪雪地帯でチェーンやスパイクタイヤが禁止されていたのでこうしてドライブしたなあ〜なんて昔を思い出しながら・・・(汗)。

 途中の坂道では、チェーンをつけているにもかかわらず登れずに立ち往生している高級車を遅いながらも力強く抜き去り、下り坂ではエンジンブレーキ全開でトロトロと降りて・・・ヘビー級の前輪駆動車は無事に目的地にたどり着くことができました。いや〜、緊張したなあ〜。

 2004年もいよいよ今日で終わり・・・。そう考えると感慨深いものがありますが、心も身体もリセットして新しい年を迎えたいと思うと身が引き締まる思いがするオヤジでした。この日記を読んでいただいた皆様、一年間ありがとうございました。来年も宜しくお願い致します!

1/1
明けましておめでとうございます


 夕べの段階ではとても寒いし道路には雪が残っているのでどうなることかと思っていましたが、驚くほどの晴天で元旦を迎えることができました。

 年が明けた瞬間には、家族で共にジャンプし「0:00には地球から離れていた!」と言うちょっとくだらない既成事実を作り上げ、その直後に赤ロケの選手達と今年の干支である酉のピヨちゃんの画像を使った年賀状をアップしました!

 さて心配していたのは、赤ロケの恒例行事である初詣に行けるかどうか・・・と言う点でしたが、我々が向かった時間帯にはチェーンを装着している車もほとんどなく、交通量も少なかったため予想していた時間よりも早く到着できました。

 上から下まで黒いスポーツウエアの大きな女性の集団はちょっと目立ってしまい、赤ロケの選手であることに気付かれた参拝客の方々もいらっしゃいましたが、大きな混乱を招くこともなく無事に初詣を敢行することができました。集合写真を撮っている時に相乗りでシャッターを切っている人が多かったのも実は例年通りの傾向でしたが・・・(笑)。
 あまりにも日差しが強くて目を伏せている選手や、顔を隠している選手もいますが、今年最初のチーム写真で〜す。本年も赤ロケを宜しくお願いします!


 ついに箱根駅伝が始まりました。テーピングを巻きながら第一区の走りをテレビで見、練習をしながらどうなっているのか気にし(ちゃんと集中せんかい!)、お昼を食べながら四区、五区の頑張りに声援してしまいました。

 オヤジが日本体育大学に在籍していた頃は、目茶目茶に強かった頃で何だか優勝するのが当たり前って感じでした。ここ数年間は低迷が続き、ギリギリ9位でのシード権獲得という所でしたが、それでもやっぱり母校のことは気になります。

 今年の往路は、赤ロケの監督である吉川さんの母校が、1区から5区まで首位を保ち、往路の初優勝を飾りました。何だかそれはそれで感動するものなのですが、オヤジの母校の日体大の5区の選手は、なんと途中で腕や足に痙攣が来ると言うアクシデントに見舞われてしまいました。思わず声を上げて応援してしまいました。「最後まで頑張れ〜!」それでも区間4位の1年生の北村選手は偉い!

 思えば歴代の赤ロケ戦士達も箱根は大好きです。と言うか皆も感動大好きなんですよね。そう言えば「感動過度症候群」なんて言葉が流行った事もありました。そして今日は、法政出身の葛和総監督も東海出身の吉川監督も、そして日体大のオヤジも、順天堂の5区を走った今井選手に大感動!11人抜きも、そしてあの山登りの記録を2分も短縮したことにも絶句!今までの名ランナー達がどうしても破れなかった1時間10分の壁を50秒近くもぶっちぎったのですから本当にすっごいですよね!

 繰上げスタートを見て赤ロケの選手達が泣いているのを見たことがあります。でも、頑張っている姿を見て感動する方がプラス思考っぽくて良いですよね。やっぱり繰上げになって「たすき」が途切れる姿は見たくない。皆、頑張っているんだから・・・。でも、どちらにしても物凄く頑張っているから見ている我々が感動してしまうんですよね。

 お正月は色々なスポーツがオンエアされています。オヤジの感動過度症候群は、スイッチ・オンになってしまいました。赤ロケも皆さんに感動していただけるような試合ができるように裏方として頑張ろうと決意をあらたにしたのでした!

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