2005年3月28日〜4月3日

28
 昨日は、福岡での用事が全て終わってから最終便で帰って来ました。去年の秋やリーグ中にも何度か利用していたので福岡空港は勝手を知っている空港で安心していたのですが、なんと僕が乗る予定の飛行機が出発時間になってもありません。放送では、「使用機の到着遅れ」のために「遅延」と書いてあります。今話題のJALだけど大丈夫かなと、ちょっと不安も過ぎりました!

 結局、約1時間遅れて出発。羽田空港に到着したのは11時40分頃。到着ロビーでは、交通機関の最終便の出発時刻を書いたボードや紙を持った地上係員の方々・・・。そして予定の電車やバスに乗れなくなって係員に詰め寄る人々!あらら、大変だなあ〜と思いながら、高いこと知りながら空港にマイカーを駐めていたオヤジは「良かった〜!」って感じ!それでも空港を出たのはミッドナイトでしたし、駐車料金は一泊二日で7300円ですから多少のショックはあったのですが(笑)。

 今日、朝のニュースをみたらやっぱり羽田空港でなんらかの事故があったらしい・・・。一時、滑走路が使えなかったために定刻通りの発着ができず僕が搭乗した最終便も遅れたようです。何だか怖い話ですね。

 そう言えば昨日の宗像で講演をされたドクターの星野先生は、どこに行くのも地上を走る交通機関を利用しているとおっしゃっていました。昨年は、どうしてもと頼まれて沖縄に講演に行ったそうですが、電車と船を乗り継いで一週間の旅だったそうです。ひえ〜!そんな・・・。僕は沖縄での講演も日帰りをしたことがあります。さすがにソウルは一泊しましたが(笑)。

 業務改善命令が出たと話題になっているJALですが、僕はだからこそ「ちゃんとしよう」と頑張っておられるのではないかと思いあえて利用しました。色々な思いはあるけれど無事に帰れたから「よし!」としましょ!まあ、飛行機だけは事故った場合が怖いのでちゃんとして欲しいよね。

29
 何だか土曜日くらいから鼻炎の薬も飲まないでいたのに今日になってから急に症状が戻って来ました。そう言えば、鹿児島と福岡に回ったときにはまったく気にしていなかったような気がします。九州では、飛ぶ量が違うのでしょうか?それとも花粉の種類が違う?正直言って土日は、自分が花粉症だと言うことを忘れていました。

 で、昨日はゴーグルもマスクもしないでウロウロ・・・どころか外を走ったりしてしまい、今日のこの症状となったのでしょうか(号泣)。思えば、北海道出身の選手達も、北海道に帰ると花粉症の症状が全くでないと言ってたように思います。(戻って来たら確認してみよう!)

 さて現在は全日本ユースの合宿がNECの体育館で行われていていますが、こうして全国から若い中学生や高校生が集まるとどうなんでしょう?やっぱり地域によって花粉の量も種類も違いそうですよね。沖縄からの参加者もいるようですから、北海道の子とは温度に対する感受性も違うような気がしますね。

 そう言えば、誰かがその地域の特異性に合わせて人間は変化をしてきた。それが進化の中で「傾向」を生んだのだと!では、目がでかくて毛深いオヤジは、極端に寒い地域と極端に暑い地域の両方からDNAを受け継いでいるのでしょうか?そして花粉症なのは、どういうことなのでしょうか?まだ桜のつぼみが硬そうな土手をジョギングしながら、自問自答を繰り返すオヤジなのでした!

30
 NECに合宿に来られている先生方と銭湯に行って来ました。普段は、あまり銭湯に行く機会がないのでこういう時には社会見学のつもりで喜んでついて行ってしまいます(笑)。

 今日、行った場所はスーパー銭湯と呼ばれていて、普通の銭湯よりも入浴料(入場料?)が高い分、中の施設が充実しています。サウナもあるし、色々な種類の浴槽があります。露天風呂の方には、足首までしかつかならい歩くためのお風呂もあります。実は底に丸い石が敷き詰められていて歩くと足の裏がマッサージされるのですが、オヤジには痛い痛い!最後まで歩けずに飛び出てしまいました!根性無しか!(涙)。

 実は、僕、サウナもあまり得意ではありません。体内の水分量が減ってしまうと頭痛になり、フラフラになってしまうのです。先生方は、サウナが大好きなのですが、僕は全くついて行くことができないので早めに退散して、マッサージを受けながら待つことにしました。

 マッサージはたまに受けることがあります。マッサージ師の方と会話しているととても勉強になることがあるからです。確か去年は、身体を大事にしなさいと説教を受けたこともありますし、外反母趾になりかかっているからシューズを変えなさいと言われたこともあります。健康に関する色々なお話を聞けると面白いんですよね。

 が、しか〜し、今日は違いました。だって僕がマッサージを受けている頃、サッカーの試合が行われていたからです。僕を担当したおじさんは、僕さえいなければサッカーの試合が見れたのでしょうか?話は、サッカーの話ばかり・・・。マッサージは上手な方だったのですが、健康講座は聞けなかったオヤジなのでした(涙)。

31
 今日は、練習終了後、先生方とサウナに出かけました。実はNECの横浜体育室の近くにはサウナがないのでかなり遠くまで出かけるのですが・・・・。昨日の日記にも書きましたが、僕はあまりサウナは得意ではありません。でも銭湯やサウナには、大浴場があって自宅でユニットバスに入るよりははるかに気分が良いのでまたまたご一緒させていただきました。

 それでも長時間お風呂には入っていられないので今日は、タイ式マッサージを受けてしまいました。昨日マッサージを受けたばかりなので明らかに贅沢な感じがしたのですが、勉強のための投資だと自分に言い聞かせることにしちゃいました!

 さて今日は自分から失敗してしまいました。実は、そのマッサージ師の方が、タイから来られている人で、その事に気付いた僕は、タイに言ったことがある話やタイにお友達がいる(いた)ことなどを話してしまったのです。そこから先は、予測通りの展開になってしまいました。

4/1
 寮に泊まった日。


 ある選手にビデオファイルの音声を携帯用音楽再生機で使えるようにして欲しいとの依頼がありました。実は、この依頼はだいぶ前に頼まれていたのですが、自分自身があまりそのようなニーズに迫られたことがなくてどうして良いのか途方にくれていました。

 選手に頼まれたのは、音楽のビデオの音声の部分だけを抽出することですから、例えばテレビで放送されたミュージックビデオの中で気に入った曲があったら、それをi−podなどで使えるファイルに変換する・・・とそれだけのことなんです。たぶん我々が持っているパソコンでできない話ではないはず・・・。色々と挑戦してみました。

 僕の手元にも、コピープロテクトがされていないVOB(DVDなどに保存されている映像の形式)をAVI(パソコンで加工できる映像の形式)に変換するソフトも、AVIのファイルの映像と音声を分離するソフトもありました。

 早速、VOBのファイルを全てAVIに変換・・・に約数時間、そしてさらにAVIを僕が扱いなれているMPGファイルに変換。そして分離するためのソフトで加工しようとしたら、MPGよりもm2pファイルの方が変換が速いことが分かり、再び数時間かけて全てのファイルをm2pに変換。それをやっと映像と音声に分けて「音声のみのファイル」が出来上がりました。そのファイルにはそれぞれmpaの拡張子がついている??あれれ、見たことのない拡張子だぞ?と思って再生するとメディア・プレーヤーでちゃんとプレーできるのに「ビデオ」ファイルとして認識しているのです。

 ここまでで既に合計すると6時間、悩んでいた時間を合わせると8時間もかかっているのに、出来上がった音声ファイルはそのままではmp3(音楽ファイル)としては使えな〜い。オヤジ超号泣!

 オヤジは、パソコンに関する問題にぶつかった時にいつも相談するお師匠さんに何度目かのお助けコール!「mpaって何ですか〜?mp3にできますか〜?」・・・・そして10分後にはいくつかの提案が・・・。ビデオ映像などから音声ファイルを抽出するソフトを紹介していただきました。

 最初にトライしたフリーソフトは、こけてしまいました。どうやら僕のパソコンの中に同タイプのソフトが入っているとバッティングするらしいのです。

 そして二つ目のソフト。これはとにかく軽い。しかも名前が「ぷっちでここ」と言う可愛いものでexeのアイコンも女の子。変換中にはその女の子が画面上で踊っているのです!大丈夫かなあ・・・なんて思いながら変換したいファイルを選択してクリック!その女の子が踊っていたのはわずか10秒あまり、なんと4分近い曲をあっという間にmp3に変換してしまいました。「やった〜!」絶叫するオヤジ・・・。これは嬉しい!苦労していただけに「ぷっちでここ」様〜って感じ。

 で、この時点でちょっと疑問が・・・。全部で26曲をavi、mpg、m2p、mpaと変換し、何時間もかけていたのですが、ひょっとして最初からこのソフトを使っていたら、どうだったのだろう?既に重過ぎるためにaviのファイルは削除してしまったのですが、残っていたmpg、m2pで実験!「ぷっちでここ」様は、どの形式のファイルからも、何事もなかったかのようにあっという間にmp3の音声ファイルを作成!「素晴らしい〜!」と感動すると同時に「俺の8時間を返せ〜!」と叫びたくなりました!フリーソフトの実力に感心しながら、ショックを隠せないオヤジなのでした。


 いつもの鶴見川の土手のランニングトレーニングに、インターハイで入賞経験のあるランナーの方に参加していただきました。実は、彼女、身長147cm体重35kgなんだそうで、赤ロケの選手の中に入るととっても小さい。普段、僕のことを「小さい、小さい!」と言っている大友選手も、「今日は大きく見えるね!」って言ってくれたほど・・・でした。

 これまでにもランニングトレーニングには、マラソンの谷口さんに一緒に走っていただいたことがあるのですが、女性は初めてです。谷口さんの場合、ぶっちぎりに速くてもどこかに「男の子だから・・・。」との思いが生じるかも知れません。でも、今日は自分達よりも、とっても小さくて華奢な・・・しかも同年代の女の子・・・と言うこともあって、選手達にはちょっと刺激的だったかもしれません。



 もちろん赤ロケの中にも、かなり走れる選手がいます。コーチの梅川君もかなり走れると思っていました。しかし、我々よりも6分も後にスタートした彼女は、スーパーダッシュのようなスピードで全員を抜き去ってしまったのでした。

 長距離のランナーが、どれほど凄いかちょっと感じることができました。そう言えば、夕べはあのブラジルのマラソンランナー、デリマ選手が芸能人と一緒に走ってそのぶっちぎりの走力を見せつけていました。今日の我々もそんな感じでした。「走る」ってどんなこと・・・改めて考えさせられた一日でした。

 それにしても75kgのオヤジは、彼女に20kgのプレートを2枚つけているようなものなんだと考えると泣けてくるのでした(涙)。

次の週へ
日記の目次に戻る
トップページへもどる