2003年2月2日(日)


曇り時々雪(福井)
今日現在のNECレッドロケッツ(1位)13勝2敗


今日の日立佐和戦は、大苦戦でしたが3−1で勝つことができました。実は、日立佐和さんは昨日のシーガルズとの対戦で、今リーグの初勝利をあげかなり盛り上がっていました。その感動のパワーは、今日も残っていて序盤から積極的に攻め込まれてしまいました。

3セット目も非常に苦しい展開になりながら、何とか競り勝ち、4セット目には、高橋選手の気合いがチーム全体に浸透し始め、NECらしさを取り戻すことができました。苦しい時には、何とかならないか、早く終わらないかと焦りの気持ちで胸が痛いのですが、一方的な展開になると「何だもう終わりか。もっと見たいな」って感じになるのです。本当に自分って普通のオヤジなんだなって思います。

さて試合終了後、大急ぎで小松空港に向かい空路で帰ったのですが、丁度その頃、第2試合の結果が入ってきました。何と昨日NECを倒したパイオニアさんが、シーガルズさんに敗れてしまったと言うのです。その瞬間に、NECの決勝ラウンド進出が決まってしまいました。パイオニアとシーガルズの両チームは、現在6勝で、残り試合を全部勝っても12勝が最高であるのに対して、NECは今日の勝ちで既に13勝しているからなんです。

やっぱり普通のオヤジである僕は、とっても嬉しくなってしまいました。今回のVリーグが開幕する前に、僕の愛する選手達は誹謗中傷の対象となり、僕の愛するチームはどのメディアの下馬評にも取り上げられなかったのですから…。でも、選手達にとっては、ここからが本当の勝負です。いち早く決勝ラウンドに進出することが決まったので、これからは自らの存在価値を追及するいばらの道が続くのですから…。そこでオヤジは用心棒となり、ターミネーターとなり、そして時には優しいオヤジになりながら、選手達をサポートしていくことを、独り機内でいびきをかきながら誓ったのでした。

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