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オヤジの日記
2002年 9月8日〜9月14日

8 SUN.  小雨模様の朝が来ました。娘の運動会は、強引に開催され、先生方は終始、砂を入れながらの大変な一日になったようです。中学生達もほとんど裸足で頑張っていました。裸足で屋外を走り回るなんて今の子にはあまり経験がないのではと思いながら、一人の父親として娘を遠くから眺めていました。
 しかし、残念ながら、NECの練習日程の関係で、一番楽しみにしていた「選手リレー」と「徒競走」は見ることができませんでした。父親が参加できる「綱引き」も僕が帰った直後だったようで…。「父の勇姿」は一年はお預けと言うことですが、それでどれだけ体力が落ちるのか少々不安になりながら、中学を後にしました。

 午後は、日体大との練習試合でした。こちらは人数が少なくて一杯一杯なのでこうして相手をしてくれるチームがあるとすごく助かるわけです。5セットやって1セット落としてしまいましたが、それぞれの課題が見つかってとても良い経験になったと思います。

 つい先日、開通したはずのADSLが不調でまたまた夜中までパソコンをいじっていました。何が悪いんだろう。体調と同じで、どこか不調だと本当に心に悪いですね。明日は何とかなるかなあ。
9 MON.  何だか中途半端な天気になりました。もしも、娘の運動会が雨天順延になっていたら、間違いなく今日はできなかったなって感じ。暑いとは思わないのですが、べたべたしてやたら汗は出てきます。こういう天気の時には、水分の摂取を忘れてしまってかえって熱障害を起こしやすくなったりするんですよね。

 午後のトレーニングは、ウエイト中心でした。皆、一生懸命やってはいるんですが、中々、変化が現れない…。体型が変わるほどの刺激って大変なんですよね。また男性と女性でもその変化の程度が違います。今日は、スクワットの深さを見ていて「筋肉がついている選手」と「そうでない選手」の差を感じました。深くまで下げているから筋肉がついたのか?筋肉がついたから深く下げられるのか?MMMM…!!

 帰宅したら家族がビデオを借りてきていました。と、思ったらDVDでした。最近はレンタル・ビデオではなくてDVDなんですね。

 ちょっと遅かったのですが、「トレーディング・デイ」という映画を観てしまいました。そう言えば、最近は「映画のページ」をやめてしまったなと思った瞬間です。それにしてもこの映画は、何なんだ。夜遅かったせいか何が言いたいのかメッセージを感じないまま、その内容に腹を立てていました。
10 TUE.  あえて大渋滞の中を車で赤坂に向かいました。混雑を予測していた首都高速は空いていたのですが、大渋滞をしていたのはその入り口でした。環八から入ったのですが、とにかく入り口付近で脇の車線から猛スピードで割り込んでくる車が多く、右折車線で真面目に待っている人は中々進めない状況です。

 そう言えば、僕の駐車場から出ようとするときにも同じことを感じていました。どうしてこうも「入れないぞ」ってする人に限って「無理矢理入る」んだろうって!同じことは、「怒鳴る人」に限って「文句言う」んだろうなんて…。

 赤坂では、「栄陽子留学研究所」に瀧澤トレーナーと一緒にお邪魔しました。以前、僕は「スポーツ留学inUSA」と言う本を栄先生や垰野トレーナーと共に書いたのですが、その「スポーツ留学をサポートするプロジェクト」を立ち上げるためのミーティングでした。

 瀧澤トレーナーは、何と野球やアメフトで「入団テスト」にチャレンジした経験を持つ異色のトレーナーで、スポーツ関係の情報を山のように持っておられました。本当に面白い話になりそうです。今後の展開に乞うご期待って感じです。

 選手達は、午前中に出勤していて昼には体育館に戻ってくるので、赤坂から大急ぎで横浜の鴨居までかっ飛んで帰りました。で、所要時間は40分!? 朝は、2時間かかった道のりを今度はたったの40分…。やっぱり「ラッシュ時には、車に乗るな」と言うありふれた教訓以外は何もないのでしょうか?
11 WED.  あまり「火曜サスペンス」って観ないのですが、夕べはビデオまでとって家族で観てました。と言うのは、なんと娘の同級生が準主役級の役で出ていたのです。僕の妻は、彼が出てくるたびに「可愛い〜」って言ってたのですが、だんだん「カッコいい〜」に変わり、それに反応して僕の方もう、「そうかな〜」から「そうだな〜」に変わってしまい、最後まで観ていました。本当に13歳の少年が頑張っている姿に感動しながら観てました。内容?忘れました。

 そう言えば、上の娘の同級生、「サタスマ」のバスケットに出てた子もいるし、今オンエアされている「アクエリアス」の小野伸二が出るCMで「すごい」と最後に言ってる子もそうだし…。なんだかなぁ。すごいなぁ。

 夕方、家族で食事に出かけました。実は、9月5日が結婚記念日だったのですが、特に何もできなかったので一緒に食事にでも行こうと言うことになったのです。なんと15周年なんです。娘達も祝ってくれてほのぼのとした時間を過ごすことができました。お変わり自由のパンを食べ過ぎたことだけがちょっと後悔なのですが…。何個、食べたかって?10個以降は覚えていません。

 レストランからの帰りの車中、何かの話題で「話がピーマンだなあ」と言うリアクションをしてしまいました。下の娘(小学5年生)にとっては、新しい表現だったようです。「話の中身がない」ってことだよと説明しても、何だかとても受けてたようで、じゃあ「話がパスタ」って「話が長い」ってことになるのかな〜なんて言い始めました。じゃあこれは?
「話がおふとん」
「話がピザ」
「話がジャガイモ」
「話がテンコ盛り」(この表現てある?)
「話がタバスコ」
などなど…。勝手にやってろって感じで、きりがないのでこの辺で止めておきます。ただ僕の講演って「タバスコ」過ぎて「おふとん」になってないか心配になってしまいました。

9月11日はあのニューヨークを中心とした同時多発テロからちょうど一年。アメリカではさまざまな行事が行なわれたようです。亡くなられた多くの人達のご冥福をお祈りしたいと思います。
12 THR.
AM.
PRA.
PM.
WT.
MAX
 久しぶりの早朝勉強会でした。日体大健志台の百年記念館という建物の1202号室に6:45に入ったらなんと座っていたのは二人だけ・・・。よ〜し、このまま喫茶店に移動してやろうか…なんて思っていたら、一人また一人と増え、最終的には9人になりました。勉強会は、どんなに少なくても続けますよ。と、強がっても、やっぱり参加者は多い方が、活気がありますよね。次回は、19日で〜す。

 午後のトレーニングで、久しぶりにベンチプレスとアームカールのマックスを測定しました。不特定多数の人に情報がオープンになるここでは、数値を紹介できませんが、全員、明らかに右上がりの結果を出してくれました。選手によっては10%以上のアップです。「ゲヘヘヘ。去年より、強くなってるぜ…。」とても嬉しくなってしまいました。

 お尻の痛みは、この3日間突然、楽になっていました。痛くなってから2週間以上は、どんな治療をしても変わらなかったのに何で突然治ったのだろう?と、考えたら分かりました。この3日間は、試しにあるオイルを塗ってたのです。しかし、本当にこれだけで治るんだったら「トレーナーいらず」になってしまうな…。と冷や汗をかいたりして…。

 コンビニでデジカメプリントをなんと自分でできることを発見し、先週日記にも書きましたが、今日は昨日レストランで撮った家族の写真をプリントして来ました。それで普通にプリントしても芸がないと思い、キティーちゃんの背景を付け、「みんな大好き」なんて文字を入れて「超可愛く」仕上げてみました。
 結構気に入ったので普通の写真を先にして一番最後に「加工済み」を並べて妻に見せました。どんなリアクションをしてくれるんだろうとワクワクして妻の一挙手一投足…特に表情に注目して見ていて、いよいよ問題の「キティーちゃん写真」を見た妻…低い声で「何これ…」。…。
 考えてみれば予想通り。ちょっと失敗(^^);
13 FRI.
AM.
PRA.
PM.
RUN
 今日の練習は、いつもにも増して熱い空気が流れました。監督のレシーブに対するこだわりが、中々体現できない選手がいたからです。
 そう言えば、最近、拝見させていただいたフラメンコの稽古場でも、同じような空気を感じました。スポーツの世界でも、芸術の世界でも、極めようとすると出てくる「こだわり」そして「厳しさ」。それは「技術」ではなく、「心」なのかも…。

 ある日、若い競輪の選手が、タイムトライアルの際、スタートラインまで走ってきた時に、「お願いします」と叫ぶのを見て鳥肌が立った事があります。彼の「お願いします」は、あまりに気合が入っているので、ウルトラマンの「シュワッチ」のように聞こえました。
 別の日、超一流の競輪選手の練習を見学しました。「今日はちょっと調子がいいかも」なんて笑っていたその選手が、スタートラインに差しかかった時、空気が揺れました。なんて言ったのかは聞き取れませんでしたが、その瞬間、エネルギーの大爆発が起き、何故か見ている我々が息を呑んでしまうような緊迫感を感じたのです。
 客観的な言い方をすれば、「目の前を猛スピードで自転車をこいでいる人がいる」だけ。それだけのことに何故、こんなに感動するのでしょうか?

 中々、思うようにレシーブできない選手が、完璧な方向にレシーブした時、「よし、上がった!」と思いました。しかし、結果ではなく、その動きに納得しない監督からの檄が飛び、何度も何度も繰り返し繰り返し頑張っていて、遂にある瞬間、空気が揺れました。それは彼女が「本気」になった瞬間です。
 僕は、その時、思いました。「それが感動を与える選手になる第一歩なのかも?」
14 SAT.
 今日は、栃木への移動日でした。バスの運転手さんである伊東さんが所属される会社の経営だと言うことで、「日光江戸村」に立ち寄りました。
 選手にとっても僕にとっても、初めての訪問でしたが、色々なことでとっても感動してしまいました。その敷地の広さもびっくりですが、山間に再現された江戸の街に本当に感心してしまいました。
 中で行なわれている数々のイベントも、中々面白く今度は家族を連れて行きたい衝動にかられています。残念ながら、ちょっと遠いと言う印象もありますので、その二つの感情の天秤がどちらに傾くかの問題になりそうです。
 あの吉本興業がプロデュースしている「吉本お笑い劇場」では、大笑いしてしまいました。役者さんたちの方は、葛和監督に気付いて一緒に写真を撮ったりしたのですが、ただ面白いだけでなく、プロ意識のようなものが伝わって来て感動しました。ちょっとだけの会話でもめちゃ面白いのです。そして、彼らは、例の「空気を揺らす」コツとタイミングを心得ているのです。さすがだ。「金造」役のあの僕より顔の大きい役者さんにまた会いたいな〜。


 宿舎となったのは、「益子ロイヤル」と言う名前のゴルフ場の宿泊施設でした。残念ながら、そこでは僕のモバイルが圏外で、一晩、メールもインターネットも「お預け」でした。全国どこに行っても大体大丈夫なのですが、今回はあまりに山奥に入ったためにダメだったのでしょうか?おかげでゆっくりテレビで放送された「グリーンマイル」をゆっくり観ることができました。

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