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オヤジの日記
2002年 9月22日〜9月28日

22 SUN.  何だか外は雨模様。昨日、ちょっと拭いた愛車もまたまた汚くなってしまいました。ちょっと残念。それにしても今日は寒いくらい。それでジャンパーを着ての出勤となりました。

 今日は、午前中の練習が長めで、少々遅めの昼食、そして午後は、治療日となりました。僕の膝の治療をして欲しいくらいなのですが…。

 世の中の関心事は、大相撲の優勝の行方、監督室で熱くなって応援してしまいました。しかし、ここまで盛り上げた貴乃花は、さすがだし、簡単に勝たせない武蔵丸も意地を見せてくれました。やっぱスポーツは、人が「見逃したくない勝負」を見せてこそエンターテイメントになり得るんだとつくづく感じた瞬間でした。

 さて一昨日の日記に書いた本が、今日、届いてました。びっくりしたな〜。昨年の夏に演武を見せていただいた心道流空手の師範、宇城憲治先生が書かれた『武術空手の知と実践』という本です。この本は、じっくり時間をかけて読みたいので感想はずっと先のことになりそうです。でも、伝説の達人、座波先生の型の写真を見ただけで感動したことは、この場でお伝えします。
23 MON.  午前中は、基本練習のみで午後からは、デンソーさんが来られて練習試合をしました。相手のいない練習が、ずっと続いていたのでこうして大型選手を多く擁するVリーグのチームとの対戦はとても勉強になりました。
 今日は、勝ったり負けたりの試合展開でしたが、内容的に反省することが多く、選手にとってもスタッフにとっても刺激になりました。これから、Vリーグまでの間にすべきことの確認もできたように思います。
 ところでデンソーさんも、例のフォームローラーを3本持って来られていました。ビニールをかぶせたままで使っておられるのが印象的でした。

 ところで、僕の掲示板にも良く来られる香港のVickyさんが来られました。監督の特別許可をもらって体育館でお会いしましたが、なんと彼女は、夜、横浜アリーナで行なわれる「モーニング娘。」の「ゴマキ卒業コンサート」を見るためにわざわざ来られたんだそうです。すっごい!
 で、僕は普段は見ない「東京フレンドパーク」に出ていた「モーニング娘。」を観て我慢したのでした。

 小学5年生になる下の娘が、八ヶ岳の自然教室に出かけました。こうして子供も少しずつ「家族」や「学校」以外の社会を見て育っていくんだなあ=少しずつ離れていくんだなあ。と思ったのでした。
24 TUE.  今日は、デンソーさんにコテンパンにやられてしまいました。と言っても実際には、こちらサイドのミスが連発してしまったのが敗因だと思いますが…。この結果を謙虚に受け止め、それぞれの課題を一つずつ消化してリーグを迎えて欲しいものです。

 今日は、久しぶりに夏休みに実習に来ていた学生さん達が来てくれたので、球拾いは楽でした。トレーナーの実習に来ていて球拾いばかりでは申し訳ないですね。でも、実を言うと僕らの毎日は、テーピングを巻いてる時間よりも、球拾いをしている時間の方がはるかに長かったりして…。そして今や、球拾いに関してもエキスパートになっていたりして…。トレーナーに夢を抱いている皆様、ごめんなさい。

 今日は、リーグ戦用のパンフレットや雑誌の写真撮影がありました。僕は、いつもの同じスーツに同じネクタイだと「技なし」でつまんないと思い、最近、友繁先生からいただいたスペイン土産のネクタイをしました。何とその柄は、フラメンコなんですよ。実は、このネクタイ、発表会のときにもしていたのです。パンフになってもちゃんと見えるかな!?
25 WED.  午前中は、出勤でした。社内に机のない僕は、母校である日体大に行って来ました。まだ授業は始まっていないの(夏休み、長過ぎない?)ですが、グランドでは元気な声が響いていて昔ながらの活気があるキャンパスに、何だか嬉しい気持ちにさせられてしまいました。
 ところで先日、ウイリー・バンクスさんから、日体大の深沢キャンパスには、東京ドームと同じタイプの「人工芝」が入っていることは聞いていました。それ以来、中々、見に行く機会がなかったのですが、ついに実物に触れることができました。
 確かに本物の芝を短く刈り込んだ感じで、ゴルフ場のグリーンのようなイメージです。ちょっと柔らめで、天然芝よりも怪我が少なくなったと言う報告もあるそうですが、「それはあるかも」と実感しました。

(運動処方の研究室から望む深沢グランド)
*全天候型のトラックに人工芝…OBはびっくり?

 後期からは、非常勤講師として週に1回だけ、午前中に来ることになっています。NECには、できるだけ迷惑をかけないようにしながらも、素敵な講義ができるように頑張ります。

 午後は、なんとその日体大のチームがNECの体育館に来て練習試合となりました。昨日までのVリーグのチームとの対戦と一番違うのは、NEC側の選手の気持ちのような気がします。昨日だって今日くらい伸び伸びとプレーしていたら…と思うとちょっと残念です。
 日体大の選手たちにとっては、リーグ戦中で実業団のチームと練習試合をするのは、あまり気が進まないかも知れませんが、何かを吸収して実践で頑張って欲しいです。やっぱり僕にとっては、母校ですから…。
26 THR.  早朝勉強会は、少人数ながら盛り上がりました。一人で熱く語っていただけかも知れませんが(^^);次回以降は、深沢キャンパスで講義をすることもあって、健志台でのラストだったわけです。思えば、僕の自宅から始まって、陸上部の寮、コンディショニング・ルーム、そして教室と移動の歴史だったかも知れませんが、今回は大きいですね。横浜から世田谷への大移動です。さあ、これが吉と出るか凶と出るか、東京の早起きさん、ヨロピク!!!

 今日は、明るいうちに帰宅できたので、キャンプ実習の振替休日でお留守番をしていた下の娘と「お仕事」をしました。なんと二人で木のブランコを組み立てたのです。小学5年生の娘との共同作業はとてもはかどり1時間ちょっとで出来上がりました。

(出来上がった後でのツーショット)
 和裁で出かけていた妻が乗れるようにとペンキを塗らずに待っていたら、何と明日から4日間は「秋の長雨」だとか…。こういう時に限って天気予報って当たるんだよな。
27 FRI.  午前中は、基本練習をした後で日体大と3セットだけ練習試合をしました。日体大のほうはリーグ戦が始まっているそうなのであまり無理はできなかったようです。僕にとっては母校なので本当に心から頑張って欲しいと思いました。

 今日の昼休みは、膝をアイシングしながらくたばってしまいました。関節の中に腫れがある感じがたまりません。こうした経験をすることは、怪我をした選手の気持ちを知るうえで有益だと思いながらも、こんなこと身をもって体験する必要ないなと痛みと格闘する自分がいる感じです。
 ところで膝に腫れがあると筋肉が落ちやすいと言う話を聞いた事があります。これは信頼しているドクターから聞いたもので知識として知っていたことだったのですが、こうして3週間も小さな腫れが出たり引いたりしているとVMO(内側広筋)が明らかに落ちている感じです。これでは、膝関節を支える力は低下しているなって実感します。
 腫脹コントロールのためのアイシングは絶対行い、必要性がある場合にはちゃんとドクターに相談して、「水抜き」もしなければならないんだ…と頭では理解しました。でも、選手じゃないし、「手術」と言われると怖いから、病院はもう少し先にしよう…。なんちゃって!!!

 今日発売のコーチングクリニックにフォームローラーの特集が掲載されました。僕も取材を受けたのですが、一番最初に紹介されていてびっくりしてしまいました。特集には、多くのトレーナーや選手の方が登場されていて内容的にも充実しています。既にフォームローラーを使っている方にも、何のことか分からない人にもお勧めです。
28 SAT.
 ついに今日「さくら」が最終回を迎えました。NHKの朝の連ドラは、テーピングの時間と重なったりして何年も続けてみている感じです。最近は、テーピングが少ないのでパソコンに向かいながら背中で観ているって感じでしたが、それでもストーリーには、ついて行ってたと思います。もちろん最終的には主人公のさくらと葛城先生のハッピーエンドで終わるのですが、僕は「親父」の気持ちを「オヤジ」が知るところに感動しました。「娘をそばにおいておきたい」父の気持ちが、永遠に続くものなら、僕の二人の娘が嫁ぐ時に僕も密かに泣くのかなあ。(←たぶん号泣)

 いつもの専門学校からの実習生3名に加えて、大学のトレーナー研究会から3名の学生さんが来られました。今のNECには、練習している選手が8名くらいしかいませんので僕と飯村トレーナーを合わせるとトレーナーの数が選手と同じだったりして…。で、練習が始まると球拾いのをしている人の方が多い感じがしたりしてました。年寄りの僕には、いつもほど走り回らなくてすんで助かりましたが…。

 膝のアイシングは、思いついた時だけするのではなく、朝も夜もちゃんと行なうと、すごく状態が違います。いつもは選手に「ちゃんとやってる?」なんて言いながら、その重要性を熱く語るまでに至ってませんが、こうして自分の膝が腫れると、大いに実感するので、「何故、やらない!」なんて「超熱く」なってしまいます。「本当に痛かったら黙ってても冷やすだろ」が、今の僕の本音です。だってすごい効果ですもの…。

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