表彰台に上がれるか上がれないかは天と地ほどの差がある。以前、あなたはそう語っていました。でも、私たちが本当に見たいのは表彰台のあなたではないのです。勝ったことのない強敵を、ベストタイムという自分の限界を、必ず打ち破れるのだと、本気で信じ込んで挑む。その勇気みなぎる姿にこそ、価値があると思うのです。結局のところ、人生は今日の勝ち負けで決まるものではないのですから。
パンパシフィック水泳選手権大会横浜2002に出場する、全ての選手がベストタイムを出せますように。
SEIKOの新聞広告【2002.8.25-26、朝日・読売・日本経済新聞】より(禁無断転載)