健全な悲しみと病的な落ち込みの違い

健全な悲しみの特徴
病的な落ち込みの特徴
悲しいが、自尊心を失っているとは思わない。 自尊心を失っていると感じる。
混乱のきっかけとなった出来事からすると、貴方の悲しみはその状況に見合った否定的な感情である。 否定的な感情が、きっかけとなった出来事に見合わないほど強くなっている。
一定の時が経てば、その感情はなくなる。 その感情はいつまでも続いて終わりがない。
悲しいと感じるが、未来に失望しているわけではない。 やる気が起きず、事態が良くなることは絶対にないと思い込んでいる。
生産的な活動を続けている。 人生をあきらめ、友人や仕事への関心もなくなってしまっている。
マイナス思考は現実的である。 マイナス思考の内容は正しく思えても、実際には誇張されていたり、歪んでいたりする。
「自分を愛する10日間プログラム」(デイビッド・D・バーンズ著/ダイヤモンド社)より