信用の無い騎士
サンドロ | : | う~ん、意識はあるが身体が動かない。 |
GM | : | 随分と都合の良い状態だな(笑)。じゃあ君も担ぎ込まれるよ。『ドカーン』って。 |
クロウ | : | 『ドカーン』って何!(爆笑)。 |
GM | : | 扉開ける時にありえない効果音の出るゲームって多いじゃん。 |
アーティ | : | おおっ! 納得した!(笑)。 |
アーシェ | : | 「今日は随分と騒がしいですね。」 |
GM | : | とアーシェさんが出てきます。アーシェさんは君の状態を確認すると、即座に<キュアー・ウーンズ>を(コロコロ)。 |
サンドロ | : | 「放せ、私は早く城へ戻らないといけないんだ!」 |
住民 | : | 「うるさい、黙って治療を受けろ!」 『ガコン』と頭を殴られる(笑)。 |
クロウ | : | あれが麻酔?(笑)。 |
サンドロ | : | 「ううう、貴様騎士に手を上げるとは!」 |
住民 | : | 「うるさい黙れ!」 殴られて『4』点ダメージ。さっさと気絶してくれ(一同爆笑)。 |
GM | : | さて回復量が(コロコロ)11だから6で・・・・・・『18』点回復。 |
サンドロ | : | 一発で全快した(笑)。 |
アーシェ | : | 「それで、一体何があったのですか?」 |
サンドロ | : | 「うう・・・・・・わからない。」 |
アーシェ | : | 「見たところ、貴方は“オーファン”の騎士様とお見受けしますが。」 |
サンドロ | : | 「こ、ここここんなこっぱずかしい事、言えねぇだ!」(一同爆笑)。 やっぱこれ止めよう(笑)。「いや、暗殺者に狙われただけだ。」 |
アーシェ | : | 「また、ですか・・・・・・」 |
サンドロ | : | 「また? という事は、最近アレが出没しているのか?」 |
アーシェ | : | 「はい。ここ2週間ぐらい前から、旅人ばかりを狙って似たような事件が多発しておりまして。街の方々にも、何かあったら私の所へ連れてきて頂くようお願いしてあるのです。」 |
サンドロ | : | こんな事を無償でやっているのか? |
GM | : | マーファの神官だからね。この人の性格設定上、慈善としよう。 |
サンドロ | : | では聞くだけ聞いてみよう。 「そういえば、ドワーフがここに連れてこられませんでしたか?」 |
GM | : | では、彼女は訝しげに君の顔を覗き込みながら・・・・・・。 |
サンドロ | : | (慌てて)「知り合いのドワーフなのだが、約束の時刻を過ぎても帰ってこないのだ。」 |
GM | : | (そんな約束していたっけか?) |
アーシェ | : | 「どのようなドワーフの方ですか?」 |
クロウ | : | 似顔絵だ似顔絵(笑)。 |
GM | : | それ持っているのお前だろう。 |
サンドロ | : | 「ばかでかいモールを持っていて、やたらと体格の良いドワーフだ。」 |
ボーデル | : | ドワーフの体格の良し悪しが彼女に分かるのだろうか(笑)。 |
GM | : | そうだよね(笑)。 |
アーシェ | : | 「一般的なドワーフというのが良く分からないのですが。」(笑)。 |
サンドロ | : | 考えてみれば私も分からないかも。「いえ、来てないなら良いです。」 |
アーシェ | : | 「では、貴方のご連絡先を教えて頂けますか?」 |
サンドロ | : | 「連絡先と言われましても・・・・・・城なのですが。」 |
アーシェ | : | 「グレイ・フォレスト城に? 失礼ですがお名前をよろしいですか?」 |
サンドロ | : | 礼節に乗っ取ってお答えしよう。 「“オーファン”の“鉄の羊騎士団”所属の・・・・・・」 |
GM | : | 鉄の槍だ!(一同爆笑)。なんだ羊って。 |
サンドロ | : | (何事も無かったかのように)「“鉄の槍騎士団”所属、サンドロ・オーエンバッツと申します。」 |
アーシェ | : | 「分かりました。そのようなドワーフの方が、不幸にもこちらに連れてこられましたらご連絡いたします。」 |
GM | : | で、君は帰るでいいのかな? |
サンドロ | : | まだ頭がクラクラしやがる・・・・・・。 |
GM | : | そんな君を黒猫がニャーニャー言いながら迎えてあげよう。 |
クロウ | : | ねぇGM、黒猫好き? |
GM | : | うん(笑)。 |
アーティ | : | 突然なにを言い出すの?(笑)。 |
クロウ | : | え、だってなんか黒猫ってさ、イメージ的に・・・・・・。 |
サンドロ | : | アーティがいれば何か思いつく事があるかもしれないけど。あの黒猫をクロスボウで撃ってやったらどうなるかな、とかプレイヤーは思うけど、一介の騎士はそんな事思いつかないだろう。 |
アーティ | : | なになになんなの? 俺(PL)が今月2回も猫の死骸を見ているのと関係あるの? |
サンドロ | : | それより、この時間帯に帰って城に入れてもらえるのだろうか(笑)。 |
GM | : | 言伝していっただろうし、大丈夫だと思うけど。裏口とかから入れてくれるんじゃない? |
サンドロ | : | 安心した。 |
GM | : | では君が部屋に帰ると、何も知らずにグースカ寝ている幸せそうな魔術師が。 |
アーティ | : | 気持ち良いなぁ(笑)。 |
サンドロ | : | ・・・・・・さっきのダガーを取り出してだな、 「髪の毛が伸びているなぁ。」と(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 殺気を感じるぅ(爆笑)。 |
クロウ | : | 起きたら剃られてるのね。可哀想(笑)。 |
GM | : | では翌日になります。 |
アーティ | : | お、俺は斬られたのかぁ?(笑)。 |
サンドロ | : | 後で調べて貰うために、ダガーを枕元に置いておいてやろう。 |
アーティ | : | ぬおっ! 起きると枕元にダガーが。まさか暗殺者が来た?(笑)。 |
GM | : | (馬鹿ばかりだ。) |
GM | : | ではボーデルのシーン。起きると傷口は綺麗に治っているわけだ。 |
ボーデル | : | おうっ。どういう訳じゃ? あれは夢じゃったのか?(一同笑う)。 |
アーシェ | : | 「あ、目を覚まされましたか。」 |
GM | : | と、一人の女性が入ってきます。 |
ボーデル | : | 「あなたがアーシェさんですかな?」 |
アーシェ | : | 「え・・・・・・なぜ私の名を?」 |
GM | : | と、少し警戒されてしまう。 |
ボーデル | : | 「いやいや。昨夜ふと目覚めた時に、あなた方のお話しが聞こえましてな。」 |
アーシェ | : | 「ああ、そうでしたか。」 |
GM | : | 警戒を解いたアーシェさんから体調などの問診を受け、朝食なども用意してもらえます。 |
ボーデル | : | 「かたじけない。」 |
GM | : | で、色々と話しをした後にですね、 |
アーシェ | : | 「あなた、サンドロさんという方でお知り合いはいらっしゃいますか?」 |
ボーデル | : | 「サンドロの奴か。ワシは良く知っておるぞ。」 |
アーシェ | : | 「どのようなご関係ですか?」 |
ボーデル | : | 「とりあえずワシは奴に雇われている身じゃよ。」 |
アーシェ | : | 「そうだったのですか。それでは本当にお知り合いでしたのですね。」 |
ボーデル | : | 「今頃は城にいるはずじゃのう。」 |
サンドロ | : | ・・・・・・この女、私がトドメ刺しに来たと思っていたのかっ!?(一同爆笑)。 |
GM | : | 人の身に関わる事だ、用心に越した事はないだろう(笑)。 |
サンドロ | : | なるほど、それはそうだ。 |
アーシェ | : | 「先日、サンドロさんが同じ様に怪我をして(笑)こちらに来られたのですが、貴方の事を探しておられるようでしたよ。」 |
ボーデル | : | 「それは気を遣って頂いて申し訳ない。ところで、ワシは何者に襲われたか分かりますかな?」 |
GM | : | では、サンドロに話したの同様、2週間ほど前から旅人が襲われているという情報が聞けるね。 |
ボーデル | : | では、昨晩の礼ぐらい言っておくか。そうだな、100ガメルぐらい置いていくか。 |
アーシェ | : | 「ん~、それは結構です。それでしたら、貴方を冒険者と見込んでお願いがございます。」 |
ボーデル | : | 「ほぅ、何でしょう?」 |
アーシェ | : | 「貴方を襲った通り魔、不思議と悪い人では無い様な気がするのですが、このままでは被害が膨れ上がる一方ですので、どうか止めて上げてください。私はあまりお金を持っていないので、多くは支払えないのですが、どうか宜しくお願いいたします。」 |
ボーデル | : | 「そういう事でしたら、喜んでお引き受け致しましょう。」 では一旦城へ戻ろう。 |
GM | : | ちなみにこの家はあまり裕福そうな感じではないからな。食事も君には白いご飯が出たが、彼女は麦飯だった気がする。 |
ボーデル | : | いたたたた、心が痛い。 |
アーティ | : | なんて良い人なんだ。神殿に勤めれば、衣食住完備で楽なのに。 |
ボーデル | : | まさしくマーファな女性だ。では依頼を受けて城へ帰ろう。 そういえばどっかの馬鹿魔術師はここの出身じゃったな、とか思いながら(一同笑う)。 |
アーティ | : | なんか『馬鹿』というのが定着しているぞ(笑)。 |
クロウ | : | おはようございま~す。 |
GM | : | 君の方にはまだなんら連絡が無いが? |
クロウ | : | 街でも歩こう。 |
ボーデル | : | なんか変に出歩いてると、盗賊ギルドに捕まりそうな気がしてきた。 |
GM | : | そうだね、こっちの『シーフ+知力』に対して、そっちの『冒険者+知力』で振り合おうか。(コロコロ)。 |
ボーデル | : | (コロコロ)。 |
一同 | : | 6ゾロー!(爆笑)。 |
盗賊 | : | 「ドワーフ居ねぇなぁ。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 目の前を通り過ぎても気付かない(笑)。 |
盗賊 | : | 「あ、ドワーフだ。でも眼が光ってないしなぁ(一同笑う) 薔薇咥えてないしなぁ。」(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | どんな妖怪だ(一同爆笑)。 |
クロウ | : | あたしが描いたのに(笑)。 |
GM | : | きっと美化されすぎてるんだろうね(一同笑う)。 では、「なんか盗賊が多いなー。」 とか思う程度で問題なく帰れます。 |
ボーデル | : | この街は危険な奴等ばっかりだ。もしや暗殺が横行しているのかもしれん(笑)。 |
アーティ | : | 待てGM! 前回とノリが同じになってきてる!(笑)。 |
GM | : | しまった、シリアスに行こうと思っていたのに(笑)。 まだ朝早いので、市場なんかもあまり出ていないね。小腹の空いた君は林檎なんかを齧っているかな? |
ボーデル | : | そんなの食いでが無い。 大根だ。うーむ辛いのぅ(一同爆笑)。 |
クロウ | : | あたしは? |
GM | : | そうだな、ボーデルを探しても良いよ。さっきと同じ判定で。 |
ボーデル | : | ほっほ(コロコロ)『10』じゃ。 |
クロウ | : | 『シーフ+知力』?(コロコロ)『11』だよ。 |
GM | : | そこなドワーフを見つけたよ。 |
クロウ | : | みつけたぁ(笑)。 |
ボーデル | : | 眼が血走った女が後ろからやってきた。 (素っ頓狂な声で)「な、なんじゃあ!?」(一同爆笑)。 |
クロウ | : | こっちは徹夜明けなんだよ(笑)。あたしも後でアーシェさんの所に行きたいな。 |
ボーデル | : | その前にギルドへ行こうか。このままでは迂闊に外を歩けん(笑)。ついでにこういう事を聞いてくれ、と例の事件について説明するぞ。 |
クロウ | : | オッケイ、分かった。 |
顔役 | : | 「おお、クロウさん。探し人はそこにいるぜ!」(一同爆笑)。 |
クロウ | : | あははは。「それはありがとうございます。」(笑)。 |
顔役 | : | 「それじゃあ50ガメルだ!」(一同爆笑)。 |
クロウ | : | あはははははは(爆笑)。 |
ボーデル | : | ここは文句を言うべきところだろう(笑)。 |
クロウ | : | 「一応と見つかりましたので、今までご協力ありがとうございました。」 と言おう。 「もう一つ聞きたい事があるのですが、よろしいでしょうか?」 |
顔役 | : | 「おう、いいぜ。」 |
クロウ | : | 「えっと、2週間ぐらい前から、旅人ばかりを狙って多発している事件があるみたいなんですけど、それについて何か情報がございますか?」 |
顔役 | : | (GM、机の上を指先でトントン叩く)。 |
クロウ | : | ・・・・・・あ、100ガメルを出します。 |
顔役 | : | 「よろしい。 2週間前から旅人が襲われているんだが、運良く生き延びた奴も相手の姿は見ていないらしく、犯人はわかっていないな。あと、襲われているのは旅人というか、むしろ冒険者だな。」 |
ボーデル | : | それだけ? ち、シケた情報だぜと思いながら(笑)。 |
顔役 | : | 「追加で情報が手に入ったら使いを出してやるよ。」 |
クロウ | : | 「ありがとうございます。」 |
ボーデル | : | では用事も済んだ。城に戻るぞい。 |
クロウ | : | うん。ちょっと眠い。 |
クロウ | : | 着いたのね? じゃあすぐ寝る。 |
サンドロ | : | 会っていいのか? では剣を突きつけてだな、 「貴様、規律を乱すとは何事だ!」 |
アーティ | : | またそれかよ(笑)。 |
サンドロ | : | いや、これは騎士として当然。 |
クロウ | : | 「・・・・・・いいから寝かせろ。」(一同笑う)。 |
GM | : | 騎士の規律を押し付けられてもねぇ(笑)。 |
サンドロ | : | しかし、折角部屋まで取って貰ったというのに。 |
GM | : | まあ一番損してるのは本人達だから良いんじゃないの? ふかふかのベッド・・・・・・朝起きると用意されている豪華な朝食・・・・・・。 |
クロウ | : | なんもないよぉ。寝てもないよぉ(笑)。 |
アーティ | : | おいしかったなぁ(笑)。 |
サンドロ | : | いいから詫びを入れろと言ってるんだよぉ! ことと次第によっちゃあ、この剣の錆にしてやる(一同爆笑)。 |
クロウ | : | ボーデル、任せた(笑)。 |
ボーデル | : | ではひょうひょうと説明しよう。 |
GM | : | うん。サンドロ君と同じ状況だね。 |
サンドロ | : | そうか、ということはあのマーファの神官、私を騙したのか!(一同爆笑)。 おのれ、許せん! |
ボーデル | : | お前は信用が無いからのぅ(一同笑う)。 おぬし、人相が悪くなっておるぞ(一同爆笑)。 |
アーティ | : | ドワーフに人相について文句言われるなんて(笑)。 |
ボーデル | : | 心が顔に表れておる。 それだから信用されんのだ(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 騎士は侮辱を見逃す事ができんのだぞ(笑)。 |
クロウ | : | (慌てて)その人も事件があって警戒していたんですよ。 |
サンドロ | : | うむ、ただで治療して貰ったし、嘘だけは目を瞑ろう。 では情報を全て交換したとして。ソーサラーマジックを使う魔剣使いか。厄介だな。 |
ボーデル | : | ラヴェルナさんに相談するか? |
サンドロ | : | ラヴェルナ様はお忙しい身なのだよ。 |
クロウ | : | じゃあダガーでも調べたら? |
サンドロ | : | そうだ、ダガーだ! |
ボーデル | : | 本当に忘れていたのか!? |
サンドロ | : | こいつを盗賊ギルドで調べて貰えば何かわかるかも知れない。 |
クロウ | : | 眠い。 |
サンドロ | : | ぶわっ! シーツを剥いでやる! |
クロウ | : | やー、寝かせてー(笑)。 |
ボーデル | : | つか、うちらが見て何か分からないの? |
GM | : | バード技能で判定してくれ。あ、サンドロはセージ技能で振ってもいい。アーティは達成値に+4していいよ。 |
サンドロ | : | ぬおおー(コロコロ)むりだー(笑)。 |
アーティ | : | (コロコロ)ぴったり(笑)。 |
ボーデル | : | 記憶の片隅に故郷の思い出が(笑)。 |
GM | : | これはね、“ラムリアース魔法騎士団”に標準装備されているものだ。 |
アーティ | : | ノォォォォォォォォウ!!(一同爆笑)。 |
クロウ | : | “魔法騎士団”? |
GM | : | “ラムリアース”の騎士団は“魔法騎士団”と呼ばれているのだ。 |
サンドロ | : | 情けない。騎士ともあろう者に、この様な輩がいるとは情けない。 |
GM | : | お前が言えるのか?(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 魔術師ギルドにも行った方が良いんじゃないかな? |
ボーデル | : | サンドロは騎士団に行ってきてくれ。アーティは魔術師ギルドだ。ワシが付いて行こう。 |
クロウ | : | じゃああたしは寝てます(一同笑う)。 (周りの視線を受けて)はいはい、魔術師ギルドへ行ってきます。でもサンドロは一人で平気? |
サンドロ | : | 大丈夫だ。騎士とは基本的に正義な人々なのだ。 |
ボーデル | : | <リプレイス・サウンド> で奇襲かけてくるような騎士がまともとは思えんが? |