scenario2 戯言
ぎぃやあああ~! 何だあの出目は! 何で『10』とか『11』とかばかり出るんだ! ちなみに攻撃や回避の達成値でも高い目ばかり振ってます。 それにしても酷い。PC達が死んだのって、完全に俺ことGMの責任ですね。 あ、回復し忘れていたサンドロの事は知りません(笑)。 展開的には上手い具合に進んだのですが、裏事情については何も触れられずに終わってしまったセッションでした。厳しい目で見ると、これってセッション失敗というのか? では、シナリオで日の光を浴びなかったネタを暴露するコーナーです(最低)。 今回は割と多いです。つか多すぎです。 まず、あんなヒョロい青年エクェルが騎士団に入団した動機は、レイクが入団したからという非常にしょっぱい理由です。 別に一緒にいたいとかいう訳ではなく、それは男としての劣等感からきています。女性なのに腕の立つレイクに対し、頭でっかちでる自分を恥ずかしく思ったわけですよ彼は。 え、聞いていて恥ずかしい話だ? 書いてるこっちはもっと恥ずかしいですよお客さん!! ゴホゴホ、失礼。 まぁ、それは恋愛感情から来るものではありますが、そういうものをシナリオに盛り込むと、恥ずかしがってノリが悪くなる者が二名程いる為、あえて強調するのは止めました。 エクェルと魔剣について。 想像されていると思いますが、エクェルの家系は魔法王国時代にラムリアースを守った魔法戦士の家系なのです。例の魔剣保管庫は代々エクェルの家に伝わっており、当然ガーゴイル用のコマンドワードも知っています。 なぜ表に出ていないかというと、エクェル家の鉄の掟(笑)によって秘密とされていたからです。なぜ? そこまで設定していません(笑)。 当然、魔剣の由来や危険性も伝えられていましたが、戦士としての自分に劣等感を感じていたエクェルは、騎士となってさらに開いていくレイクとの差に耐えられなくなり、『強い力が欲しい』と魔剣の誘惑(テレパシーみたいな誘惑があってもいいかな)に負けてしまいましたと。 以降、エクェルは魔法戦士の亡霊によって操られてしまいました。ただ、亡霊は普段ファミリアである黒猫の方に意識を移しており、一応エクェル自身の意識はあります。亡霊によって良い様に操られた意識ではありますが。 ロケットについて これに関しては完全に俺のミス。もっと注目して欲しかったです。 ロケットの肖像画には、家紋のようなものが描かれているのですが、それを調べると例の魔法戦士の家系だと分かるのです。しかし、GMがそれを強調しなかったが為に、誰も肖像画を詳しく調べるという行動を取りませんでした。 一応騎士団長が「気になる。」とか言っていますが(笑)。ちと弱いですね。 最後に背筋が痒くなる話し。 レイクはエクェルの魔法の腕を素直に尊敬していました。自分に無いものですからね。 逆に、何でエクェルが騎士になったのか理解できない感じ。戦士としての才能が無いのは明確だったので、てっきり魔術師ギルドに入ると思っていました。当然自分に対して劣等感を抱いていた事や、自分を追って入団してきた事なんて露ほどにも気づいていません。 シナリオの最後に、レイクとニングスがエクェルの死を嘆くシーンを入れたかったのですが、色々と都合がありできなかったのが心残りです。(プレイヤーAのバイトとか、その部分をしっかり作っていない為にアドリブが必要だったとかその自信が無かったとか)。 力を込めていたのが、エクェルが襲撃する時のシチュエーション(笑)。 低レベル魔法でも、捻れば面白い事ができるって事を表現したかった。<リプレイス・サウンド>も<イリュージョン>も面白いように引っかかってくれたし、<ハード・ロック>も思惑通りに進みました。ルーンマスターが前に出るわけ無い。いざ扉を開けようとして初めて、魔法で閉ざされている事が分かる。<アンロック>しようにも、扉までの距離が開いているので、すぐに魔法を解除できない──その間、こっちは好き放題です(笑)。 ようやく開いたらストーン・サーバントが待っていたというのも、結構インパクトがあったみたいです。あ~楽しい(笑)。 さて、ようやくリプレイが1~4話と続きました。とりあえず一安心です。 非常に長くなりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。 |