鋼の身体を持つ男
GM | : | ではシナリオIIIを始めるぜ。前回の復習。 |
サンドロ | : | ・・・・・・死んだ(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 思い出したくないなぁ(笑)。俺は生き残ったが。 |
クロウ | : | えっと、魔剣を何処かの国の魔術師ギルドへ持っていくのではなかったっけ? |
GM | : | そう。剣もサンドロの所持品欄に記入してある。 |
アーティ | : | なにぃ(笑)。 |
GM | : | 君達一行は、前回よそ者狙いの無差別テロを開発・・・・・・開発してどうする(一同笑う)。解決したこと、その為に怪我を負ったこと・・・・・・。 |
ボーデル | : | 怪我じゃねぇ(笑)。 |
GM | : | ・・・・・・死に至る傷を負った事、“ラムリアース” 古来より伝わる魔剣を見つけた事などを評価され、“ラムリアース” 王イルアーナは感謝と謝礼の意を込め、“一角獣の森” 探索の際に森の森林警備隊の騎士であるジュディスという女性を付けてくれます。 |
アーティ | : | では精霊使いは出てこないのか? |
サンドロ | : | 謝謝。ナマステ。 |
GM | : | では“オーファン”の方はそういう挨拶をするのだろうと、奇特そうな目で見ていよう。 |
サンドロ | : | 違うよ(笑)。 |
アーティ | : | お前、騎士だろう(笑)。 |
GM | : | そのような謁見が終わると、例の如くフレアホーン王子とアルモザーン子爵が待っているわけです。 |
フレアホーン | : | 「なぁなぁ、1回死んだんだろ、サンドロ(一同爆笑)。死後の世界ってどんなだったんだよ?」 |
アーティ | : | 素晴らしい所だ(笑)。 |
クロウ | : | お前は知らないだろぉ! |
サンドロ | : | 「残念ですが、まだ声帯のほうが元に戻っておりませんので、喋るのが苦痛なのです。」 |
GM | : | 普通に喋ってるやん(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 「死ぬとブラキ神に打ち直されて、鋼の身体で帰ってくるんじゃよ。」(一同爆笑)。 |
GM | : | そうしてオートマタが増えていく訳ですか(笑)。 |
ボーデル | : | 魂を精錬してもらうのじゃよ(笑)。 |
GM | : | 「やあ! サンドロ。」 うぃ~ん、うぃん 「ナ・ン・ダ・イ?」(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 所詮ドワーフなど、死んでも三途の川ではなく、代わりに地底の大河が見えるのだよ(一同笑う)。 |
GM | : | 喧嘩売ってる(笑)。 |
ボーデル | : | 酷いな。 |
クロウ | : | それで? |
GM | : | フレアホーン王子が、声帯のおかしいらしいサンドロに、 |
フレアホーン | : | 「(低い声で)なぁサンドロ、助けてやってくれよ・・・・・・」と。 |
クロウ | : | なんか・・・・・・本当に王子様?(笑)。 |
アーティ | : | 凄いガラ悪いよ(笑)。 |
フレアホーン | : | そうだね(苦笑)。 「(妙に爽やかな声で)ねぇサンドロ! 助けてやってくれよっ!」(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 「えぇっと、一体どのようなことでしょうか?」 |
フレアホーン | : | 「それがさぁ、アル(=アルモザーン)の奴がトチっちゃってさぁ。僕の大事なセスタスの檻が開かなくなっちゃったんだよ!」 |
クロウ | : | セスタス? 何それ? |
フレアホーン | : | 「セスタスは僕の鷹の名前さ。」 |
GM | : | で、アルモザーンが、 |
アルモザーン | : | 「お恥ずかしい話ですが・・・・・・。実は先日、自室で <ロック> と <アンロック> の練習を行っていたのですが、自分でかけた <ロック> を解除できなくなってしまいました。」 |
クロウ | : | がんばって~。 |
アルモザーン | : | 「“魔女” の異名をとるラヴェルナさんにお頼みするのもお恥ずかしいので、皆さんの協力をお願いしたいのですが。」 |
サンドロ | : | 「一応、うちのアーティが古代語魔法を使えますが。」 |
ボーデル | : | よし、<カウンター・マジック> を使うんだ。 |
GM | : | 何で <カウンター・マジック> なんだ(笑)。 |
ボーデル | : | (あっ!)な、なんとなく(笑)。 |
アーティ | : | 達成値は幾つでしょう?(笑)。 |
GM | : | えっと、目標値は『14』です。アスモザーンの知力ボーナスが3、ソーサラーレベルが1で魔力4。杖が無いから達成値『-2』の状態で6ゾロを振ったと。 |
アーティ | : | 俺の魔力が4だから・・・・・・ぐわっ! 難しい。 |
GM | : | これに関しては、本来掛け直し不可の <アンロック> を掛け直し可、達成値も上げ放題とします。 |
ボーデル | : | 失敗するな宣言である。 |
アーティ | : | 何回もやった方が確率良いよね。 |
サンドロ | : | <トランスファー・メンタル・パワー> もあるしな。 |
ボーデル | : | こいつに精神力を送ったりしたら腐ってしまうわ。 |
ボーデルも結構酷いことを言っていたりする。 | ||
GM | : | (クククク・・・・・・ここで貴様等に対するアルモザーンの態度が決定するとも知らずに、呑気なものよ・・・・・・)。 |
アーティ | : | (コロコロ)おっと、出目が・・・・・・おや? |
GM | : | あ、一発だ! すげぇ! |
ボーデル | : | ピーン。 |
GM | : | 運使い切っちゃったな。今日こそ死ぬのか(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 今日こそ(笑)。 そしたらパーティ全員の決め台詞で、「伊達にあの世は見てないぜ。」とか言うんでしょ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 運の無いハーフエルフなんて、生きていても死んでいても変わんないよ。 |
アーティ | : | いや、運は悪くないぞ(笑)。 |
GM | : | この中では一番運が悪くない。 しかし、一発で解除するとは思わなかったよ。 |
ボーデル | : | よかったな、腕が良く見えたよ(笑)。 |
GM | : | 2人が頭を下げてくれよう。 |
二人 | : | 「ありがとうありがとう。」 |
アーティ | : | (サンドロを見ながら)あ~、ハーフエルフに頭を下げてくれるなんて、なんて良い人達なんだ。 |
サンドロ | : | 仮にも一国の王子が頭を下げているんだ。お前も礼節を持って返事をせんか。 |
アーティ | : | (他人事のように頷いて) 全くだ。 |
サンドロ | : | お前コラ。バッソの錆にするぞ(笑)。 |
アーティ | : | 「礼には及びません。」 と言っておこう。礼くれたら嬉しいけど(一同笑う)。 |
フレアホーン | : | では 「おいサンドロ、“一角獣の森” に行くって本当かい?」 と聞いてくるよ。 |
アーティ | : | 付いて来ると言うんじゃないだろうな(笑)。 |
サンドロ | : | 「それは・・・・・・任務ですから。」 |
二人 | : | 「へぇ~。」 と言って、彼等は互いに顔を見合わせてニタニタしている。 |
アーティ | : | 付いてくるよぉ~(爆笑)。 |
ボーデル | : | 知らん知らん。 |
サンドロ | : | 「残念ながら、私には連れて行けるかの権限など備わっていませんので。」 |
二人 | : | 「いやぁ、別に行くなんて言ってないさぁ。」 ニタニタ。 |
フレアホーン | : | 「まぁサンドロ、俺に任せておいてくれよ。」 |
クロウ | : | 何を~!?(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 何をだぁ!(笑)。 |
GM | : | フレアホーン王子が最後にこう言い残すよ。 |
フレアホーン | : | 「いいかい、プロットは臆病者で、メイスは単純。バリスタは嘘つきでショーテルは意地が悪いんだ。」 |
一同 | : | ??? |
フレアホーン | : | 「ヒヒヒヒヒヒヒ。」 |
サンドロ | : | 「?・・・・・・どういうことですか、王子?」 |
フレアホーン | : | 「いずれ時が来たら紹介するよ。ヒヒヒヒヒ。」 |
サンドロ | : | うぬぬ? |
GM | : | さて、森には二日後に出発する予定でございますよ。 |
クロウ | : | はーい。 |
GM | : | では少し時間があるが、何かすることはあるかい? |
アーティ | : | 王子ってファイター技能持ってるの? |
GM | : | 持ってますよ。でも年齢が低いから、能力値修正がきてる。 |
アーティ | : | 買うような物もないよね? |
GM | : | 冷静に考えると食料を買うべきだが(一同爆笑)。 |
アーティ | : | それだぁ!(笑)。 |
GM | : | いや、今回はラヴェルナが全て持ってくれます。 |
クロウ | : | お休み~。 |
アーティ | : | する事ないしなぁ。休んでいよう。 |
GM | : | (情報収集をしない連中だ。) ホント動かない連中だな。 |
ボーデル | : | では城下に下りて酒でも飲みに行こうか。 |
GM | : | 君が城下に下りると、たまたまアーシェさんとばったり逢います。 |
サンドロ | : | アーシェって誰? |
ボーデル | : | 生き返らせてもらった身で、何を言っているんだ!(爆笑)。 |
アーティ | : | 命の恩人だぞ!(笑)。 |
GM | : | <ターン・アンデッド> するぞこの野郎(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | それで 「ぎゃ~~!」 とか言ったらヤバイし(笑)。 |
サンドロ | : | さっきのはプレイヤー発言だよ(笑)。 |
GM | : | この場にいないしね(笑)。 |
ボーデル | : | 「この度はどうもかたじけない。」 と言っておこう(笑)。 |
アーティ | : | 本当にな。 |
アーシェ | : | 「いいえ、こちらこそご迷惑をおかけしました。その後はいかがですか?」 |
ボーデル | : | ・・・・・・まぁいいか、国家機密でもなさそうだし、諜報活動な訳でもないし、ペラペラ喋っちゃうよ。 「これから“一角獣の森”へ行くんじゃよ。」 |
アーシェ | : | 「そうですか。それではその間に、私が魔剣の呪いを解いて差し上げましょうか?」 |
クロウ | : | おっ! |
アーティ | : | 使えるようになるかもしれない。 |
サンドロ | : | キュピーン! ウィーン、キシィ。ウィーン、キシィ。「まだまだ調子が悪いなぁ。」 |
GM | : | お前は本当にブラキに打ち直されちまったのか(一同笑う)。 |
アーティ | : | 性格も打ち直してもらえ(笑)。 |
ボーデル | : | わしが打ち直してやろうか?(笑)。 |
サンドロ | : | 首を回す度にゴギゴギ鳴るの(笑)。 |
アーティ | : | 駄作駄作駄作ぅう!(笑)。 |
クロウ | : | 魔剣の呪いを解いてくれると言ってきてるんだから、なんとか言え。 |
ボーデル | : | うむむむ・・・・・・力を疑うのは良くないが・・・・・・いや、信用しよう。 |
アーティ | : | マジックアイテムの呪いって取れるの? |
GM | : | この呪いは、魔剣にファントムがとり憑いたみたいなものだから。 |
ボーデル | : | 「それはありがたい。後日持ってくると致しましょう。」 |
アーシェ | : | 「いつでもよろしいですので。」 |
ボーデル | : | 「それでは宜しくお願い致します。」 と言って、わしは予定通り酒場へと向かおう。 |
GM | : | では500ガメル程減らしておいてくれ。 |
ボーデル | : | え──!! そんなに減らされるのぉ!?(一同爆笑)。 |
アーティ | : | ボッタクリだぁ(笑)。 |
ボーデル | : | 前回全く報酬なかったくせにこんな仕打ちか!(爆笑)。いたたたた~。 |
アーティ | : | 本当に減らすのか(笑)。 |
GM | : | 減らすのは自由だ。 |
ボーデル | : | 止めとく(笑)。 |
GM | : | そうこうしていると、森に向かう日になります。 |
クロウ | : | はーい。 |
サンドロ | : | その前にアーシェさんの所へ行くぞ。 |
GM | : | 快く受け取ってくれるよ。 |
サンドロ | : | ウィーン、カシャ。「コノ呪イヲ解イテクダサイ。」 ウィ~キシィ。 |
アーティ | : | この人なんなの? |
アーシェ | : | 流石に戸惑うね(笑)。「・・・・・・え、ええ・・・・・・お気をつけて?」 |