馬鹿で陽気な海賊達
GM | : | では翌日、ラヴェルナを乗せた船『海上の狼』号はゆっくりと出港いたします。ラヴェルナは心配そうな目で君たちを見つめていますね。 で、しばらくして君達はギアースのおっさんに呼ばれます。 |
ボーデル | : | すぐに向かうぞ。 |
GM | : | 着くとね、ギアースは豪快に大ジョッキでエールをあおっている。 |
ボーデル | : | むう、なかなかやるな。 |
ギアース | : | 「むはは、ドワーフ殿もどうだ。」 |
ボーデル | : | 「よし(笑)。」 |
サンドロ | : | まてい、任務中に酒を飲むとは何事だ。 |
ボーデル | : | ふっ、ワシには <キュアー・ポイズン> がある(一同笑う)。 |
サンドロ | : | それこそ無駄だ(笑)。 |
GM | : | 話を元に戻すぞ。ギアースが、 |
ギアース | : | 「知っているだろうが、俺達は海賊家業を生業としておる。だからこそ一定の規則は定められておるし、守らねばならない事も多々設けてある。あまり無茶をすると船を出すものがいなくなってしまうし、余計な厄介ごとを起こすと他国と戦争になってしまうかも知れんからな。 でだ、お前たちに頼みたい事はモグリの海賊の掃討である。というのもだな、我が“バイカル”は複数の部族が集まって成り立っている国だ。中には我々に従わずに勝手な密漁や強奪を行っている連中もいるのだ。 とはいえ、モグリを全て捕まえる事は不可能だろう。そこでお前らには、モグリ達の“つなぎ役”を捕らえてほしい。別にモグリの連中をどうにかしてくれるならそれはそれで有難いが、今は先につながる事をしてもらいたい。」 |
サンドロ | : | 「私略船の見分け方は、どうすれば良いのでしょうか?」 |
ギアース | : | 「お前らがあの広大な海で、他の海賊と渡り合えるとは思えん。調査は陸でやってくれ。」 |
サンドロ | : | いや、そりゃ陸でやるつもりだけど。 |
ギアース | : | 「モグリに関しては、自力でがんばって調べろ。」 |
クロウ | : | 自分で調べるのね。 |
ギアース | : | 「期限は魔女殿が戻るまで。それまでに成果が上がらなかった場合は、それ相当の償いをしてもらおう。当然魔女殿にもなぁ。うぇっひひひひひひ。」 |
クロウ | : | えー・・・・・・。まー、じゃー、がんばりましょう。 |
サンドロ | : | まずは海賊が集まりそうな酒場にでも行って色々と聞いてみるか。手がかりもなんも無いんだし。 ガラーナは近くにいるの? |
GM | : | 彼らはもう休みに入っている。ここにはいないよ。 |
ボーデル | : | 港にいこう。 |
GM | : | はい、着きました。港には海賊の姿は見えないけど、漁師さんはいるね。 |
クロウ | : | 海賊がいないなら、その人達に聞いてみよ。 |
GM | : | うん、この街には船団ギルドというものがあるんだ──ぶっちゃけ海賊ギルドなんだけどね──その漁師さんは、 |
漁師 | : | 「そのおかげで、この街の海賊も行動が穏やかになってのう、助かったってもんじゃあ。」 |
ボーデル | : | 「海賊の集まりそうな酒場は知らないか?」 |
漁師 | : | 「そうだなー、基本的に海賊とは関わらんようにしているからのう。よくわかんねえなあ。俺らも基本的に海にいるしなあ。」 |
ボーデル | : | することないし、船団ギルドにでも行くか。 |
GM | : | 場所はすぐわかるだろう。 |
GM | : | じゃあ着いた事にしよう。顔役のボイルという男がいる。 |
ボーデル | : | 熱そうな男だな。 |
GM | : | だってドワーフだもん(一同笑う)。 |
ボーデル | : | なに、同士か!(喜)。 |
サンドロ | : | なんでプレートアーマーを着たドワーフなんぞがここにいるんだろう。 |
ボーデル | : | なんでプレートアーマーを着てる事になっているんだよ(笑)。 |
サンドロ | : | ドワーフはアックスとプレートアーマーの着用が義務なんだよ(笑)。許可を得た場合はアックスの代わりにモール・メイスでも可(笑)。でもやっぱりそれは異端派。 |
クロウ | : | それはただの先入観だよ。 |
GM | : | プレートアーマーは着てないよ(笑)。 |
サンドロ | : | ならばあいつはドワーフではない!(一同笑う)。 |
アーティ | : | 太った人間(笑)。 |
サンドロ | : | その通り!(一同爆笑)。 |
GM | : | おい(笑)。ボイルが待っているぞ。 |
ボイル | : | 「なんでぃ兄ちゃん達、見ねえ顔だがこの国の人間じゃねぇな? なよなよとした白い肌しやがって。」 |
サンドロ | : | (アーティに指を突きつけて)おい、半耳はこいつだけだ。 |
GM | : | ??? ボイル困惑(一同笑う)。 |
クロウ | : | ああ、白い肌=エルフもしくはハーフエルフと言いたいのね(笑)。 |
GM | : | なるほど(笑)。 |
ボーデル | : | ボイルに 「上からの命令で、調べている事があるんじゃがの。」 と話しかける。 |
ボイル | : | 「ボスゥ? 誰だいそりゃあ?」 |
ボーデル | : | えーと・・・・・・ガラーナだっけ? |
サンドロ | : | 違う(笑)。ギアースだ。 |
ボーデル | : | ああそうか。いや、変な海賊ばかりが増えたもんで混乱するよ(笑)。 |
ボイル | : | 「は? ああそうかギアース様からね。そいつはお疲れ。(投げやり口調)」 |
サンドロ | : | バッソで・・・・・・(一同爆笑)。 |
クロウ | : | 後ろから刺されたいのかお前はぁ!(爆笑)。 |
ボーデル | : | 続けるぞ。「おぬしらがよく行くような酒場はないかな?」 |
ボイル | : | 「へい兄ちゃん達、ここのギルドのボイルって男はな、めちゃくちゃ勤勉な使える奴なんだよ。その事を“ちょっとしたところ”で宣伝してくれねぇかなぁ。へっへっへっへっへ。」 |
ボーデル | : | 「へっへっへっへっへ。」 |
ボイル | : | 「まあ、良いようにしといておくんなましや、いひひひひ。 それでさっきの答えだが、この辺りで海賊達がたむろしている冒険者の店──というか海賊のたまり場が一軒だけある。『これこれこういう所』にだな、『あばずれ海の女神』亭という酒場があるぞ。ここは海賊用に店舗拡大した凄い酒場でな、何と収容人数300人だぞ。」 |
一同 | : | おおー。 |
ボイル | : | 「船団には50人とか100人とか平気で乗っているものもあるしのう、ピーク時にはそれでも足りないくらいなんだ。」 |
ボーデル | : | とりあえずそちらに向かおう。 |
アーティ | : | うん、今はそれしか選択肢もないし。 |
GM | : | じゃ、『あばずれ海の女神』亭に着いたよ。 |
サンドロ | : | とりあえず入ろう。 |
GM | : | 入るとね、店内は『自由への高飛び』号との船員ともう一つ別の船の船員とで盛り上がってます。でも最大収容人数300人なので、それでも店はがら-んとして寂しいですね。 |
クロウ | : | ガラーナ達に話し掛ける? それとももう一つの方にする? あとマスターもいるけど。 |
ボーデル | : | つまんない事聞くけど、『つなぎ』って一体何を繋ぐの? |
GM | : | つなぎってのは、海賊間のパイプ役みたいなものだよ。 |
ボーデル | : | というと? |
GM | : | モグリ達の間の情報交換とか、集会とかの幹事役とかさ・・・・・・例えるなら『FF6』のロックとか。 |
ボーデル | : | とにかく、そういう事をしている奴がこの街にいる事だけはわかっているのね。 |
サンドロ | : | 面識があるから、ガラーナの方にでも行ってみるか。 |
GM | : | うむ、ガラーナはな、もう一つの海賊船の船長らしき奴と力比べをしていて、その周りを下っ端達が囲って騒いでいる。 |
ボーデル | : | うぼー、うぼー、うぼー。 |
アーティ | : | どんな盛り上がりだよ(笑)。 |
サンドロ | : | とにかく聞いてみよう。そうだな、「どっちが優勢だい?」って感じで。 |
GM | : | それだったら、どっちの船員に聞くかによるよ。 |
サンドロ | : | なら『高飛び』。 |
高飛び | : | 「そりゃあ、うちの船長に決まってらぁ! なんてったって船長にゃ奥の手があるからな。なんと掌に画鋲を仕込んでるんだ。」(一同爆笑)。 |
クロウ | : | うそぉ(爆笑)。それって卑怯。 |
アーティ | : | ならば相手にも聞いてみよう。 |
大荒れ | : | 「へっ、うちの船長だって負けてねえぜ。こっちゃあ掌に鉄板仕込んでんだからな。画鋲なんてへし曲げてやるぜ。」 |
サンドロ | : | ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
ボーデル | : | あ、サンドロがこの場から逃げたがっている(笑)。 |
大荒れ | : | 「なんてったってうちの船長の“熊手の”ワーレン様は、このあいだ画鋲でぶっ刺されたばっかりだからな(一同爆笑)。二度とくらわんぜ。」 |
ボーデル | : | とりあえず放っとこう。終わるまで。 |
GM | : | 力は拮抗している、というより2人は押し合いを楽しんでいるようにしか見えない。 |
ボーデル | : | しょうがないからマスターから話しを聞こうか。「この酒場はこういう海賊の連中が来るのかい?」 |
主人 | : | 「基本的にはそうだな。あとはあんたらみたいなのが、もの珍しさから来るぐらいかな。」 |
ボーデル | : | 「ほうほうそうか、わしらの他にもそんな連中は来るのかな?」 |
主人 | : | 「ほれ、そこにいるぞ。」 |
GM | : | と指差した先には一人の男がいる。 |
ボーデル | : | ほほほう、どんな男かな? |
GM | : | 長い黒髪の上からバンダナをしていて、肌は日焼けをしてない。で、その男の正面には栗色ショートカットの、日焼けした浅黒い肌の女性が座っており、二人は食事をしております。他の連中からは離れた座席です。 |
ボーデル | : | よしアーティ、<ウィンドボイス> で・・・・・・。 |
サンドロ アーティ | : | できねぇよ。 |
アーティ | : | 俺はハーフエルフだけどシャーマンじゃねぇ。 |
ボーデル | : | 冗談だ。だったら <カメレオン> で近くに行って、話しを盗み聞きしてこい。 |
クロウ | : | 近くのテーブルに座るでいいんじゃないの? |
アーティ | : | そりゃシーフのお前がやるんだよ。 |
サンドロ | : | むむぅ貴様、姿を消して話を盗み聞きなど、男の風上にも置けん。 |
アーティ | : | だまれ、腐れ騎士め(笑)。 |
サンドロ | : | なんだとー、腐れ耳め(一同笑う)。 |
GM | : | ねえねえ、このパーティって仲悪いよ(一同笑う)。 |
ボーデル | : | そんな事はいいからアーティは作戦実行。サンドロは俺がくいとめるから(笑)。 |
アーティ | : | なら酒場の外に出て <カメレオン> 発動、成功。 |
サンドロ | : | いや、その <カメレオン> 作戦には一つ致命的な欠点があるんだが。 |
アーティ | : | よし、中に入るぞ。 |
GM | : | では、近づくのに [ 忍び足 ] の判定を。 |
アーティ | : | ・・・・・・あ(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | お前、平目だぞ。 |
アーティ | : | そういやそうだった。(コロコロ)『9』だ。 |
GM | : | レベルがこんだけあって(コロコロ)おっと出目が9だな。 |
男 | : | 「あん? なんだ、近くで足音がしたぞ?」 |
アーティ | : | う、とりあえずその場で止まって息を潜めよう。何か話してる? |
GM | : | 妙な雰囲気になっているので、二人の会話は止まっちゃってる。 |
サンドロ | : | では、「ん? アーティは何処だ?」 |
ボーデル | : | 「奴は今、外でげーげー吐いてるぞ。」 |
サンドロ | : | 何も飲んでねぇだろ。 |
ボーデル | : | わかっとらんな、陸酔いだ(一同爆笑)。 |
GM | : | 待て、それじゃあアーティに安息の地はないのか?(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | このままダラダラしていてもしょうがない、私が突っ込もう。 ずんずんずんずん、どこっ(隠れているアーティを蹴り飛ばす)、ずんずんずんずん・・・・・・。 |
アーティ | : | げばぁっ(一同笑う)。 |
ボーデル | : | ワシは腕相撲やってる連中から話を聞こうかの。「あの二人組みは何者なんじゃ?」 |
高飛び | : | 「あいつはのー、片方は『大荒れの海上』号っつー船に乗っているレニアって女じゃ。若干18歳でありながらセイラー技能4レベルの有能な船員じゃよ。もっとも、男勝りな性格なもんで困ったもんじゃよ。 で、向かいの男がカデラっつうて、レニアの男じゃ。」 |
クロウ | : | 「船長はだれ? ガラーナ?」 |
大荒れ | : | 「いやそれは『自由への高飛び』号の船長だ。レニアのボスは『熊手の』ワーレン様だよ。」 |
ボーデル | : | 「二人はいつもああして飲んでるのかいの?」 |
大荒れ | : | 「そうだな、帰ってきたら必ずだ。」 |
ボーデル | : | 「二人はいつ頃からああいう風になったんだい?」 |
大荒れ | : | 「おいおいあんた、嫉妬してんのかい? あんたはドワーフだろ(笑)。」 |
ボーデル | : | うほーう!(笑)。「それがいいんじゃよ。」とか変なこと言ってごまかす(一同爆笑)。 |
高飛び | : | 「さー、だいぶ昔からだからのー、どーだろーのー。少なくとも1年や2年ではないなー。レニアが海賊になったのもカデラが居たからだからのう。」 |
アーティ | : | 「カデラも海賊なの?」 |
大荒れ | : | 「いや、カデラは海賊じゃねえぞ。」 |
ボーデル | : | 「じゃあカデラは何をやってるのか?」 |
大荒れ | : | 「おっとそいつは野暮だぜ、聞いちゃいけねえなあ。ぐえっへっへっへっへ。」 |
ボーデル | : | 「ぐべっふぇっふぇっふぇ。」(一同爆笑)。 |
GM | : | その笑い方は何とかしてくれ(笑)。 |
ボーデル | : | 「なぜじゃ?」 |
高飛び | : | 「そいつは言えねえなあ。」 |
サンドロ | : | うーん、こっちでも話を聞かないと話が進まんな。二人の方は静かなの? |
GM | : | そうだね、会話を止めて、寄ってきた君の方をじっと見てるよ。 |
サンドロ | : | なら近くの席に座ってだね、「ちょっと失礼、どうも向こうの席にはなじめないもので。」と。 |
GM | : | カデラはその言葉を無視して、 |
カデラ | : | 「俺に何か用かい?」 |
サンドロ | : | ぬう、騎士の挨拶を無視するとは・・・・・・。 |
ボーデル | : | ああっ、また何かやりそうだ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 感情をぐっと抑えて話を続けるぞ。「少し調べ事をしていてな、聞きたいことがあるんだが。」 |
カデラ | : | 「あっそ、むこうに2つ船団があるぞ。あいつらに聞きな。」 |
サンドロ | : | 「すでに聞いてきたよ。君らからも話が聞けないかなと思ってな。」 |
カデラ | : | 「悪いが俺じゃ力になれねえ。久しぶりに女と二人きりになれたんでな。・・・・・・邪魔しないでくれないか?」 |
サンドロ | : | うーん、とりあえず喋るのには成功したな。 |
GM | : | どの辺が成功なんだよー(一同爆笑)。 |
クロウ | : | あほかーい(爆笑)。 |
サンドロ | : | うーん、じゃあ「そうか、君は海賊ではなかったか、それは失礼。」といってその場を離れる。くくく、貴様の顔はこの目に焼き付けていおたからな。騎士を侮辱した罪はその身をもって味わうがよい(笑)。 そしてそのまま、さらに寂しい席にいくぞ。なじめないと言ってしまったからな(一同苦笑)。 |
GM | : | 背中がさみしいぞー。 |
ボーデル | : | かわいそうだから大声で呼んでやろう。「サンドロー、もう行くぞー。」 |
サンドロ | : | 一番騒がしい肉団子がきやがった(一同大爆笑)。 「ふう、お前らの事を忘れていたよ。」 |
クロウ | : | そうやって意地張ってろよ(笑)。 |
サンドロ | : | エールの入ったジョッキを持つ手に、今にもジョッキが壊れそうなくらい力が篭ってる(笑)。 |
ボーデル | : | 回数を重ねるごとにキャラが壊れていくのー(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | (無視)「あのバンダナの男、名はなんという?」 |
ボーデル | : | 「カデラじゃ。」 |
サンドロ | : | 「そうか、くくくくく。」(笑)。 |
アーティ | : | こいつはこの旅が終わった時に、どこにも居場所がなくなってそうだな(笑)。 |
サンドロ | : | まったく、最近の若いもんは。 |
サンドロ 以外 | : | お前もたいしてかわんねーよ。 |
ボーデル | : | うーむ、海賊どもから聞きだせることはもうほとんどないだろうから、船団ギルドに行こうかの。それにあそこで倒れていると思われるアーティが哀れだし(一同笑う)。 |
アーティ | : | もう外に出たよ(笑)。 |
ボーデル | : | 船団ギルドに行くかの。どんどこどんどこ。 |
ボイル | : | 「おう、またおめぇらかい。」 |
ボーデル | : | 「カデラという男は何者じゃー? 海賊でもないのにレニアさんと付き合っておるようじゃが、不思議に思っての。」 |
ボイル | : | 「ずいぶんと下卑た事を聞きよるなー!! はははははははは!」(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | 「ほほほほほほほほ!!」(笑)。 |
サンドロ | : | ぴく、ぴく、ぴく、ぴく(血管が脈打っている)。 |
ボイル | : | 「カデラはうちの所員じゃよ。奴はとても優秀でな。能力は高いぞ。」 |
ボーデル | : | 「レニアは?」 |
ボイル | : | 「レニアはうちのメンバーだが・・・・・・詳しい事とかはよくわからんのう。カデラの彼女じゃが、ワシらは盗賊ギルドじゃないからな、身の上とか良くはわからん。」 |
ボーデル | : | 「レニアはカデラのために海賊になったと聞くが?」 |
ボイル | : | 「まあようは、憧れの先輩がN高校行ったからあたしもー。・・・・・・みたいなものだ。」 |
サンドロ | : | なぜ俺の母校を例に出す(一同笑う)。 それはそうと愚かな事を。見習うのなら騎士を見習えばいいものを。 |
GM | : | この国では騎士はメジャーじゃないからな。 |
クロウ | : | 海賊の方がメジャーなんだ? |
GM | : | だって傀儡の王の騎士だぜ。“銀鮫騎士団”といって、名前だけは立派だけどな(笑)。 |
ボーデル | : | よし、クロウ、おぬしの尾行の出番じゃ。 |
クロウ | : | どっち? |
サンドロ | : | カデラだな。二重尾行でいこう。 |
二重尾行とは、標的をクロウがこっそりと尾行し、そのクロウを残りのメンツが堂々と尾行するというもの。 |
ボーデル | : | では酒場に戻るかの。 |
GM | : | 彼らは都合よく飯を食い終わって、酒場から出るところだ。 |
クロウ | : | とりあえず隠れるよ。 |
GM | : | まあ、尾行が始まるまでは気にはかけないだろうから隠れていいよ。 |
クロウ | : | じゃ、いくよー。 |
GM | : | しばらく行くならこっちのシーフ技能との判定するよ。 |
サンドロ | : | 見つかったらソッコーで逃げろ。スカーフか何かして顔を隠しとけ。 |
クロウ | : | やあっ(コロコロ)『13』か。 |
GM | : | なら気づかれた。カデラが振り返るよ。 |
カデラ | : | 「誰だっ!」 |
クロウ | : | あははは、悲しいー(笑)。 |
ボーデル | : | なぜ笑う!? |
カデラ | : | 「やっぱり誰かつけてるみたいだなっ!」 |
サンドロ | : | と、言った瞬間にクロウが |
クロウ | : | 逃げます。 |
サンドロ | : | そしてそれを見た瞬間に、俺等が 「散っ!」 とか言って逃げるんだよ。(一同爆笑) |
クロウ | : | お前大声出すんじゃないよ! 余計ばれるんだよ(笑)。 |
アーティ | : | 俺らはそれ聞いてビクッとかして逃げられんのよ(笑)。 |
GM | : | カデラは追いかけようとしたけど、レニアが不安そうに袖口を掴むので思いとどまるよ。 |
ボーデル | : | やばいなー、手がかりが消えたぞ。 |
サンドロ | : | 船団ギルドでカデラかレニアの家の場所を聞いてみるか。 |
ボーデル | : | クロウは戦闘以外じゃ活躍できないのか(笑)。 |