護り水の遺跡 : ホール正面玉座
GM | : | そうすると、かなりゴーストの近くまで寄るけど。 |
サンドロ | : | うん、じゃあ一礼だけして扉を調べよう。 |
ボーデル | : | そうしよう。 |
GM | : | すると、 |
ゴースト | : | 「それにしても客人よ、汝ら失礼とは思わんか?」 |
GM | : | と言ってくる(笑)。 |
クロウ | : | あ、やっぱ分かるんだ。 |
サンドロ | : | 「ああ、失礼致しました。」 と言ってだな、騎士らしく一礼をして 「私、騎士のサンドロ・オーエンバッツと申します。正装でなくて申し訳ないのですが。」 |
ゴースト | : | 「騎士、騎士か──あれだな。蛮族の末裔という奴だな。」 |
アーティ | : | そうなるね。 |
サンドロ | : | 「蛮族の末裔・・・・・・ああ、まぁ、そう、うん・・・・・・。」 |
ボーデル | : | サンドロ、抑えろ、抑えるんだ。 |
サンドロ | : | (小言で)ピキッピキッピキッピキッ。 |
一同 | : | (10秒程沈黙)。 |
クロウ | : | ・・・・・・サンドロを抑えろ~!(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | ・・・・・・古代王国にはそういうものは無かったんだよね・・・・・・。 |
GM | : | うん。騎士という概念ができたのは古代王国が滅びた後だからな。 |
サンドロ | : | そうか・・・・・・。しかし、この時点でこいつとはこれ以上何も喋れなくなった(笑)。後は頼む。 |
ボーデル | : | 「城主よ、申し訳ないがこの城の住み着いた邪悪な輩を潰す為、調査をさせていただく事をお許ししていただきたい。」 |
ゴースト | : | 「ここを建設して以来、この城に侵入したのはお主等が初めてだ。」 |
ボーデル | : | 「ほぅ、そうでございますか。」 |
ゴースト | : | 「いつか誰かがこの城の防壁を突破し、わしの前に現れることを待ち焦がれていた。そうだな、私との勝負に勝利した君達には自由を許そう。」 |
ボーデル | : | 「王よ、礼を言います。では失礼。」 と言って、そのまま探索を続けよう。 |
クロウ | : | その前に、最近住み着いたモンスターについて聞いてみたら? この人ここにずっと居たんでしょ? |
ボーデル | : | そりゃそうだな。 |
ゴースト | : | 「私はこの部屋から外に出ておらんので、外の事は分からんな。」 |
サンドロ | : | ゲートと魔法陣の事を聞こう。 |
ゴースト | : | 「その前に私の事でも話そうか。」(笑)。 |
クロウ | : | 自己紹介がまだでしたね(笑)。 |
ゴースト | : | 「ワシの名はダムアス・バーグ、バーラグラン・・・・・・。」 |
GM | : | ん、パーラ・・・・・・ん? なんだこれ!?(一同爆笑)。 |
クロウ | : | 混乱が始まっているわ(笑)。 |
ボーデル | : | やばい、凄く複雑な名前なんだ(笑)。 |
アーティ | : | さすが古代王国人(笑)。 |
GM | : | シナリオには『パーラグドランド』って書いてあるけど、こんな名前付けた記憶ないわ(笑)。名前を変更しようとして消しそこなったのかもしれん 。 とりあえずダムアスと覚えといてくれ。 |
ダムアス | : | 「今がどのような時代かは知らぬが、カストゥール王国時代にはこの島を統治していた者である。」 |
ボーデル | : | さいでっか。 |
ダムアス | : | 「では先ほどの質問だが、あのゲートは空中都市レックスに繋がっているのだ。」 |
クロウ | : | ほぇ~。 |
ダムアス | : | 「だがしかし、魔力の塔が崩壊した今となっては、かの都市も存在してるとは思えないがな。」 |
クロウ | : | 「あの魔方陣は何ですか?」 |
ダムアス | : | 「あの魔方陣はな、この城の周囲に廻らされた “護り水” の機能を活性化させている物である。その他、城内のもろもろの付与魔法を形成・維持している。」 |
クロウ | : | ふんふんふん。ダンスホールもそれみたいね。 |
サンドロ | : | 消しちゃ駄目だなこれは。 |
アーティ | : | 「どうして動いてるんだ?」 |
ダムアス | : | 「魔力の塔が崩壊し、カストゥール王国が滅びた時点で魔力が消えかけたのだが、私の技術によってこの島に溢れる魔力を暴走させる事により、小規模ながら半永久的に魔力を維持させることに成功したのだ。」 |
サンドロ | : | 「では、この部屋(ホール右奥)には何があるのでしょうか?」 |
ダムアス | : | 「ああ、それは休憩所だな。昔はそこでよく茶を飲んだものだ。」 |
アーティ | : | 「今となってはもう飲めないが。」 |
ダムアス | : | 「・・・・・・キィーーー!!」(一同笑う)。 |
クロウ | : | 怒る事言っちゃ駄目だよ(笑)。 |
ダムアス | : | 「<ルーン・ロープ>!」(笑)。 |
アーティ | : | 「あ~れ~。」(笑)。 |
サンドロ | : | 「じゃあここ(ホール左奥)には何があるんですかな?」 |
ダムアス | : | 「そこは階段だ。」 |
クロウ | : | 行くなら階段だね。 |
ダムアス | : | 「申し訳ないが、感覚が薄れてるので何年たったかも良く分かっていなくてな。階段はもう崩れてるかもしれんが、勘弁してやってくれ。」 |
クロウ | : | 「うん。分かった。」 |
サンドロ | : | じゃあそっちに進もう。その前に、茶の間も見るだけ見よう。何かあるかも知れない。 |
護り水の遺跡 : 右奥 【B】 休憩所
ボーデル | : | という事だ、開けろ。 |
クロウ | : | 開けるの? 鍵掛かってますか? |
GM | : | あい、掛かってないです。 |
クロウ | : | じゃ開けよう。 |
サンドロ | : | ガッチャンコ。 |
GM | : | じゃあ手にビリッと衝撃が走った。 |
クロウ | : | そういえば [ 罠発見 ] しなかったね(笑)。扉開けたのはあたしだね。 |
GM | : | 精神力抵抗で目標値『12』です。 |
クロウ | : | 6か(コロコロ)出た。 |
GM | : | 盗賊が眠りにつく事はなかったか。 |
クロウ | : | 眠るの? |
GM | : | 休憩所つっただろ(笑)。 |
|
GM | : | 中にはかつてはふかふかだっただろうソファーや暖炉などがある。確かに休憩所のようだね。 |
クロウ | : | 調べる。 |
GM | : | えーとね、中央の泉には綺麗な水が湧いている。あと、棚とかにはいろんな書物が並び、テーブル、椅子などが点在し、カーペットなども揃っているが、いずれも腐り切ってボロボロになっているね。 |
サンドロ | : | 書物ってまだ生きてるかい? |
アーティ | : | 読める物ある? |
GM | : | 書物、ほとんど腐ってんだろうな。けど無理すりゃ読める物もいくつかあるだろう。 |
ボーデル | : | 『魔力の塔の作り方』。 |
アーティ | : | うわーい(笑)。 |
クロウ | : | マジで!? そんなものあるの!? |
GM | : | 無いよ(一同笑う)。例えば『ダムアスの日記』とか。 |
サンドロ | : | でも古代王国人の日記って、多少の価値あるかもしんねーな。城主に書物を持って行っていいか聞いてみよう。「かまわないでしょうか?」 |
ダムアス | : | 「別にかまわんが。私は世の事にはとんと疎かったからな。大した物は無いと思うが・・・・・・。」 |
サンドロ | : | じゃあ貰っていこうかな。 |
GM | : | じゃあ『セージLV+知力B』で。 |
サンドロ | : | (一同振り終えて)『13』が最高。 |
GM | : | 『13』? では『<ディクリース・ウェイト> の呪文書』が見つかった。 |
アーティ | : | あ、遺失呪文。もう覚えちゃっていいの? |
GM | : | 覚えちゃって・・・・・・構わない。 |
サンドロ | : | その他、生きてる書物を拾ってと。じゃあ階段に行きますか。 |