恩を仇で返される
GM | : | シーンタロットは【マーテル】の逆位置。 |
クロウ | : | えー!(笑)。 |
GM | : | というわけでボーデル登場。 |
ボーデル | : | うほ~う。どういうわけじゃあ~(一同笑う)。 |
サンドロ | : | あ~あ、まぁたボーデル斬られ役かよ(笑)。 |
ボーデル | : | “ラムリアース” では通り魔にも襲われたし。酷い扱いじゃよ(笑)。 |
GM | : | えっと、君は何してるんだっけ? |
ボーデル | : | 情報収集だ。 |
GM | : | そうだなぁ・・・・・・『魅力』って感じの能力はないからなぁ。『冒険者LV+自分の魅力と思われる能力値』で振ってみてくれ。 |
ボーデル | : | 何でも良いのか? |
クロウ | : | 筋力。 |
サンドロ アーティ | : | 生命力(爆笑)。 |
ボーデル | : | いや、この高潔な精神力じゃろう(一同爆笑)。 |
GM | : | 好きなので良いから(笑)。 |
ボーデル | : | 鍛冶屋として、ここは『器用度』で(コロコロ)おおこれは凄い! |
クロウ | : | 6ゾロだぁっ! |
ボーデル | : | “ロドーリル” の人間は、ワシの魅力にメロメロの様じゃのぅ!(一同大爆笑)。 |
アーティ | : | 勝てねぇ! どう足掻いてもこのキャラクターには勝てねぇ(爆笑)。 |
GM | : | じゃあ適当な住民が見つかった。聞きたい事をどうぞ。 |
ボーデル | : | 「この街には魔術師や司祭といった人物が見当たらんが、どうなっておるのか?」 |
GM | : | それを聞かれた瞬間、そそくさとどこかへ行ってしまう。 |
ボーデル | : | むむ、怪しい、怪しいのぅ。 |
GM | : | しかしせっかくの6ゾロだし、他にも色々聞いていた事にしていいや。 国内では、『近々 “プリシス” との戦争に終止符が打たれるだろう』という噂が流れている。 |
ボーデル | : | 大そうな自信じゃな。 |
GM | : | なんでも、“ロドーリル” には切り札があるらしい。 |
クロウ | : | ボーデル大量生産。 |
GM | : | コストの方がかさみそうだな(一同笑う)。 とりあえず、その切り札によって “プリシス” 攻略も楽勝、上手くすれば世界を征服できるといったぐらいの意気込みらしい。 |
サンドロ | : | “プリシス” 名物の攻城兵器も目じゃないのか? |
クロウ | : | そうなの? |
GM | : | ああ。“プリシス” は攻城兵器といわず、城砦や何も全てが優れている。これも “軍師” ルキアルがいるからだな。 |
ボーデル | : | ・・・・・・そうか、分かったぞ! みんな眠らす気だな!! |
クロウ | : | 寝る? |
ボーデル | : | 遠い昔、“グードン” で魔法の粉を盗まれただろう! |
アーティ | : | そんな事もあったな。そういえばダークエルフの手紙にジューネの名が。 |
サンドロ | : | ・・・・・・だんだんそんな気がしてきたな(笑)。 |
ボーデルは神殿を探して彷徨うも、ブラキはともかくマーファ神殿やマイリー神殿すら見つからない。神殿のような建物は見つかったが、そこは兵士の宿舎や孤児院になっていた。 | ||
GM | : | 君が神殿を探して回っていると、馬車に乗った老人とすれ違う。 |
ボーデル | : | ほぅ? 何か特徴でもあったのか? |
GM | : | その時、車輪が石に乗り上げてしまい、その揺れで老人は地面に落ちてしまう。 |
老人 | : | (両手をバタつかせて)「ぅひゃああああ~!!」 |
アーティ | : | (演技が)上手いなGM(笑)。 |
サンドロ | : | 助けろ、助けるんだボーデル! 転がれ!(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | おおー! わしゃあマットか!(一同笑う)。 |
老人 | : | 「あわわ、あわわ、あわわ。」 |
GM | : | 見ればすぐ分かるが、老人の足はありえない方向に曲がっている。 |
ボーデル | : | (PL、素に戻って) ああ、僕に何を期待しているのかバレバレだよ!(笑)。 |
GM | : | いや、お前の信仰の赴くままに、好きに行動すればいい。 |
サンドロ | : | 神官の端くれとして、お前にはやる事があるだろう。 |
アーティ | : | <ウーンズ> だな(笑)。 |
クロウ | : | 死んじゃうって(笑)。 |
GM | : | 神も説いているだろう、『汝のなしたいようになせばよい』って(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | そりゃファラリスじゃ!! 違うぞ、『全てのモノを打ち直せ』じゃ!(一同笑う)。では振るぞ(コロコロ)宣言を忘れたが <キュアー・ウーンズ> が発動した。(コロコロ)おお6ゾロ!(一同歓声)。 |
アーティ | : | 今日6ゾロ多いな。 |
GM | : | おじいさん、持病のリウマチまで治った(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | コンコンコンッ!! |
アーティ | : | 打つなって!(笑)。 |
GM | : | しかしご老人は君に感謝の言葉を述べるわけでもなく、ただ驚愕の表情を浮かべる。 |
老人 | : | 「ま、魔法じゃー! 魔法を使いおるー!!」 |
GM | : | 周囲は大騒ぎになる。 |
住民 | : | 「ま、魔法だってー!?」 |
ボーデル | : | これは・・・・・・退くかのぅ(一同笑う)。 |
GM | : | 君がそう考えた瞬間、ふと衛兵と目が合った。 |
ボーデル | : | あはっはっは! あ、ヤバイな! さっさとズラかろう(笑)。 |
衛兵 | : | てくてくてく。歩きながら追いついた。 「待ちたまえ、そこの遅い奴。」(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | 何ぃぃ~。遅い奴と言われては仕方ない。止まろう。 |
衛兵 | : | 「ちょっと城まで来ていただけるかな? というか、来い。」 |
アーティ | : | こういう時こそ、<フォース・イクスプロージョン>(笑)。 |
ボーデル | : | 覚えとらん。「まぁワシらは国家の大使じゃから、暴れるわけにはいかんものなぁ!」 と大げさに声を出してついて行こう。 |
GM | : | では君は衛兵に囲まれて連行。 |
衛兵 | : | 「ハイホー! ハイホー!」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | なぜそうなるんじゃ(笑)。 |
GM | : | 今度のシーンタロットは【アダマス】の逆位置かな? では酒場。まだ帰ってきていない者もいるがな。 |
クロウ | : | あたしもまだ帰ってきてない。 |
サンドロ | : | 少し早すぎましたか? |
ラヴェルナ | : | 「先に食事でもとっていましょうか。」 |
サンドロ | : | 「そうですね。マスター、私はAランチを頼む。」 |
マスター | : | 「・・・・・・そんなものはねぇ。ウチはZランチからだ。」 |
サンドロ | : | 何でだ!(笑)。 |
アーティ | : | 「じゃあXランチを。」(笑)。 |
マスター | : | 「あるよ。」 |
サンドロ | : | 「YY(ダブルワイ)ランチを頼む。」 |
マスター | : | 「あるよ。」 |
ボーデル | : | 何でそんな語感のキツいランチを(笑)。 |
GM | : | それでは定食が届くまでの待ち時間で、 |
ラヴェルナ | : | 「そうですね、では <クリエイト・デバイス> でもかけましょうか。」 |
GM | : | という話しになるわけだ。 |
サンドロ | : | (諦めの表情)ああ~。 |
アーティ | : | 待ってました! グレソをテーブルの上にゴトッ! |
GM | : | それだけで十分店内は騒然となる(笑)。 |
客 | : | 「なんだ、刃物沙汰か?」(一同笑う)。 |
GM | : | ではラヴェルナが発動体の指輪を確かめ、グレソに <クリエイト・デバイス> を(コロコロ)発動した。ということで、グレートソードがLV1になった。+1じゃないからな(一同笑う)。 |
アーティ | : | えぇー!(笑)。 |
ボーデル | : | LV2、LV3と上がるのかのぅ。 |
GM | : | 30ラウンドチャージすると必殺技が使えるぞ。 |
クロウ | : | すごーい(笑)。 |
ボーデル | : | ちなみにどんな必殺技じゃ? |
GM | : | さぁ?・・・・・・自爆でもするんじゃない?(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | ファイナルファンタジーかよ! |
アーティ | : | 何が必殺か(笑)。 |
GM | : | まぁそんな特殊能力はあるわけがない(笑)。普通の魔法の発動体だよ。 |
サンドロ | : | 魔法は掛け終わった。後は食事だな。 |
GM | : | 君はランチを待っているが、何となく落ち着かない。店内が騒然としている。 |
サンドロ | : | (気にしないフリ)水でも飲みながら、運ばれてくるのを待っていよう。 |
GM | : | 皆君達の方を見ているよ。 |
サンドロ | : | 『ラヴェルナ様の高名はこの地にまで届いているのか』 と勘違いしよう(笑)。 |
GM | : | そこに、一人の冒険者風のなりをした男が近づいてきて、君に小声で耳打ちする。 |
冒険者 | : | 「お前ら、そんななりしているからまさかと思ったが、どうやってこの街に入ったんだ?」 |
サンドロ | : | 「ん? どういう意味だ?」 |
冒険者 | : | 「いや、それはいい。同じ冒険者のよしみだ、早く逃げた方が良いぞ。」 |
サンドロ | : | 「・・・・・・それはどういう意味だ?」 |
GM | : | そんなやりとりをしていると、3つほど離れたテーブルに座っていた兵士風の男4人が席を立つ。冒険者風の男は、それを見て慌てて立ち上がる。 |
サンドロ | : | 「待て、詳しく教えてくれ!!」 |
冒険者 | : | 「俺は無関係だぜっ!!」 |
GM | : | と叫びながら、冒険者風の男は走り去るね。 |
アーティ | : | むぅ。逃げたか。 |
サンドロ | : | 「どうなっているんだこの街は。まぁいい、マスター! 早く定食をくれ!」 |
GM | : | マスターは君達に関してはシカトを決め込んでいる。それより、兵士達がズラッと君達を囲うね。4人のうち1人は外に走っていった。 |
サンドロ | : | 「マスター、早くYY'(ダブルワイダッシュ)ランチをくれっ!」 |
アーティ | : | ダッシュときたかー!(笑)。 |
兵士 | : | 「悪いが、それは城に届けてもらおうか?」 |
クロウ | : | 来た。 |
兵士 | : | 「とりあえず我々について来てくれないか?・・・・・・というか来い。」 |
サンドロ | : | 「すみませんが、どのような御用でしょうか?」 |
兵士 | : | 「いいから来い。お前達には聞きたい事が山ほどある。(手をワキワキさせて)・・・・・・というかやりたい事が山ほどある。」(笑)。 |
アーティ | : | 拷問か(笑)。 |
ボーデル | : | 改造?(一同爆笑)。 |
GM | : | それはボーデルの分野だから取らんよ(笑)。とりあえずラヴェルナも呆然としている。 |
サンドロ | : | 「おいっ! いくらこの国の兵とはいえ、その態度は無礼だろう!」 |
GM | : | ラヴェルナは、 |
ラヴェルナ | : | 「後ほど、お伺いしようと思っていたのですが。」 |
GM | : | と言うも、 |
兵士 | : | 「いいから黙って来い。」 |
サンドロ | : | (胸の辺りに手を当てて)この辺りに隠れている騎士の証が『シュピーンッ』と飛び出し、肩に『カシィッ!!』 「サンドロ! ナイトッ、モ~~~ドッ!!」(一同大爆笑)。 |
クロウ | : | 騎士の証がっ! 光ってる~!(爆笑)。 |
ボーデル | : | お前、ノリが昔の特撮モノだぞ(笑)。 |
サンドロ | : | 「だから、理由ぐらいは話していただけないでしょうか!」 と、少し強みを効かせて。 |
兵士 | : | 「お前らに話す事は無いと言っているだろう。」 |
GM | : | 店の中は静まり返り、君達のやり取りを隠れて注目している。 |
サンドロ | : | 「ならこちらも、貴様らについて行くつもりは無い!」 |
ボーデル | : | おっ! |
アーティ | : | 言い切ったね。 |
兵士 | : | 「ならば、この場で処刑してやろうか!!」 |
GM | : | と言って剣に手をかけるね。 |
サンドロ | : | 「やろうってのか!!」 |
ラヴェルナ | : | 「落ち着きなさい、サンドロ!」 |
GM | : | ラヴェルナが場を制す。 |
サンドロ | : | (即座に)「ハッ。」 |
ラヴェルナ | : | 「我々は “オーファン” の使者です。他国で争い事を起こしてはなりません。どうやら何らかの行き違いがあったようです。城で女王のジューネ殿に説明すれば、疑いも晴れる事でしょう。」 |
GM | : | と、ポジティブシンキングラヴェルナは言っている。 |
サンドロ | : | 「ハッ、申し訳ありませんでした。行くぞアーティ、立て。」 |
アーティ | : | 「仕方ないな。」 グレートソードを大事に抱えよう。誰も俺が魔術師だとは思うまい(笑)。 |
GM | : | 店の外に出ると、20人ばかりの兵士が囲っている。 |
アーティ | : | 歓迎か(笑)。 |
GM | : | そう思いたいなら思ってろ(笑)。 |
サンドロ | : | では歩いていこう。『くそっ、流石に戦力を欠いた状態でこの人数は辛い。』 |
GM | : | では、お城まで連行されていきます。 |