軍師 vs 差別騎士?

アンバーキャッスル城 : ラヴェルナの部屋
GMでは夜半過ぎ。
クロウ一応、密書はロインに渡したことを報告するよ。
ラヴェルナ「それで、その後何かありましたか?」
クロウ特に無いよね。「後で呼びに来るかもしれないそうです。」
GMでは、しばらくして君達のいる部屋の扉がノックされます。
サンドロ従者、開けろ。
アーティだれが(笑)。
クロウ誰か開けなよ(笑)。じゃあ、あたしが開ける。
GM騎士アーヴァンが立っているね。
アーティ貴方がロインさんですね!(笑)。
サンドロやめんか馬鹿者(笑)。
ボーデル「おお、貴方が。」
アーヴァン「君達に用がある。付いて来てはいただけないだろうか。」
クロウ私は構わないけど?
サンドロそれは全員に言っているのかな?
GMそのようだね。
サンドロ「よろしいでしょう。騎士として貴方を信用いたします。」
アーヴァン「ありがとう。では皆さん、こちらへどうぞ。」
GMと、アーヴァンは先導して案内する。螺旋状の塔に入っていくね。
ボーデル塔か・・・・・・嫌な思い出じゃのう。
アーティまた閉じ込められるのか。
サンドロ一応、いつでも戦えるよう気を引き締めておくぞ。
GMしばらく登ると、先に扉が見えてくる。アーヴァンはその中に入るよ。
ボーデル扉に罠が無いか調べるんじゃ。
サンドロ目の前で開けただろう!(一同爆笑)。
クロウサンドロが信用すると言ったんだから信じなきゃだめだよ。サンドロでも一応騎士なんだよ(一同爆笑)。
アーティ腐っても騎士(笑)。
アンバーキャッスル城 : ルキアルの私室
GM扉の中は明るいですね。もの凄い量の書物があります。そして中ではルキアルが待っている。
サンドロほぉ~。「これはこれは、“軍師” 殿ではありませんか。」
ルキアル「まぁ、かけてくれたまえ。」
ボーデル「ワシに合う椅子がないのぅ。」とか言って座ろうかの。
サンドロむしろお前が椅子になれよ(一同爆笑)。
ボーデルほっほーう(笑)。じゃあ石の床に体育座りしていじけていよう(一同笑う)。
アーティ普通に座ります(笑)。
GMちゃんと人数分用意してあるよ。アーヴァンが椅子を引いてあげよう。
アーヴァン「どうぞ、おかけください。」
サンドロボーデルには切り株で十分だ。
クロウ似合う(笑)。
GMラヴェルナはルキアルの正面に座ります。
サンドロだろうな。当然、その隣に座る。
クロウ後ろの方で。
ボーデル切り株に腰をかける(一同爆笑)。
GMそんな椅子ねぇよ。
ボーデル「我らに何用かのぅ?」
ルキアル「私がこの国の参謀ルキアルだ。巷では“軍師”の名で通っている。」
ボーデル「ご高名は噂にお聞きしておる。」
ルキアル「君達が届けてくれた文書、これは非常に興味深いものだ。」
アーティ内容知らないし(笑)。
ルキアル「なにやら、“ロドーリル” 軍が妙な毒物を手に入れたようだな。」
サンドロ(わざとらしく)ドッキーンッ!
アーティアレか。
ルキアル「次の戦でこれを使用するらしい。」
サンドロガタガタガタガタガタ(一同笑う)。
クロウ動揺しすぎだよ(笑)。
アーティあの麻薬みたいな名前の・・・。
GM【永久に夢見る楽園への粉】だよ(笑)。
アーティ絶対麻薬だよ(笑)。
サンドロよーし、今日は地の果てまで旅行に行くぞぉ!(一同笑う)。
クロウどうしたのよサンドロ、大丈夫?(笑)。
サンドロ海の果てまで飛んで行けぇ!(一同爆笑)。
GM帰ってきてください(一同笑う)。
クロウ話を戻そうよ。
ルキアル「こういう時に情報提供者がいてくれると助かる。なぁアーヴァン?」
サンドロ「そ~うですねぇヒッヒッヒ。」(一同爆笑)。
GM勝手にアーヴァンの台詞を喋るな(笑)。
クロウイメージが崩れちゃうからやめて(笑)。
アーヴァン「恐れ入ります。」
サンドロ「して、我々に何用でしょうか?」
ルキアル「おや? このような密書を届けたからには、何かしら事情を知っているのではないかと思ってな。それは私の思い違いだったかな。」
サンドロドッキーンッ!(一同笑う)。
ルキアル「ん? 騎士殿、何か思い当たる点でもあるのかな?」
アーティないないないです(笑)。
サンドロ「それより、私が “グードン” に滞在していた時の事を思い出しまして。」
クロウあははあははは(笑)。
ルキアル「ほう、“ヤスガルン山脈” の都市だな。ドワーフの大きな集落があるという。それは興味深いな。是非とも聞いてみたい。」
サンドロ「まだ旅にでたばかりの頃、“グードン” から来る武器業者から聞いた話なのですが、あの地において非常に危険な薬物【トリップトリップ】が盗まれたという──」
アーティ名前が違っているよ!(一同爆笑)。
サンドロまぁそこはリプレイにする際に編集してもらってだな。

 残しちゃいました(笑)。

サンドロ「盗まれたという話を聞きました。」
GMは、話を聞いたの(笑)。
ボーデルラヴェルナが睨みそうだね(笑)。
ルキアル「おかしな話だ。」
一同
ルキアル「私の諜報部員の報告では、その事件の際に君達が絡んでいたとの事なのだが。」
一同・・・・・・・・・・・・。
クロウ今からでもいい、本当の事を言って~!(爆笑)。
ボーデル『ばれちまっちゃあしょうがねぇ~』(一同爆笑)。
サンドロ言わない、言わない(笑)。
ボーデル嘘を突き通す気か(笑)。
ルキアル「おかしいな。ではあの密偵は適当な報告をしたという事か。首を切るかな。」
サンドロ「あっはっは、それはちょっと慎重に考えた方がいいッスよ~。」(一同笑う)。
GMラヴェルナが君の椅子をコンコンと叩くけど(一同笑う)。
サンドロ「・・・・・・まぁそこは置いておいて。」(一同爆笑)。
クロウ置いとける訳無いでしょう!(爆笑)。
ラヴェルナ「サンドロ!」
クロウラヴェルナ様が怒ってる(笑)。「正直に話してよ!」(笑)。
サンドロあ~分かった分かった。正直に話そう。
アーティ<センス・ライ> をかけた方が良いのじゃないか(笑)。
サンドロ全ての責任はこのボーデルにございますので、どうかお咎め無いよう。」
ボーデル「おんしゃー! 何を言うかー!」(一同爆笑)。
GMラヴェルナはこめかみに血管を浮かべていて、ルキアルは腹を抱えて笑っているって感じだろうな。
アーティ失笑じゃないのか?
GMいや、楽しかったみたいだよ。微笑ましい感じで。密書を届けてくれた事もあるし。
ボーデル『まだまだ青いな』って感じかのぅ。
クワトロ『これが若さというものか・・・』(一同爆笑)。
アーティGM! 脱線してるぅ!
サンドロ「その事件にはダーク・エルフが絡んでおりまして、ジューネからの手紙も発見されました。よって、今回の事に関わりがあると考えて間違いないでしょう。」
ルキアル「ふむ、そのようだな。その毒物に関しては私も聞き及んでいる。」
クロウさすが。
ルキアル「私が推測するに、その毒を有効に使用するポイントは一箇所だ。」
GMアーヴァンが机の上に近隣の地図を広げるね。
ルキアル「ここだ。」
GMルキアルは地図上の×印を指差した。
アーティ「それは?」
ルキアル「その前に。“プリシス” には “クラング河” という河が流れている。」
ボーデル河に毒を流すのか。
サンドロフォーフォッフォッフォ!
ケフカー!!(一同大爆笑)。

 しばしプレイ中断。

GMいい加減話を戻すぞ。
ルキアル「この河は “無の砂漠” の東を流れ、“ミード湖” に流れ込んでいる。わが “プリシス” は生活用水をこの “クラング河” から引いてきているのだ。
 周知のとおり、この毒は吸引でも効果があるが、水に溶かした方がより効果的だ。そして、この河の上流で使用すれば、何の障害も無くここら一帯の水資源を汚染し、我々に大打撃を与えることができる。
 しかし、それでは “ロドーリル” 軍にも被害が出る。“ロドーリル” 軍は河を挟んだ向かいに陣を張っている為、この河川の水は彼らも使用するし、何より “ミード湖” 全体を汚染してしまうのは彼らにとっても好ましくない。」
クロウなぜ?
ボーデル戦争に勝利した場合、相手の国を占拠するからな。国自体がボロボロになったら、戦利品が無いも同然だろう。
GMその通りだ。
ラヴェルナ「このような強力な毒を “ミード湖” に流したら、生態系が根底から破壊されてしまう恐れがあります。それは侵略者である彼らにとっても避けるべき事でしょう。それに、“ミード湖” を汚染したなら “オラン” も黙ってはいないでしょう。」
アーティやりそうだけどね(笑)。
ルキアル「そうなると、考えられるのはここだ。この×印の地点に給水施設があり、“クラング河” から “プリシス” まで水を引いている。この施設に毒を流し込めば、毒の影響は “プリシス” にしか及ばない。敵にとっては願ったり叶ったりなポイントだよ。」
アーティ給水施設・・・・・・ねぇ。
サンドロ「しかし、そんなあからさまな所を狙うかな?」
ルキアル「確かにな。しかし今回のポイントは“我々は敵の情報を得ている”ことにある。もしこの情報が無ければ、敵は悠々と毒を流すことに成功しているだろう。しかし、我々は敵の情報を得ることに成功した。よって、このように対策を打つ事ができたのだ。戦において、大切なのはいかに相手の情報を得るかということだ。」
サンドロ「なるほど。」
ルキアル「おそらく、敵は我々が奥の手の存在に気付いているとは思っていない。だからこそ、まさにあからさまなこの給水施設にやってくるはずだ。」
サンドロ「その給水施設の警戒は厳重なのでしょうか?」
ルキアル「うむ。番人として魔獣を飼っておるし、竜牙兵も配置しておる。しかし、万全とは言いがたい。安心はできないな。」
サンドロでは、可愛いワンワンを飼いましょう。奴等は可愛さのあまり攻撃できないでしょう(一同爆笑)。
GMアーヴァン! この者をつまみ出せ!(笑)。
アーティイエッサー!(笑)。
サンドロ冗談だ(笑)。何を言い出したんだ私は(笑)。
GMまぁ今のはカットという事で。
ボーデルとりあえず、ワシらに護衛についてもらいたいようじゃな。
クロウそのようだね。
サンドロ「ルキアル殿。その給水施設の警護についてだが、我らに任せてはいただけないだろうか。」
GMラヴェルナが肘でつついてきます。
ラヴェルナ「サンドロ、もう少し丁寧な言葉を使いなさい。」
サンドロチッ、流石は軍師、気位も高いときたか。
GM年齢も上。地位も上。知名度も上。ぶっちゃけ全部上。
サンドロなーに、態度は私の方が上だ(一同大爆笑)。
アーティ言い切ったぁぁぁ!(爆笑)。
GMあんた最高やわ(笑)。
サンドロ「して、ルキアル殿。」
ルキアル「その事に関してだが、こちらとしても是非ともお願いしたい。戦時中の折、騎士団の戦力は可能な限り温存したい。それに、あまり余計な不安を与えたくないからな。」
サンドロ「我々としても、あのダーク・エルフとの一件は汚点でもありますので。」
ボーデル「できれば我々の手で取り戻したい。」
アーティ「俺たちはガーディアンの魔獣に襲われないのか?」
ルキアル「それはコマンド・ワードがあるから大丈夫だ。」
クロウ変なのはやめて欲しい(笑)。
GMいやいや、至極まともだよ。
アーティそもそも、魔獣ってなんだ?
GM“レックス” の奥地で捕らえてきたキマイラに改良を加えたもののようです。
アーティずいぶんイカツい事をするな。
サンドロキマイラ・トライと呼ぼう。
アーティ[ 怪物判定 ] していいか?
GMキマイラをどうぞ。
サンドロ振るよー(コロコロ)おーう、『9』(笑)。
ボーデル(コロコロ)ヒラメで『7』。
サンドロ危なーい(笑)。平目に負けるところだった。
アーティさーて、【幻獣・魔獣の本】 を取り出そう。良いよね?
サンドロその本にしたのか。
アーティ幻獣や魔獣って知名度高いの多いからね。(コロコロ)10だから『19』。
GM流石だな。分かったよ。はいこれデータ。
アーティ蛇の牙に毒ー? 魔法使えないー!?
GMそうだね。二回攻撃って事と暗黒魔法5LV、それに ≪発語障害の毒≫ が特徴だね。
アーティ竜牙兵は何体?
GM二体。竜牙兵ルキちゃんアルちゃんだ。
ボーデルなんちゅう名前だ(笑)。
クロウそういえば、コマンド・ワードは?
GM(しれっと)『ルキアル万歳』。
ボーデルすげー悪趣味(一同笑う)。
アーティそのキマイラ、敵に奪われたりしない?
GMコマンド・ワードを知られない限り大丈夫だと思うが。
アーティそのコマンド・ワードは何語?
GMここは下位古代語が良いだろう。
サンドロ当然だね。・・・・・・って、下位古代語は読文しかできんわ(笑)。
ボーデル矛盾する2つの命令が下された場合は?
GM新しい命令が優先だろうな。
アーティ命令合戦になりそうだな(笑)。
クロウ「いつから警備につけばよろしいですか?」
ルキアル「やって来るのは次回の会戦、それの直前だろう。この手紙によれば軍隊は翌日に出発する予定だという。ということは、今日明日にもやってくるだろう。」
ボーデルワシらの真後ろを進んでいたようだな(笑)。
ルキアル「というわけだ。すぐにでもついていただきたい。」
GMでは、ルキアルは椅子に座りなおします。
ルキアル「これを差し上げよう。どうせ私には用の無い代物だ。君達で役立ててくれ。」
GMと、彼は中指にしていた指輪を投げ渡すよ。凝ったデザインの指輪で、石は魔晶石だね。
アーティ魔力は?(コロコロ)『9』(笑)。
サンドロ『セージ』 本職は私だー(コロコロ)『15』!
GM5点の魔晶石だ。
サンドロアーティが持っていれば良いだろう。
GMリング部分にも2,000ガメルの価値がありそう。
サンドロリングは僕が頂くよ(一同笑う)。
ルキアル「さて、他に何かあるかな?」
サンドロもういいだろう。「すぐにでも発ちたいと思います。」
ルキアル「そうか。それにしても、流石に外部の者は違うな。まともに会話ができたのは久しぶりだ。」
クロウまともだった?(笑)。
ルキアル「この国の人間はみな、冗談が過ぎて困る。まぁ “ロドーリル” の人間も同じようなものだがな。みんなして私をからかうのだよ。」
サンドロ「からかうとは?」
ルキアル「至極簡単な事でわざと間違えて、私に指摘させるのだ。“軍師”などとおだてられているからな、試されているのだよ私は。まったく、嫌な人間ばかりで困る。」
サンドロそれは周りの人間が馬鹿なだけなのだが、口に出すのは躊躇うな(笑)。
ルキアル「これなど最たる例だ。見てみなさい。」
GMと、ひとつの報告書を取り出す。
ボーデル見てみよう。
ルキアル「ほら、ここだ。文字が違っている。こんなミスはありえない。わざと間違えて私を試しているのだろう。ここはスペルが違うし、全体的に見て文法が怪しい。」(一同笑う)。
アーティ『それ、きっとわざとじゃないです』って言いたい(笑)。
ボーデル『セージ』も10LVにもなると、嫌みになるんだね(笑)。
ルキアル「しかし、君達は外部の人間だけあって、そういう嫌がらせがなくて良かった。久しぶりに有意義な話ができて楽しかったよ。」
サンドロじゃあ行くか。
GMラヴェルナはまだ本調子じゃないようですが、君達に同行するそうです。
クロウ助かった。
ラヴェルナ「今回は相手が相手ですからね。」
ボーデル「かたじけのぅございます。」 ワシら、護衛っていうより守られてるよな(笑)。
サンドロ「道中の足は我が愛馬メガンティアをお使いください。」
GMあ、いや、道中は馬車を仕立ててもらえるよ。
ボーデルお、そいつはありがたいのぅ。
サンドロよし、じゃあ行くぞ、スーパー戦車ボーデラーよ!(一同爆笑)。
ボーデルそれってひょっとしなくてもワシの事かのぅ(笑)。
サンドロ坂道限定だがな(一同笑う)。
GMやっぱり転がすんだ(笑)。