古代王国の誘惑・・・?
サンドロ | : | では皆で行こう。凄いな、10人の大所帯か。 |
GM | : | ここからなら、3時間も歩けば到着しますね。 |
サンドロ | : | よーし、昼前には着ければいいだろう。 |
GM | : | では、何事も無く到着しました。 君達の目の前に現れた“いにしえの滅びの街”は、それはそれは美しいものでした。素晴らしい古代王国の街並みが、過去の映画を少しも失わないまま広がっています。建ち並ぶ幾何学的構造の建造物は、ドワーフの建築術と魔術の力の結晶であり、現在の技術では決して再現することは出来ないであろう。 と、思われるほど素晴らしい街並みだったと、ワールドガイドから引用した。 |
クロウ | : | だってよ、ドワーフ。 |
ボーデル | : | 「う~む、なかなか良く出来ておるのぅ!」と月並みなコメントを言っておく。 |
GM | : | 街中には、至る所に財宝が転がっています。家の中を覗くと、普通に魔晶石がゴロゴロと転がっていたりする。 |
クロウ | : | ふーん。これって昔の人にしてみれば飾り物だったのかな? |
GM | : | 魔晶石は古代王国時代の通貨だったの。 |
クロウ | : | えー、そうなの。 |
サンドロ | : | (突然)しまった! |
ボーデル | : | なんじゃ、どうした! |
サンドロ | : | 何かあいつら(ワイギー一家)連れて来ない方が良かった気がする!(一同笑う)。 |
GM | : | ちなみにワイギーはえらく興奮していますね。 |
ワイギー | : | 「お、俺も、じ、じ、実は、来るのはは、初めてなんだよっ! す、すげぇぞこれは!」 |
アーティ | : | ラ○ュタは本当にあったんだ!(一同笑う)。 |
GM | : | そんな感じだね(笑)。 |
ボーデル | : | スマキ状態じゃから放っておこう。 |
サンドロ | : | まぁ、今から別行動を取れば他人だろう(笑)。 |
ラヴェルナ | : | 「皆さん、間違ってもこの街の物には手を出さないよう、肝に銘じてください。」 |
アーティ | : | とかいうラヴェルナも手が伸びてる(笑)。 |
ボーデル | : | 伸びてない伸びてない(笑)。 |
GM | : | では、美しい街並み、魅力的な宝物に目を奪われながら歩いているとですね・・・・・・。 |
サンドロ | : | 素晴らしい建築物だ。 |
クロウ | : | そうですね~。 |
サンドロ | : | なんと、あの窓から見えるのはプラズマテレビじゃないか(一同大爆笑)。 |
アーティ | : | なんでだっ!(爆笑)。 |
サンドロ | : | これは素晴らしいっ! これが古代科学の結晶なのかー!!(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | プラズマテレビを知っているサンドロが凄いよ(笑)。 |
サンドロ | : | バ、バーチャルボーイまである!(一同爆笑)。 |
アーティ | : | こっちには3DOがあった!(爆笑)。 |
GM | : | 何て古い・・・・・・確かに古代王国の遺産だ!(一同爆笑)。 |
アーティ | : | PC-FX!! |
GM | : | ネオジオしかもROM! |
サンドロ | : | エポック社カセットビジョン!(笑)。 |
GM | : | なにそれ(笑)。 |
ボーデル | : | 懐かしいものばかりじゃ(笑)。 |
GM | : | では、それらに気を取られているうちに・・・・・・。 |
アーティ | : | 取られてねーよ(一同爆笑)。 |
クロウ以外は確実に気を取られていたと思われる。 | ||
GM | : | 気がつくと君達は一人ぼっちになっています。 |
クロウ | : | 何か魔法がかかった? |
GM | : | 急激に視界を霧のような靄が遮っているね。とにかく周りには誰もいない。 |
ボーデル | : | うおーい! 探しに走るぞ! |
GM | : | そんな君達の前に、小汚いローブを身に纏った浮浪者のような格好の小柄な人がチョロチョロしています。 |
サンドロ | : | 実体はありそう? |
GM | : | あるようだね。草木に触れるとカサカサ動いているから。 |
ボーデル | : | いや、ゾンビかもしれんぞ(笑)。顔は? |
GM | : | 目深にローブを被っているので、表情は見て取れません。 |
サンドロ | : | 臭い? |
GM | : | いや、臭いは無い。無味無臭無害に見える。 |
サンドロ | : | 臭いは無いか。しかしファブリーズを使っている可能性もある。 |
GM | : | ねーよっ!!(一同爆笑)。 彼らの背後には金銀財宝魔晶石の山が積まれていますね。 |
クロウ | : | 何か・・・・・・やだなぁ~(笑)。 |
GM | : | ではボーデル。 |
ボーデル | : | ん? |
サンドロ | : | また生贄だ(一同笑う)。 |
GM | : | そうとも言う(一同爆笑)。その浮浪者が君に声をかけてくる。 |
浮浪者 | : | 「ちょっと・・・・・・そこのドワーフさん・・・・・・。」 |
ボーデル | : | 「何じゃ。」皆を探そうとしているというのに。 |
浮浪者 | : | 「ちょっとおいでくださいな。そしてこれを御覧なさい。」 |
ボーデル | : | 伺うぞ。「何じゃ?」 |
浮浪者 | : | 「これは古代の肉体改造系魔術師が作った【アーマード・マッスルスーツ】です。」(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | それはもしやオリハルコン製か!?(爆笑)。 |
浮浪者 | : | 「この服は着た者の生命力を2倍に、筋力を3倍に強化し、そしてあらゆるダメージに対する10点の防御点を備えている。さらに、手の平から精神波を出し、精神点ダメージを与えることも可能!」(一同笑う)。 |
クロウ | : | なんか御神苗君のスーツに似てるけど。 |
ボーデル | : | わざとそうしとるんじゃよ(笑)。 |
クロウ | : | あ、そうなの(笑)。 |
浮浪者 | : | 「どうだい? こいつが欲しくないかい?」 |
ボーデル | : | 「・・・・・・昔の人の物には手を付けんようにしとるんじゃよ。」 |
浮浪者 | : | 「── ただし、着た者は 18r 後に全身の筋肉が破裂して死んでしまうんだがな。」(一同大爆笑)。 |
ボーデル | : | おおっとぉ!? (ジャブで牽制しつつ)「そんなものはお断りじゃあ!」(笑)。 |
アーティ | : | 最終決戦兵器って感じだな(笑)。 |
浮浪者 | : | 「ほう、断られるのか?」 |
ボーデル | : | 「とーぜんじゃー!!」(一同爆笑)。 |
浮浪者 | : | 「ならば、これはどうかな?」 |
GM | : | と、人の頭ほどもあるドス黒い塊を君に差し出します。 |
ボーデル | : | 何じゃこりゃ!?(笑)。 |
サンドロ | : | ボーデル、いいからモールで頭を撫でてやれよ(一同笑う)。 |
浮浪者 | : | 「これは、【ミスリル銀の原石】でございます。これだけ大きな塊は、アレクラスト大陸中探しても二つと存在しておりませんよ。」 |
ボーデル | : | げげっ! まるで賢者の石だ! 「でけぇ! これだけの塊があれば、オリハルコンが2トンは精製できる!」(一同爆笑)。 「えいっ!」 それを地面に叩き落とすぞ! 「おぬしは一体何者じゃあ!」 |
GM | : | そうすると、浮浪者は叩き落とされた【ミスリル銀】に視線をやりながら、ゆっくりと消えていきます。 |
ボーデル | : | な、なんなんじゃ? |
GM | : | すると、君の周りからはうっすらと霧が晴れていきますね。 |
アーティ | : | 意味深な。 |
GM | : | ではクロウさん。 |
クロウ | : | はーい。 |
GM | : | 君が一人で彷徨っていると、老人の声が聞こえます。 |
クロウ | : | どっち? |
GM | : | 前方から例の浮浪者が現れます。 |
浮浪者 | : | 「お嬢さん ── ちょっとこれを手に取るが良い。」 |
クロウ | : | 私もか(笑)。 |
浮浪者 | : | 「これは【ステルスコート】」(一同笑う)。 |
クロウ | : | 「なにそれ?」 |
浮浪者 | : | 「身に着けた者の姿はもとより、呼吸音や足音、気配まで消すことが出来る。赤外線はおろか、<センス・マジック> やレーダーにも映らなくなるという優れものだ。」 |
アーティ | : | レーダーあるのか(笑)。 |
浮浪者 | : | 「最近では『ハリー・ポッター』に出てきてメジャーになった奴もいるな。」(一同爆笑)。 「どうだい? こいつが欲しくないかい?」 |
クロウ | : | 「私はまだその道具を使うには未熟ですので。」 |
浮浪者 | : | 「経験など不要だ。 ただし、着た者は 18r 後に存在まで消えてしまうのだがなぁ。」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | またかよ(笑)。 |
クロウ | : | 「貴方は一体何者なんですか!」(怒)。 |
浮浪者 | : | 「おお、お気に召しませんか。」 |
クロウ | : | 「当然だよ!」(一同笑う)。 |
浮浪者 | : | 「よろしい、ならばこれを授けましょう。」 |
GM | : | と、非常に見覚えのあるローブを差し出す。 |
ボーデル | : | ほっほーう(察したらしい)。 |
浮浪者 | : | 「これは【月隠れの外套】。効果のほどはお嬢さんもよくご存知でしょう。」 |
リプレイ第7話 ロドーリル編で出てきたマジックアイテムです。 | ||
クロウ | : | 「なんで貴方がそれを知っているんですか? なぜそれを持っているのですか?」 |
浮浪者 | : | 「そんなことは今は関係ありません。どうです、如何ですか?」 |
クロウ | : | 「私は貴方の正体の方に興味があります。何者ですか?」 |
浮浪者 | : | 「是非とも貴方にプレゼントして差し上げたいだけですよ。」 |
クロウ | : | 「だったら、私の仲間の居場所を教えてください。」 |
浮浪者 | : | 「それは私には窺い知れぬな。」 |
クロウ | : | 「ならば貴方に用はありません。先を急ぎますので。」 |
GM | : | では、君は振り返って立ち去っていった。 |
GM | : | 次はアーティ。 |
アーティ | : | うぃ。 |
浮浪者 | : | 「そこな、そこな半妖精よォー! ちこう、ちこう寄ってくれェー!」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 何か違わない?(笑)。 |
浮浪者 | : | 「全ての古代語魔法を使いこなし、今では失われた魔法すら操る力は欲しくないかい?」 |
アーティ | : | 「はっはっは! そんなもの、精神点が足らなくて無理に決まっているだろう!」(笑)。 |
浮浪者 | : | 「いやいやいや、ここに一つの【サークレット】がある。これを身に着けた者は、四大魔術も死霊魔術も付与魔術も肉体改造系魔術ですら思いのままだ。」 |
アーティ | : | 最後のはいらない!(一同笑う)。 |
浮浪者 | : | 「更にィっ! 消費精神力を計算する際の魔法LVを『15』として換算できる! 世界広しといえど、<ライトニング> を『1』点で撃てる魔術師はおぬしだけじゃー! どうだ!? こいつが欲しくは無いかい?」 |
アーティ | : | で? ペナルティは?(一同笑う)。 何か精神とか乗っ取られそうだな(笑)。 |
ボーデル | : | 宝石がはめてあって、魔法を使う毎に一個ずつ無くなっていくのね(笑)。 |
アーティ | : | そうそう(笑)。 |
浮浪者 | : | 「ただし、サークレットに意識を乗っ取られ、“灰色の魔女”とか名乗りだしてしまうがな。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | そっちかー!!(笑)。 |
クロウ | : | 懐かしいネタだね(笑)。 |
ボーデル | : | 18r 後か。 |
GM | : | ううん、これはその場で。 |
アーティ | : | ちょっと厳しくないー?(笑)。 |
GM | : | 精神抵抗できるよ。目標値『36』(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 無理だって(笑)。 |
アーティ | : | 「いらんわそんなもんー!」(ちゃぶ台返しの仕草)。 |
浮浪者 | : | 「うわー。 ならば、これをご覧あれ。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 立ち直り早っ!(笑)。 |
浮浪者 | : | 「これは【魔獣掌握の腕輪】。これを身に着けていると、古代語魔法の魔力に『+3』の修正が得られ、あらゆるダメージに対する『3』点の防御点が得られる。腕輪なので手も塞がらない。 しかし、この腕輪の真価はそんなものじゃあございません。この腕輪には『幻獣』『魔獣』といった大型モンスターを屈服させ、<ファミリア>とする力があるんじゃ。」 |
アーティ | : | 「甘いぜじいさん。そんなものよりボーデルを屈服させた方が強いに決まっている(笑)。」 |
浮浪者 | : | 「ボーデル・・・・・・噂に聞く最終兵器か。」(一同爆笑)。 |
クロウ | : | 知ってるのー!?(爆笑)。 |
ボーデル | : | ついには最終兵器になってしまった(笑)。 |
サンドロ | : | ドワーフ族が長い年月をかけて生み出した最高傑作!(笑)。 奴が一睨みすると、コボルド達が滅びるという(一同笑う)。 |
浮浪者 | : | 「噂では、火の七日間にて世界を焼き尽くすと言われている。」(一同爆笑)。 |
クロウ | : | 巨神兵!?(笑)。 |
クシャナ | : | 「薙ぎ払え!」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 「俺はそんな物に興味は無いのだ。」 一人ぐらい手を出した方が面白いかもしれないが、正直怖いし(笑)。 |
GM | : | では、君の前の浮浪者も風に紛れて掻き消える。 |
浮浪者 | : | 「そこの・・・・・・そこの若者よ・・・・・・。」 |
サンドロ | : | 「騎士様と呼べ。」 |
浮浪者 | : | 「そこ行く麗しの騎士殿よ。」 |
サンドロ | : | 「うむ、何だ?」(一同笑う)。 |
浮浪者 | : | 「待たれよ。そして我が言葉に耳を傾けよ。 これはその昔、太古の太守が所持していた代物でな。世界を手中に収めて釣りが来る程の力を秘めている。全ての存在はこれを持つ者に服従するのだ。」 |
アーティ | : | それはもしや ── |
アーティ ボーデル | : | 【支配の王錫】じゃないのか(笑)。 |
GM | : | ああっ(一同笑う)。 |
浮浪者 | : | 「竜王と戦う必要も無ければ、世界の半分なんてセコイ事も無しだ。」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | くっ。(衝動を抑えている)ガタガタガタガタ(一同笑う)。 |
アーティ | : | やばいやばい、あそこがヤバイ(笑)。 |
サンドロ | : | し、しかし、これは死霊にも効くのだろうか? |
浮浪者 | : | 「当然。デュラハンやノーライフキングはもちろんのこと、グレーターデーモンや巨人族、エンシェント・ドラゴンですら屈服させる魔力を持っている。これは【支配の王錫】だ。」 |
サンドロ | : | これがあれば、この街の死霊も俺の配下に・・・・・・。 |
浮浪者 | : | 「ただ、器の無い者が手にすると、身体が塵となって魂が消滅してしまうがな。」 |
サンドロ | : | (絶叫)「いやだぁー!!」(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | 自分には資格がないと分かっている辺りが笑える(笑)。 |
浮浪者 | : | 「なら、代わりにこれはいかがかな?」 |
GM | : | と、どこに隠し持っていたのか懐からスラッとバスタード・ソードを抜き出します。 |
サンドロ | : | 「むっ! 必要筋力はいくつだ?」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 興味津々だ(笑)。 |
浮浪者 | : | 「重さは持ち主の思うがままだ。これは古代の天才付与魔術師“ヴァン”が手がけし魔剣【ヴァンブレード】」 |
アーティ | : | うおっ!? ヴァンが出た! |
サンドロ | : | 「ヴァ、ヴァンブレードだって!?」 |
クロウ | : | サンドロ落ち着いて(笑)。 |
浮浪者 | : | 「その秘められた魔力は『+3』。刃は伸縮自在で、鉄の鎧だろうと紙の如くやすやすと切り裂くことが出来る。古のドラゴンですら恐れるという、まさに英雄が持つにふさわしい魔剣だ。」 |
サンドロ | : | 「おおっ!」 |
浮浪者 | : | 「残念ながらコンニャクだけは斬れないがな。」 |
サンドロ | : | 斬鉄剣かよっ!?(一同爆笑)。 |
アーティ | : | よくお祭りで売っているよね。伸縮自在の剣(笑)。 |
GM | : | ああ、あの紙ロールの玩具ね。 |
アーティ | : | そうそう(笑)。 |
サンドロ | : | ガタガタガタガタ(一同笑う)。 「しかし、それを手にしたら死霊達に狙われてしまうじゃないか!」 |
浮浪者 | : | 「案ずる事は無い。この剣があれば切り抜けられよう。なにせこの剣の魔力は実体の無い者すら斬る事が出来るからな。」 |
サンドロ | : | なんと。 |
浮浪者 | : | 「フォースの力を信じるが良い。」(一同爆笑)。 |
アーティ | : | ジェダイか(笑)。 |
サンドロ | : | 『今なら誰も見ていない・・・・・・。この老人を殺せば・・・・・・』 |
GM | : | おっと、その必要は無い。剣を両手で水平に掲げて、君に向かって献上する姿勢をとっているよ。 |
アーティ | : | そこまでされちゃあ、受け取るしかない!(笑)。 |
GM | : | ちなみに手は皺だらけで、土気色をしている。あと、爪が異様に鋭いね。 |
サンドロ | : | 「おじいさん、あんた生きてますか?」(一同笑う)。 |
GM | : | 返事は無い。フードの中は暗くて見えないね。 |
サンドロ | : | さて、どうするべきか。 |
GM | : | 騎士サンドロとして考えてくれればそれでいいよ。別に無理して一人ぐらい取らなくちゃとか考えなくていいから(笑)。 |
サンドロ | : | 騎士サンドロとして考えるだと? 亜人否定以外何も無いじゃないか。 |
クロウ | : | あと、女性には優しくて──。 |
アーティ | : | 劣等感を抱えている(笑)。 |
サンドロ | : | そうだ、劣等感だ。それにこいつはジジィだから優しくする必要は無いしな。 |
ボーデル | : | 騎士道はどこかにすっ飛んだらしい。老人には優しくしろよ(笑)。 |
サンドロ | : | 『しかし、ここで私が欲望に負ければ、部下8人に迷惑をかけてしまう。』 |
アーティ | : | 増えた5人をカウントしてる(笑)。 |
ボーデル | : | ワシらは雇われの身じゃからな。甘んじよう。 |
サンドロ | : | よし、断るだけ断ろう。 |
浮浪者 | : | 「いいのか? これだけの魔剣を手にする機会は他に無いぞ。仲間の盗賊に遅れを取ることもあるまいに。」 |
サンドロ | : | あれはさ、ほら、“プロミジー”が生んだ最高傑作だから(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 辺境が鍛えたんだよ(笑)。 |
サンドロ | : | 「そう。生まれや家柄が人を決めるんじゃない。その環境が人を強くするんだ!」 |
GM | : | おっ! 良い事言った! |
サンドロ | : | 「そしてその最たる例がうちの部下2人なんだよー!(一同爆笑)。 過酷で恐ろしい坑道の中で、生まれ落ちた時から幾年も戦い続けた経験が、人体を遥かに凌駕する魔獣のごとき生命力と精神力を鍛え上げたんだ!」 |
ボーデル | : | あの頃は色々あったのぅ(笑)。 |
クロウ | : | あったんだ(笑)。 |
GM | : | では、答えは? |
サンドロ | : | ファイナルアンサー! バッソを抜いて突きつけるんだ。 「私を誘惑して何がしたい! 何が目的だ!」 |
浮浪者 | : | 「そんなつもりはございません。」 |
サンドロ | : | 「そして、なぜクロウのことを知っている! やはり“魔王の申し子”は有名なのか!」(一同爆笑) |
浮浪者 | : | 「今は剣を取るかどうかじゃ!」 |
ボーデル | : | おおっ! 話を戻した!(笑)。 |
アーティ | : | じぃさんも必死だ!(笑)。 |
浮浪者達 | : | 「剣を!」 「剣を!」 「剣を!」 |
GM | : | 辺りからも声が響いてくる。君の頭はグルグルと回り始めているね。 |
サンドロ | : | ぐぅっ! ならば・・・斬る! |
GM | : | 浮浪者を斬るのか? |
アーティ | : | やっちまえ~! |
サンドロ | : | 「無礼者!」 と叫んで斬った! |
GM | : | ならば! 一瞬にして全てが消え失せる。辺りから発せられていた声も、浮浪者本人も何も無かったかのように消え去った。 |
サンドロ | : | はぁー、はぁー、はぁー。 |
GM | : | では全員、遠くからラヴェルナが呼ぶ声が聞こえます。 |
サンドロ | : | おっと、ラヴェルナ様の声だ。 |
ボーデル | : | 幻聴だ(一同爆笑)。 |
GM | : | そんなわけあるか(笑)。 |
サンドロ | : | 「私は、奴らとは違うんだ。」 とか言いながら、剣を支えにして立ち上がろう。 「あの2人とは違うんだ。しかし私の下にも1人いる。」 |
アーティ | : | あんっ!?(一同爆笑)。 |