魔王の申し子、まさかの完敗！？

ROUND - I
ＧＭ：では状況だが、魔物は窓際にいて、クロウ達を見ながらグルグルと唸っている。距離は大体3ｍぐらい。クロウとラヴェルナは並んでいる。
クロウ：ラヴェルナさんを下がらせる。
ＧＭ：ラヴェルナは魔法を唱えるので、ほとんど動けません。
クロウ：わ。じゃああたしが前に出るよ。
ＧＭ：そちらからどうぞ。
クロウ：嬉しくないけど。じゃあ『16』で攻撃。
魔物：（コロコロ）げ、3だと。当たった。
アーティ：まっわっせ。
サンドロ：殺っちまえっ。
クロウ：何言ってんだよ！（コロコロ）えっと、『8』･･･････。
ＧＭ：皮膚で止まったね。
クロウ：くそったれー（笑）。
サンドロ：ラヴェルナさんの行動だが。
ＧＭ：うむ、ではクロウに･･････あ、お前 魔剣だっけか？
クロウ：そうだよ。
アーティ：＜ファイア・ウェポン＞は掛からんぞ（笑）。
ＧＭ：クロウ、サポートのし甲斐がねぇ（一同笑う）。
クロウ：悪かったね（笑）。
ラヴェルナ：う～ん･･････＜プロテクション＞をかけよう。
アーティ：＜フル・ポテンシャル＞の方が有効じゃないの？
ＧＭ：それかけちゃうと、攻撃が当たらなくなっちゃうから（笑）。
サンドロ：そんな理由かい（笑）。
ＧＭ：ではこっちの攻撃です。
クロウ：は～い･･････。
魔物：まず、左手でジャブを放ってきます。
クロウ：えー！？　何回攻撃だよっ！（笑）。
魔物：（コロコロ）7だから『16』。
サンドロ：む、高いぞ！
クロウ：8以上･･･『15』。だめ。
魔物：ダメージが『13』点。
アーティ：痛いな。
クロウ：（コロコロ）『8』点止めたから、『5』ダメージ。
魔物：続いて、丸太の様な右腕が空気を裂いて襲いかかってくる。
クロウ：やめてくれよ～。
魔物：渾身のストレート（コロコロ）9で『16』。
クロウ：（コロコロ）出目が悪い。『15』。
魔物：ダメージが『17』点。
アーティ：うわ。
クロウ：わっわっわ、『10』点止めたから、残り『6』･･･。
ボーデル：おおっ！　“魔王の申し子”が早くもボロボロに（笑）。
クロウ：死にそうだよぅ･･････。
アーティ：ＧＭ、＜フル・ポテンシャル＞なら両方とも避けていたな。

　一同、沈黙。

ＧＭ：･･････あれはラヴェルナの判断ミスだ（一同爆笑）。
クロウ：違うでしょ！（笑）。
ボーデル：NPCのせいにするな（笑）。
ＧＭ：ごめんごめん（笑）。
ROUND - II
ＧＭ：ではアーティが駆けつけた。
アーティ：このラウンドから動いていいのか？
ＧＭ：あ、このラウンドは駆けつけて終了。
アーティ：あいよ。
サンドロ：≪回避専念≫ していた方が良いんじゃないか？
クロウ：そうさせてもらうよ。どうなるんだっけ？
ＧＭ：回避に『＋2』のボーナスだ。
ボーデル：それなら当たるまい。
クロウ：早く来てよ～。
ラヴェルナ：では、ラヴェルナは怖くなったので ＜フル・ポテンシャル＞（コロコロ）発動した。
アーティ：怖くなったのはＧＭだろう（笑）。
ＧＭ：さて何の事やら。
魔物：では魔物の攻撃。目の前のクロウを殴るぞ。
クロウ：助けて～。
魔物：左のジャブで（コロコロ）『18』。
クロウ：高い！　うそでしょ（コロコロ）『18』！
ＧＭ：なら、同点回避だ。
クロウ：怖ーッ！！
魔物：続いて右のストレートが『13』。
クロウ：お願い（コロコロ）『21』。
ＧＭ：おお、避けきったね。
クロウ：早く来てよ、薬箱！！（笑）。
サンドロ：えっほ、えっほ。
ボーデル：えっほ、えっほ。
クロウ：（怒）ふざけんなよ！
アーティ：余裕が無くなってる（笑）。
ＧＭ：アーティが駆けつけて終了～。
ROUND - III
ＧＭ：では、ラヴェルナは ＜ライトニング＞ を使用します。
クロウ：当てないでよね（笑）。
ラヴェルナ：誰がそんな（コロコロ）10。達成値『20』で抵抗できません。ダメージが･･････『レーティング：20』の9は？
ボーデル：『7』じゃ。
ラヴェルナ：ならダメージ『17』点。
ボーデル：恐ろしいダメージじゃ。
ＧＭ：これは痛い。焦げてます（笑）。
クロウ：あたしは ≪回避専念≫。
アーティ：じゃあ俺も ＜ライトニング＞ だ。達成値『15』。
魔物：抵抗（コロコロ）しました。
アーティ：だろうな。ダメージ『8』点。
ＧＭ：少しは焦げたみたいだ。
アーティ：うわ（笑）。
魔物：ではこちらの攻撃。左手が（コロコロ）『12』。
サンドロ：1ゾロ以外で回避だな。
クロウ：出そうで怖いの（コロコロ）『20』。むきになって避けてる（笑）。
魔物：続いて右腕が『バオッ！』と飛んでくる。（コロコロ）『14』。
クロウ：お願い（コロコロ）『19』！
ＧＭ：は～い避けきりました～。ではボーデル到着。
クロウ：やっと来た～。
ROUND - IV
クロウ：回復！　回復よろしく！
ボーデル：回復できるのはこのラウンドの最後だからね。
クロウ：このラウンドも ≪回避専念≫ させてくだい！（一同笑う）。
ＧＭ：ラヴェルナは待機します。
アーティ：魔法使えよ（笑）。
じゃあ ＜ライトニング＞（コロコロ）低いな、『11』。
魔物：抵抗された。
アーティ：出目が悪い。（コロコロ）ダメージ『8』点。
魔物：やはり少しだけ効いている。
ＧＭ：ラヴェルナの行動だが･･････何かかけて欲しい魔法ある？
クロウ：逆に聞くけど、何がある？
サンドロ：もう無いだろ。＜カンタマ＞ なんて意味無いし。
ＧＭ：＜アシッド・クラウド＞ なんて使ったら全員くらっちゃうし。
ボーデル：古代語魔法はこういう時に不便だ。
ラヴェルナ：＜ファイアボール＞ も駄目。じゃあ ＜エネルギー・ボルト＞ にしよう。（コロコロ）魔力『17』。
魔物：抵抗失敗。
ラヴェルナ：ダメージが･････『12』点。また少し通った。
ボーデル：敵の攻撃。これを凌げば回復じゃ。
魔物：左手が『16』。
クロウ：（コロコロ）9だから『22』だね（笑）。
魔物：「ガァァー！！」と吠える。右手が『13』。
クロウ：（コロコロ）7で『20』と言って回避。
サンドロ：よし、次から殴れ（笑）。
ボーデル：ポッポッポッポ。＜キュアー・ウーンズ＞ か～？
クロウ：本気でください！　死んじゃうから！
ボーデル：そりゃ～、修復（コロコロ）発動した。
アーティ：修復かよ（笑）。
ボーデル：それ（コロコロ：出目は1ゾロ！）。
クロウ：何でッ！！
サンドロ：最高だね（笑）。
ボーデル：『殴られろ』と言われておるんじゃ（一同笑う）。
サンドロ：次のラウンドもまた ≪回避専念≫ だ（笑）。
ボーデル：すまんな（笑）。
クロウ：気にするなよ（笑）。
ボーデル：かかったはずなのに、何故か回復しなかった（笑）。
おぬしが抵抗したから悪いんじゃー！（一同爆笑）。
クロウ：ええっ！？　そうだったの！？（笑）。
アーティ：抵抗無いから（笑）。
ROUND - V
サンドロ：することが無いな。せめて大声で「アジャニスさーん！」と叫びながら移動しよう。
ＧＭ：構わんよ。
サンドロ：地獄の底から響き渡るような声で
「アジャニスーーーッ！！」 （一同爆笑）。
クロウ：怖いよ（笑）。
ラヴェルナ：＜エネルギー・ボルト＞（コロコロ）『16』。
魔物：（コロコロ）おおっと、抵抗した。
ラヴェルナ：ダメージが（コロコロ）6ゾロ！　抵抗されてなければね。『14』点。
アーティ：落ちたか？
ＧＭ：まだ動いている。
アーティ：では。＜エネルギー・ボルト＞ で魔力『17』。
魔物：高いな。（コロコロ）抵抗失敗。
ボーデル：お！　ここで来るか？
アーティ：（コロコロ）期待値だ。ダメージ『10』点
魔物：むむむ、まだ微かに動いている。
ボーデル：では･･･っと、そっちが先じゃ。
魔物：左手～で『15』。
クロウ：（コロコロ）5で『18』！
魔物：5を振って『18』なの？　もう6ゾロしかないな（コロコロ）『17』。
クロウ：えっ高い！　あ、4以上で回避だ（コロコロ）『18』（一同笑う）。
サンドロ：おおー、ギリギリじゃないか（笑）。
ＧＭ：今、顔をかすめたね（笑）。
クロウ：ドキドキしたー（笑）。
ボーデル：では再び（コロコロ）発動。
クロウ：今度こそお願い！
ボーデル：（コロコロ）普通だなぁ。『8』点回復。
クロウ：十分です。
ROUND - VI
ＧＭ：では、ついにサンドロ登場です。
サンドロ：あ、私、間に合ったの？
ＧＭ：このラウンドは駆けつけて終わりな。
クロウ：どうしよう。≪回避専念≫ してようかな。
ボーデル：ダメージも上がっておるぞ。
サンドロ：斬っちまえ斬っちまえ。
アーティ：さぁ。さぁ。さぁさぁさぁさぁ。
クロウ：皆怖いよ（一同笑う）。じゃあ頑張ってみますか（コロコロ）『12』。
魔物：避けました。
アーティ：＜エネボ＞。（コロコロ）魔力『12』。
魔物：抵抗した。
アーティ：当然だね～。ダメージが『9』。
ＧＭ：おっと、魔物は頭を抱えると、その場にうずくまりますね。
クロウ：終わった？
ＧＭ：心なしか魔物が少し縮んだ気がする。すると、魔物は壊れた窓から外に飛び出します。
ボーデル：おおっと、逃がさん。行け、盗賊！
クロウ：あたしに追えと。追いかけられる？
ＧＭ：窓に駆けつけると、魔物の姿はどこにも見当たりません。
クロウ：あ～。逃がしちゃった･･････。