scenario10 戯言

セッション後のネタばらし雑談。

:非常に長くなってしまい、すみませんでした。

YAN:仕方なかろう。

黄昏に血を吐く猫:一気に2本だったからな。

:疲れました。

血反吐猫:もう2時だ。始めたの20時だったよな(笑)。

my:6時間かよ(笑)。一度にやるには少し長すぎだ。

:久し振りだったからはしゃいじゃったなー。それに、次は何時集まれるか分からんし。

血反吐猫:また一年後(笑)。

:うわー、マジ勘弁!(笑)。

     早くも半年が経過中(笑)。

:ちょっと難しかった。

:うん。少しシリアスなシナリオをやってみたかった。見るか? この真面目なシナリオを。笑うところなんか一箇所もないぞ。

血反吐猫:あの市長は変だったぞ(笑)。

:シナリオでは、まともな人だった(一同笑う)。

:毛虫は?

:あ、それがあったか(笑)。あれは狙った。サンドロが引っかかると思って。そしたら・・・・・・

YAN:5レベルだったから効かなかった(笑)。

:そーなるかもなーとも思ったけどね。だから <セージ> を上げて、『下位古代語』の『会話』を取らないか薦めたのに。

my:いや、ファイター上げるよ(一同笑う)。

      完全版では『5点固定』ではなく、『レーティング10』+『4点』に変更されています。失念していました。

:次回は、またいつも通り軽い話にしたいね。その方がやっていて気楽だ。

YAN:俺もそうしてくれると助かるね。

my:そうだ、【死人の衣】は?

:あい。予想通り、あれも幻覚の産物なので無くなりました。

YAN:そりゃ残念。

:それでは皆さん、お疲れ様でしたー。

一同:お疲れ様でしたー。

 

血反吐猫:・・・・・・部屋代、いくら?

:しらん(笑)。



 “マーラ・アジャニスの幻覚の都”という題材は、ワールドガイドを基盤にキャンペーンを組む以上、避けて通れない道ではあるのですが、これがまた難しい。
 原作ではアジャニスは実体の無い、高レベルの古代語魔法を操るアンデッド。そして一行はアンデッドがごった返した塔を登り、アジャニスに死を自覚させるわけですが・・・・・・。
 TRPGじゃ無理。
 家庭用ゲームのRPGならともかく、TRPGで連続戦闘するわけにはいかないですし。それに、スペクターやらレイスやらって、優秀な神官(=アリステア級)がいない限りどうにもならん。
 ということで、こんな感じになったのですが。いかがだったでしょうか。
 【死人の衣】なんつー、都市にとってなんの役に立つのか分からんマジックアイテムを出すことで、亡霊だらけの都で安全に行動できる状況を作り、『敵の正体』『居場所』『行き方』など謎をいくつか散りばめて、さらにアジャニスを物理攻撃系の魔物に変更・・・・・・。
 ここまでやって、シナリオミスして魔剣を渡し忘れてんじゃあどうしようもねぇですな。ごめんサンドロ。

 正直、マーラ・アジャニスとの決戦ですが、これ迷いました。
 決戦直前にまともなアジャニスと逢った上で、狂ったアジャニスと対戦というのは、ちょっと流れがおかしいかなと。それでもまともな方を登場させた理由は、ひとえにサンドロに魔剣を授けるためだったのですが・・・・・・渡し忘れてるやん自分! だったらいきなり狂った方と鉢合わせて戦闘~の方が自然でした。久し振りのセッションで失敗やらかしてしまった。
 まぁ、もともと『今振り返れば』が多い人間なのですが。悔しいですね。


 戦闘バランスが一番酷かった。
 『久し振りだったから』なんて言い訳が通らないな、こりゃ。打撃力は高すぎるし、防御点も高すぎた。命中率もほぼトントンでは、PC側は辛かっただろう。挙句に、それに気付いた瞬間にデータを修正するような機転も利かなかったしなぁ。この辺はブランクを感じるところだ。
 今までがバランス良かったかといえば、そうでもないのですが(苦笑)。
 サンドロに魔剣を渡し損ねたのも痛かった。直前までは覚えていたのですが、台詞を喋り始めたらポロッと頭から出て行ってしまったという・・・・・・8bitか、俺の頭は。
 幻覚だからということで、いくらでも強力な魔剣(いや、+1程度の予定でしたが)を出しても問題なかったのですけどね。

 かなり悔いの残るセッションでした。次に生かそう。

 追記。
 いくつか、魔法の処理を誤りました。
 <タング> は『対象:術者』の魔法なので、他人にかけることはできません。
 <フル・ポテンシャル> は7LV魔法なので、現時点で6LVのラヴェルナには使うことはできないはずです。
 これらを解決する理由付けとしては、今回のシナリオの舞台が古代王国時代の環境だったからだとしておきます。
 つまり、過去の全盛期には <タング> は他者にもかけられるより有能な魔法でした。今ではこの効果は失われている。
 <フル・ポテンシャル> は現在よりも扱いやすい魔法だった。もしくは、場の影響でラヴェルナの魔力が一時的にブーストされていた(アーティの立場が無い・・・)
 こんなところで、言い訳になりますかね。なりませんか?
 はい、正直に言います。ルールミスしました。ごめんなさい。