エルフは味方。ゴブリンも味方?

マスラウム山脈麓の森 : エルフの集落
GMではエルフの集落に着きました。
サンドロ誰かしら『共通語』喋れるだろう。レンジャー章を見せながら、
「すみません、レンジャー隊の者です。」
GMキリッとした顔の真面目そうなエルフがやってくるよ。
上官エルフ「ようこそ、エルフの里“ディパール”へ。用件はなんだ?」
サンドロ「実はこの森にライカンスロープが出現しまして──と、かくかくしかじか。」 トールゼンについても全て話してしまおう。「というわけで、非常に危険な事になっているのです。」
上官エルフ「了承した。長に話を通してくるゆえ、こちらで少々待っていただこう。」
クロウ「わかりました~。」
上官エルフ「お前達! 持ち場を離れるな!」
GMで、エルフの見張り達が一斉に敬礼する。
エルフ達「サー! イエス・サー!!」
アーティ軍隊かここは(一同笑う)。
GMでは、そのエルフは足早に村の中に消えていくね。
ボーデル待つ。お茶を飲みながら待つ。
GMしばらくすると先ほどのエルフが戻ってくる。
上官エルフ「長の許可が下りた。これから案内する。ついてくるがいい。」
サンドロ「では案内を頼むよ。」
GMでは、集落の奥、比較的広い家に案内されるね。
上官エルフ「長の家はここだ。失礼の無いように!」
GMと、踵を打ち鳴らして敬礼のポーズをとる。
アーティ(敬礼のポーズ)じゃあこちらもピシッと(笑)。
上官エルフ(憤怒の表情で)「き・・・きさま・・・・・・愚弄する気かッ!」(一同笑う)。
アーティあれぇ?(笑)。
GMではエルフの長です。ソラリッツと言う名の、見た目は青年です。
サンドロまぁ、エルフの年齢なんて外見じゃ分からんからな。
GMこれって分かるのかな? 彼はハイ・エルフです。
クロウえぇッ!?
サンドロおお、ハイ・エルフ。
ソラリッツ「ようこそ~、エルフの里ディッパ~ルへ~!」(一同笑う)。
アーティあれぇぇぇ?(笑)。
サンドロふむ、このエルフは他とは少し違うようだな。
ソラリッツ「おや、どうしたの? 土の人がこんなところに何の用?」
ボーデル「いやいや、岩妖精の事などお構い無しに。」(一同笑う)。
サンドロでは事務的に話をしよう。「これこれこういう事になっております。」 と、トールゼンの話もしっかりポーンとする。
アーティポーンとか(笑)。
サンドロ「この村ではどのような対策を布かれますか?」
ソラリッツライカンスロープか~それは厄介だね~。──とりあえず粗茶はいかが?」
アーティ「頂きます。」(笑)。
サンドロ粗茶? 飲む飲む。
ソラリッツ「この森はどう? 美しい森だろう? 我々がしっかりと大切に管理しているからね~。」
サンドロ「確かに美しい森ですが、今はそれどころではないのですよ。」(笑)。
ボーデル・・・・・・でた~。
アーティきたな。また変なキャラクターが(笑)。
サンドロ心の中じゃ『めんどくせぇなこの耳亜人』と思っているが。
ソラリッツライカンスロープは問題だよねぇ~。そしたらさぁ・・・・・・討伐してきて欲しいな~。」
サンドロ「しかし、これはどこまでやれば終わりか分からないのですが。」
ソラリッツ「この森に一番詳しいのはゴブリンなんだよね。」
アーティそういえば、ゴブリンロードに逢ってないな。
ソラリッツ「そこの族長のゼックスってのが生意気にも『共通語』を話せるんだよ。で、結構話の分かる奴だからさ~、こいつから話を聞いてくれないかな。」
サンドロ「わかりました。では、この村にはレンジャーの証明章を持っていない者、および持っていたとしても妙に毛深い者は入れないようにしてください。」
ソラリッツ「わーかった。気をつけるよ~。
そうそう、裏のカーネーションがようやく花開いたんだけど。
サンドロ「ではこれにて失礼致します。」
ソラリッツ「あ~ちょっと待って待って!」(一同笑う)。
「行くんなら一人ぐらい手伝いをよこそうか?」
サンドロなるほど、シャーマンは嬉しいな。
ソラリッツ「森の中だから多分土の人よりかは役に立つと思うけどね~。」(一同笑う)。
ボーデルうっほっほっほっほ。
サンドロなるほど、確かに。同じ亜人ならやはり美しい方を選ぶ男サンドロ。
アーティいや、ソーサラーよりも役立つと思うぞ?(一同笑う)。
GMなぜ自分をそこまで卑下するんだ?(笑)。
アーティだってあまり攻撃手段が無いのだもの(笑)。
ソラリッツ「ウチにティーファリアって奴がいるんだけど、こいつ今余っているから貸してあげるよ。」
アーティ余ってる呼ばわりか(笑)。
GMエルフのシャーマン・レンジャーで、サイレント・スピリットは5LVです。
サンドロよし、<レストア・ヘルス>が使える事が大事だ。あと<バルキリー>が使えないってとこもポイントか。
GMそう。女シャーマンなら安心して5LVに設定できる(笑)。
ソラリッツ「あーじゃあそこのキミ、ちょっとティーファリア呼んできて~。」
エルフ「イエス・サー!!」
サンドロでは、来るまでに一生懸命髪の毛をセットしていよう。サッサッ。
アーティ「こっち、粗茶おかわり~。」(笑)。
GMでは、しばらく待っていると一人の女性が現れる。
ティーファリア「お待たせしました! ティーファリア、入ります!」
GM当然エルフなので美形だ。長身で長い金髪を後ろで結わっている。
クロウ「ご助力お願い致します。」
ティーファリア(敬礼)「こちらこそ。長の命によりご協力させていただきます。」
ボーデルこの人もそういう人か。
サンドロあー、あまり堅苦しいのは好きじゃないんだ。
GM誰がお前の好みに合わせると言った(一同笑う)。
ボーデル規律があるのは良いことじゃ。
「では行くかのう。こういう事は迅速に行動すべきじゃ。」
ティーファリア「はい。宜しくお願い致します。こちらチームの上官はどなたになりますか?」
サンドロ「私です。」
ティーファリア「イエス・サー! 私の事は手足と思ってお使いください!」
サンドロ「いいんだな? イッヒッヒ。」
ボーデル何に使うつもりなんじゃ(笑)。
ソラリッツ「この里の者はね、どいつも物事を難しく考える奴ばっかりなのね~。役には立つと思うから連れてっちゃってよ~。」
サンドロ「う、うむ。」(笑)。
クロウ君のその気の抜けた態度が楽しいよ。
アーティいい感じだ(笑)。
クロウ絶対100万年以上生きてるよね。
GMアレクラスト始まってねぇよ!(一同爆笑)。
サンドロ創成期からはいそうだがな。
GM古代エルフだし、いただろうね。
クロウ仲間が一人増えたね。
ボーデルサンドロの“色欲”が『1』上がった(一同爆笑)。
サンドロおいっ! “指揮力”じゃなくて“色欲”なのかよッ!!(笑)。
「では、まずはゴブリンの集落に向かいましょう。」
ティーファリア「イエス・サー! 目標まで東に3日です。」
アーティ東に何歩?(笑)。
GMああん? 東に9歩。そこで“しらべる”(一同笑う)。
クロウ何があるのよ。
ボーデル(ドラクエ3より)愛の思い出(一同爆笑)。
アーティそんなところに落ちてんの!?
ソラリッツ「それじゃ、頑張ってきてね~。」
クロウ気が抜けるよ(笑)。
マスラウム山脈麓の森 : ゴブリンの集落
GMゴブリン集落に近づいてくるに従って、周囲に大きめの岩が目立ってくるようになりました。
クロウ大きめの岩? ふ~ん。
GMでは、皆さん『レンジャー+知力』で目標値『11』。
アーティ(コロコロ)『6』(笑)。
クロウ(コロコロ)『11』いった。
GMそっちでティーファリアも振っていいよ。
アーティじゃあ俺が(コロコロ)あれー6ゾロ(一同笑う)。
GM成功した人はゴブリンの見張りを見つけた。
クロウ「あ! いた!」
GMゴブリン達は何やら浮き足立っている感じだね。
ボーデルほぅ?
ティーファリア「普段より警備が厳重なようです。」
サンドロ相手は毛深くはないのだよな?
GM君らの良く知るゴブリンだよ。
サンドロでは、剣を収めてフレンドリィに手を広げよう。さてアーティ、<タング> を頼む。
アーティ悪い、これ『対象:術者』なんだ。
サンドロえっ!? そうなのか。
GMああ、術者って言ったのね。『ジェスチャー』って聞こえた(一同爆笑)。
アーティそれ意味無い(笑)。
GMへ~、前回ミスったなぁ。仕方ない忘れよう。
アーティ忘れるのか(笑)。

 そういえば前回、6LVのラヴェルナが <フル・ポテンシャル> を使っていますね(笑)。
 この辺りの  いいわけ  釈明、いや説明は戯言にて。

ボーデルではアーティに同時通訳してもらおう。
アーティじゃあ使うよ。ていっ(コロコロ)成功。
サンドロ「我々はレンジャー組合の者です。今、この森に危険が迫っています。至急、長とお話させていただきたい。」
アーティそれを通訳しよう。
ボーデルレンジャー組合の証も見せるぞ。
サンドロで、こう手をばっと広げる。
アーティ俺はそれはしないよ(笑)。
サンドロ何も持っていないとアピールしているんだ(笑)。
ゴブリン(ゴブリン語)「危険ってなんだゴブ!」
サンドロ「ご存知だと思うが、貴方たちの中にも突然暴れ出す者がいるでしょう。」
ゴブリン(ゴブリン語)「いるゴブ!」
サンドロ「我々は今、事件を解決しようとしている。その元凶を突き止めたので、後は犯人を探し出すだけなのだ。」
GMゴブリン語に『元凶』なんて意味の言葉があるのかな?(一同笑う)。
ゴブリン(ゴブリン語)「元凶は何ゴブ!」
サンドロライカンスロープという、コレコレこういうモンスターがおります。」
GMでは、見張りゴブリン達は相談を始めます。そして、
ゴブリン(ゴブリン語)「お前たち、こっちに来るゴブ!」
サンドロでは付いて行きましょう。
クロウ食べられちゃわない?
ボーデルではパーティは移動した。
GMでは岩肌が目立ってきました。周り中ゴブリンだらけで本当に大集落って感じです。
切り立った崖に横穴がいくつも開いていて、その内の一つに案内されます。
ゴブリン(ゴブリン語)「ここに入るゴブ! さっさとするゴブ!」
サンドロよし、では行くか。
アーティ俺ら入れる?
GM大丈夫、窮屈だけど入れる。天井3メートルぐらいかな。ボーデル辺りなら全然余裕。
ボーデルうっほっほ~、快適じゃのう~。
サンドロ3メートルか。まぁ相手はゴブリンだからしょうがない。
GMでは奥に行くと、上等な絨毯が敷いてあり、そこに体つきの良いゴブリンロードが座っています。
クロウ彼がゼックスさんですか。
GMで、左右にはメスと思われるゴブリンが・・・・・・
アーティ大きな団扇で扇いでいる(笑)。
GMよく分かったな(一同笑う)。洞窟内ではお香とかも焚かれているね。

 PC達は知る由もありませんが、他に <インビジビリティ> で隠れたゴブリン・シャーマンが二体潜んでいます。

GMでは、ゴブリンロードが『共通語』で話しかけてきます。
ゼックス「私、上手い、喋る、できない。人間、共通語。」
クロウえっ?
サンドロ『共通語は喋れるけど下手だ』って言っている。
ゼックス「私たち、言語、喋れる、いる?」
サンドロえ~と・・・・・・。
一同(アーティを指差して)コレ。
アーティコレって言うな~!(一同笑う)。
GMでは次に『東方語』で、
ゼックス(東方語)「『東方語』を喋れる奴はおるんか。」
サンドロ(東方語)「私が。」
アーティ(東方語)「俺も俺も。」
ボーデルくっくっく、『神聖語』で喋ってやろうかの。
ゼックス「喋る、どれ、よい?」
アーティ「めんどくさいから『東方語』で。」(笑)。
ゼックス(東方語)「用件はなんやねん。」(一同笑う)。
アーティず、随分変わったなぁ(笑)。
サンドロ(東方語)「貴方たちの仲間の間で、突然暴れ出す輩がいると思います。」
ゼックス(東方語)「ああ、おるわおるわ。ありゃ連中の仕業なんじゃろ? けったいなライカンスロープどもの。」
サンドロこいつら気づいていたのか。
ゼックス(東方語)「今から随分前になるのぅ・・・・・・」
GM君たちが森に入る一週間ほど前ですね。
サンドロふむ。
アーティ俺ら、どれだけここにいるんだろう(笑)。
ボーデルすっかり森の暮らしに慣れてしまった。
ゼックス(東方語)「連中がこの森にやってきおったんや。連中の目的はよう知らんが、ワイらとしてはぎょーさん迷惑しちょる。」
ボーデル「して、その場所はどこかの?」
ゼックス(東方語)「突き止めておるよ。」
アーティおおっ!
サンドロやるな。
クロウ「手は出さなかったの?」
ゼックス(東方語)「一度襲撃してやったんじゃが、返り討ちにあってしもたんだぎゃ。」
サンドロゴブリンロード以外は手も足も出ないだろう。
ゼックス(東方語)「これ以上縄張りを荒らされとーない。こちらからもお願いじゃ、連中をビシィッとしばき出したってくれ。」
サンドロ(東方語)「迷惑に思うのは我々も同じです。是非とも居場所を教えていただきたい。」
アーティ・・・サンドロとは思えん(一同爆笑)。
GM理性的な騎士だな。
サンドロ任務な以上仕方ない。ただ、時には任務であっても暴言を吐くが(笑)。
ゼックス(東方語)「ヌシらさえよければ、今すぐにでも出たいんやが。」
サンドロ「できればご助力をお願いしたいのですが。」
ゼックス(東方語)「食料なら分けてやるわい。」(一同笑う)。
アーティクリスタニアかよ(笑)。
GM牛蛙の干物とか出てくる(一同笑う)。
ボーデルあまり相手にせびるのは良くないぞ。
サンドロ(東方語)ゴブリン・シャーマン辺りをお借りできませんか?」
ゼックス(東方語)「悪ぅござんすね、これ以上身内に被害は出したくないんよ。」
サンドロ(東方語)「そうですか。では、案内だけよろしくお願い致します。」
ゼックス(東方語)「ええよ。」
アーティ(東方語)「できれば、『共通語』の通じる方で。」
クロウアーティが魔法を使えばいいじゃん。
アーティ<タング>の効果時間は『1時間』なのよ。
GMそうなると・・・・・・ゼックスしかいないなぁ・・・
よし、ゼックスが行こう(一同爆笑)。
サンドロ長が自ら(笑)。
GMゼックスは立ち上がりながらこう宣言するね。
ゼックス(ゴブリン語)「私が自ら出陣する!」(一同爆笑)。
ゴブリンS(ゴブリン語)「長! そんな! 長がなぜ!?」
ゼックス(ゴブリン語)「黙れ! 男には行かねばならん時がある!」(一同笑う)。
GMという感じで凄く格好良い。でも全部『ゴブリン語』(一同笑う)。
ゴブリンS(サンドロ、ゴブリン語)「長ー!」 って(笑)。
GMそういう感じで泣き崩れたり泣きすがったりしているんだけど、それをこうバッと振り払う感じで。
ゼックス(ゴブリン語)「離れろ! そしてお前たちは決して付いて来てはならんぞ!」
アーティおおっ!(喜)。
クロウあたし達はどう反応すれば良いのだろうっ!?(笑)。
アーティいや、俺にしか聞き取れないよ(笑)。
GMお前らには「ゴブッ! ゴブゴブッ! ゴブゴブゴブゴブッ!!」としか聞こえない(一同笑う)。
アーティ俺は一人で感動している(一同笑う)。
GMアーティは随分と感受性の豊かなキャラクターになったなぁ(笑)。
サンドロ(東方語)「あの、そろそろ良いでしょうか・・・・・・」
ゼックス(東方語)「お、おっと失礼、醜態を。」
アーティ(東方語)「行く前に聞いときたい。この森にダーク・エルフはいるのかな?」
ボーデルその問題もあったな。
ゼックス(東方語)「おお、おるおる。おるよ。北の方に集落があんねん。」
クロウ集落があるの!
サンドロ(東方語)「マジですか。」
ゼックス(東方語)「マジやん。まぁ、ワイらの縄張りには入ってこんから放っといてるけどな。」
サンドロ(東方語)「こちらから手出しはしませんから、事が済んだ暁には集落の場所だけ教えてください。」
ゼックス(東方語)「教えるだけなら構わんよ。」
GMこの場で教えてくれるよ。
サンドロ(東方語)「ありがとうございます。それでは向かいましょう。」
ボーデルサンドロの“品位”が『1』上がった(一同笑う)。
ゼックス(東方語)「それじゃあ、ワイについて来い!」