最果ての海に浮かんでる
GM | : | ──次の瞬間、サンドロは突然呼吸が楽になりました。 |
サンドロ | : | お? |
GM | : | それに伴って意識が戻ってきます。 意識がはっきりするにつれ、頭の中に『ミルリーフ万歳! ミルリーフ万歳!』という声がコーラスされている事に気づきます。 |
サンドロ | : | ・・・・・・目を開けよう。 |
GM | : | 目の前に『ミルリーフ命』のバンダナを締めたガラーナがいる(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | バ、バンダナだと!? |
GM | : | 『水中で呼吸ができるようになるバンダナ』だ!(一同大爆笑)。 |
アーティ | : | ああ、言ってた! 言ってたな!!(爆笑)。 |
サンドロ | : | 「ガラーナお前、これを取りに行っていたんかい!!」(笑)。 |
ガラーナ | : | 「そうだぜ!」(笑)。 |
サンドロ | : | わ、私もそれ付けてるってか!(笑)。 |
GM | : | どうやらそのようだね。つけたのはガラーナだ。 |
アーティ | : | 宝物庫に山積みになっているって言ってたな(笑)。 |
GM | : | 燃やされかけた時はちょっとドキドキした(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 呼吸の心配が無いなら奥に潜るよ。 |
GM | : | ボーデルが漂っている(一同爆笑)。 |
ボーデル | : | うほー(笑)。 |
ガラーナ | : | 「あいつは息が長そうだから後回しにした。」 |
息を止めていられる時間=生命力ラウンドである。 | ||
サンドロ | : | しょうがない、私がバンダナを巻きに行ってやろう。 |
ボーデル | : | おうっ! なにやら頭痛がするのぅ(笑)。 |
アーティ | : | GM、俺はどうなった? |
GM | : | アーティらは泳げるから溺れる前にバンダナを貰った。この場にいていいよ。 というわけで神殿は水没しました。 |
クロウ | : | えっ? じゃあさっき猿轡されていた信者は死んじゃったのかな? |
サンドロ | : | 死んだだろう。いや、あいつシャツ着てたっけか? |
GM | : | おう。なので実は生きている(一同笑う)。 |
クロウ | : | じゃああいつを証人として突き出そう。 |
サンドロ | : | じゃあミレイドから【ミスリル・チェイン】を回収しよう。どこにいる? |
GM | : | 軽いとはいえ鎧を着ているし、倒れた足場の上にそのままいるよ。 |
サンドロ | : | じゃあ回収して、ついでに魔剣も持って行こう。 |
GM | : | 持っていく? |
サンドロ | : | あ、いや、直接触りたくは無いな。どうしようか。 |
GM | : | じゃあガラーナが取るよ。 |
ガラーナ | : | 「よっしゃー! 良い物拾ったぜー!」 |
サンドロ | : | 「ちょっと待てガラーナ。」 ドスッ(一同笑う)。 |
ガラーナ | : | 「ぐふぅ。な、何するんだ旦那ッ!?」 |
サンドロ | : | 「呪われたアイテムだったらどうするんだ!」 |
アーティ | : | ミルリーフ専用(笑)。 |
ボーデル | : | 可能性は無くはない。 |
ガラーナ | : | 「ハッ! すまねぇ旦那、迂闊だったぜ!」 |
アーティ | : | お前はいつも迂闊すぎる(笑)。 |
サンドロ | : | 「もしかしたら、これでお前が死んでいたかも知れないんだぞ! これで貸し借りは無しだッ!!」(一同爆笑)。 |
ガラーナ | : | 「じゃあ旦那、こいつはどうしやすか?」 |
サンドロ | : | 形状は槍だったな? ロープにでも引っ掛けて引きずっていこう。 |
クロウ | : | アヴィリアさんは? |
GM | : | 例の猿轡した信者を確保してきています。 |
サンドロ | : | とりあえず合流して引き上げよう。 |
GM | : | 例によってアヴィリアもバンダナを巻いている(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 一応お詫びをしよう。 「すいません、急な事ゆえこのような措置を取らせていただきました。」 |
アヴィリア | : | 「構いません。助かりましたし。それより一刻も早くこれを外しましょう。」 |
クロウ | : | 本当だよ(笑)。 |
ボーデル | : | ちなみにこの呪い、解除の目標値はいくつぐらいなの? |
GM | : | 『15』。 |
ボーデル | : | なら、何とかなりそうじゃな。 |
GM | : | では、君らは九死に一生を得て、無事に地上に戻って来ました。 |
アーティ | : | ようやくだよ。 |
ラヴェルナ | : | 「皆さん、よくぞ無事に戻りましたね。」 |
GM | : | 船で心配して待っていたラヴェルナに迎えられます。船の上では軽くトラブルもありましたが。 |
クロウ | : | なに? |
エイハプ | : | 「き、貴様ら、全員グルだったのか!!」 |
アヴィリア | : | 「違います。」 |
エイハプ | : | 「なんとアヴィリア殿、お前もか! 信じてたのに!」 |
アヴィリア | : | 「違います違います。」(一同笑う)。 |
GM | : | まぁそんな感じ。確率的に全員成功するとは思わないけど、まぁ全員の呪いは解除できたことにしていいよ。 |
サンドロ | : | よし。ようやくあの煩わしい声が消えたか。 |
ボーデル | : | これで全員無事に生還じゃな。 |
GM | : | ・・・・・・・・・・・・あッ! |
一同 | : | ? |
GM | : | 猫が溺死したかな(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 俺もね、「あッ」って言った瞬間に気づいたよ(笑)。 |
GM | : | まぁまぁ。猫が水面に浮かんでいるのは可哀想過ぎるから、実は首にバンダナを巻いていたことにしていいよ。 |
サンドロ | : | お前、二重に苦しいよな(笑)。 「ミルリーフ様バンザイバンザーイ!」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 二倍だー!!(一同笑う)。 |
GM | : | 絶妙なハーモニーを奏でてあげよう(笑)。 |
サンドロ | : | ノイローゼになるぞ(笑)。 |
アーティ | : | GM、この槍にはどんな魔力があるんだ? |
ボーデル | : | ラヴェルナ殿に見てもらうとしよう。 |
GM | : | では、ラヴェルナが <アナライズ・エンチャントメント> をかけました。 |
ラヴェルナ | : | 「この槍には銘がありますね。“刺し貫く者”という名がついています。神の力を借りて創造したミルリーフの祭器のようです。」 |
サンドロ | : | まぁ、そんなところだろうな。 |
ラヴェルナ | : | 「制約がかかっていて、ミルリーフを信仰しない者が手にした場合、重さが倍になるようですね。」 |
GM | : | 具体的には必要筋力が15から30に増える。 |
クロウ | : | ぶっ。 |
アーティ | : | 重すぎ~(笑)。 |
ボーデル | : | 沈むんじゃな。 |
GM | : | あとは普通のロングスピア+1です。 |
クロウ | : | 呪いを解かないといけないってこと? |
サンドロ | : | いや、これはそういうデフォルトなんだろう。 |
GM | : | そのとおり。呪いをかけられたんじゃなくて、そもそもが呪われているんだ。 |
サンドロ | : | オッケイ。とりあえず戻ってから処分しよう。 |
アーティ | : | 魔術師ギルドに流そう(笑)。 |
GM | : | では “モビーディック” 号はゆっくりと帰路につきます。ここは大体 “ムディール” から3日ほどの場所みたいだ。 |
サンドロ | : | 分かってみれば、近かったか。 |
クロウ | : | 帰れるの? |
アーティ | : | 俺の <ロケーション> がある。 |
GM | : | では、そんな感じで戻ってきました。 |
サンドロ | : | 流石に死んだかと思った(笑)。 |
クロウ | : | 良かったね~。 |
アーティ | : | GM、経験点は?(笑)。 |
GM | : | 終わってねーよ(笑)。 |
アーティ | : | 分かってるよ(笑)。 |
GM | : | では、“ムディール”に戻ってきました。 |
ボーデル | : | 突き出すところに突き出して、こんな街とっととオサラバしよう。 |
サンドロ | : | ではまずはペロマのところに行こう。 |
クロウ | : | 嫌な予感がするんだよな~。 |
GM | : | では、アヴィリアが事の顛末を報告します。 |
アヴィリア | : | 「・・・・・・というわけで、ガラーナさん達には邪神信仰の疑いは認められませんでした。」 |
サンドロ | : | (得意げに)「いや~、彼等、別に邪神の信者でも何でもなかったっすよ~。」 |
アヴィリア | : | 「邪神の神殿を発見しました。首謀者の一人を抹殺し、捕虜を一人連れ帰りました。」 |
サンドロ | : | 「あっと、アヴィリアさんよ──。」 |
アヴィリア | : | 「それと、首謀者と思われる人物がもう一人いましたが、それは取り逃してしまいました。」 |
ペロマ | : | 「ふぅん。」 |
サンドロ | : | チッ! 馬鹿正直に。これ以上状況が悪くなる前に、先手を打って盗賊ギルドに掛け合ってみようか。クロウ、一緒に来い。 |
クロウ | : | いいよ。 |
サンドロ | : | ボーデルとアーティはここで待機していてくれ。 |
アーティ | : | あいよ。 |
サンドロ | : | 「私は少々用事がありますので、席を外させていただきます。後のことはこの二人に一任してありますので。」 |
ペロマ | : | 「わかりました。」 |
GM | : | んでは、神殿の外まで見送るよ。。 |
アヴィリア | : | 「ガラーナさんの身柄が解放されるよう、わたしも手を尽くします!」 |
アージェス | : | 「こんにちは~。」 |
サンドロ | : | 「我々の捜索によって、マゼラン伯爵のお子さんの死亡が確認できました。」 |
アージェス | : | 「本当?」 |
サンドロ | : | 「証拠となる遺品をいくつか回収してきました。」 |
アージェス | : | 「ん、分かった。協力ありがと。じゃあ伯爵にはこちらから連絡しておくよ。」 |
サンドロ | : | 「いえ、遺品の方がかなりの重さなので、こちらから報告に上がりますよ。」 |
アージェス | : | 「いいっていいって。遺品も預かるよ。」 |
サンドロ | : | チッ。自分で届けたいんだが。 |
GM | : | こちらも同じ事を考えていると思うよ。 |
アージェス | : | 「そしたらこれ、協力してくれたお礼だよ。」 |
GM | : | と、1,500ガメル手渡される。 |
サンドロ | : | たったの1,500だけ? |
クロウ | : | じゃあ、“ラピッドストリーム” 号のエンブレムは預けるけど。 |
サンドロ | : | 【ミスリル・チェイン】 はどうするか。こんな高価な物、あんなはした金で盗賊ギルドにピンハネされるのは癪に障るんだが。 |
クロウ | : | あたしらで届ける? |
GM | : | 盗賊ギルドを敵に回す気なの? |
クロウ | : | それはいや。 |
冒険者達が独自にマゼラン伯爵と交渉して話をつけていたのなら、マゼランから直接報酬を受け取ったところで盗賊ギルドは悔しがるに留めるでしょう。 | ||
GM | : | つーか、だったらここには何しに来たの? ファリス神殿も宙ぶらりんの状態で放置されてるんだけど。 |
サンドロ | : | OK、ちょっと冷静に考えよう。 |
GM | : | そうしてくれ。何なら席も外そうか? |
サンドロ | : | そこまでしなくてもいいけど。 |
GM | : | いや、実はトイレに行ってくるだけなのだが。 |
サンドロ | : | とっとと行って来い(一同笑う)。 |
相談中。 | ||
GM | : | (戻ってきた)どうするん? |
ボーデル | : | 盗賊ギルドに口利きしてもらって、マゼラン伯爵に協力をお願いすることにした。 |
サンドロ | : | 【ミスリル・チェイン】 も引き渡そう。 「ファリス神殿に圧力をかけてもらえるよう、口添えをお願いしたい。」 あのハゲの好きなようにさせてたまるか。 |
クロウ | : | ペロマってハゲだったの!? |
GM | : | サンドロが勝手に言っていることでそんな驚かんでも。まぁハゲでいいよ。常にニッコニコしている感じね。 |
サンドロ | : | そうそう。こんな感じだ(両手で宙に体の輪郭を描く)。 |
GM | : | おうテメェ、今デブにしたろう(一同笑う)。 |
アージェス | : | 「ん。協力してあげてもいいけど。その代わりさっきの1,500は仲介料って事でチャラね。」 |
クロウ | : | いいよいいよ。 |
サンドロ | : | 「まぁいいだろう。」 |
アージェス | : | 「ん。なら協力しましょ。今からウチの者がマゼラン伯爵の所に報告に伺うから、一緒に行くといいよ。事情は話しておくから。」 |
サンドロ | : | 急いで向かうぞ。 |
GM | : | じゃあ仕方ないからギルドの交渉人も走ろう(一同笑う)。 |
GM | : | では屋敷に到着した。盗賊ギルドからの使いだと告げると、裏口から通される。 |
サンドロ | : | 単刀直入に用件を済まそう。 |
GM | : | では、奥から伯爵が呼ばれてきました。 |
マゼラン | : | 「息子の行方が判明したというのは本当ですかッ!?」 |
アーティ | : | 話、早ッ(笑)。 |
クロウ | : | 「残念ながら・・・・・・」 と、“ラピッドストリーム” 号のエンブレムを。 |
サンドロ | : | あと、【ミスリル・チェイン】 をジャラッと。 |
GM | : | すると、マゼラン伯爵はその場にバタンと倒れます(一同笑う)。 |
クロウ | : | 「だ、大丈夫ですか!?」 |
マゼラン | : | 「・・・・・・いや、大丈夫だ。・・・・・・分かっていた、分かっていたことだ。」 |
サンドロ | : | 「ん~? 現実を突きつけられて、辛いか~い?」(一同笑う)。 |
アーティ | : | おい、そこの騎士(笑)。 |
GM | : | お前、なんでこっちに食って掛かるんだよ(笑)。 |
サンドロ | : | 冗談だ(笑)。こっちはお願いをする立場なんだ。 |
クロウ | : | そうだよ(笑)。 |
マゼラン | : | 「・・・・・・ありがとう。これで、諦めもつくというものだ。」 |
GM | : | と、深く礼を述べます。 で、盗賊ギルドの交渉人にかなりのガメルが詰まってそうな袋を渡すよ。多分万単位で入ってる。 |
クロウ | : | えー!! |
GM | : | で、盗賊ギルドの方が話を切り出してくれるよ。 |
交渉人 | : | 「今回、息子さんの捜索にこちらの方々が力を尽くしてくれたんだ。なにやら困っているそうなので、相談に乗ってやってはくれまいだろうか。」 |
マゼラン | : | 「ん? 他ならぬ盗賊ギルドの、そして恩人の頼みとあれば。して、何事でしょうか?」 |
サンドロ | : | 「出航前にもお話したとおり、我々は知人の無実を晴らすために航海に出ました。このような事はお話づらいのですが、無実を晴らしたにも関わらず、知人が処刑されようとしているのです。」 |
マゼラン | : | 「それは由々しき事態ですな。」 |
サンドロ | : | 「恩着せがましいようで何なのですが、お力添えをお願いしたく参りました。」 |
GM | : | では、マゼランはゆっくりと頷きます。 |
マゼラン | : | 「恩ある方の頼みゆえ私も助力を惜しみませんぞ。まぁ、任せてください。」 |
サンドロ | : | 「宜しくお願い致します。」 |
クロウ | : | 「お願いします。」 |
GM | : | では、時間は飛んで出発の朝だ。旅支度を整えた君達はティン国王との挨拶もそこそこに、アヴィリアに呼び出されて魔術師ギルドの前にやって来ました。 |
アーティ | : | は、早いぞ(笑)。 |
クロウ | : | その後どうなったの? |
GM | : | ガラーナと部下の海賊は、逮捕された事実自体を揉み消されて開放されました。表向き、『彼等は邪神の信徒ではなかった。そしてファリスに改宗した』事になっています。これでガラーナ逮捕を知っていたファリス関係者は納得しました。 |
ボーデル | : | ふむ。 |
GM | : | 裏の話をすると、マゼラン伯爵から今回の一件の礼として多額の賄賂が寄進の名目で渡されました。 多額の寄進の理由は『邪神信仰疑いをかけられていた協力者が無実を証明する際に、捜索中だった子息の遺品を発見した礼』および『無実を証明した協力者の釈放祝い』となっており、この寄進を受け取った時点でガラーナの無実および釈放をペロマが認めた事となりました。 まぁ、非常にキナ臭い話ではありますが。 |
サンドロ | : | かなりね。 |
GM | : | で、当然その裏事情を知りもしないアヴィリアが、ガラーナを連れてやってきます。 |
サンドロ | : | じゃあニコニコしながら手を取って、「良かったですねー!」 と言おう(一同笑う)。 |
GM | : | じゃあその手を上下にブンブン振ろうか(笑)。。 |
アヴィリア | : | 「わたし達が誠意を持って説得した結果、ペロマ執行司祭様にその誠意が通じたようです!!」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「アヴィリアさんのおかげですよ!!」(一同笑う)。 |
アヴィリア | : | 「えー、そうですかねー!?」 |
GM | : | と、照れて頭をかいているよ(笑)。 |
サンドロ | : | クソ、イライラする! この天然め!(一同笑う)。 |
GM | : | ホントむかつく(笑)。 |
クロウ | : | 仕方ないさ(笑)。 |
GM | : | で、ヨロヨロしたガラーナが引き渡される。 |
アーティ | : | どしたの? |
ボーデル | : | また殴られたんかの(笑)。 |
アヴィリア | : | 「ガラーナさんには『二度と海賊行為をするな』という <ギアス> かけちゃいましたー!!」(一同爆笑)。 |
クロウ | : | えーーーッ!! |
サンドロ | : | 海賊行為を禁じられたか(笑)。 |
ボーデル | : | <ギアス>ってところが凄いよ(笑)。 |
アヴィリア | : | 「しかも、ギルドの魔術師さんに粘ってもらったおかげで6ゾロです!!」(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 最悪だ(笑)。 |
ボーデル | : | もう解けない(笑)。 |
アーティ | : | 職を失ったな(一同笑う)。 |
ボーデル | : | これからは真っ当な船乗りじゃのう。 |
ガラーナ | : | 「・・・・・・そうだな、冒険者にでもなるか。」 |
クロウ | : | えっ? まさか。 |
GM | : | ついてこないよ。 |
クロウ | : | 「きっと君ならどこに行っても通用するよ。」 |
アーティ | : | 頭は悪いけどな(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「一つ言っておくぞ。」 |
ガラーナ | : | 「なんだよ。」 |
サンドロ | : | 「海賊が駄目だからって山賊にはなるなよ?」(一同爆笑)。 |
ガラーナ | : | 「おっとぉ!? その手が!」 |
サンドロ | : | 「次、捕まったら命が無いぞ。」(笑)。 |
ガラーナ | : | 「そうだよなぁ。一応、ここで武装商船に誘われもしたが。」 |
ボーデル | : | 船乗りとしては十分優秀だからな。 |
ガラーナ | : | 「まぁ、まずは国に帰るよ。じゃあ旦那、達者でな。」 |
GM | : | と言って、握手を求めてくるよ。 |
サンドロ | : | ふぅ、仕方ないな。海賊から足を洗った事で、少しは高潔になるだろう。 |
GM | : | まだもうしばらくは頭痛に悩まされるだろうけどね。 |
ガラーナ | : | 「海賊・・・ウッ! 海賊・・・ウウッ!!」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | では手を握ろう。 「君も、これからは私のように高潔に生きることだ。」 |
ガラーナ | : | 「旦那、俺ぁ今まで高潔の意味を勘違いしていたようだ。」(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | どういう意味だ(笑)。 「そうか、それは良かったな。私を見習って真っ当に生きるがいい。」 |
アーティ | : | そう、狡猾とは騙し討ちとかそういうこと(笑)。 |
サンドロ | : | 狡猾じゃない、高潔だ(笑)。 |
GM | : | では、ガラーナは手下の海賊を連れて“バイカル”の方へ消えていきました。 |
アーティ | : | ついでだから、この槍も処分しちまおう。 |
GM | : | 呪いが厄介だが、興味深い魔力がかかっているので1万ガメルで引き取ってもらえました。 |
サンドロ | : | 10,000ッ!? (ラヴェルナに向かって)ママ、ママー!!(一同爆笑)。 |
GM | : | うるさいなお前は(笑)。 |
ラヴェルナ | : | 「そうですね、それは貴方達が働いた結果ですから、皆さんでお分けなさい。」 |
クロウ | : | やったね。 |
アーティ | : | 一人2,500か。 |
サンドロ | : | では、最後にマゼラン伯爵にも挨拶していくか。 |
ボーデル | : | 随分と世話になったからのう。 |
サンドロ | : | 「この度はまことにありがとうございました。」 |
マゼラン | : | 「いやいや、こちらこそ。」 |
サンドロ | : | 「もし“オーファン”にご用がありましたら、是非とも私に一声おかけください。」 |
マゼラン | : | 「“オーファン”は内陸地だからあまり用はなさそうだが。その時にはお願いするよ。」 |
サンドロ | : | 「ええ、是非!」 “最果ての国”にコネを作っておいて損は無いだろう(笑)。 |
GM | : | では、最後に |
マゼラン | : | 「本当にありがとう。」 |
GM | : | と礼を言われて君たちは屋敷を後にする。 |
アヴィリア | : | 「それでは皆さん、道中お気をつけください。」 |
クロウ | : | 「ありがと。」 |
アーティ | : | こいつに心配されても(笑)。 |
サンドロ | : | まぁ二度と会うこともあるまい(笑)。 |
GM | : | では、君たちは“草原の国 ミラルゴ”へと向けて旅立ちました。 |
サンドロ | : | おつかれ! |
クロウ | : | お疲れ様でしたー!! |
GM | : | その夜。 |
サンドロ | : | その夜? |
アーティ | : | 何? 続き? |
GM | : | ファリス神殿の重要押収品保管庫に何者かが忍び込み、 とある宝珠を盗み出して行ったという(一同爆笑)。 |
アーティ | : | あーあー!(笑)。 |
サンドロ | : | そうだった(笑)。 |
GM | : | というわけで、今度こそ本当にお疲れ様でした。 |