こ、これが草原の賢者・・・か?
アーティ | : | どっちに向かえばいいんだ? |
ボーデル | : | 探すんじゃ。 |
アーティ | : | 【るるぶミラルゴ】 に何か載ってないか?(笑)。 |
GM | : | 【るるぶ】 はもう焼きました(笑)。 |
サンドロ | : | GM、どう探せばいいんだ? |
アーティ | : | よし、ダウジングだ(笑)。 |
GM | : | では、各人『冒険者LV+精神B』で判定してくれ。 |
サンドロ | : | 7足すアチョー(コロコロ)『13』。 |
アーティ | : | (コロコロ)『15』。 |
ボーデル | : | (コロコロ)『17』。 |
クロウ | : | 『13』。 |
GM | : | 適当に草原を歩いていたのですが、ある時ボーデルは不思議な感覚に見舞われました。ガラスに酔ったような。 |
ボーデル | : | ガラス? |
GM | : | うにょーんって感じの。 |
ボーデル | : | 「うはぁあ~。」 |
GM | : | 傍から見ているとちょっと気持ち悪い。 |
クロウ | : | キショいぞボーデル! |
ボーデル | : | 皆に報告じゃ。「この感覚はなんじゃあー!?」 |
サンドロ | : | 『この感覚・・・・・・グラトニーに飲まれた時と同じ感覚だ・・・・・・』 |
アーティ | : | いきなりなんだ(笑)。 |
GM | : | お前はハガレンが好きすぎだ(笑)。 すると、ラヴェルナが君達の方を向いて叫びます。 |
ラヴェルナ | : | 「皆さん! これは幻覚です!」 |
クロウ | : | 幻覚? |
アーティ | : | そうか、朝食に一服盛られていたな。 |
クロウ | : | 違ぇー!!(笑)。 |
ラヴェルナ | : | 「心を強く持ち、『この風景は幻だ』と念じるのです!」 |
GM | : | 言うが早いか、ラヴェルナの姿は掻き消えるようにふっと消えてしまいます。 |
クロウ | : | あ、あれ? |
ボーデル | : | [ 不信 ] って奴か。 |
GM | : | 『冒険者LV+精神力B』で振ってください。 |
アーティ | : | 俺は低い(コロコロ)『11』 |
クロウ | : | 『14』 |
サンドロ | : | 『13』 |
ボーデル | : | (コロコロ)10・・・『19』 |
GM | : | はう! ボーデル! |
ボーデル | : | はいよっ!?(驚)。 |
GM | : | ボーデルは周囲の風景が急に揺らめいたかと思うと、再び辺りの風景が安定します。それまでと変わりないようですが、隣にはラヴェルナの姿があります。 |
ボーデル | : | おう? |
GM | : | そして、すぐ近くに簡素な素材で建てられた家があります。周囲はサイケデリックなアイテムで飾られていて、君の事を圧倒します。 |
ボーデル | : | サイケデリックなアイテムとはどんなものじゃ? |
GM | : | そうだな、とにかく奇抜な道具だ。カラフルな鍋とかトーテムポールとか。 |
ボーデル | : | 干し首とか(笑)。 |
GM | : | そして、背後には頭を抱えてうーうー唸っている3人の姿もあります。 |
アーティ | : | 昨日変なチャンポンしたから、二日酔いがー(笑)。 |
GM | : | では、残りの3人は第二ラウンド。 |
クロウ | : | もう無理だよー(コロコロ)『15』 |
アーティ | : | (コロコロ)6ゾロ! |
サンドロ | : | (コロコロ)よし、『17』! |
GM | : | では、アーティも視界が回転しながら、こちらの世界にやってきました。 |
サンドロ | : | 『17』でもダメなのか! |
アーティ | : | ふー、二日酔いが漸く醒めたぜ(笑)。 |
GM | : | ちなみに、サンドロとクロウの2人には君達の姿が認識できていない様子です(笑)。 |
サンドロ | : | (剣を振り回すジェスチャー)「ど、どこいったー!」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 石を投げつけてやるー(笑)。 |
ボーデル | : | これでワシ等とサンドロの立場が違ったら、「これだから異種族は・・・」なんて言われているところじゃった(笑)。 |
アーティ | : | 危ない危ない(笑)。 |
GM | : | それでは3ラウンド目。つまり30秒経過(笑)。 |
クロウ | : | もうヤダー(コロコロ)あ、6ゾロ(笑)。 |
GM | : | おおっと、クロウもようやく抜け出しました。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『14』 |
GM | : | では第4ラウンド。 |
ボーデル | : | まぁ、いずれ出るじゃろう。 |
サンドロ | : | (コロコロ)『11』! |
ここからサンドロの無限地獄が始まる(笑)。 | ||
サンドロ | : | (コロコロ)1ゾロ!(一同爆笑)。 |
GM | : | では、サンドロは三半規管が狂って転倒しました(笑)。 |
サンドロ | : | 畜生1回目! 2分50(コロコロ)『14』、 3分目!(コロコロ)1ゾロ!(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 稼ぐなぁオイ(笑)。 |
サンドロ | : | 3分10!(コロコロ)6ゾロ! |
GM | : | おお、ようやく(笑)。 |
クロウ | : | お疲れさま~(笑)。 |
サンドロ | : | 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・」 |
GM | : | どうせだから、精神力に5点ばかり食らっておいてくれ(笑)。 |
サンドロ | : | では、周囲の皆が私のことを見ているのに気づいて劣等感に陥ろうじゃないか(一同笑う)。 「私なんて・・・私なんて・・・・・・私なんて・・・・・・・・・・・・・」 |
GM | : | うわー、厄介(笑)。 |
クロウ | : | もういいから行こうよ(笑)。 |
サンドロ | : | 「皆さんすいません、私なんかの為に貴重な時間を食ってしまって。本当にすみません。」 |
クロウ | : | 大丈夫だよ、あや取りとかしていたから(笑)。 |
アーティ | : | 俺なんか石投げて遊んでたし(笑)。 |
サンドロ | : | 「私なんかが“草原の賢者”と呼ばれる程のお方の家に付き添って良いのでしょうか?」 |
ラヴェルナ | : | 「いいから、黙ってきなさい。」と引っ張られる(笑)。 |
アーティ | : | 呆れられてる(笑)。 |
ボーデル | : | 騎士の誇りまで落としてきたか(笑)。 |
アーティ | : | ついでだから紋章も捨てちまおう(笑)。 |
GM | : | いやぁ、思いのほか面白い結果になったな(笑)。 |
サンドロ | : | この短時間で経験点を20点も手に入れたぞ(笑)。 |
GM | : | 己の内面と向き合って成長したんじゃないの?(笑)。 |
ボーデル | : | なるほど(笑)。 |
クロウ | : | ではノックして入ろう。 |
サンドロ | : | コンコンコンコン。 |
声 | : | 「どうぞ~。」 |
サンドロ | : | 「私なんかが入ってすみません。」(一同笑う)。 |
GM | : | 第一声がそれか(笑)。では、中ではゴージャスなフカフカのイスにグラスランナーが座っています。 |
サンドロ | : | ここでね、今まで卑屈だった空気が吹き飛ぶのだ。 「グぅラスランナぁぁぁぁ?」 |
草原の賢者 | : | 「やぁ。ジリキでここまでこれたヒトはひさしぶりだね。」 |
アーティ | : | そりゃ、あれだけ振れればな(一同笑う)。 |
GM | : | 幻覚があることに気づくことが重要なのだよ。 |
草原の賢者 | : | 「で、ボクになんのようだい?」 |
GM | : | と、パイプを吹かして恍惚とした表情を浮かべます。 |
サンドロ | : | なるほど・・・・・・ドラッグか。 |
GM | : | ちょっと良くない臭いがするね(笑)。 |
サンドロ | : | こっちまで生命力抵抗とかないよな?(笑)。 |
GM | : | ああ、君らは気をつけていれば大丈夫。深呼吸とかはしない方がいい(笑)。 |
サンドロ | : | 「賢者殿にいくつか聞きたいことがあるのですが、宜しいでしょうか。」 |
草原の賢者 | : | 「なに~?」 |
サンドロ | : | 「この近くのケンタウロスの集落で数年前に族長候補が殺される事件があったのですが、ご存知でしょうか。」 |
ボーデル | : | いきなり核心。 |
草原の賢者 | : | 「おおっとぉ~? そういうことをききたいのかい~?」 |
サンドロ | : | 「教えてください。」 |
アーティ | : | ここで「100ガメルよこせ。」とか言われたりして(笑)。 |
サンドロ | : | 答えを教えろとは言わない。ヒントをくれ。 |
草原の賢者 | : | 「おしえてやってもイイけどね~。ちょっとたのまれてくれないかな~。よのなかギブ&テイクだしね~。」 |
クロウ | : | 本当に賢者? |
ボーデル | : | いやいや、そもそもグラスランナーだから。 |
クロウ | : | そういやそうか(笑)。 |
サンドロ | : | 「条件は何だ?」 |
草原の賢者 | : | 「そうだね~、そこのキシくんがダイジそうにかかえている、そのケンをボクにちょうだい~。」 |
サンドロ | : | 「そうか、分かった。」【孤高の宝剣】を渡そう。 |
GM | : | あ、あれっ!?(驚愕&動揺) |
サンドロ | : | え? これ、別にいらない。 |
ボーデル | : | サンドロ、それは“オラン”の封印の間に保管するよう頼まれていたんじゃが。 |
サンドロ | : | そうだったか? |
クロウ | : | そうだよ。 |
サンドロ | : | すっかり忘れていた。使った事もないしまったく大事じゃなかった。 |
アーティ | : | 危ねーよ(笑)。 |
ボーデル | : | こらこら! GMが大打撃を受けてるよ!(笑)。 |
GM | : | サ、サンドロを困らせてやろうと思ったんだが(一同笑う)。お前、本当にリプレイを読み返してないのな。 |
サンドロ | : | いや、俺だって何度かは読み返しているよ。ただ、古い話しだったから流石に忘れていたのだ。 |
GM | : | まぁ、俺もチェックしたはずの【永久に夢見る楽園への粉】の効果を間違えていたけどな。 |
サンドロ | : | テメーだって大差ねぇじゃねぇか!(一同爆笑)。 |
アーティ | : | GMの方が酷いよ(笑)。 |
サンドロ | : | まぁいい。「これは国王から頼まれた大事な剣ですので。」 さて、では替わりに何をすればいいんだ? |
アーティ | : | 仕方ない、代わりにこのメイジスタッフを(笑)。 |
GM | : | ちょっと待って。いま少し心臓が痛い(一同笑う)。 |
ボーデル | : | あまりにも予想外の行動にGMも大打撃(笑)。 |
サンドロ | : | 早くしろ、何をするんだ? ハリー!(早く) ハリーハリーハリー!! |
クロウ | : | ちょっと待ってあげなよ(笑)。 |
草原の賢者 | : | 「ボクのしりあいにリブってヤツがいるんだけど・・・・・・」 |
サンドロ | : | 美味そうな名前だな。 |
GM | : | 苗字はスペアじゃないからな。 |
クロウ | : | 分かってるよ(笑)。 |
GM | : | あ、違った。リブはここにいるわ。 |
アーティ | : | ラリってんじゃねぇよ(笑)。 |
草原の賢者 | : | 「トリーってヤツがいるんだけど、それがさいきん、カオをみせないんだ。ナニかあったかもしれないから、ようすをみてきてくれない?」 |
サンドロ | : | 「どこにいるんだ?」 |
草原の賢者 | : | 「ここから、フツカとすこしはなれた“繁殖地”だよ。」 |
サンドロ | : | 「わかった。引き受けようじゃないか。連れてくればいいのか?」 |
草原の賢者 | : | 「ん~。ブジならそれでイイんだ。ただ、これないようならこれるようにしてやってほしいんだ。」 |
サンドロ | : | 「分かった。」 |
草原の賢者 | : | 「いってくれるなら、コレをわたそう。」 |
クロウ | : | なんですか? |
草原の賢者 | : | 「ここへのパスポート。」 とリストバンドのような物を取り出します。これを持っていると、いちいち判定しなくてもここに来れます。 |
クロウ | : | よかったねサンドロ(笑)。 |
GM | : | しかも、これを付けた腕を天にかざすと、この場所の方角に向けて倒れてくれます。 |
アーティ | : | 棒倒しのようにね(笑)。 |
GM | : | というのを、クロウの腕に無断でバチッとつけます。 |
クロウ | : | あたしに? |
GM | : | かざす方向が悪いと、曲がっちゃいけない角度に腕が曲がって折れたりするから気をつけて(一同爆笑)。 |
クロウ | : | ふふふあはははッ!(ヤケクソ大爆笑)。 |
アーティ | : | 後ろに行っちゃったらどうするの?(笑)。 |
サンドロ | : | 倒れて済むんじゃないか?(笑)。 |
GM | : | 頭に向かって倒れてきたら大怪我するよね(笑)。 |
ボーデル | : | その時はシーフとしての能力を最大限に使用して何とかしてくれ(笑)。 |
GM | : | 最後に。これ、コマンドワードを言わないと外れません。 |
クロウ | : | コマンドワードは何だッ! |
GM | : | 教えないよ。 |
クロウ | : | え・・・・・・何でだっ!? |
サンドロ | : | 首輪みたいなものだからだ。 |
ボーデル | : | ちゃんと帰ってくるまで外してくれんのだ。 |
草原の賢者 | : | 「イマはいいけどね。そのうち、アカがたまってクッサ~くなるから。」 |
クロウ | : | 「分かった。早めに戻る。」 |
サンドロ | : | うわっ! クロウ、クサッ! |
クロウ | : | むっかっつっく・・・・・・テメェになすりつけたろか。 |
ボーデル | : | では行くかのう。 |
アーティ | : | 臭くならないうちにね(笑)。 |