異種族の悪夢、再び
GM | : | では “イストン” の街に到着しました。 |
サンドロ | : | ではファリス神殿に急ごう。 |
GM | : | 君達は一目散にファリス神殿へと急行しました。と言うわけでファリス神殿の前。 |
ラヴェルナ | : | 「では、私はこれから報告に言ってまいります。サンドロは宿を取っておいてください。」 |
サンドロ | : | 「はっ。ラヴェルナ様、私の精神力は回復してよいのでしょうか。」 |
ラヴェルナ | : | 「駄目です。」 |
サンドロ | : | ガーン! |
GM | : | 回復していいよ(笑)。 |
ラヴェルナ | : | 「では皆さん、宜しくお願い致します。」 |
GM | : | と、ラヴェルナはファリス神殿の中に消えていきました。 |
サンドロ | : | ええと、銀の高性能ポール・ウェポンはいくらだろうか。 |
GM | : | サンドロ君、宿を探してくれたまえ。 ラヴェルナは君に銀のポール・ウェポンを探せとは言っていない(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | すんません(笑)。 |
クロウ | : | 新しい街だから、ギルドに顔繋ぎに行っておこうかな。 |
GM | : | ではクロウはギルドに。他の人は? |
アーティ | : | こっちは(魔術師ギルドに顔を出す)必要ないし、宿を探しに行こう。 カッツェはクロウの方について行かせよう。 |
クロウ | : | わーい、肩に乗せていこう。 |
GM | : | 的だな。 |
アーティ | : | 逃げるわ(笑)。 |
GM | : | では、サンドロらは古いヨーロッパ系の建物が並ぶ街並みを探し歩き、中々見栄えの良い宿を発見しました。 |
サンドロ | : | ふむ、これなら我々の宿に相応しいであろう。 |
GM | : | 宿名は “ファリスの威光” 亭です。 |
ボーデル | : | (あからさまに嫌そうな顔)・・・・・・威光・・・・・・。 |
GM | : | 別の宿にしても良いけど。 |
サンドロ | : | ・・・・・・いや、構わないだろう。どうせどこも一緒だ。 |
GM | : | では、主のトジさんが出迎えます。 |
サンドロ | : | 「すまない主人、4人分の部屋をお願いしたい。」 |
アーティ | : | 4人じゃなくて5人だぞ。 |
サンドロ | : | え? |
アーティ | : | ラヴェルナを入れて5人だ。 |
サンドロ | : | ・・・・・・(アーティに)いいよ、お前は納屋で寝ろ(一同爆笑)。 |
アーティ | : | ノォーウっ!(笑)。 |
クロウ | : | ひっでぇ(笑)。 |
サンドロ | : | 「主人、5人分の部屋をお願いしたい。」 |
GM | : | すると、トジさんは君の事を訝しげにジロジロと見てくるね。 |
サンドロ | : | なんだと? |
クロウ | : | 喧嘩売るなよ(笑)。 |
宿の主人トジ | : | 「ちょっとお客さん。お連れの方はエルフじゃありませんかな?」 |
クロウ | : | ハーフ・エルフでしょ? |
宿の主人トジ | : | 「困るんですよね~、ウチのような由緒正しいホテルに信仰心の欠片も無いような連中は~。」 |
サンドロ | : | 「その気持ちは私には分かっているんだ。私とて仕方がないのだ! お前にあれと旅をしなければならない私の気持ちが分かると言うのか!」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 好き放題言いやがって(笑)。 |
GM | : | では、その気迫に怖気づきながらも、再び耳元に顔を近づけます。 |
宿の主人トジ | : | 「それに、そこの小さい人・・・・・・」 |
サンドロ | : | 「何度も言わせるんじゃない!」(一同笑う)。 |
GM | : | 言わせろよ(笑)。 |
宿の主人トジ | : | 「あの人が付けている聖印は、ファリスではなくブラキのものでは・・・・・・」 |
サンドロ | : | 「違う、あれはあいつの家紋だ。」(一同爆笑)。 |
アーティ | : | 家紋かよ(笑)。 |
宿の主人トジ | : | 「困るんですよね~。ここはやっぱりファリスで頂かないと。空気読んでくださいよ~。」 |
クロウ | : | KYだってよ。 |
宿の主人トジ | : | 「まぁ、いいですけどね。色はつけさせていただきますよ。何せ、問題を起こされて迷惑するのはこちらなんですから。」 |
サンドロ | : | ・・・・・・。 |
ボーデル | : | 『ラヴェルナポケットから払うから別にいいや』と考えている(笑)。 |
サンドロ | : | うん(笑)。 |
GM | : | では、その間に別のところを解決しよう。 |
GM | : | では盗賊ギルドなのですが、それっぽい建物がまったく見つかりません。 |
クロウ | : | マジですかー。 |
GM | : | いかがわしい店とか、明らかに盗賊風の者が見張ってるとか、そういう店が一切ないのです。 |
クロウ | : | とにかく、探してみます。 |
GM | : | ではダイスを振ってみてください。 |
クロウ | : | 知力?(コロコロ)『17』。 |
アーティ | : | 高っ。 |
GM | : | 見つけちゃいました(一同笑う)。 |
クロウ | : | やった! |
GM | : | 精巧にカモフラージュしてありますが、それらしき店を発見しました。 |
クロウ | : | いつぞやのように、鏡が回転したりするんでしょ。 |
GM | : | いや、奥まで行くと床が抜ける(一同笑う)。 |
クロウ | : | えー(笑)。 |
GM | : | (滑走していく仕草)ショゴー(笑)。 |
ボーデル | : | サンダーバード?(笑)。 |
GM | : | ボタンが3つくらいあって、間違えるとそのまま煮えたぎった油にどぼーん(笑)。 |
アーティ | : | 下水に捨てられるんでしょ(一同笑う)。 |
GM | : | そんな感じで、発見できました。 |
ギルド顔役 | : | 「ん? お前は見ない顔だな。」 |
クロウ | : | 「昨日来たばかりの流れ者でございます。この街に少し滞在することになるかもしれないので、顔繋ぎに来ました。」 |
ギルド顔役 | : | 「そうか、では、ちょっと耳寄りな情報を教えてやるから、300ばかし置いていけ。」 |
クロウ | : | 「もうちょっと安くなりませんか?」 |
ギルド顔役 | : | (あからさまに嫌な顔) |
クロウ | : | 「分かった、分かりました!」(一同笑う)。 300ガメル出す。 |
ボーデル | : | どうせ使い道の無い金じゃ(笑)。 |
ギルド顔役 | : | 「毎度。お嬢ちゃん、この街はね、ファリスがかなり幅を利かせていてね。おかげで我々はあまり表立って行動できない。」 |
クロウ | : | 「はい。」 |
ギルド顔役 | : | 「だから、あまり頼られても困るよ。」 |
クロウ | : | 「・・・・・・えっ、それだけ?」(一同笑う)。 |
ギルド顔役 | : | 「つまりだ、どこかしこにもファリスの目が光っているわけで、スリとかそういった仕事は控えた方が良いぞと。裁判にでもなれば10-0で敗訴だ。」 |
クロウ | : | 絶対負けるね(笑)。 |
GM | : | 毎日、牢獄でファリスの経典を書き写す作業をやらされる。 で、それが店で売られると(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 犯罪者が書いた物、買わせるなよ(笑)。 |
GM | : | 悪人の更生も出来るし、布教も出来る。一石二鳥のとても素晴らしいシステムだ。 |
アーティ | : | 普通に刑務所のシステムだな(笑)。 |
GM | : | というありがたい情報を教えていただけます。 |
クロウ | : | 「そういえば、一つ気になった事があるのですが宜しいですか?」 |
ギルド顔役 | : | 「何なりと。」 |
クロウ | : | 「つい何日か前、なんて村かは分からないけど滅びた村を発見したんだが、何か情報はないか?」 |
ギルド顔役 | : | 「なんだいなんだい?」 と、顔役は少し興味深げに聞いてくるね。 「その情報はないな。ちなみにどこの辺りの村だ?」 |
GM | : | と、壁に貼られている東部の地図を指差すよ。 |
クロウ | : | 場所は分かっていいですか? |
GM | : | 何なら、サイコロ振りたい? |
クロウ | : | いやいいです(笑)。 「この辺りの村なんだが。」 |
ギルド顔役 | : | 「・・・・・・この辺りにある村といったら、“ムーディ” だな。」 |
クロウ | : | “ムーディ” の村が滅びたよ~。 |
ギルド顔役 | : | 「滅びたというのはどういったことだ?」 |
クロウ | : | 「ええと、“ア・ネーハ” って感じで。」(笑)。 |
ギルド顔役 | : | 「もっと具体的に教えてくれないか。」(一同笑う)。 |
クロウ | : | と、とりあえずカクカクシカジカという感じで、建物は壊れて村人はワイトになっていた、と話すよ。 |
ギルド顔役 | : | 「ふーむ、それは気になる話だ。こちらとしても警戒しておこう。良い情報だから買い取ってやろう。」 |
GM | : | と、50ガメル渡されるよ。 |
クロウ | : | どうもー。 |
ボーデル | : | で、500で売るのか?(一同笑う)。 |
アーティ | : | ワイトってどうするとなるんだっけ? |
GM | : | ワイトに精神力を吸われるか、アンデッド・ナイトに精神力を吸われるとなるというのが公式設定。 |
アーティ | : | 自然発生はしない? |
GM | : | たぶんね。どうか知らんけど。無念で死んだりするとゴーストとかになるからなぁ。 |
クロウ | : | 「では、また新しい情報があったらよろしく頼むよ。」 と言って、ギルドから出ます。 |
GM | : | では、場面は再び宿に戻ります。 君達は色々と難癖をつけられ、元は30ガメルだった宿代が70ガメルに膨れ上がったりしています。 |
アーティ | : | 倍以上じゃないか。 |
GM | : | と、そこに扉がバーンッ! と跳ね開けられ、壁に当たってドーンッ! というでかい音が響きます。 |
ボーデル | : | おう? 何事か見よう。 |
GM | : | では、どしどしとファリスの神官戦士団が入ってきます。 |
ボーデル | : | うおおぅ。 |
サンドロ | : | しかし、私は優雅に本を読んでいてまったく気に止めないのであった。 |
ボーデル | : | 「ええい、おぬしら、何用じゃあぃ!」 |
アーティ | : | それって悪人の台詞だぞ(一同笑う)。 |
GM | : | すると、先頭に立つファリス神官が手に持った槍を床にガンッ! っと叩きつけます。 |
ファリス神官 | : | 「この宿の中に暗黒神ミゴリの神官が紛れ込んでいるというタレコミがあった!!」 |
クロウ | : | みごり? |
アーティ | : | ミゴリってなんだ? |
ボーデル | : | 新しく追加された邪神だ。 |
GM | : | さっそく取り込んでみました。 |
サンドロ | : | む、正義が私を呼んでいる。パタンと本を閉じて立ち上がろう。 |
ファリス神官 | : | 「今から、この宿の立ち入りを一切禁ずる! そして、ミゴリ神官を捕らえるので協力してもらうぞ! おい主! この宿に泊まっている客、全員呼び出してここに並ばせろ!」 |
ボーデル | : | <センス・イービル> で片付ける気か。 |
GM | : | 宿内は急激に慌しくなり、既に部屋に入っていた客も含めてバタバタとロビーに集まり始めます。 |
ボーデル | : | ううむ、逆らうと余計な疑惑を生みそうじゃ。ここはおとなしく従っておこう。 |
クロウ | : | そんな事言って、またお前、何かしら罪を着せられて捕まりそうだよ(笑)。 |
GM | : | ではその後しばらくして、宿に泊まっている客が全員ロビーに集められ、横一列に並ばされます。大体20人くらいかな。 |
ファリス神官 | : | 「我が名はトゥルスだ! タレコミがあったゆえ、ファリス神殿の権限により、お前達の身柄を一時拘束、調べさせてもらう!」 |
アーティ | : | とりあえず、カッツェを使って、クロウが宿に戻らないように伝えよう。 |
GM | : | カッツェは喋れないけどな。 |
アーティ | : | そうなんだよな(苦笑)。 |
GM | : | クロウの両目をネコパンチしてみたらどうだ?(一同笑う)。 |
クロウ | : | 凄く痛い(笑)。 |
アーティ | : | 目立ちすぎる(笑)。 |
ボーデル | : | 宿は封鎖されておるから、外から見ても分かるじゃろう。 |
GM | : | では、トゥルスは1人ずつ順に <センス・イービル> をかけていきます。 |
アーティ | : | GM、俺達はミゴリを分かっていいのか? |
GM | : | いや、君達は何も分からない。 |
ボーデル | : | おおっ! 『知識判定』すらもさせてもらえんとは(笑)。 |
アーティ | : | 本当に新興宗教って感じか。 |
GM | : | そうだな・・・・・・ボーデルは 『プリースト+知力』 で判定していい。 |
ボーデル | : | でりゃッ!(コロコロ)ここで3!? えーと『10』 |
GM | : | 『ブラキ神は本当に偉大だな』と思った(一同笑う)。 |
ボーデル | : | ブラキは偉大なりッ!!(笑)。 |
サンドロ | : | この低脳め。肝心な時にはまったく役に立たん。 |
ボーデル | : | ええいっ、判定すら出来ん奴に言われとうないわ! |
アーティ | : | なぁ、それってルールに追加されたから、俺達も知らないの?(笑)。 |
GM | : | いや、ここは10年近く前の世界だから、まだ発見されたばかりで認知されていないのだよ。 |
ボーデル | : | ミゴリ神官自体、かなーりマイナーな存在じゃからな。 |
GM | : | で、トゥルスは一人一人 <センス・イービル> をかけていきます。 |
トゥルス | : | 「うむ、汝は邪悪ではない! ハイ次ッ!」(一同笑う)。 |
クロウ | : | 忙しいなぁ(笑)。 |
GM | : | <センス・イービル> <センス・イービル> <センス・イービル> <トランスファー・メンタル・パワー>(一同笑う)。 |
アーティ | : | 今、間違わなかったか?(笑)。 |
GM | : | いやいや、隣にいる神官から精神点を融通してもらったのだ(笑)。 |
サンドロ | : | 流石に切れるか(笑)。 |
アーティ | : | そいつがやれば良いじゃないか(笑)。 |
クロウ | : | そうだよ(笑)。 |
GM | : | いやいや、ここは上官のトゥルスが威厳を持ってかけないと。 ここででしゃばって 「トゥルスさん、後は私がかけましょうか?」 とか言うと、そいつは出世できなくなってしまう(笑)。 |
アーティ | : | これだからファリスって奴は。 |
GM | : | で、そうこうしているとボーデルの番になります。 |
トゥルス | : | 「お前はドワーフだな。」 |
ボーデル | : | 「うむ。ドワーフだ。」 |
トゥルス | : | 「その胸に付いている聖印は、ブラキの聖印じゃないのか?」 |
ボーデル | : | 「うむ、そうだ!」 |
トゥルス | : | 「怪しい奴だ。」 |
ボーデル | : | 「・・・・・・え?」(一同爆笑)。 今、何て言った?(笑)。 |
トゥルス | : | 「ブラキ神官がこの純ファリスの宿である “ファリスの威光” 亭に来ているとは怪しい。こいつを連れて行け。」 |
アーティ | : | 捕まってるよ(笑)。 |
クロウ | : | またかよ(笑)。 |
ボーデル | : | こんなところにサンドロ2号が(一同笑う)。 |
正確にはサンドロ3号でした。 | ||
トゥルス | : | 「という訳で、任意で同行してもらおうか。」 |
ボーデル | : | 任意!? 半強制的じゃないか!(一同笑う)。 |
GM | : | そうだね。詰めているファリス神官達の視線が君の方に集まっているね。 |
ボーデル | : | 「ううむっ、分かった分かった。暗黒神官がいるというのであれば、ワシも協力せん訳にはいかんじゃろう!」 と言って協力するよ。 |
GM | : | では、ボーデルはファリス神官に両脇を抱えられて、連れて行かれました(一同笑う)。 |
アーティ | : | グレイだ(笑)。 |
ボーデル | : | うほおう、ブラーンブラーン(笑)。ワシは重いぞ(笑)。 |
GM | : | で、何人か間を挟んで、次はアーティ。 |
アーティ | : | やっぱりね(笑)。 |
トゥルス | : | 「お前は・・・・・・エルフじゃないのか?」 |
アーティ | : | 「いや、ハーフだ。」 |
トゥルス | : | 「ハーフエルフ・・・・・・ファリスを信仰しているのか?」 |
アーティ | : | ・・・・・・えええええ~(一同笑う)。 |
サンドロ | : | GM、こいつ即答しなかったぞ(一同爆笑)。 |
アーティ | : | なにぃ~!(笑)。 |
トゥルス | : | 「うーむ、怪しい。何か隠しているな。よし、こいつも連れて行け。」 |
アーティ | : | 隠しているのはオヤツだけ(笑)。 |
GM | : | オヤツは没収!(笑)。 |
ボーデル | : | ああ、バナナだったのに。 |
GM | : | “アノス” では、バナナはオヤツに含まれます(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 含むのか(笑)。 |
アーティ | : | 俺のオヤツを・・・・・・ファリス許すまじ(笑)。 |
GM | : | というわけで、アーティは両脇と両足を抱えられて、恥ずかしいポーズで連れて行かれます(一同笑う)。 |
クロウ | : | えええ~(笑)。 |
アーティ | : | ・・・・・・なして?(笑)。 |
ボーデル | : | ガハハ、やはりおぬしも来たかぁ(笑)。 |
GM | : | さて、ではサンドロの番が迫ってきます。 |
サンドロ | : | うむ。 |
トゥルス | : | 「<センス・イービル>! 汝は邪悪ではない。<センス・イービル>! 汝は邪悪ではない。」 |
GM | : | と、サクサク進んでサンドロに近づいてきます。 |
サンドロ | : | うむ。 |
クロウ | : | ・・・・・・動じないね(笑)。 |
サンドロ | : | そりゃ、受けなくちゃいけないからな(笑)。 |
GM | : | で、君の直前の番となったところで、隣にいた男が突然、サンドロを突き飛ばして逃げようとします。 |
サンドロ | : | おっ? いや、それは阻止するだろう。 |
GM | : | では、対決しましょうか。そっちは 『冒険者+筋力』 で。 |
サンドロ | : | 筋力か・・・(コロコロ)うむ、『16』。 |
GM | : | こっちは敏捷で振るぞ(コロコロ)あ、『12』。 では、サンドロは咄嗟にそいつの胴体を捕まえる事に成功した。 |
サンドロ | : | よし、じゃあそのまま引きずり倒すぞ。 |
GM | : | では、ガターンと音を立てて引き倒せた。 |
男 | : | 「放せ貴様! 放せ!!」 |
サンドロ | : | そのまま馬乗りポジションになって思い切りぶん殴るぞ。ガコーンと。 |
男 | : | 「痛い!」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 「貴様、この私を突き飛ばしたな!!」(一同爆笑)。 |
アーティ | : | そういう理由!?(笑)。 |
ボーデル | : | 逃げようとした事よりも、突き飛ばした事の方が許せない(笑)。 |
サンドロ | : | 「この私を侮辱したな!」 ガンッガンッガンッ!! |
GM | : | ボコボコにされてるな(笑)。では、そこにファリス神官達が群がってきます。 |
トゥルス | : | 「騎士殿、ご協力感謝します。」 |
GM | : | と言いながら、寄って集ってガンガン殴ってる(一同笑う)。 |
アーティ | : | 一緒になって(笑)。 |
クロウ | : | こいつら神官じゃない(笑)。 |
GM | : | では、ボコボコになった男に対して、 |
トゥルス | : | 「そうか、貴様がミゴリ神官だな。一応、確認はしておくか・・・」 |
GM | : | と、<センス・イービル> をかける。 |
トゥルス | : | 「うむ、汝は邪悪なり! この者を連れて行け! こいつがミゴリ神官だ!」 |
GM | : | と、指示を出すと、男はファリス神官に足を掴まれて引きずられて行きます。 |
ボーデル | : | 足かよ(笑)。 |
サンドロ | : | では、それを見ながら私もネクタイをキュッと締めよう(一同笑う)。 |
クロウ | : | ネクタイだったの!? |
GM | : | では、トゥルスはサンドロに頭を下げた後に手を差し出します。 |
トゥルス | : | 「ご協力感謝します。」 |
アーティ | : | その手を払うんだ(笑)。 |
サンドロ | : | 「いいえ、私は当然のことをしたまでです。」 |
GM | : | では、2人はがっしりと熱いファリスの友情の握手(シェイクハンド)を。 |
アーティ | : | 汗臭せぇ(笑)。 |
GM | : | その後、トゥルスは全員に向けて |
トゥルス | : | 「皆さんのご協力により、邪神ミゴリの神官は無事に捕らえられました。ありがとうございました。」 |
GM | : | と言って、ファリスの神官戦士団は退散していきます。 |
アーティ | : | 俺らは釈放されるのかな? |
GM | : | ああ、君らは既に連行されている。 |
一同 | : | えーっ!!(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 仕方がない。こいつ等がいないと面倒なことになりそうだ。 「すみません、ちょっとよろしいでしょうか。」 |
トゥルス | : | 「ん? 何だ?」 |
サンドロ | : | 「先ほど連れて行かれた異種族達は私の連れなのですが。」 |
トゥルス | : | 「ああ、そうか。」 |
サンドロ | : | 「私もその尋問場所へ同行しても良いでしょうか。」 |
トゥルス | : | 「まぁいいだろう。ただ、もし彼らが有罪となった時には、君も重要参考人となるな。」 |
サンドロ | : | 「分かりました。その時には、私の手で粛清致しましょう。」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | うおお、凄いことを言っている(笑)。 |
GM | : | では、同行を認められました。 |
GM | : | ではクロウ、盗賊ギルドの帰り道に、そんな大名行列を目にしました。 |
ボーデル | : | 任意と言われていたが、縛られてはいないだろうな? |
サンドロ | : | 縛られてはいない。引きずられているだけだ。 |
ボーデル | : | え~、ワシも暗黒神官と同じ~?(笑)。 |
アーティ | : | 俺は引きずられてはいないぞ(笑)。 |
GM | : | ああ。ただ、抱え上げられているけどな。 |
アーティ | : | 楽だぜ~(一同笑う)。 |
GM | : | そうか。前の2人が段々開いていくけどな(一同笑う)。 |
アーティ | : | 股が裂ける(笑)。 |
GM | : | そんな大名行列ならぬ、ファリス行列を目撃しました。 |
クロウ | : | 見掛けました。じゃあ事情も分からないし周りの人に聞いてみよう。 |
アノス住民 | : | 「どうもな、ミゴリの神官が捕まったんだそうだ。あいつら、きっと邪神信者に違いない。」 |
クロウ | : | えっ、えええ(笑)。 |
アーティ | : | じゃあ、ミゴリ神官っぽくしていよう(一同笑う)。 |
アノス住民 | : | 「見ろアレ、何てふてぶてしい。」(笑)。 |
クロウ | : | 「ミゴリとは何なんです?」 と聞いてみよう。 |
アノス住民 | : | 「何だ、アンタ情報が遅いな。 ミゴリってのは邪神だよ。神々の大戦の時、暗黒神の陣営に加わった一神だそうだ。 最近、そのミゴリって邪神を崇める連中が出てきてね。どうも “奇跡” も起こせるらしい。」 |
クロウ | : | へ~。 |
GM | : | そういった信者が最近多くなってきて、危険視されているそうだ。 |
クロウ | : | 「それは確かに危険ですね。」 |
GM | : | じゃあ、そうこうしているうちにサンドロとトゥルスが現れたことにしよう。こっちは連行されもせずのうのうと歩いている。 |
クロウ | : | まぁ・・・・・・離れた場所で様子見。ラヴェルナさんは? |
GM | : | ラヴェルナはまだファリス神殿で報告中。 |
クロウ | : | そうか。じゃあ、サンドロに声をかけるよ。 「サンドロ! サンドロ! 一体何があったんだ?」 |
サンドロ | : | 「宿屋に帰っていろ。」 |
クロウ | : | 「えー!!」(一同笑う)。 |
トゥルス | : | 「む、怪しい女。」(一同爆笑)。 |
クロウ | : | 分かったよ。じゃあ宿に向かおう。 |
GM | : | え? 帰っちゃうの?(笑)。 |
サンドロ | : | 折角とった宿が無駄になる(一同笑う)。 |
ボーデル | : | セコイ(笑)。 |
アーティ | : | セコイなぁ。騎士のくせに(笑)。 |
クロウ | : | 「わかった、あたしは宿で待機しておく。」 |
サンドロ | : | 「頼む。」 |
クロウ | : | では、サンドロにカッツェを託してあたしは引っ込む。 |
サンドロ | : | では首根っこを掴んで持って行こう。 |
アーティ | : | ぷらーんぷらーん(笑)。 |
GM | : | ではアーティは次第に気分が悪くなってきた(一同笑う)。 |
アーティ | : | じゃあ・・・・・・目を突く!(一同笑う)。 あれだな。両手で倍で、2倍のジャンプで、更に3倍の回転を加えて(笑)。 |
GM | : | 「サンドロ、お前を越える、冒険者レベル7だ!」って?(一同笑う)。 |
ボーデル | : | スピニング大回転ダブルクローってか(笑)。 |
サンドロ | : | カッツェが光の矢に(一同笑う)。 |
GM | : | では、クロウを除く3人はファリス神殿に向かいます。 |