やっぱり司祭になりたい！

ホーリーハンマー城 ： 謁見の間
ナレーション：

サンドロ達は、全ての成り行きを国王に報告した。
“ファーズ” の街は、暗黒神官たちの脅威から守られたのだ。

──── そして、夜が明けた。

一同：チャーラーラーラーチャッチャッチャーン♪
アーティ：今度は『ドラクエ』か（笑）。
クロウ：国王ってどういう人なの？
アーティ：法王じゃなかった？
ＧＭ：“法王” と呼ばれるレファルドIV世が国王です。王城は “ホーリーハンマー”城、騎士団は “光の騎士団”。
ファリス神殿の最高司祭でもあり、公平無私な人柄という点では歴代国王の中で最も優れた人物とされている。
ボーデル：バチカンです！
クロウ：なるほど、分かりやすい。
ＧＭ：というわけで、謁見のシーンです。
ボーデル：やれやれ、やっと謁見できるわい。
ＧＭ：この国王は公平無私な人らしいので、何の差別もなく、当然ドワーフも差別を受けることもなく、一人だけ一歩後ろに座らされることもなく。
サンドロ：切り株に座らされることもなく（一同爆笑）。
クロウ：あったね、そんなこともあったね（笑）。
ＧＭ：待て、それに座らせたのはサンドロじゃないか（笑）。
アーティ：これが本物のファリスか。サンドロの正義とは大違いだ（一同笑う）。
ＧＭ：というわけで、誰一人差別されることなく、一並びになっての謁見が始まります。
ボーデル：（平伏？）はは～。
レファルドIV世：「皆の者、この度はこの国に忍び寄る邪悪の討伐に助力を頂き、ここに感謝の意を表する。
　皆のおかげで、7人の暗黒神官が処刑され、アレクラストの秩序と正義が守られた。」
サンドロ：「その内、一人は独断で処刑しました。」（一同笑う）。手加減が効かなかっただけだが（笑）。
クロウ：トゥルスが？（笑）。
サンドロ：いや、私だ私（笑）。
アーティ：トゥルスはただの壁だ（笑）。
サンドロ：いや、トゥルスがいなかったらあの場は崩壊していたぞ（一同笑う）。
ボーデル：トゥルス大活躍だよ（笑）。
クロウ：うん、活躍してた（笑）。
アーティ：でも、活躍って感じはしないんだよね（笑）。
サンドロ：2LV上のファイターを相手にして、必死に耐えてたんだからな（一同笑う）。
アーティ：見せ場は全部バルバルに持っていかれてたよね（笑）。
ＧＭ：でも、バルバルが活躍できたのはトゥルスがいたから。
クロウ：そうそうそう（笑）。
レファルドIV世：「では、皆の望みである、この国での布教活動の権利を与えよう。私がその権利を保障する。」
ＧＭ：それを聞いて、チャザンやなんやが　「オオー！」「ありがとうございます！」　と歓声を上げます。
サンドロ：ああ、他の連中か。
アーティ：じゃああれか、看板に『国王公認』って書けるんだ（笑）。
ＧＭ：そう。布教活動中でも、ファリス神官に「この場所での布教活動は禁止されています。」って追い払われなくて済む（一同笑う）。
アーティ：駅前な感じだな（笑）。
ボーデル：いや～、2名死んでしまっているが。
ＧＭ：そうだね。まぁそもそも、ガネード神を認めるのは流石に問題あるからね。
というわけで、マイリーとガネードは不許可（一同爆笑）。
クロウ：可哀想に（笑）。
ＧＭ：そういうわけで、ドサクサに紛れてボーデルにもブラキの神殿許可が下りたけど？（笑）。
ボーデル：いやいやいや（笑）。
アーティ：建てないの？
サンドロ：初代最高司祭になれるぞ（一同笑う）。
ボーデル：いや、それはナシじゃ（笑）。
ＧＭ：まぁ、建てるのには100万ガメルくらいはかかると思うが（笑）。
アーティ：そこは自分持ちなんだ（笑）。
サンドロ：粗末な物であれば、20～30万ガメルあれば建てられると思うがな。
クロウ：で、この 【宝珠】 はどうするの？
アーティ：じゃあ俺がこの 【デーモンの石】 と入れ替えて。
「はい、本物はどれ？」（一同笑う）。
ＧＭ：【宝珠】 はまぁ、“アノス” で回収します。
レファルドIV世：「これは、我が神殿で清め、砕いてしまおう。」
クロウ：「よろしくお願い致します。」
ＧＭ：で、ラヴェルナ一行に関しては、この国での調査に対する許可を得られ、また、路銀の足しにと、一行に10,000ガメルの謝礼をくれます。
サンドロ：おおー。
ＧＭ：配当は一人2,000ガメル。まぁ、後でな。
サンドロ：（手を叩いて）グレート・アックス！
アーティ：そんな物もあったね（笑）。
サンドロ：こっそり回収しているんだが（笑）。
ＧＭ：提出もしていないということで。
アーティ：それはね、ポッケにナイナイしちゃって（笑）。
サンドロ：あとでこっそり魔術師ギルドに持ち込もう（笑）。
ＧＭ：いや、それはラヴェルナがやってくれるよ。
というわけで、ここ “アノス” の地にて、他宗教が初めて認められたという歴史が打ち立てられました。
アーティ：おお～。
サンドロ：え？　公式設定にあるの？
ＧＭ：無いよ（一同笑う）。テキトー（笑）。
アーティ：適当なのかよ（笑）。
アノス ： ファーズの街
ＧＭ：では、“アノス” での調査の日々が過ぎていきます。その間に、合間を見てラヴェルナが ＜アナライズ・エンチャントメント＞ をかけよう。（コロコロ）あ、11。
ラヴェルナ：「これは何の害も無い、魔力＋1のグレートアックスです。」
アーティ：おお！　凄い！
ボーデル：必要筋力は？
ＧＭ：『21』 です。
アーティ：高っか。
サンドロ：重てぇ～。持てんわ（苦笑）。
ボーデル：ワシも『1』足りないな。
アーティ：でもボーデルなら魔力でペナルティ相殺だよな？　魔法で筋力増やして使うか？
ボーデル：いや、これはワシが持っておいて、魔法の武器しか効かない敵が出てきたら使うとしよう。
サンドロ：ボーデル、お前が持ってろ。
ＧＭ：興味が無くなったな（笑）。
クロウ：そうだ、盗賊ギルドに行ってくる。800ガメル払わないと。
アーティ：そういやそうだったな。ラヴェルナ銀行からでいいんじゃない？
ＧＭ：それはラヴェルナが支払おう。
クロウ：じゃあ、行ってきました。
アーティ：あ、俺はあれ売るわ。【魔晶石の指輪】（ルキアルから報酬代わりに貰った指輪）のリング部分。
ＧＭ：ああいいよ。でも【魔晶石】は無くなってるから、リング部分のみということで叩かれて1,000ガメルな。
アーティ：むう。仕方ない。で1人250ガメル追加だ。
ＧＭ：では、トゥルスなんかも、“イストン” へと帰っていきます。
クロウ：「トゥルスさん、お疲れさま～。」
トゥルス：「皆さん、この度はありがとうございました。私も1つ成長できたと思います。」
ボーデル：「もう異種族を差別しないでくれよ。」（一同笑う）。
アーティ：そうだそうだ！（笑）。
ＧＭ：まぁ、今のトゥルスなら大丈夫だろう。
サンドロ：だぁいじょうぶだって、分ぁかってるよトゥルスは（笑）。
ＧＭ：･･････不安だ（一同笑う）。
というわけで、君達は “アノス” での調査を終え、次の目的地 “オラン” へと向かうことになるのでした。
アーティ：もう “オラン”？　早いな～。
ＧＭ：これでようやく折り返しといったところかな。
サンドロ：“オラン” に行ったら良い武器買うんだ～。