Scenario16 戯言

セッション後のネタばらし雑談。

: お疲れ様です。

一同 : おつかれさま。

YAN : 今回は随分激しい流れだったな。

: 熱い戦いだった。

: 熱かったね。

YAN : 何度もゲームの潮目があった。

黄昏に血を吐く猫 : 1匹逃したけどね。

my : それは仕方ない。

黄昏血反吐猫 : 自爆テロかと思ったけど、随分あっさり逃げたな。

: ああ。あの時点でもう、最初の計画は破綻していたからね。【宝珠】 を発動して、毎ラウンド数十人単位で被害者を出しているならともかく、あのままじゃ犬死だから。

my : まぁそうだろうな。

: 大量破壊兵器がなければ、あの手のテロは成り立たたないからね。

黄昏血反吐猫 : ふぅ、危なかったな(笑)。

: 良くぞ防いでくれた。阻止失敗のバッドエンドパターンもあったが、そっちにならなくて良かった。

: 危な(笑)。

: 欲張って3パーティに分けていたら、危なかっただろうね。

my : そうだな(苦笑)。我々はいいが、NPCが4人で1パーティは無理だろう。

: 7人いても2人死んだしね(一同苦笑)。

 

黄昏血反吐猫 : でもさ、以前にも一度逃しているよね。

my : ? どれだ?

黄昏血反吐猫 : 2度目の幽霊船の時。“ムディール” だったか?

: ああ、いたね。

my : ああ、あれか! 今思い出したぞ。あの時の 【宝珠】 か?

: そう、今回出てきたのはあの時の 【宝珠】 です。

黄昏血反吐猫 : あの時のダーク・エルフはまだ出てきてないんだよね?

: そう。今回のは男だった。

黄昏血反吐猫 : 確か逃げたのは女ダーク・エルフだよね?

myミレイドは逃がした後にすぐ死んだ(一同笑う)。

・・・・・・思い出したくない!(一同笑う)。

黄昏血反吐猫 : 大層な自信でしたが(笑)。

YAN : そんなもんだ。口が動くたびに死んでいく。

黄昏血反吐猫油断するなと(笑)。

戦闘中におしゃべりは厳禁ってことだね(一同笑う)。

 

黄昏血反吐猫 : それと、カーディスの持ってた武器、グレートアックスだったんな?

: そうだけど?

黄昏血反吐猫 : 片手は 【宝珠】 だろ? グレートアックス持てたん?

: あれ? 「1h/2h」じゃなかったっけ?──(ルールブックをめくって)──あ、違った(一同笑う)。こいつはとんだ勘違いだ。

: GM-!(笑)。

黄昏血反吐猫 : 片手で振り回してんの、あれ~?って思ってたんだけど(笑)。

my : そういやそうだな(笑)。

YAN : 凄い離れ技だ(笑)。

: 実はあのアックスは魔力によって片手持ちが・・・・・・いや、止めておこう。ミスでした(一同笑う)。

黄昏血反吐猫 : 認めたな(笑)。

: 今、言われてみればその通りなんだが。何で間違ったんだろう(苦笑)。

YAN : よくある。

: よくあるよくある(笑)。

 

YAN : この権利委任状はどこぞの神官にでも渡してしまおう。故郷に戻った時に、「うむ、実はこんな物を貰ってしまってのう。」

: 売るのか?(笑)。

YAN : 売るわけじゃないよ(笑)。とりあえず “グードン” に戻った時に考える。

黄昏血反吐猫 : 自慢するんだ(笑)。

YAN : 自慢はしないよ(笑)。

: (委任状を広げて見せ付ける仕草で)「どうじゃー!」(一同笑う)。

YAN : (同じく、紙を縦に広げる仕草で)「無罪!」(一同大爆笑)。

黄昏血反吐猫 : 何をやらかしたんだ(笑)。

 

: さて、今年はこのペースでガンガンセッションやりたいね。では、お疲れ様でした。

一同 : お疲れ様でした。

 


 

 タイトルは前回同様、『神官戦士が6人!?』を捩ってつけました。

 もう、これしかないなって感じ(笑)。

 前回退場したゴーマンが、やたらと回想で登場したのもこのタイトルのためです。回想とはいえ、登場したのでカウントしています。

 意味の分かった人でも、「あれ? 16じゃなくて、17なの?」的な疑問を持っていただけたなら、こちらの目論見は成功です。

 「フェネス神官」「ボーデルの他にもう1人ブラキ神官がおり、そこにボーデルを加えて17人(ブラキ神官が2人)」「正義のファラリス神官(味方)が登場」位は想像できても、バルメラ神官はどうでしたでしょうか。

 余裕で正解しました、つーかむしろそれ以外考えられなくね? という方がいましたら是非ご連絡を。お友達になりましょう(笑)。

 それと、ページタイトルの方は山本弘先生の『サーラ』シリーズのタイトルから捩ってつけました。

 まぁ、肝心の本編内容はほとんど読んでいない(当時の私はタイトルのインパクトに負けて手が出ませんでした)のですが、なんとなくしっくりいったかなと自分では納得しています。

 思いつきは『邪教徒には負けない!』が最初で、あとは一気に決まりました。


 【宝珠】 によって出現するミルリーフの化身に固有名詞を持たせていなかったため、セッション中は、それこそ『魔物』『怪物』『ドラゴン』『アレ』等と、散々な呼び方をしていたのですが、リプレイ化の際にミルリーフ・ドラゴンで統一しました。

 「アレが出た!」「ヤバイ、アレが残り5ラウンドだ!」「アレが!」「アレが!」という連呼も、セッション中は気にもならなかったのですが、今こうして読み返すと何か別のモヤモヤした善からぬ想像を呼び起こしてくれるので(笑)。

 ま、邪神がもたらした創造物という点では、それもありかもしれませんけど(笑)。メガテンでいう、魔王『マーラ』的なそれ(笑)。


 【宝珠】 とミルリーフ・ドラゴンの位置関係は、もっと確りマップを作って、ヘクスで区切ったりするともっと面白いものになるかと思います。

 かかる手間が多すぎて断念しましたが。いつか作ってみましょうかね。

 多分、一生やらないでしょうね(笑)。


 対カーディ戦での反省。

 上でも書いていますが、グレートアックスを片手持ちで、しかも ≪なぎ払い≫ って・・・・・・。どれだけ化け物なんですか(笑)。

 ボーデルがカーディの前に出た時点で、一騎打ちにさせるべきでしたね。PLの意図としては ≪なぎ払い≫ 対策があったと思うので、そこを酌めなかったのは残念です。

 それと、ふとした瞬間に乱戦への飛び道具の使用 (<エネボ>含む)を許してしまいますね。

 これは無理とするか、ランダム命中の要素を設けるべきだと考えていますが、テンションが上がると忘れる忘れる(苦笑)。

 偶然とはいえ、せっかくカーディスvsマーファの形になったのに、活かせなかったのが残念。そういう「神の因縁組合せ」が念頭にありませんでした。


 次回、第17話は既にセッション終了済みです。ご安心を。

 しかしこれが長い。150分テープで3本目に突入しました。

 気が重い(笑)。

 今後はあまり期間を開けずに、定期的にセッションを行えるよう頑張ります。