Scenario17 戯言
セッション後のネタばらし雑談。 |
碌(GM) : お疲れ様でした。 一同 : お疲れ様です。 YAN(ボーデル) : 経験点は? 碌 : 経験点は2052点です。 黄昏に血を吐く猫(アーティ) : 多くね? 碌 : 今回、ボリューム多かったでしょ? YAN : 戦闘回数は少なかったけどな。 my(サンドロ) : 結局、【灼熱の宝珠】はテロの手段となるアイテムを得る為に盗まれたのか。 GM : いや。【灼熱の宝珠】を盗まれたコーラスアスが怒り狂って “オラン” の街を焼き尽くすこともあっただろうし、“神の火床” が暴走したのも【灼熱の宝珠】の魔力の不和のせいだ。 黄昏に血を吐く猫 : コーラスアスが怒った方が被害が大きいと思うんだよね(笑)。 my : まぁ、何重もの策を巡らせておけば、どれか一つでも成功すればって話だからな。 碌 : それにしても今回はシナリオ作りがきつかったよ。<センス・ライ> のせいでこういうシナリオは本当にやりづらい。 YAN : 一発でばれるからな。 碌 : そう。ある程度は質問を回避できるように気を遣ったよ。主要人物に【灼熱の宝珠】と直接の接点を持たせなかったのもその為だ。 黄昏に血を吐く猫 : まぁでも、言い回しだよね。質問も回答も。 碌 : 追求され続けるとどうしてもボロが出るからね。その場の言い逃れが後で矛盾しても困るし。
碌 : 何か疑問に思ったことはありますか? 黄昏に血を吐く猫 : 鎧はどんなのが貰えるのかな? 碌 : 鎧は各自で自由に選んでいいよ。 黄昏に血を吐く猫 : でも俺は特に必要ないなぁ。 my : 俺、プレートメイル。
慧(クロウ) : 質問。ラーダ神官が死んでいたのは、召喚の生贄だったんですか? 碌 : 彼は【炎の心臓】のレプリカを作る際に、邪神の生贄に捧げました。 黄昏に血を吐く猫 : それで偽物作ったの? my : 転がってた肉はヘルベロスの被害者か? 碌 : その生贄もあるし、単純に餌だったり、実験だったり。ちなみにスラム街の住民だ。 慧 : ラーダ神官は進んで生贄になったの? 碌 : それはお察しのとおり、<ルナティック・シード> 撃ち込まれて「わーいわーい」とラリってる内に生贄にされた。
慧 : 超個人的なこと聞くんですけど、最後の戦闘で頭抱えてたのは? 黄昏に血を吐く猫 : そうそうそうそう(笑)。 my : それは気になってるな。 YAN : そうだね。 碌 : <ルナティック・ダンス> の内容を、小島ヨシオ風にしようと思っていたんだ。 黄昏に血を吐く猫 : あー(笑)。 my : そんなの関係ねぇ(笑)。 碌 : 「ラーダじゃなくって狂神だった。でもそんなの関係ねぇ。」(一同大爆笑)。 YAN : うまい(笑)。 黄昏に血を吐く猫 : やれよ(笑)。 碌 : いや、実はあの時点では、奇跡を授けてる神がラーダでないと指摘されてなくって、本人に自覚がなかったんだ。だから無理かなって(苦笑)。 黄昏に血を吐く猫 : ノリでやっちまえば良かったのに(笑)。 碌 : いいよ、最後のザレゴトに載せるから(笑)。屈辱でしょ、ずーっとこんなん踊ってるの(カクカク踊りながら) 慧 : 屈辱だなぁ(笑)。 黄昏に血を吐く猫 : GM、さっきから気になってんだけど、何か動きがちょっと違うぞ(笑)。 碌 : そう? 実はまともに見たことないんだよ。 黄昏に血を吐く猫 : この俺ですら知ってたのに(笑)。 これももはや時代遅れなネタだよなぁ。 慧 : あと1000点でシーフ6LVになる! YAN : 俺はどうしようかな。先にどっち上げるか。ファイター? プリースト? 黄昏に血を吐く猫 : プリースト、もう5LVになった(=<キュアー・ウーンズ> が1点でかけられる)じゃない。 YAN : でもプリースト6LVって、この無駄さ加減が堪らないんだよね(笑)。 my : ボーデルは戦闘における汎用性が一番高いからな。 YAN : 回復してよし前に出てよし。 碌 : ではそろそろお開きにしましょうか。 一同 : お疲れ様でした。
【個人的にファインプレイだったマクガルドとの初見】 上記のPLとも話しているとおり、<センス・ライ> の存在が一番のネックでした。それを回避するために必要以上に設定が複雑になったり・・・。 そんな中で、黒幕であるマクガルドとの対面シーンは我ながらファインプレイだったと思います(自画自賛恥ずかしい)。 PCが <センス・ライ> を使用するまでは想定内として、サンドロPLが <センス・ライ> の弊害を強く強調してくれたおかげで、マクガルドの嫌がる反応が『ギャグとして』処理できました。 アーティの発言にいちいち耳障りの良い嘘をつくマクガルド。この時のマクガルドの嘘は単なる第一印象の悪さから来る嫌悪感などではなく、真性の悪意の塊だったわけですが、場には『<センス・ライ> かけちゃったから仕方がないよね?』的な空気が流れており、結果、マクガルドへの注意を大きくそらす事ができました。
それと、マクガルドが積極的に話に割り込んでくる(しかも滑稽なほど自己主張激しく!)のも、PL達には『協力的なNPC ≒ 悪い者ではない?』という印象を与えるのに成功したと思います。 マクガルドとしては、ローランスをあまりしつこく攻め立てられるのも都合が悪かったので間に入ったというのもあるのですが(勿論、自分を差し置いてローランスが求められる事に気分を害していましたが)、それを上手くコミカルに演出できたと思います。 マスタリングによっては知力判定などで様子の不自然さに気づかせるのもありだと思います。この時はこちらの都合により(笑)PLの判断に任せました。
【タイトルについて】 今回のタイトルはソードワールド小説『デュダ』シリーズより、『失われた狂気を求めて』からいただきました。 “オラン” のタイトルは全てデュダからのパロディで統一しています。 |