魔術師の屈辱的な1日
GM | : | では、ソードワールドのセッッション20話を始めさせていただきます。 |
一同 | : | はい。 |
GM | : | 前回のセッションで君達は “パダ” で色々やりまして、“オラン” での目的は一通り片付きました。 |
ボーデル | : | うむ。 |
GM | : | のでこれから遂に “エレミア” の方に向かうことになります。 |
サンドロ | : | ほうほう。 |
アーティ | : | “エレミア” かぁ。 |
GM | : | で、出発前に確認なんだけど。前々回のセッションで馬用の装飾品をいっぱい出したじゃん。【一角獣の角】とか【天馬の翼】とか。 |
サンドロ | : | 着けてないよ(笑)。 |
アーティ | : | 俺は全部着けてるよ(笑)。 |
GM | : | あと【疾風の蹄鉄】。 |
サンドロ | : | 魔法のアイテムだけ一応持ってるけど、着けてはいない。 |
アーティ | : | 俺着けてますけど。羽も角も全部(笑)。 |
GM | : | じゃ、アーティだけはペガコーンになってて(一同爆笑)。 |
アーティ | : | なにそれ、尖がりコーンみたいな(一同笑う)。 |
クロウ | : | ファルコンナイトみたいになっているてこと? |
ボーデル | : | 懐かしいな。 |
GM | : | どっちがいい? ユニサスとペガコーン。圧倒的にペガコーンがいい気がするけど(笑)。 |
クロウ | : | (笑)。 |
アーティ | : | そんじゃ俺の馬の名前はユニサスな(笑)。 |
GM | : | どうぞ。他の人達は装備しなくていい? 例えばボーデルは自分に装備することも。 |
ボーデル | : | それはもっとできんのぉ。 |
サンドロ | : | ボーデルが装備したら、きっと『ペガサス・ローリング・クラッシュ』とかするよ。 |
ボーデル | : | 何で『聖闘士星矢』風になっているの? |
サンドロ | : | ボーデルが天を駆け巡って、敵を持ち上げて叩き落すんだ。 |
ボーデル | : | プロレスだな(笑)。 |
サンドロ | : | 念の為、【魔法のスクロール】を買っといたって事にしようかな。<ライト> とか色々さ。 |
アーティ | : | だったら、【暗晶石】と【光晶石】の方がいいんじゃん? |
サンドロ | : | (ルールブックを確認)・・・・・・だな。【光晶石】10回分のやつ1個と、【暗晶石】5回分のやつ1個買っておく。 |
ボーデル | : | 計1800ガメル。 |
サンドロ | : | こんだけありゃいいだろ。 |
GM | : | という事で、君達は “オラン” を出発します。 |
一同 | : | はい。 |
GM | : | 馬車に関しては “エレミア” で上質な馬車を仕入れるという事なので、今は無いです。 |
ボーデル | : | そんじゃパカパカ。ウーム、荷物を持たずに済むので軽くなったのぅ。って感じだ。 |
GM | : | “オラン” と “エレミア” を繋ぐ街道は “自由人たちの街道” で、オラン-エレミア間に要する日数はおよそ3週間。という事で21日。 |
アーティ | : | 結構かかるんだな。 |
GM | : | うん。馬乗ってるとはいえ別に強行軍する訳じゃないので、たいして変わらないっすね。 |
ボーデル | : | そうですな。まぁ馬を潰さないように大事に進む。 |
GM | : | 進んで行くとですね、前方に全壊した馬車が見えてきて、近くで男が一人黄昏ています。 |
ボーデル | : | 黄昏てる? じゃあ声をかけてみようかな。 「おお、お主。どうしたんじゃ、そんな所で黄昏ていて。」 |
商人 | : | 「いや、実は先ほど、山賊に襲われましてね。」 |
ボーデル | : | 山賊か。 |
商人 | : | 「荷物と女を持ち去られてしまったのです。」 |
ボーデル | : | あれ? どっかで聞いたことがある話だ(笑)。 |
アーティ | : | そうなの? |
ボーデル | : | SFC2で。行くとジャイアントがいたりするんだよ(一同爆笑)。 |
アーティ | : | ちょっと、さっき取ったセージ技能、ジャイアント語にしない?(笑)。 |
クロウ | : | ごめん。ドワーフ語でボーデルと二人で会話したいんだ(笑)。 |
商人 | : | 「ただですね、少し前に通りかかった冒険者の方々に、すでに奪還を依頼をしまして。」 |
サンドロ | : | うん? ・・・・・・じゃあ俺ら要らなくね?(笑)。 |
ボーデル | : | 要らないね(笑)。 |
商人 | : | 「いやぁ、でもあなた達は強そうだから出来れば行ってもらいたいなぁ。手伝ってくれませんかねぇ?」 |
ボーデル | : | 「ラヴェルナ様いかがいたしますか?」 ちょっと判断を委ねてみる。 |
ラヴェルナ | : | 「他の方々にお願いしたのでしたら、私達はいいでしょう。」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | 「という事じゃご主人。申し訳ない。」 |
GM | : | とゆう訳で、この人は置いておいて君達は先に進みます。 |
ボーデル | : | うむ。とりあえず山賊が出るという事なので、それなりに用心しておくかの。 |
GM | : | 2日ほど経過しました。前方に河が見えてきたのですが。 |
サンドロ | : | おっ。 |
GM | : | 人々が慌てふためいております。 |
サンドロ | : | ほうほう。話を聞いてみよう。 |
ボーデル | : | 増水したんです。 |
GM | : | そうです。 |
人々 | : | 「ここ最近続いている長雨のせいで、“シリール河” が氾濫しまして。」 |
ボーデル | : | やばいなぁ。 |
アーティ | : | 頑張れば渡れると思うよ。 |
GM | : | 渡し舟も出しているんですが、こんだけ河が荒れていると出せません。 |
アーティ | : | 渡し舟? 橋は元からないんだ? |
GM | : | いや、橋は流された。そして渡し舟は出せない。 無理やり出す事は可能だけど、渡し守の直感ではイヤな事が起きそう。 |
ボーデル | : | これは待つしかないかのぉ。 |
GM | : | で、意味深な老人が奥からやってきてですねぇ。 |
アーティ | : | ドラゴンか(笑)。 |
老人 | : | (意味深に)「シリール河が氾濫したのは、中洲にある聖壇が、たぶん、壊されたからだと、思われます。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 中洲か。 |
ボーデル | : | 「おお、ご老人。聖壇を祭り直せば良いのかのぉ?」 |
老人 | : | 「そうですなぁ。お願いできますかな? 冒険者の方々。」 |
ボーデル | : | やばい、話を受け入れざるえない状況に(笑)。ジジイ、強かだな。 「ラヴェルナ様、ここで足止めを食って日数を潰すのも仕方が無いと思いますので、我々の力でどうにかした方が早く進む事が出来ましょう。」 と進言はしてみる。 |
ラヴェルナ | : | 「そうですね。無理矢理川を渡るのも危ないかも知れないですし、この方々も困っているのですから、解決して差し上げましょうか。」 |
ボーデル | : | 「うむ。」 |
サンドロ | : | 分かった。 |
ラヴェルナ | : | 「という訳ですので、私はここで皆さんの馬を見ています。皆さんよろしくお願い致します。」 |
サンドロ | : | やっぱりね(一同笑う)。 |
アーティ | : | 見えてる範囲なら <テレポート> で行けるんじゃね?(笑)。 |
サンドロ | : | そんな事する位だったらまず、渡し舟のおっさんにさ。 「危険かもしれないけど、金払うから往復してみて。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | 俺ら乗んないでね(笑)。 |
サンドロ | : | 「大丈夫そうだったら俺らも金払って乗るから、一人で往復してきてくれよ。」って(笑)。 |
アーティ | : | 非道ぇ(笑)。 |
GM | : | このおっさんはいくら貰ったらやるんだろうなぁ。自分の命がかかっているからな(笑)。 |
ボーデル | : | やんねぇって言うだろ(笑)。 |
サンドロ | : | おっさんも地獄だろうな。 (深呼吸を繰り返しながら)「・・・・・・やるぞ・・・・・・行くぞ・・・・・・よし・・・・・・金が・・・・・・大金が手に入るんだ・・・・・・行くぞ・・・・・・よっし・・・よっし・・・・・・」 |
アーティ | : | 早く行けよ!(笑)。 |
GM | : | 「借金が5000も膨らんでるだろ・・・・・・?」(笑)。 |
サンドロ | : | ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ |
アーティ | : | ざわざわはいいよ(笑)。 |
GM | : | 「娘さんも来年から進学するそうじゃねぇか・・・・・・」 |
サンドロ | : | で、やたらとみんなの台詞に三点リーダが大量に付き始める。みんなの顔が角張り始めるんだ。 |
アーティ | : | 縦に線が(笑)。 |
ボーデル | : | 爺さんから中州の位置を詳しく聞いておく。 |
サンドロ | : | よしっ、皆の者、行くぞ。 |
クロウ | : | おう。 |
GM | : | 中州に到着しました。するとアーティがいきなりですね。 |
アーティ | : | 「ここは現世とあの世との狭間にあるのかもしれません。」 |
GM | : | とか、変なことを言いはじめました。 |
アーティ | : | 俺がいきなり!?(笑)。 |
ボーデル | : | アーティ!(笑)。 |
クロウ | : | アーティなに!?(笑)。 |
サンドロ | : | どうしたアーティ! 痛い子になっちゃったのか!? |
アーティ | : | 俺はハッとして周りをキョロキョロしている(笑)。 |
サンドロ | : | アーティ! アーティ! お前もう中二病って年じゃねぇだろ!?(一同大爆笑)。 何を突然「あの世とこの世の狭間」 とか、「これが世界の選択だと言うのか!」 とかどうしたんだアーティ!(一同爆笑)。 |
GM | : | 言ってねぇ台詞混じってるし(笑)。 |
アーティ | : | 俺、腹痛てぇ(笑)。笑いすぎて涙出てきた(笑)。 |
ボーデル | : | アーティが狂い始めた。コレはやばいかもしれん(笑)。 |
サンドロ | : | やばいぞ。基本的に中二病は <サニティ> でも治らないという不治の病だ(一同笑う)。 |
クロウ | : | マジか!?(笑)。 |
サンドロ | : | マジだ。コレは危険だぞ・・・・・・。 |
アーティ | : | そして成人した暁には黒歴史になるという(一同笑う)。 |
GM | : | アーティは <エターナル・フォース・ブリザード> を覚えた。 |
アーティ | : | でた!(笑)。 |
ボーデル | : | でもただの <ブリザード> なの。 |
GM | : | では続けてアーティは呟く。 |
アーティ | : | 「この中州は、我々の住む現世と亡者が住む常世の狭間に横たわっているのかも知れない。」 |
アーティ | : | やべぇ、俺こんな難しいこと言えたんだ!!(爆笑)。 |
サンドロ | : | ていうか、そのような直感を受けたとか? |
GM | : | そう。 |
クロウ | : | 神の啓示ですか? |
ボーデル | : | 神なんて信じてないよこの子。 |
GM | : | ううん。カッツェの啓示。 |
クロウ | : | あっそうか! ごめん!(笑)。 |
ボーデル | : | そうか、カッツェが思ったことを思わず口走っちゃったのか。カッツェ高尚だな(笑)。 |
アーティ | : | カッツェってもしかして、俺のスタンド? |
ボーデル | : | スタンドになってしまった(笑)。 |
GM | : | スタンドの方が頭が良いとは残念だ(笑)。 |
アーティ | : | 自立型だから(笑)。 |
GM | : | まぁという訳で進んでいくと、この中州にはゾンビとかグールとかワイトなんかがワラワラいる訳なんですが。 |
クロウ | : | んーじゃ、ボーデル突っ込んで行って。 |
ボーデル | : | もはや相手ではない。 |
GM | : | うん。ボーデルが睨んだだけで全員散ってっちゃう。 |
クロウ | : | マジ!? |
ボーデル | : | 睨む! パーン! |
アンデッドどもはボーデルの一睨みで全員爆ぜた。 | ||
アーティ | : | すげぇな。皆どんどん新能力開発しているな。 |
GM | : | ズカズカ進んで行くと、奥の方に何かそれっぽい聖壇が。 |
ボーデル | : | うーん。 |
クロウ | : | どう祭り直せばいいの? |
ボーデル | : | とりあえず見る。 |
GM | : | 見れば分かるんだけどね、落書きがされていますね。 |
ボーデル | : | 落書きだと!? |
サンドロ | : | 何て落書きされる? |
GM | : | 『出てくるなブス! 消えろ!』 って書いてあるね。 |
サンドロ | : | 出てくるなブス消えろ(苦笑)。 |
アーティ | : | 本当に? |
ボーデル | : | とりあえず消そう。 |
GM | : | ・・・・・・消えない。 |
ボーデル | : | 何ぃ!? |
GM | : | 何と油性だった。 |
ボーデル | : | どうする? 削るか。 |
サンドロ | : | 何? 本当に消せないの? |
GM | : | ウソウソ(一同笑う)。 |
アーティ | : | また騙された(笑)。 |
ボーデル | : | いやいや、こういう時は <ヒート・メタル> でジュ~!(一同爆笑)。 |
クロウ | : | 溶かすのか!? |
ボーデル | : | 「あっ焦げた!」(一同爆笑)。 |
GM | : | 「やめて下さい! やめて下さい!」 と、聖壇の中から青白い少女が出てくる。 |
ボーデル | : | 見える? |
水の精霊 | : | 「私は水の精霊なので、そうゆうのはやめて下さい。」(一同笑う)。 |
ボーデル | : | うーむ(笑)。 |
アーティ | : | 本当に精霊が出てきた? どこまでが本当? |
GM | : | これは本当です。 |
サンドロ | : | 「分かりました。とりあえず川の氾濫を止めて下さい。」 |
ボーデル | : | うむ。そうだな。 |
水の精霊 | : | 「実は悪戯好きのサテュロスが私の聖壇を壊し・・・たりはしなかったのですが、落書きをしたので、洗い流そうと雨を降らせているのです。」 |
サンドロ | : | 「言い訳なんていいんだよ、川の氾濫を止めてくれよ!」(一同笑う)。 |
水の精霊 | : | 「その前にこの落書きを落としてくださいよ。」 |
サンドロ | : | いや、もう落としているつもりなんだか。 |
ボーデル | : | ゴシゴシゴシ。 |
アーティ | : | モップでゴシゴシ。 |
GM | : | では聖壇が綺麗になったので、ウンディーネは気が晴れたそうで、長雨を止めてくれましたとさ。めでたし、めでたし。 |
ボーデル | : | じゃ、帰る。 |
GM | : | という訳で、君達がゆっくり帰ってくる頃には、シリール河の氾濫も治まっています。 |
アーティ | : | さっきの俺の中二病発言は関係なかったの? |
GM | : | ちゃんとゾンビいたじゃん。 |
アーティ | : | それだけ?(笑)。 |
サンドロ | : | コレで全員に二つ名ができたじゃないか。 (クロウPLを指差して)“魔王の落とし子” だろ。 (ボーデルPLを指差して)“単身攻城兵器” だろ。 |
GM | : | それも中二っぽいけど。 |
アーティ | : | ボーデルは肉団子だろ。 |
ボーデル | : | 最初、生きた肉団子 だったけど。 |
サンドロ | : | じゃ、リビング・ミートボールに戻していいよ(笑)。 |
ボーデル | : | 戻った(笑)。 |
サンドロ | : | 私が “差別騎士” だ。 |
クロウ | : | うん。 |
サンドロ | : | (アーティPLを指差して)“中二王” だろ(一同大爆笑)。 |
ボーデル | : | 中二王。ある意味一番情けない(笑)。 |
GM | : | “中二病魔術師” でもなく王なんだ? |
サンドロ | : | すでに王の座を得ていたんだ。 |
GM | : | 屈辱的だな。 |
アーティ | : | あんまその辺は良くわからなくて、どう乗ろうか考えたんだけど乗れなかった(笑)。 |
ボーデル | : | まぁいいや。よし河の氾濫が止まりましたぞ。 |
GM | : | という訳で君達は、無事に向こう岸へ渡らせてもらう事ができましたとさ。 |
クロウ | : | は~い。 |
GM | : | シリール河を渡ってまたしばらく進んでいくと、日も暮れてきたのでいつものように街道沿いの宿屋に宿泊します。 |
ボーデル | : | やだなぁ。 |
GM | : | その日は『緑の屋根』亭という所に泊ったんですが。 |
サンドロ | : | ほいほい。 |
GM | : | どうもですね、サーカス団が来ているそうです。 |
サンドロ | : | サーカス団か。チラシなり立て札なりあるようなら見てみようじゃないか。 |
GM | : | そうね。動物中心の、動物達の芸を見せるサーカス団だそうです。 |
サンドロ | : | ほうほう。 |
GM | : | なんですが、せっかく来てるんだけど、どうも今は公演していないらしい。と言うのもですね、先日までの長雨の影響で動物達が体調を崩してしまったらしい。 |
サンドロ | : | あららら。 |
GM | : | 公演が出来ないままになってしまっているそうなのです。 |
クロウ | : | ふーん。 |
GM | : | サーカス団のテントは村のはずれの方に張ってあります。が、そうゆう理由で折角サーカスがいるというのに、公演が出来ない! |
ボーデル | : | 行くと何だか、動物探しに行かされる気がしてならない。 |
アーティ | : | じゃ、サンドロがピエロやればいいんじゃね? |
サンドロ | : | お前馬鹿か。ピエロってサーカス中で一番実力の高いヤツがやるもんなんだぞ。 |
アーティ | : | いや、知ってるよ。 |
クロウ | : | 私はナイフ投げくらいしか出来ないよ。 |
サンドロ | : | ボーデルを刺しまくるんだな(一同笑う)。 ガスガスグサグサ、死にません、まだ生きています。 |
ボーデル | : | タネも仕掛けもございません。 |
GM | : | ビックリ人間ショーだね。見世物小屋じゃないか。 |
ボーデル | : | あんま差し出がましい事言うのも変な話だからな。あんまり行かなくてもいいと思うんだけど。 |
サンドロ | : | 行く必要は無いだろう。私としても娯楽といて見たい部分あったが仕方があるまい。 |
GM | : | じゃ普通に一泊して? |
ボーデル | : | 一泊して終了だろうな。 |
GM | : | はい、君達は一泊して疲れも癒し、そのまま出発しました。 |
ボーデル | : | 病気か。まぁプリーストとして治してあげる位の事はやった方が良かったのかもしれないが。 |
GM | : | 更に数日進み、もうそろそろエレミア領に入るかなといった所で、街道上に霧が出てきますね。 |
ボーデル | : | あー。 |
GM | : | かなり酷い濃霧です。 |
ボーデル | : | 「ラヴェルナ様、濃い霧です。」 |
サンドロ | : | 「では皆はぐれない様に、なるべく固まって動くようにしよう。」 |
ラヴェルナ | : | 「そうですね。街道を逸れなければ大丈夫でしょう。」 |
ボーデル | : | 「慎重に進みますかの。」 |
GM | : | 慎重に進んだことによってちょっと行軍速度が落ちましたが。 |
サンドロ | : | まぁしょうがない。 |
GM | : | 慎重に進んでいると、やがて霧を抜けることが出来ました。 |
クロウ | : | おお~。 |
ボーデル | : | うむ。 |
GM | : | (マスタースクリーンの裏から『SwordWorld SFC2』の攻略本を出して))と言うわけで、ソードワールドSFC2の出番はこれで終了でございます。 |
サンドロ | : | ええ~(笑)。 |
ボーデル | : | どっかで聞いたネタだと思った(笑)。 |
アーティ | : | 本当に(攻略本)見てやってたの?(笑)。 |
GM | : | うん。 |
ボーデル | : | サーカス団行ってたら動物探すはめになってた? |
GM | : | ううん。<キュアー・ディジーズ> で終了。 |
サンドロ | : | それだけかよ(笑)。 |
GM | : | だってこれ、SFC2のシナリオの始まる5年近く前の出来事だから。まだSFC2のシナリオに出て来るレイナっていう女もちっちゃいよ。 |
サンドロ | : | なるほど。 |
GM | : | (攻略本を見せて)さっきのはこれ。 |
アーティ | : | ドワーフじゃねぇかよ(一同爆笑)。 これどっちかってーと、ボーデルの役だろ(笑)。 |
ボーデル | : | お前の影が薄いから、少しは出番を増やそうとしてくれたんだよ! |
サンドロ | : | 『どうやら中州の聖壇に何か異変があったようだ。』 『アンデットがウジャウジャ向かってくる。がんばって倒して行こう!』(笑)。 |
GM | : | サテュロスは今回の件で落書きじゃ落とされちゃうのに気づいて、5年後には聖壇を壊すという暴挙にでるから。 |
ボーデル | : | あ~そうゆうことね。歴史は繰り返すんだ。5年後に丁度(笑)。 |
GM | : | そう。 |
アーティ | : | 5年も待ったんだ。 |
クロウ | : | 他のこともやってたんじゃない? |
GM | : | と言う訳でですね、君達は商業都市 “エレミア” に到着します。 |
クロウ | : | はーい。 |
ボーデル | : | なんだったんだ、この前フリ。街道沿いでなんか寂しいから、とりあえずやってみようとってか(笑)。 |
GM | : | いや別にイベントなんか入れる必要なんて無かったんだけど、なんかSFC2とリンクさせてみようかなと思って。 |
サンドロ | : | 無理やり捻じ込んだだけで、何一つリンクしてねぇような気がしないでもない(一同笑う)。 |
GM | : | そうだよ(笑)。 |