消極的な彼ら

カーン砂漠リベンジ ： 行軍１０日目『朝』
ＧＭ：では、朝日が顔を出したところで、ヨゴの民側がザワザワしてきますね。
アーティ：ザワザワ（笑）。
サンドロ：ざわ･･･　ざわ･･･

　　　　　　　　ざわ･･･　ざわ･･･
ＧＭ：では君達が様子を見ていると、ヨゴの民のザワつきは次第に大きくなり、やがて「かかれぇ！」の怒号と共に、ヨゴの民が一斉に飛び出していきます。
ボーデル：ではウチらも一緒に。「かかる～！」（一同笑う）。
サンドロ：いや、一瞬遅れていくぞ。幸い、我々が身包み剥いだのは若い連中だったから、周りのヨゴの民も

「あいつら、出遅れやがって。」（一同笑う）。

位に思ってくれるに違いない。そうに違いない。なので隠れたまま様子を見る（笑）。
ＧＭ：では、神殿を囲む４方向から、ヨゴの民が団体で押し寄せます。ヨゴの民は数の差で終末の民の見回りを圧倒しますね。
神殿の中からも新たな終末の民がバンバン出てくるのですが、ヨゴの民にも勢いがあり、守備隊を突破して神殿内に突入していきます。
サンドロ：よし、そのタイミングで我々も出るぞ！
「行くぞテメェら！！」
ボーデル：突撃開始。ズッズッズッズッズッズッ！
ＧＭ：ではあっさりと入り口まで行けてしまうのです。
終末の民の遺跡 ： １Ｆ入り口 
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　　　　入り口　　　　

○：柱
ＧＭ：では、入り口から先はこのようになっています。
アーティ：ヨゴの民はどう進んでるの？
ＧＭ：では正面に四隅に柱のある広間があるのですが、左右からは喧騒の音が聞こえます。
クロウ：じゃあ正面に行こうか？
サンドロ：ああ、正面突撃！
クロウ：警戒しながら進むよ。
ボーデル：まあ、正面に行った奴が全員死んだという恐ろしい可能性もあるが（笑）。
ＧＭ：では正面。また同じような感じですね。
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○：柱
ＧＭ：『冒険者LV＋知力B』で振ってもらおうかな。
サンドロ：（コロコロ）くそ･･････３が出るくらいなら、なぜ１ゾロにならんのだ。
アーティ：（コロコロ）『16』。
クロウ：（コロコロ）『16』。
ボーデル：（コロコロ）『16』だ。
サンドロ：え、なに？　俺だけハブ？（一同笑う）。
ＧＭ：正面と右からは人の気配がするが、左からは気配がしない。
アーティ：気配が無いってのが気になるな。争っている音は？
ＧＭ：それはしない。クロウは『シーフLV＋知力B』で。
クロウ：（コロコロ）『19』。
ＧＭ：大量の足跡が右に向かっています。正面と左にも足跡はあるが、圧倒的に右に向かっている。
ボーデル：ウチらはあまり誰とも接触したくないって方針なんだよ。
サンドロ：更にいうと、私の方針はお宝を漁っておきたい（笑）。
ボーデル：いやいやいやいや（笑）。
アーティ：え、それはあるだろ。借金を返さねば。
ボーデル：そんなもの後でも良いだろ。
クロウ：ぶっちゃけヨゴの民とも遭いたくないんだ、人の気配が無い方がいいんじゃないか？
アーティ：じゃあ気配の無い左に行こうぜ。
サンドロ：まずは正面行こう。
ボーデル：行っちゃった。
ＧＭ：あ、あと明かりがいるわ。まだ夜明け直後で薄暗い。
アーティ：じゃあ ＜ライト＞ かけるか。
ボーデル：それってワシらバレバレになるじゃないか（笑）。
アーティ：でも ＜シェイド＞ 怖いし、使うよ。（コロコロ）発動。
サンドロ：OK!! All right!!
アーティ：それウザいな（笑）。
ＧＭ：正面は行き止まりになっている。死体が３つ転がっている。それと、石像が３つある。
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　┃　死　死　┃　
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○：柱　　■：石像　　死：死体
ボーデル：ぱっと見で何かわかる？
ＧＭ：死んでいるのは終末の民が２人、ヨゴの民が１人。それと、石像はいわゆる宗教シンボルのようだ。
ボーデル：＜センス・マジック＞ してみるか？
サンドロ：あの時の（精霊王を封じ込めた）石像と同じ物？
ＧＭ：いや、あれとは違った物だ。大きいし。
ボーデル：ただの偶像じゃないか？
サンドロ：代替品という可能性もあるぞ。
アーティ：＜センス・マジック＞ だけしておこう。（コロコロ）成功。
ＧＭ：特に魔力は無い。
ボーデル：では放っておこう。
終末の民の遺跡 ： 宝物庫
クロウ：どっちに行く？
ボーデル：今度は左に行くか。
サンドロ：なんて消極的な僕ら（笑）。
ＧＭ：まっすぐ行くと、曲がり角。
ボーデル：曲がり角は危険だ！
サンドロ：シーフで気配を察知する。
クロウ：手鏡とかあれば、角の先を確認できるんだけど。（コロコロ）『17』。
ＧＭ：では、凄く立派な扉があり、その前に何かいる。
アーティ：セージチェックだな。（コロコロ）『8』（笑）。
ボーデル：ゴーレムじゃない？　（コロコロ）『8』。
サンドロ：（コロコロ）『13』。
ＧＭ：『12』以上でアイアン・ゴーレム。
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┃　宝物庫　┃　　　　　　
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　┃　■　┃←魔力あり　　
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○：柱　　■：鉄巨人
アーティ：わお！
ボーデル：無理！（笑）。そもそも何レベルだ？
ＧＭ：９レベルだ。生命点が『50』で防御点が『14』。[ 魔法耐性 ] で [ 武器クリティカルなし ] 。打撃力は『19』。
アーティ：そりゃあキツい。
ボーデル：プレートメイル着ていれば勝負できたかも知れないけど（苦笑）。
サンドロ：この装備じゃ無理だね（笑）。
アーティ：だからこっちには足跡が無かったんだな。
サンドロ：よし、引き返そう。
ＧＭ：（まだ ＜センス・マジック＞ の効果時間内かな） アーティが見ると、奥の扉と部屋全体が光っているね。
サンドロ：何かあるな。
ＧＭ：で、君達がここで足踏みしていると、今来た通路の先で足音が聞こえてくる。見ると、数人のヨゴの民が一目散に通路を右に曲がっていくね。
クロウ：何でだ？
ボーデル：やっぱり右でよかったんだよ（笑）。
サンドロ：俺ら無駄道くいまくり（笑）。
終末の民の遺跡 ： 右の通路
ボーデル：では戻って、右に行こう。
ＧＭ：ここにも同じような石像がある。
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○：柱　■：石像
アーティ：光ってはいないんだね？
ＧＭ：魔力は無いね。
サンドロ：駆け抜けるように進もう。
ＧＭ：では、その先の部屋で終末の民とヨゴの民が１人ずつ倒れている。
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　┃　　死┗━━┓　　
　┃　上　　　　┃　　
　┃死　　┏┓　┃　　
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○：柱　　■：石像　　死：死体　　上：上り階段
サンドロ：上に上がるぞ。
ボーデル：ダッダッダッダッダッ。
終末の民の遺跡 ： ２Ｆ
ＧＭ：ではこの部屋は、壁一面にミイラが入る棺の様な物が並んでいる。
クロウ：うわぁ怖。
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　　　　　下　　◎┃
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○：柱　　◎●：棺　　下：下り階段
サンドロ：足跡は通路の方に続いている？
ＧＭ：続いてるね。
ボーデル：じゃあズダダダダ～。
ＧＭ：あ、クロウは『シーフLV＋知力B』で。
クロウ：え？　（コロコロ）９だから『18』。
ＧＭ：この部分（◎の棺）、開きそうですね。
クロウ：「みんなーこれが開きそうだー。」
サンドロ：では剣を構えたまま、用心して開けよう。
ＧＭ：棺の中は通り抜け可能で、奥には通路が続いている。
クロウ：隠し通路！？
アーティ：魔力は？
ＧＭ：ない。そろそろ ＜センス・マジック＞ 切れた。
サンドロ：じゃあ･･････中に入ってバタッと閉めて。
アーティ：俺ら以外には教えないのか（笑）。
サンドロ：こっちに足跡は？
ＧＭ：ないね。
サンドロ：「ショートカット♪　ショートカットォ♪」　と言いながら進むぞ（笑）。
ボーデル：優秀なシーフがいると楽だな。
サンドロ：まったくだ。
アーティ：一番乗りか？（笑）。
クロウ：なんか･･････やだなぁ。
ＧＭ：また例の石像があるが、この部屋にも何も無い。
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　　　　下　◎※　　┃
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○：柱　　◎●：棺　　下：下り階段　　■：石像　　※：隠し扉
ボーデル：どんどん進めばいいのか。
サンドロ：進むか。
ボーデル：「行こう、ラオウの下へ。」
終末の民の遺跡 ： ２Ｆ隠し通路～大広間
ＧＭ：大広間に出たね。で、ヨゴの民と終末の民が戦闘している。
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━━┛│　　　ヨゴの民　　　　│┃　　┃○　　┏━━━┛
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　　　│　○　終末の民　　○　│┃　　　┃　┃　　　　　
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　　┃│　　　　戦闘中　　　　│┃　　　┃　┃　　　　　
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　　┃　　　　　３Ｆへ　　　　　┃　　　　　　　　　　　
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○：柱　　■：石像　　※：隠し扉
ボーデル：他に何かある？
ＧＭ：下の方に上りの階段があるね。図で表すのが難しいけど、左右から回り込んで途中にエントランスがあって、折り返すタイプの階段だ。
サンドロ：よし、じゃあ我々はそっちに走ろう。
「展開！」とか叫んで、別れて柱の左右から回り込むように（一同笑う）。
ボーデル：なぜいちいち無駄なことを（笑）。
ＧＭ：では、ヨゴの民が君達に向かって訳の分からない言葉を叫びつつ、『行け行け行け！』というジェスチャーをするね。
アーティ：じゃあこっちもジェスチャーで返そう（笑）。
サンドロ：こう腕をブンブン振ってだ（笑）。
ＧＭ：『聖剣伝説２』でボス戦に勝利した時みたいにね（笑）。
デデデ、デデデデ、デッデデー♪
ボーデル：武器レベルゲット！
ＧＭ：それ、鍛えるまで役に立たないじゃないか（笑）。
サンドロ：この状況じゃ意味がねぇ（笑）。
ボーデル：ここが最前線だった感じかな？
サンドロ：階段を駆け登って上に行く。