サイン入りハンマーを探せ
ボーデル | : | 第一案としては、コムルーン氏から何とかしてサイン入りのハンマーを譲ってもらう事かな。 第二案としては、“闇市” で何とか探す(笑)。 |
アーティ | : | これまで “闇市” を回ってきたけれど、ハンマーってそんなにあるもの? |
GM | : | ないことはないよね。十得ハンマーとか見かけたし。 |
ボーデル | : | 十得ハンマーってどんなハンマーだ(笑)。 |
アーティ | : | 全部ハンマーなのね(一同笑う)。 |
ボーデル | : | とりあえず、狙いは装飾が凝っている奴よりかは実用性のある物だな。 |
GM | : | では闘技場です。流石にもう夕刻です。 |
ボーデル | : | ハンマー尋ねて3千里てか。はてさて、会ってもらえることやら。会いたいってファンはいくらでもいるだろうからな。 |
ボーデルの予想通り、一見さんが簡単に会うことはできなかった。 | ||
ボーデル | : | うーむ、何かツテがないものかのう。 |
クロウ | : | 闘技場のオーナーは? |
ジャック | : | 「ラーハインツ卿なら都合つけることもできるだろうけど、そうするとラーハインツ卿に借り・・・・・・迷惑をかけてしまうからな。」 |
ボーデル | : | うーむ、それは気が引けるな。 |
アーティ | : | この際、ゴワスが試合を申し込んだらどうだ?(笑)。 |
ボーデル | : | それもなあ・・・・・・。ちなみに “セントラル” の規模は? |
GM | : | “ツイスター” 程じゃないにしても、それなりに大きな闘技場だよ。 |
サンドロ | : | お前がやらんなら、私がやるしかないだろう。変装して試合を申し込んでみるか(笑)。 |
ボーデル | : | “大会優勝者” って肩書きを利用すれば何とかなるかもな。 |
サンドロ | : | いったん “闇市” でも探してみるか。 |
ボーデル | : | そうだね。ここは二手に分かれて探ってみるかね。奥の方の店でいわく付きのハンマーとかをね。 |
クロウ | : | 奥に行くなら全員で行った方がよさそう。ってかさ、もっとコムルーンさんについて情報を仕入れてみない? |
ボーデル | : | 正論。 |
アーティ | : | だから、コムルーンに関する情報を仕入れてくる(笑)。 |
サンドロ | : | お前が(笑)。 |
クロウ | : | あ、あたしか・・・・・・(笑)。 |
ボーデル | : | ギルドへゴーだね。 |
GM | : | パーティの全財産を持って(一同笑う)。 |
アーティ | : | 待て待て待てそれはイカン!(笑)。 |
ボーデル | : | では、クロウはギルド、ワシらは闘技場で聞き込みをしてみよう。 |
GM | : | 観客に「酒奢ってくれたら話してやるよ。」って言われて、無一文で何もできないのな(一同笑う)。 |
サンドロ | : | “闇市” 抜けたら返してもらうわボケェ(笑)。 |
アーティ | : | がま口に入れて首から提げておくから(笑)。 |
顔役 | : | 「なんでも聞いてください。」 |
クロウ | : | 「“セントラル” 闘技場に所属している、コムルーンさんについて聞きたいんですけど。」 |
顔役 | : | 「50でいいッスよ。」 |
クロウ | : | 払います。 |
顔役 | : | 「“セントラル” の人気剣闘士ですね。彼のスタイルはオーソドックスで、あらゆる武器に精通しているため、目の肥えたファンが多いです。そして、試合で使用した武器にサインをしてオークションに出すのが恒例となっており、収集家の評判もすこぶる良いよ。」 |
アーティ | : | ハンマーだけではない? |
顔役 | : | 「いろいろな武器を使用するそうだよ。もちろん、ハンマーも使う。そんなマニアックな武器を使う者はそうそういないから、ハンマーを使った試合はコムルーンのものが大半を占めるね。」 |
クロウ | : | そうなの? |
GM | : | ハンマーなんて、使わされたら罰ゲームくらいの扱いなんじゃない? 「なんだよ、今日はハンマーで戦えってか! ツイてねえ!」 とか。 |
アーティ | : | 確かに(笑)。 |
GM | : | そして聞いた感じだと、コムルーンのレベルは4LV位かなと思った。 |
クロウ | : | へー。 |
アーティ | : | 看板って言ってもそんなものなの? |
GM | : | 別に強い奴ばかりが人気があるって訳じゃない。闘技場って結局はミスマッチを防ぐために同じレベルで対戦させるから、その中で勝ち続けてれば人気も出るんだ。後は個人の華とかそういうのだろうね。 |
アーティ | : | なるほど。強さ以外にも人気の要素があると。 |
クロウ | : | 「今使っている武器は?」 |
顔役 | : | 「毎回変わるから何ともね。その日の試合で使用する武器も、その場にならないと分からないよ。サプライズの演出になってるからね。武器も出し物のひとつなんだ。 奴ほどの人気があれば、使う武器を決めることも可能なんだろうが、その辺、彼はファンサービスを心得ているというか、何でも使ってくる。」 |
アーティ | : | ちょっと面白い武器使ってみよう的な。 |
GM | : | 『俺はこの武器だって使いこなせるぜ!』ってなわけで、何なら “ルーファスに憧れている” なんて裏設定があってもいいかもね。ルーファスはあらゆる武器であらゆる敵に勝った人物だから。 |
サンドロ | : | ということは、場合によってはネット対決とかあんの?(一同笑う)。 |
GM | : | どういう勝負だよ(笑)。 |
アーティ | : | ダメージ入んねえじゃん(笑)。 |
サンドロ | : | カーン! (ネットを投げる仕草)「はあッ!」 |
アーティ | : | サンドロ捕獲成功! 勝利!(一同笑う)。 |
GM | : | そんなものはない!(一同笑う)。 |
クロウ | : | 「武器のオークションが行われている場所はどこですか?」 |
顔役 | : | 「試合が終わった後に、闘技場施設の一室で行われるケースが大半だけど、非合法なら “闇市” にもあるよ。」 |
アーティ | : | ハンマーを買おうと思ったらやっぱりオークション? |
顔役 | : | 「“闇市” で普通に売られているよ。転売する奴がいるからね。 それが嫌なら、北側にある大手雑貨屋 “オーテ” でも取り扱いがあったはずだ。コムルーンとは言わず、いろいろな剣闘士の商品を取り扱っている。ま、こっちは割高だけどね。」 |
アーティ | : | コムルーンのハンマーの使用率ってどのくらい? |
顔役 | : | 「どんな武器も満遍なく使うからね。ハンマーだけだと1割ってところじゃない?」 |
サンドロ | : | 今日は剣、今日は槍、今日は斧・・・ってな(笑)。 |
顔役 | : | 「ちなみに、コムルーンのサイン入り武器の中で、一番高い値がついているのはブラックジャックだ。」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | そんな物でも戦ってんのか。ベチーンって(笑)。 |
ボーデル | : | 本人と接触するより、“闇市” で買う方が簡単そうだな。 |
顔役 | : | 「そうだなあ。サイン入りの武器を探すんなら、忠告があるんだが。いくら出す?」 |
クロウ | : | 「えっと、50で。」 |
顔役 | : | 「サイン入りのグッズを買うのなら、ちゃんと証書付きの物を買った方がいいぞ。」 |
クロウ | : | そんなのあるの(笑)。 |
サンドロ | : | 偽物が転がってるのか(笑)。 |
顔役 | : | 「北側にある “オーテ” なら、まず確実に証書付きの本物だがね。」 |
アーティ | : | でも、そんなところで扱われてる奴なんて、ピッケルに買われちゃってそうだけどね。 |
クロウ | : | 「ピッケル伯爵については?」 |
顔役 | : | 「50で。筋金入りのハンマー愛好家として、その筋では名を知らぬ者はいないとされている人物だ。」 |
我ながらどの筋だか分からない。 | ||
顔役 | : | 「飾りのハンマーよりかは実用的なハンマーの方が好みらしい。今はコムルーンという剣闘士がお気に入りのようだよ。」 |
ボーデル | : | 完全にこの道しかないような感じだな。 |
顔役 | : | 「剣闘士の試合も、互いに鎬を削るような熱い試合が好みのようだ。一方的な試合には興味がないらしい。」 |
サンドロ | : | コムルーンと個人的に接触が持てると楽しいんだけどな。 |
ボーデル | : | しかし、接触する方法があるかな。聞いてみるか。 |
顔役 | : | 「コムルーンと? うーん、個人スポンサーになるとかかな。ただし、すでに引く手あまただろうから、相当多額の献金が必要だろうね。 一番簡単なのは、“セントラル” に所属しちまうのが時間はかかるだろうが確実だろうな。」 |
サンドロ | : | とりあえずこんなところか。 |
クロウ | : | 「じゃあ、ありがとうございました。」 |
サンドロ | : | コムルーンの噂を聞いてみよう。 「どんな剣闘士なんだい?」 |
GM | : | では観客から聞いた。 とにかく体格が良いらしい。つまり、能力値が軒並み高いと思ってください。頭もそう悪くない。 |
サンドロ | : | ボーナス修正して5LV相当と見ていいかもしれない。 |
GM | : | ボーナス『+3』とかがゴロゴロしてるわけじゃないけど、一般人の平均(10~11)は軽く超えていると思ってくれていい。 |
ボーデル | : | うむ。 |
GM | : | で、ガッシリ系のイケメンだ。アメコミで主役張れるタイプだね。様々な武器を器用にこなせるので、観客の話を聞いても人気は高いですね。嫌いって言う人はそういない。 |
サンドロ | : | 万能系の戦士か。 |
GM | : | とにかく、負けないしね。 |
ボーデル | : | なるほどね(笑)。 |
サンドロ | : | 試合の予定表とか分かるかな? 分かるなら見てみよう。 |
GM | : | じゃあ、レーティング (0) で。 |
アーティ | : | (サンドロに促されて)俺か? じゃあ(コロコロ)『9』。 |
GM | : | 3日後だね。 |
アーティ | : | 遠いなあ。 |
GM | : | アーティは何か探すの? |
アーティ | : | とりあえずハンマーだよ。 |
GM | : | じゃあ、どの辺で探すかと、2D6を振ってみて。 |
アーティ | : | とりあえず浅いところで。(コロコロ)1ゾロー(笑)。 |
GM | : | ハンマーが見つかったよ。コムルーンのサイン入りだ。 |
アーティ | : | 鑑定してみたい。 |
GM | : | なら、『マーチャントLV+知力B』で振ってくれ。 |
アーティ | : | あ、そっちか。(コロコロ)『8』。 |
GM | : | なら、本物だと思ったね。 |
ボーデル | : | 証書だ! 証書を調べるんだ! |
サンドロ | : | 残念ながらこいつは知らん。 |
アーティ | : | 安心しろ、金持ってないからそもそも買えん(一同爆笑)。 店の位置だけ覚えて帰ろう。 |
店主 | : | 「貧乏人に用はねえ! 冷やかしなら帰れー!!」 |
店主 | : | 「金のないハーフエルフが来ていい場所じゃねえんだよ!」 |
アーティ | : | <ファイアボール>(一同笑う)。 |
GM | : | では、一旦合流と。 |
ボーデル | : | 情報交換して仕切り直しだ。さてどうするか。 |
アーティ | : | やっぱり、コムルーンからゴワスに鞍替えしてもらった方が早いんじゃないの? |
ボーデル | : | いやいや、そんな長期間戦わないから(苦笑)。 |
サンドロ | : | いいからゴワスになっちゃえよ。 |
ボーデル | : | ゴワスはもう消えたんだよ(一同笑う)。 |
アーティ | : | けど、結構すんなりいけそうじゃない? |
ボーデル | : | ボーデルとしてはこういうことはあまりしたくないからね。 「顔を隠して戦うなど言語道断!」 つまり見世物になるつもりはない。 |
アーティ | : | ゴイスの為なんだから(笑)。 |
サンドロ | : | ポスターもできるよ。 『帰ってきた! あの伝説の英霊となった男が、傷を癒し再びこの地へ!』 |
ボーデル | : | まず “闇市” でハンマーを探すとか、正規の努力をしようよ。いきなり裏技使おうとするのはおかしくない?(笑)。 |
GM | : | ああでも、“闇市” を歩き回っていた時、そこら中でゴワスやブレイドの話題が聞こえてきてたよ。 |
アーティ | : | 凄いな(笑)。 |
サンドロ | : | そりゃ、トーナメントの翌日とかだもんな(笑)。 |
ボーデル | : | 話が広がってるな(笑)。 |
サンドロ | : | では、私は北側の店 (オーテ) に行こう。ボーデルも来なさい。 |
ボーデル | : | アイアイ。 |
サンドロ | : | ボーデル、スマンがもう 2,000ガメル貸してくれ。 |
ボーデル | : | はいよ。ガシャコガシャコ、チーン。 |
GM | : | どこから出した(笑)。 |
ボーデル | : | 胸の金庫から(一同笑う)。 |
アーティ | : | “闇市” の深いところには行かないの? |
サンドロ | : | お前らが行け。 |
アーティ | : | そんな危険なところ、バラで行かせるなよ(一同笑う)。 |
クロウ | : | 本当だよ(笑)。 |
ボーデル | : | 基本的には暴力はご法度だから大丈夫じゃ。 |
アーティ | : | 砂漠の民とかいたじゃないか。 |
サンドロ | : | 大丈夫、3ラウンド凌げば終わりだから(一同笑う)。 |
GM | : | では先に “闇市” からやりますか。どうぞ。 |
クロウ | : | はい。まずは探すか。 |
アーティ | : | 問題はマーチャントでの判定なんだけど(苦笑)。 |
GM | : | じゃあサインは穴が開くほどチェックしたということで、『シーフLV+知力B』で『目標値:18』で。 |
クロウ | : | 探さなくていいの? |
GM | : | さっきの店だろ? |
アーティ | : | さっきの店はいいよ。どうせ偽物だし(一同爆笑)。 |
クロウ | : | 酷い(笑)。 |
GM | : | じゃあ探すなら、深さ決めて2D6振ってくれ。 |
アーティ | : | 今度は中腹を探そう。 |
クロウ | : | (コロコロ)『11』。 |
GM | : | ではコムルーンのサイン付きハンマーを発見しました。2,500ガメル。 |
クロウ | : | 安いね。 |
GM | : | 通常 5,000ガメルのところ、大特価で50%オフって書いてある。 |
クロウ | : | なんだそれ? |
ボーデル | : | まあ、そのままだよね(一同笑う)。 |
サンドロ | : | そのままだよ(笑)。 |
クロウ | : | だよね(笑)。 |
アーティ | : | じゃあ、店員に聞こう。「これ、証書とか付いてる?」 |
店員 | : | 「あーこりゃーすいませんねー。こいつは手違いで証書が無くなっちまったんでさー。」 |
アーティ | : | 「ちょっと手にとって見てもいいかな?」 |
店員 | : | 「どうぞどうぞ。今ならお安くなってますよ。なんと50%オフ!」 |
アーティ | : | どう見ても偽物っぽいな。じゃあ鑑定。 |
クロウ | : | (コロコロ)『19』。 |
調べた結果、サインは偽物であることが判明。 他には、魔法のハンマーがあるとの事だったが・・・・・・。 | ||
GM | : | アーティが持つとちょうどいい重さだね。 |
サンドロ | : | 新しいな。ハンマー持って戦うソーサラーだぜ(一同爆笑)。 (両手で掲げ上げて)「はああ~! 万物の根源たるマ~ナ~よー!!」 |
GM | : | ミョルニルとかそんな名前が付きそうだな(笑)。 |
アーティ | : | <センス・マジック> だけしておくか。 |
カッツェ | : | 「分かりましたご主人! <センス・マジック>!!」 |
アーティ | : | なんでお前が使うんだよ!(一同笑う)。 |
カッツェ | : | 「だって、どうせあっしの精神点から使うんでしょ?」 |
アーティ | : | あ、そうだった。自分の精神点減らしてた。 |
カッツェ | : | 「え? 忘れてたの? 言わなきゃ良かったー!!」(一同笑う)。 |
当然、<センス・マジック> にはピクリとも反応せず。 | ||
アーティ | : | 「すげぇ魔法だ。まるで <シール・エンチャントメント> がかけられているようだ。でもいらね。」 |
店員 | : | 「そうですか。ではまたのお越しを。」 |
サンドロ | : | こういうミーハー物ってさ、もっと浅いところを探した方がいいんじゃないか? |
その後、浅い辺りも捜索するも、見つかったのは必要筋力【26】の超巨大ハンマー。 | ||
サンドロ | : | こ、これが伝説の・・・・・・ドラゴンスレハンマーか(一同笑う)。 |
GM | : | 全然言えてない(笑)。 |
ボーデル | : | “サイクロプス殺し” とか異名がありそうだな(笑)。 |
GM | : | 1,500ガメルだよ。 |
店主 | : | 「これはお勧めですよ! これがあれば街の人気者間違いなし! 玄関に飾っておけば、きっと待ち合わせ場所に使ってくれますよ!」 |
サンドロ | : | キ×××屋敷(笑)。 |
アーティ | : | いらねえ(笑)。すぐには売れないだろうから、店だけ覚えておこう。 |
GM | : | では、大手雑貨屋のオーテに着きました。ここは店名の通り雑貨を扱っているのですが、2階に有名人のサイングッズを扱っております。 |
ボーデル | : | うい。じゃあ目を通してみようかの。 |
GM | : | コーナーがあるわけじゃないけど、コムルーンの商品は多めだね。当然、ハンマーもありました。 |
サンドロ | : | 中にはジョージィとかのサイングッズもありそうだな。 |
GM | : | ジョージィはそういう事はしないかな。 |
サンドロ | : | 腕一本で食っていくタイプか。 |
アーティ | : | もう一人のやつ? ルーカスだっけか。 |
GM | : | それはいくらでもありそうだな(一同笑う)。 |
探したところ、コムルーンのハンマーは3つ見つかった。 『証書付き・使い込まれた小型ハンマー』 2,500ガメル 『証書付き・装飾の施された未使用のハンマー』 8,000ガメル 『証書付き・宝飾に彩られた豪華なハンマー 若干使用感あり』15,000ガメル | ||
アーティ | : | ハンマーに宝石付けんな(笑)。 |
ボーデル | : | この中では、最後のが一番良さそうだが・・・・・・高いな。ルキアル殿に預けた金はどうなったかな(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 売れそうにはないからいいけどな。 |
ボーデル | : | 一般人にとって、ハンマーに150万円は出せないだろ(笑)。 |
店員に尋ねたところ、 『ピッケル伯爵は月1程度の頻度でやってきて、適当に1つ2つ買っていく』 『ピッケル伯爵にとって、この手のグッズはいくらでも持っているから興味は薄い』 『どれもピッケル伯爵のツボにはヒットしない』 『それでもピッケル伯爵はなんとなくで買っていくと思われる』などの情報が得られた。 | ||
ボーデル | : | 「店員殿はずいぶんピッケル伯爵の好みに詳しいようじゃな。伯爵の真の好みとはどのへんかな?」 |
店員 | : | 「理想で言ったら、この 15,000の美しいハンマーが、2,500のハンマーほどに使い込まれていたらドストライクでしょうね。」 |
アーティ | : | なかなか見つからないね。 |
店員 | : | 「ピッケル伯爵でしたら、コムルーン氏以外のハンマーも購入されますよ。それと、珍しいハンマーなんかもよく買い求められます。この間も相当珍しいハンマーを購入されたとか。」 |
ボーデル | : | うははは(笑)。 |
サンドロ | : | だってよ! おい! |
アーティ | : | 古代王国時代に魔術師が使ったハンマーを探すか(笑)。 |
ボーデル | : | いや、そんなものはない(断言)。 |
サンドロ | : | 場合によっては、“古代王国への扉”亭の人が使ったハンマーで手を打ってもらおう(一同笑う)。 |
店員 | : | 「有名選手の使用したハンマーでしたら、ピッケル伯爵は喜んで購入されるでしょうね。それこそ、ジョージィ氏のような。そんなことはまずありえないでしょうけどね。」 |
サンドロ | : | そりゃあな(笑)。よし、ルーカスにハンマー使わせようぜ(笑)。 |
店員 | : | 「ルーカス氏? でも彼は最近落ち目ですよね。」(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 一回負けただけで落ち目なんだ(爆笑)。 |
アーティ | : | (サンドロを指差して)原因(笑)。 |
店員 | : | 「オーナーとイカサマして勝たせてもらってた剣闘士でしょう?」 |
サンドロ | : | ああそうか、不正が発覚したんだったな。 |
アーティ | : | そりゃ落ちるな(笑)。 |
店員 | : | 「それだったら、先日のブレイド氏や、“伝説の” ゴワス氏なんてのは、今一番熱いですよ。」(一同笑う)。 |
サンドロ | : | やっぱり出ろって事なんじゃないか(笑)。 |
ボーデル | : | えーマジで(笑)。 |
アーティ | : | それが一番早そうだよ(笑)。 |
サンドロ | : | ではいったん集合するか。 |
サンドロ | : | じゃあ今後の方針を決めよう。まずその1としては、“闇市” の深いところでいわくつきのハンマーを探してくる。ただし、これはクロウとジャック、そして <アナライズ・エンチャントメント> のアーティがセットであること。 |
ボーデル | : | うむ。 |
GM | : | それ聞いてて、ジャックは大あくびだよ。 |
ジャック | : | 「まだ私つきあうの? 飽きたよ。」(一同笑う)。 |
アーティ | : | メリットないものね(笑)。 |
ジャック | : | 「ガラーナじゃだめなの? あいつだってシーフだよ。」 |
サンドロ | : | シーフ云々じゃないんだ。あいつがいると揉め事しか起きなくなる(一同笑う)。 「申し訳ありませんが、あと1日だけお願いします。」 |
ジャック | : | 「腹減った! ごーはーん! ごーはーん!」 |
アーティ | : | 「マスター! こちらの方にごはん!」(笑)。 |
サンドロ | : | 「おいゴイス、ほら、お前のポケットマネーで払え。ああ、それすらもねえのか。」(笑)。 |
クロウ | : | 非道いよ(笑)。 |
サンドロ | : | その2としては、結局はどちらかが闘技場で戦う。 |
ボーデル | : | まあ、認めざるを得ない状況になってきておる(笑)。 |
サンドロ | : | で、そのとき使ったハンマーに(コムルーンの)サインしてもらえばいいだろ。 |
クロウ | : | ゴワスのサインって選択肢は? |
ボーデル | : | これ以上、一肌脱がされるの(笑)。 |
アーティ | : | いくら脱いでも、いくらでもあるだろ(一同笑う)。 |
サンドロ | : | 皮と肉ならいくらでもあります(笑)。 |
ボーデル | : | 非道い~(笑)。 「その場合、オーナー殿と話さねばならないだろうなあ。」 |
ジャック | : | 「そんなの、ウチの大将に言えばいくらでも食いついてくるよ。あの人、そういうの大好きだからね。」 |
サンドロ | : | どちらにしろ、変装道具を借りにもう一度会う必要があるだろう。 |
ボーデル | : | ・・・・・・やるか。 |
サンドロ | : | やろう(笑)。 |
アーティ | : | ボーデルの筋力って【20】だよね。さっきの必要筋力【26】のハンマーあったじゃん? <ストレングス> かけたら持てるんじゃね(一同爆笑)。 |
サンドロ | : | 恐ろしい(笑)。 |
GM | : | 新しい伝説が生まれるだろうね。 |
ボーデル | : | 生まれそうだな(笑)。 |