一瞬の油断が･･････

ゴワス：は～、２回攻撃か･･････。派手だろうなあこの戦闘（笑）。
ＧＭ：ラグナカングが突っ込んできたので、距離は『10メートル』になっています。
アーティ：いきなり殴り合えるな。
ＧＭ：では情報です。ラグナカングの敏捷度は【10】なので、なんとそちらの先攻になります。
一同：おお～（笑）。
ブレイド：ボーデルの方が早かった（笑）。
ROUND - I
ゴワス：先制攻撃～。でも生命点はいくつ？
ＧＭ：『30』あるよ。
クロウ：高いね。≪強打≫ するの？
ゴワス：≪強打≫ だよ。ゴワスは一撃粉砕が得意技でしょ（笑）。
シッカイ：「おおっと！　ゴワスも行ったぞ！」
ゴワス：「うわっちゃあ！」（コロコロ）普通。『18』。
ラグナカング：こっちは基準が『5』だからな。当たった。
ゴワス：（コロコロ）7。レーティング (25) だから、『17』点。
ＧＭ：ということは『7』点来たね。
ラグナカング：「グッヘェ！」
ブレイド：このペースなら5発だな（一同笑う）。
ラグナカング：では、牙と爪で飛び掛ってきます。まずは噛み付くぞ。ビッシリと牙の並んだ口が開くと、ニチャッと毒混じりの唾液が糸を引く。ではガチンと噛み付いた。（コロコロ）７だから、『13』。
ゴワス：（コロコロ）10！　惜しい。
ラグナカング：ではガブリと。『17』点。
ブレイド：結構でかいぞ。
ゴワス：（コロコロ）６ゾロ！　カンッ！（一同爆笑）。
ブレイド：ええっ（爆笑）。
ゴワス：『18』点弾いた。
ＧＭ：完全に防いだね。
ゴワス：ちょっと派手な防ぎ方だろうね（笑）。
ＧＭ：左腕を口に突っ込んだんだろうね。ガリガリギリギリギリッと。
アーティ：そのままあやせ（笑）。
ラグナカング：しかし今度は爪だ。腕を咥えたまま、そのがら空きの横っ腹を薙ぎ払う。（コロコロ）『16』。ダメージは『16』点。
ゴワス：（コロコロ）これは当たった。（コロコロ）１１、『17』点弾いた。
ＧＭ：ということは、頑丈な鎧の表面を爪が滑ったか。
シッカイ：「おおっと！　いきなりがっぷり四つ！　がっぷり四つです！　ここからどうなるのでしょうか！！」
ROUND - II
ゴワス：また ≪強打≫ 「ウワッツ！！」（コロコロ）７、普通だな、『18』。
ラグナカング：全く避けられない。
ゴワス：「ホォォリャ！！」（コロコロ）８で、『19』点。
ラグナカング：あーい。横っ腹に『9』点食らってよろめいた～。
ブレイド：もう半壊したぞ（笑）。
ゴワス：次から ≪強打≫ は止めた方がいいかもしれない（苦笑）。
アーティ：盛り上がってる？
ゴワス：こりゃあ一方的な戦いだ！　まずいな！
ブレイド：でも、避けずに食らい続けてるからな（笑）。
アーティ：ある意味盛り上がるんじゃない？
ＧＭ：こっちの攻撃は打撃点『17』の『16』だし、見た目にも凄まじい一撃だよね。それを正面から受け止めてるんだから、見栄えだけはするんじゃないかな？　ダメージ無いから一方的だけど、見た目には互いに全弾ヒットな訳だし。
ゴワス：それだといいけど。見る人が見れば「あの一撃を防いだか！」とかなるのかもだけど。
ラグナカング：では噛み付きで『16』。
ゴワス：（コロコロ）１ゾロ。いいところで出たな（笑）。
観客：「キャアアアア！！」
ＧＭ：客席から悲鳴が上がる。ダメージ『17』点。
ゴワス：（コロコロ）9。ああまた『17』点弾いた（一同笑う）。
ブレイド：かってぇぇぇ（笑）。
ＧＭ：ラグナカングは噛み付いた左腕を食いちぎろうとしたが、ガリガリと表面を削っただけだ。
ゴワス：思った以上に爆発してるぞ。おかしい。
ラグナカング：続いて爪（コロコロ）『17』。
ゴワス：当たった。（コロコロ）弾いた。
ブレイド：通らねえ（爆笑）。
アーティ：4発ヒットして防いでるよ（笑）。
ゴワス：違う意味で回避してしまっているぞ（笑）。
ROUND - III
ゴワス：怖くなってきたから通常攻撃（笑）。
ブレイド：≪強打≫ を止めた（笑）。
ゴワス：（コロコロ）うわー低い。
ブレイド：････････････おい、達成値を出せよ（笑）。
なんで当たる前提なんだよ（一同爆笑）。
ゴワス：出すよ（笑）。『16』。
ラグナカング：全然当たるよ。
ゴワス：（コロコロ）７で、『15』。
ラグナカング：「ギャアアアアアッ！！」
胸が『5』点分陥没して思わず悲鳴を上げる。泣きそうになりながらも噛み付きます。（コロコロ）『17』
ゴワス：６ゾロのみ。（コロコロ）食らった。（コロコロ）
アーティ：おっ！
ゴワス：これはとうとう来たぞ。『14』点防いだ。
ＧＭ：では毒でヌラヌラ光る牙が腕に突き刺さった。抵抗目標値『13』。
ゴワス：（コロコロ）抵抗成功。
ラグナカング：（コロコロ）あれ？　『6』点･･････。
ゴワス：カンッ！（一同笑う）。
ＧＭ：うん、まあそうね（一同爆笑）。解説者だけがやたらと興奮してるね。
シッカイ：「うわああああ！　デーモンの牙には即死級の猛毒が！　大丈夫かゴワス！！！？」
ＧＭ：とか叫んでるけど。
ゴワス：ケロっとしてる（笑）。
ＧＭ：観客席がざわつくね。
観客：「なんだ･･････そんな猛毒を食らったってのに、何ともないみたいだぞ･･････？」
ゴワス：どんどん人間離れしていくようだねえ（笑）。
ブレイド：元々人間じゃねえ（笑）。
ラグナカング：爪の一撃が『18』。いやこれ、かなりの攻撃だよね。玄人にしか分からないかもだけど。
ゴワス：ぬお（コロコロ）当たった。（コロコロ）４。とうとうドーピングが切れたようだな。『11』点防いだ。
ＧＭ：じゃあ、ダメージ『5』点だね。
アーティ：そろそろ本気出せよ（笑）。
ＧＭ：これは結構削られたね。ラグナカングの執拗な攻撃が実って、それぞれ鎧の隙間に入り込んだ感じか。
ROUND - IV
ゴワス：ダメージも食らったし、ちょっとヤバそうなので ≪強打≫ でいきます。（コロコロ）『16』。
ラグナカング：引きつけられていたからかわせないね。
ゴワス：ダメージ（コロコロ）6。『16』点。
ラグナカング：では、『6』点食らって残り『3』だね。
即頭部を打たれて「ギャアッ！」と悲鳴を上げたよ。君から剥がれた牙から、毒と鮮血の入り混じった液体をほとばしらせながら、もう一度顔面に噛み付こうとするよ。局部狙いだ！
ゴワス：怖い（笑）。
アーティ：そんな知能あるのか？
ゴワス：そりゃ、デーモンだから知能は高いよ（笑）。
ラグナカング：まあ、演出で言ってみただけで通常攻撃だ。（コロコロ）『15』。
ゴワス：ほーい（コロコロ）当たり。（コロコロ）コンッ！（一同笑う）。
アーティ：またか（笑）。
ラグナカング：続いて爪。（コロコロ）『19』
ゴワス：振る気も起きない。（コロコロ）当たった。
ラグナカング：鋭い攻撃なんだけどなあ。『16』点。
ゴワス：鋭いって意味ならそうだろうね。（コロコロ）おおー！
アーティ：うおっ！　１ゾロ！
ブレイド：『16』点！　ヤバイ！　残り『3』（笑）。
ゴワス：ガッツリ来たぞ。痛い。これは番狂わせだ。
ＧＭ：鎧の隙間に入った感じかね。
ゴワス：そだね。相手も『3』だ、丁度いいかもね。
ＧＭ：その噴水のような、普通の人なら確実に死んでいる量の出血を目の当たりにして、闘技場は悲鳴に包まれるよ。
シッカイ：「うわああああ！！　ゴワスがあ～！！」
観客：「わあああああああ！」　
「きゃああああああッ！！」
ジッキョー：「デーモンの爪が鎧の隙間に食い込んだ！　しかし凄いゴワス！　まだ立っている！！」
ＧＭ：あまりの惨事にパニックになって
シッカイ：「毒の影響でゴワスの動きが鈍ったもようです！」
ＧＭ：とか適当なこと言われてる（一同笑う）。
ブレイド：適当って（笑）。
ＧＭ：ラーハインツ卿がガタッと腰を上げる。ついでにピッケル伯爵もガタッ！
ROUND - V
ゴワス：本当ならここは ＜キュアー・ウーンズ＞ を使うところなんだけどね（笑）。
ブレイド：いいや、ここは ≪強打≫ で終わらせるべきだ。
ゴワス：≪二回攻撃≫ ができれば嬉しいんだけど、これはバランスの悪い武器だから無理。
ここは ≪強打≫ で行きましょ。これは気合を入れて（コロコロ）『20』。
ラグナカング：（コロコロ）11。いい目降ったんだけどな、届かない。
ゴワス：ダメージ（コロコロ）６で『16』点。
ＧＭ：じゃあ『6』点食らって『－3』だ。
ゴワス：（ガッツポーズ）
ＧＭ：では、ハンマーの一撃を受けたラグナカングの頭は首から千切れ飛び、壁際までゴロゴロゴロッと転がっていった。
ゴワス：互いに攻撃が一発も外れない戦いだった（一同爆笑）。
ブレイド：しかも互いにボロボロだ（笑）。
アーティ：これ結構いい試合だったよね（笑）。
ＧＭ：デーモンが可哀想なくらいだったものな（笑）。
ブレイド：勝手に封印されて、久々に解放されたと思ったら ＜クエスト＞ かけられて、挙句に撲殺されて終わりとか（笑）。
ゴワス：いや、デーモンにとってはある意味で良かったんだよ。
召還されて封印されたままだといつまでもそのままだけど、死ねば “魔界” に戻れるんだし。
ＧＭ：そうだね。肉体が滅びれば戻れるんだよね。
ラグナカング：（男前な声で）「ありがとう･･････私を帰してくれて･･････」（一同笑う）。
ＧＭ：じゃあアレだな。首が転がっていく時、スローモーションになって、背景に
ラグナカング：「あ･･････り･･････」
一同：「が･･････と･･････う･･････」（爆笑）。
ゴワス：ああいやだいやだ（笑）。
クロウ：すっげー嫌だ（笑）。
ゴワス：致命傷与えた相手から言われたくない（苦笑）。