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日本語で読めるマーブル玉文献はほとんど皆無だから ものすごーく貴重だぜ! アクマの囁きに耳をかたむけよう。 |
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| マーブル玉というのは簡単にいうと、外国製のビー玉です。 日本のビー玉は、「びーどろだま」の略で硝子玉のことだけど、マーブル玉は、さまざまな素材で作られたゲーム用の玉の総称。初期に多く使われた素材のひとつである大理石(Marble)から来ています。ちなみに、英語圏での呼び名はMarble(s)。後ろにBallはつきません。でも、マーブル玉って呼び方はカワイイ。どんなに繊細な作りのヤツでも、ポケットでコロコロさせてOK!って感じがよくでてる。 |
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起源については、人類の発祥と重なるのだといいます。世界各地の遺跡から、遊びに使った玉や遊戯盤などがたくさん発見されてますが、初めは木の実や自然に丸くなった石コロを使っていたんでしょう。そのあと普通の石や大理石、半貴石、粘土製のものが作られはじめて、陶磁器製、硝子製などは、かなりのちになってから登場したようです。ヨーロッパや北アメリカでの人気の高まりとともに、趣向を凝らしたものが作られるようになりました。 マーブル玉の生産自体は、時代や地域によって多様化したり衰退したりしています。日本のビー玉生産など、風前のともしびで寂しいかぎり。第一次世界大戦が勃発するまでの主要産地は、ドイツを中心とするヨーロッパでしたが、大戦で北アメリカへの輸出経路を絶たれてしまい、それを機に北アメリカでの生産が開始。ヨーロッパでの生産は衰退してしまったそうです。現在は一部のアーティスティックなものを除き、欧米でもあまり作られなくなり、メキシコやインド(半貴石のもの)が主要生産国ではあるものの、需要自体が減っているのは間違いありません。 |
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我々が特に愛してやまない硝子のマーブル玉は、15世紀のドイツの文献に記述あり。ヴェニスやボヘミアの硝子職人が、一日の仕事のおわりに、残った屑硝子を集めて作ったのが最初らしい。それは自分の子供たちのためで、商売物ではなかったようです。その後売りに出されたもは、玩具としてはいいお値段。長いあいだ、ごく限られた人々しか手にできない憧れの品だったのだと思いますが、19世紀の中頃、ドイツで硝子カット用の改良バサミが開発されたおかげで製作スピードがあがり、価格もさがって、一般の人々も手に入れることができるようになりました。前後して、機械を使っての製作も開始。しかし凝った作りのものは、半機械を含めたハンドメイドです。 ハンドメイドの品は、後述するSulphideやEnd of Dayなど特殊なものを除き、あらかじめ模様を組み込んだ硝子棒を鉄の竿につけて、回転させながらカットして作られるため、玉の上下にねじ切った跡がついています。つまり「マーブル・マーケット」のアイテム説明にある「トップに擦れ」というのは、ハンドメイドの証明というわけですね。また、硝子生地全体もねじれているし、封じ込められた気泡も、横なぐりの雨粒みたいなのが多い。コア入りタイプなんて、螺旋の美しさがもう、涙モノ。マシンメイドも、カットされた硝子種が回転するローラーの螺旋の溝を転がって、徐々に冷やされ成型されていくのだそうです。無機物のマーブル玉にも、螺旋はかかせないらしい。 その頃に作られた、素晴らしい、これぞ逸品!って品々を見るにつけ、職人技の冴えに心から感じ入るとともに、よくもまあこれを、道っぱたなんかで転がしてたもんだっ!なんて思います。そして今はコレクター・オブジェクト。時代を経て、またいいお値段に戻ってしまいました。 |
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海外、特に欧米ではコレクション・アイテムとして確立されています。主に硝子製と陶磁器製の一部が蒐集対象で、価格はモノによるけど、だいたい日本円で数百円から数10万円くらいまで幅があります。日本では扱っているところ自体が稀。某処では、美しい螺旋の入った、だけどキズもあるハンドメイドのSwirlマーブルが、1センチ前後のもので7〜9千円、もっとデカくて状態がよいものだと、2、3万円で売りに出されてたのを知っている…。 |
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