TOPICS CORNER 製作担当 河井 継之介

トピックス14号 01/11/05発行

いよいよ仮面が剥がされてきたかな?

浅井ニュースフラッシュ に面白いこと?が掲載してありましたが、いよいよこれから化けの皮がどんどん剥がされ そうです。まず一つ、政府が9月21日に発表した「改革先行プログラム」を受けて、企業 破綻1月危機説がささやかれ始めた。同プログラムの柱の一つは不良債権処理策であるが 、そのため金融庁は1月から大手銀行を対象に「特別検査」を実施するという。特別検査 とは、資産査定の厳格化が目的である。たとえば、先に破綻したマイカル向け債権はいわゆる 不良債権には分類されていなかったが、もし特別検査なるものが実施されていれば、「 破綻懸念先」いわゆる不良債権に認定されていたのは確実である。つまり、特別検査は、 ダメ企業への最後通牒となるであろう。政府内部で不良債権処理への取り組み姿勢の足並み はいまだに揃っていないお粗末さであるが、この特別査定制度は経営不安がうわさされる ゼネコン・流通業者などに引導を渡すものになるのではなかろうか。 二つめは、10月10日、自民党の大原元農相は「日本の公的債務は1000兆円。300年掛かっても 返済不可能」のタイトルで講演をおこなった。別段驚くほどのニュースでもないし、大概 の人はもう日本財政は危機状態にあること位は承知の上であるが、それにしてもやった もんだ。それによると「日本の公的債務は国・地方・特殊法人をあわせて1000兆円規模 に達し、1400兆円と言われている個人金融資産のほとんどを食いつぶしている。1000兆円 の公的債務は300年掛かっても返済不可能で、この現状を政治家・官民とももっと重く みるべきだ」と講演している。何回も聞いた話ではあるがあえて掲載しました。これでも なんとかなると思う人はご自由に。もはや手を打つには遅きに失したかもとは言え、ようやく 平和ボケの政治の世界もこの大問題に向かって言葉だけは動き始めたようである。 上記関連とは全然関係ないテーマではあるが、世界貿易センターを壊滅させ多くの死者 ・行方不明者を出した忌まわしいテロから2ヵ月近く経ったが、今日の状況と「戦争と 恐慌」の1930年代との類似性を指摘する声もある。皆さんは同見ておられるでしょうか? 私は強行派よりかやや穏健派的な浅井先生の方をと思いますのでそちらの話を掲載します。 まず世界を代表するニュヨークダウですが9月17日に取引を再開して1週間でご存知の如く 14%をもですよ下落。これは1933年7月の世界大恐慌下に次ぐ、史上第二位の下げである。 これ漠然とああ大きく下がったな。だけで流していいかな?アメリカを中心とするマネー の動きが、それまでの順調そのものから大きく変調をきたし、1930年代と同じく全世界 に悪影響を及ぼしている。今回のテロはアメリカ主導のグローバリズムへの挑戦だとしたら 第二次世界大戦を引き起こしたどこかの国が投じのアングロサクソン主導の国際秩序に 軍事力で挑戦したのと似ている。貿易取引の急激な落ち込み、デフレが世界的に進行 しつつあるのも1930年代と同じ状況。世界大戦になる可能性は極めて低いと浅井先生 は見られているが、これも色々と意見の分かれるところ。いずれにしても1990年代を はるかに超える激動の時代を迎えたことだけは間違いない。自分の生き方を鮮明に出 して、「自分は自分で守る」だけの能力・体力・それと忘れてはならないのは心眼を 磨いておこう。最後の土壇場で頼れるのは心眼でしかない。