トピックス60号 02/11/29発行

史上最高を更新し続ける銀行の国債保有高

戦略サバイバル研究所からのNEWSFLASHより掲載。
税収不足が明らかとなり、今年度国債発行枠は小泉首相公約の30兆円を最低でも3兆円は超える見込みとなった。
財政悪化が止まらないその一方で、国内銀行の国債保有額は史上最高を更新中だ。
既に80兆円を超え、81兆円に達している。
国債の保有主体別の比率を米国と比べてみると、3月末で民間銀行の保有比率は米国の場合5%。
一方、日本は23%。
銀行資産に占める国債の比率も、米国の1.5%に対し、日本は11.2%。
日本の銀行が横並びで国債を買っている構図はやはり異常である。
国・銀行(そして生保)のもたれあいの構造がいつまでも続くことはあり得ない。
掛け声ばかりの小泉政権の下、危機はじわじわと臨界点に近づいている。