トピックス74号 03/03/22発行

長期金利史上最低を更新という異常事態

戦略サバイバル研究所NEWS FLASHより掲載。
3月11日、ついに日経平均は終値で7900円を割り込み、20年ぶりの低水準となった。
(昨年12月6日、松岡 亮氏の講演で日経平均が2003年は7500円になると言われていたが、まさかと思ったが)
この株安はイラク問題と共に世の中の不安をかきたてているが、実はこの二つ以外のあまり意識されないところに歴史的な異常事態が生じている。
それこそ、国債バブルである。
3月12日、新発10年物国債利回りは史上最低を更新、実に0.71%にまで下がった。
これは、「日本の国に10年ローンでお金を貸すんだったら、年利0.71%でいいよ。信用があるから」ということを意味している。
世界史上最大の借金国家に、こんな超低金利でお金を貸すようになっているのは異常というほかない。
日本経済研究センターによれば、もしデフレから脱却し2%弱のインフレが実現すれば、長期金利は4%以上に上昇し、10年物国債の価格は約4割も下落するという。
そうなれば、借入金に苦しんでいる企業の倒産が続出するだけでなく、大量に国債を買っている銀行・生保、そして日銀は巨額の損失を避けられない。
政府・日銀は、果たして国債バブルをうまく乗り越え、デフレ不況を克服することができるのか?
状況は確実に経済破局に向かっているようにさえ感じられるのだが・・・。
財務省の高級官僚からの情報によると、財務省中枢はあの2004年4月または6月に実施予定の新円発行の際にすべてのお札を交換させ、いままでのお札は没にする計画を検討している。
交換に際してなにかやりそうだとのこと。
詳細はOMS経済レポート67号参照。