トピックス80号 03/05/08発行

ヘッジファンドによる日本売り

低金利の円を売って高金利の豪ドルやカナダドルで運用して利ざやを稼ぐ、いわゆる「円キャリートレード」。
日経金融新聞によれば、海外のヘッジファンドがこの取引を活発化させているという。
これはもちろん金利差が大きいことが誘因であるが、もし為替が大幅に円高に振れれば莫大な為替差損を被ることになる。
実際、1998年には「円キャリートレード」を行っていたヘッジファンドが、急激な円高による損失で経営破綻に追い込まれたこともあった。
そうした苦い過去があるにもかかわらず、今また「円キャリートレード」を活発化させてきているのは、彼らが日本の弱さに相当自信を持っているからのようだ。
金融の世界においては、円は保有する通貨ではなく売られる通貨になってしまっていることは間違いない。
上記は戦略サバイバル研究所NEWS FLASHより掲載。