機材あれこれ


カメラを使って初めて写真を撮ったのは4,5歳のころだと思います。何のカメラかは忘れましたが、この頃からカメラ好きだったわけです。
その後小学生の時にコンパクトカメラで遊んでいた記憶があります。
一眼レフを使うようになったのは中学生になってからで、父がもっていたニコンEMを借りて撮影を始めました。
このカメラはニコンのF3とほぼ同時期に発売されたモデルで、リトルニコンという愛称で呼ばれていたように、とても軽く小さいカメラでした。しかしながら、小刻み巻き上げも出来るのレバーの感触はとてもよく、わくわくしながらファインダーを覗いてはピントを合わせる練習をしていました。

AFの一眼レフカメラを使うようになったのはその後、大分経ってからで、高校生の時にキヤノンのEOS5を購入しました。世界初の視線入力がうたい文句のカメラでしたが、AFは気持ちいいくらいスッと合い感動的でした。5点AFエリアは使いやすく、性能的には想像以上でした。しかし、ボディの材質はプラスチックで、強く押さえるとパグパグいったりした安っぽさがあることには、だんだんと不満が感じられていきました。

現在はEOS−1Vを使用してます。このカメラはボディの作りが非常にしっかりしていて、文句のつけようがありません。しかし、AFの45点測距は多すぎて、状況によっては使いにくくもあります。AFのスピードもEOS5とそれほど変わりないと思います。ストロボもついてないので、ちょっと使いたいときには不便です。こう書くとあまりよくないカメラのようですが、撮っていて非常に気持ちのいいカメラです。なぜかはよくわからない部分もありますが、シャッター音のよさがあるように思います。「音なんて」って思う人もいるかもしれませんが、シャッターの音はカメラの材質に左右されるので、金属ボディの証でもあるのです。
購入後一年で36枚撮りで約100本のフィルムの撮影をしました。

初めてのデジカメはニコンのクールピクス5000です。とてもコンパクトな作りですが、マグネシウム合金のボディは軽いわりにしっかりしていて、また、コンパクトデジカメとしてはレスポンスがよいことが気に入りました。
画質は500万画素だけに、一昔前のデジカメの印象とはかけ離れたものです。銀塩にはまだかないませんが、気軽な撮影に重宝してます。

今欲しいカメラはEOS−1Dsです。百万近いカメラでとても買えませんが。私はこういう新しいカメラを見るとわくわくします。デジカメはフィルム代がかからないので、大量に撮影する方は案外、安い買い物かもしれませんが、私はメーカーにもっと頑張ってもらって、本当に手頃になったら買いたいと思います。