私は、人のいないところで、コツコツと努力するのが苦手でした。小学校の4年生になったとき、漢字テストが何度となく行われるようになり、点数の悪いものは居残りさせられました。そして、できなかった漢字を何回か書かされました。10回くらいずつだと思いますが、忘れてしまいました。さっさとやって帰ればいいのですが、イヤイヤやっているので、早くは帰れませんでした。それに間違いの数が多いので……。
居残りメンバーは、ほとんど決まっていて、不動の3人の1人が私でした。たまに、もう1人か2人加わるときがありますが、毎回ではありません。
家で、対策をしていかないので当然です。人前では、カッコをつけているのか、やっている振りはしますが、人がいないと一切努力をしない小学生でした。宿題はやっていくのですが……。
中学生になると、定期テストの10日から1週間前に、予定を立て、それにしたがって学習を進めていました。少しは成長したのです。ただし、予定の半分くらいしかできませんでしたが。
平均に比べれば、要領はいいほうだと思っていました。完璧とは行きませんでしたが、全教科まんべんなく、そこそこの点を取っていました。漢字だけは苦手で、読解や文法でその分を補わなければいけませんでした。漢字もやるのですが、小学校のときの負の遺産が足を引っ張っていました。
この漢字苦手の傾向は、現在も続いています。そうでした。大学在学中に就職試験を受けに行って、突然「作文」をやらされました。「この会社に入って、何をやりたいか」という題名でした。
困ってしまいました。漢字が書けません。語句を別の語句に置き換える作業を、書く前にやらなければいけませんでした。そうです。書ける漢字の語句に。疲れました。それでも、ひらがなの多い「作文」になってしまいました。
運良く(悪く?)、そこは内定をいただき、入社しました(3年後に退職することになりますが)。
できるときに「漢字」はやっておくといいですよ。「漢字検定」もありますから、それを目標にしてやると続くと思います。
漢字の習得をおろそかにした私は、漢字の書き順もいいかげんです。やっぱり、その字を覚えるときに、しっかりとした書き順に従って何度も書き、漢字を覚えるべきです。正しい書き順で書くと、そうでない場合に比べ、きれいな字になります。
確かに、パソコンや携帯メールなどが普及し、字を書く機会はへりました。パソコン上で使える手書き風のフォントもたくさん出回っています。私も“Y.OzFont”という手書きフォントを利用させてもらっています。きれい過ぎるくらいきれいです。無料で配布されていますので、利用されてはいかがですか。
それでも、美しい字を書く人はうらやましい。私が言うのもなんですが、美しい字を書くためには、書き順のほかに、次のことに注意しましょう。まず、字の大きさを揃える。漢字とひらがなが混じるときには、ひらがなを小さめに書く。そして、できるだけゆっくりとていねいに書く。そうです、気持ちを込めて書く。こんなところです。
2年になったとき、「私も何かやらねば」と、比較的やりやすそうな通信講座を申し込みました。私は山岳部に所属し、勉強よりも山にうつつを抜かしていました。みんなが勉強をやっている土曜・日曜に、山へ出かけていました。さすがに毎週は大変なので、月に2回くらい。帰って来たら、バタンキュー。添削問題も、結局1度も出しませんでした。
もちろん、クラブと勉強の両立ができる人もいます。現に、私が一番かわいがっていた後輩、この後輩とよく山に行っていたのですが、彼は京大に現役合格しましたから。
話は前後しますが、私も、「やる気になったらやるぞ」と思っていました。添削問題も、「そのうちやるぞ」と思いながら、入試を迎えてしまったのです。ちなみに、3年になったときに、その通信教育は継続しませんでした。
やっぱり、向き不向きはあると思います。私に通信講座は合いません。大学生のときは、国税専門官の試験を受けようと思い、通信講座を申し込みました。しかし、……。
「与えられないとやらない。でも、与えられたらやる」。そんな人は、通信講座に向いていると思います。通信講座にペースをつくってもらうのです。
私の塾に来てくれている生徒さんも、『進研ゼミ』をやっている子が何人かいます。定期テストの直前の講義は、自由な質問の日を設けてあるので、わからないところを質問されます。
アンケートをとって、学校の進みぐあいに応じて、教材を配布してくれるので、無駄な学習が少なくてすむようです。(中学生の定期テスト&受験対策に! いつでもどこでも学べる! 【進研ゼミのポケットチャレンジ】>>資料請求はこちらから!)
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センター試験にも、英語のリスニングが取り入れられる時代になってきました。読んで書けるだけでは、選抜されないかもしれません。「聴ける」、できれば「話せる」。こんな能力が要求されます。
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